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牛若丸
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鞍馬山のお寺にあずけられた牛若丸は、父の仇・平家をたおすため、日夜学問と武芸にはげみます。そのころ、都の五条の橋に弁慶という乱暴者が現れる。牛若丸は弁慶をこらしめようとしますが……。1937年刊を現代仮名遣いで再刊。 昭和11年より出版され、昭和の子どもたちを夢中にさせた「講談社の絵本」から、選りすぐりの名作を新編集で復刊! 日本画・童画の大家たちによる本物の絵の美しさ・丹念さをご堪能ください。 -
牛を飼う球団
前代未聞の「プロ野球×地域創生」物語。 経営難で球団存亡の危機に瀕していたプロ野球・独立リーグの四国アイランドリーグプラスに所属する球団「高知ファイティングドッグス」。しかし、若き実業家・北古味鈴太郎がオーナーに就任することで事態は大きく変わっていく。鈴太郎は前例のない取り組みで球団を活性化させ、無謀とも思える球団の黒字化を目指していく。そのなかで始めたのが「牛を飼う」ことだった――。 ●序章 異質の光景 ●第1章 運命に導かれ ●第2章 理想の町を創る ●第3章 牛を飼う ●第4章 農業事業部 ●第5章 ベースボール・ツーリズム ●第6章 最貧国からの挑戦者 ●第7章 野球好きの女医 ●第8章 「主将」と「県議選」 ●第9章 真夏のご褒美 ●終章 孫の手貸します -
うじうじ
二年連続で真打ちトライアルに失敗し、絶望と空回りの日々が続いていた。――そんなある日、師匠の志らくがぼそっと話しはじめた。立川流孫弟子として初の真打ちに昇進した立川志ら乃。家元立川談志による二ツ目昇進試験に合格し、NHK新人演芸大賞を受賞。「これで売れる」と思ったが……。うまくいかない現実から目を背けるように「まだ本気じゃないけど、いつか本気を出したらオレは凄いんだ」という逃げ口上で自己肯定し、「うじうじ」と思い悩んできた著者が真打ちにたどり着くまでの落語家人生を綴る。 -
ウジェーヌ・スクリーブ演劇に対する批判と擁護
本書『ウジェーヌ・スクリーブ演劇に対する批判と擁護』はウジェーヌ・スクリーブの「アカデミー入会演説」、テオフィル・ゴーティエの「フランスにおける演劇芸術の最近25年史」、アレクサンドル・デュマ・フィス「『放蕩親父』序文」、フランシスク・サルセー「演劇40年史(劇評)で構成されている。オギュスタン・ウジェーヌ・スクリーブ(1791年パリ生 - 1861年パリ没)は合計400作品以上を書いて上演させた19世紀を代表するフランスのヴォードヴィル作家、劇作家であり、オペラ台本作家である。しかし、日本では残念ながら、私と妻の二人が最近になって初めて翻訳に手を染めたばかりで、ほとんどどの作品も翻訳されることがなかった。現在我々が翻訳出版したのは、「スクリーブ傑作ヴォードヴィル選 『熊とパシャ・外交官』」、『貴婦人たちの闘い』、『鎖』、『水のグラス』の4冊だけである。こうした状況のなかで、日本でスクリーブを取り上げているのは進藤誠一であり、本書の成立には進藤の『フランス喜劇の研究』がガイドラインになっている。 -
ウジェーヌ・スクリーブ 劇場からパリを支配した男
オギュスタン・ウジェーヌ・スクリーブ(1791-1861)。かつてヨーロッパ全土、そして世界中を熱狂させたこの劇作家の名は、現代の日本では「オペラ台本の作者」として僅かに記憶されるのみでした。しかし、彼はヴォードヴィルからコメディ・フランセーズ、グランド・オペラに至るまで、あらゆるジャンルで「巧緻劇(Pièce bien faite)」の極致を示し、現代劇の礎を築いた巨人でした。 2020年末、著者はスクリーブの圧倒的な多産性と、その物語が持つ今日的な魅力に突き動かされ、以後、全425作品の解読と主要作品の翻訳を続けてきました。本書は、これまで日本で「空白」となっていたスクリーブの生涯と全貌を明らかにする、初の本格的評伝です。 巻末には、圧倒的な密度を誇る「ウジェーヌ・スクリーブ舞台作品一覧」を収録。さらに、デジタルエステイト社から刊行された翻訳作品の紹介や、作品世界を視覚的に体験できるプロモーションビデオへのQRコードも多数掲載しました。 19世紀パリの劇場の熱狂を支配した男の、緻密な計算と芸術的野心の結実。本書を通じて、未だ知られざるスクリーブの広大な世界をぜひ発見してください。 -
宇治十帖解読 菩提と煩悩の間でさまよう人々
この世は虚構のうえに成り立っているのか。世の中をそのように見たときに、人はいかに生きるべきだろうか。浮舟のように、身分も高く裕福で美しい男性から求められるのは、女性としての憧れだと思われがちである。しかしそれで満足できるのは愚かな人間だけだ。実はそうした中でこそ、これまで気づかなかった人間の浅ましい欲望の姿を知ってしまい、今まで信頼していた人々ももはや信頼に足るとは思えなくなる。そうした絶望の果てから確かなものをつかもうとする浮舟の姿は、現代人にとっても無縁ではない。「流される女性」というイメージが定着している浮舟だが、彼女の生き方をたどりながら、とてつもない絶望を味わったからこそ確信をもって進む道を決められたのではないかと解く一書。 -
臼
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 臼が人類の生活文化の中で果たしてきた役割を,各地に遺る貴重な民俗資料・伝承と実地調査にもとづいて解明。失われゆく道具のなかに,未来の生活文化の姿を探る。 -
「薄い財布」の社長が明かす ミニマリスト仕事術(大和出版)
グッドデザイン賞受賞・ミニマリストから絶大な支持を誇るアパレルブランドabrAsus代表の頭の中をついに初公開! ミニマリストとは単に「ものを持たない」人のことではありません。その本質は、最小限必要なものだけで、最高に充実感のある人生を目指すことにあるのです――本書では、ミニマリスト的な思考で数々の成功を収めてきた気鋭の経営者が、誰でも即実践できる豊富な具体例とともに、無駄な仕事、時間、ストレスを捨て、自分に最適化した人生をつくりだす秘訣をお伝えします。「常に“やらなきゃいけないこと”に追われ、キャパオーバーになっている……」「人一倍努力しているはずなのに結果が出ない……」「仕事に情熱を持てない。毎日がつまらない……」もし、このような悩みを抱えているのであれば、ぜひ本書をお読みください。明日から、あなたの24時間の価値が劇的に高まり、仕事、さらには人生が好転していくことをお約束します。 -
雨水山玄嗣洞の玄冥
都に雨が降らなくなった。そのため霊獣――玄冥に雨乞いをしてくるよう命じられた鴻は、雨水山の玄嗣洞へと向かう。 そこにいた隠士の玉瑛は、一風変わった麗人で、鴻から見ると自堕落で――? 中華風異世界の武官×美人受けのお話です。 ※本作は猫宮乾の個人誌作品の電子書籍版となります。 -
碓氷峠を越えたアプト式鉄道
万葉の時代から東西の人々の交通の要衝であった「碓氷峠」。開国後、政府により国内の鉄道建設が進んでいくなか、東海道につづき、中山道経由の鉄道も建設がすすめられた。そこに立ちはだかったのが最大勾配66.7パーミルの「碓氷峠」。この峠を鉄道で越えるために導入されたのが「アプト式」だった。急勾配に加えて26カ所もの隧道(トンネル)では煤煙に包まれ運転は命がけであった。隧道番や保線区員の奮闘に支えられ、日本初の第3軌条採用、幹線電化と進化した碓氷線。昭和38年に粘着運転方式の新線への切り換えを経て、長野新幹線開通によって廃止されるまで、幾多の艱難辛苦を乗り越えてきた碓氷線104年間の歴史をつづる。 清水 昇(しみずのぼる) 1944年群馬県生まれ。国鉄に24年間在職ののち、歴史作家になる。著書に『戦国忍者列伝 80人の履歴書』『江戸の隠密・御庭番』(河出書房新社)、『戦国剣豪100選』『坂本龍馬と幕末維新人物100選』(リイド文庫)、『幕末維新剣客列伝』(学研パブリッシング)、『お江のすべて』(河出文庫)、『悪妻の日本史』(実業之日本社)、『真田四将伝』(信濃毎日新聞社)など多数。 -
碓氷と彼女とロクサンの。
「ここにあるロクサンを、私たち女子高生だけで運行して碓氷峠を走らせようって計画なんだ!」正式名称、碓氷観光開発コンソーシアム・女子学生鉄道プロジェクト。廃止された路線に、伝説の電気機関車を走らせるという壮大な計画に参加することになった僕、志賀 真。れっきとした男である僕がなぜこの活動に参加したかというと、鉄道に興味があるから――ではなく、地域貢献がしたかったから――でもなく、僕の前で楽しそうに鉄道の魅力を語る女の子、浅間夏綺がいたからだ。リーダーの明日香、広報の朱鷺音、機関士の夏綺、整備士のみすず。僕ら五人はこの伝説の地で、新たな歴史を作っていく――。 -
うすかわいちまいむこうがわ
五大名家が一つ、平木家長女として異世界転生したさつきは、特権階級なら使えて当然の魔法が使えない。そのせいで家族から爪弾きにされているけれど、前世でも同じような扱いだったし、くよくよしてもしかたがない。だからさつきは今日もお供の《毛むくじゃら》を連れて元気に女中のように働く――妖を視る力については誰にも言わずに。 そんなある日、許嫁の勝に「さつきさんはちょっと……」と妹の美代子へ乗り換えられてしまったさつきは、怪しい軍人・市井に「うちの隊で働かないか」とスカウトされて……!? 顔が整いすぎて逆にうさんくさい彼についていった先で繰り広げられたのは剣と魔法を駆使した異形討伐!! 魔法が使えず無能だったはずのさつきは、市井の助手として大活躍する! 「私は役に立ちますか」 「当たり前だろ、今更何言ってんだか」 異能持ちの前向き転生少女とエリート凄腕軍人コンビが織りなす、ちょっと不思議な和風異世界ファンタジー、開幕! 【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 「ナポリタンと私」収録 -
ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち
入手困難な日本ワインの知られざる誕生秘話。 日本のワイン造りは、世界の常識からかけ離れていた。 ワイン用ぶどうではなく生食用ぶどうを使い、また、海外からワインやぶどう果汁を輸入して造ることも多かった。 そのような状況に異を唱えた人物がいる。 「海外の銘醸地にコンプレックスを感じながら日本でワインを造る時代は終わった。君たちは本気で海外に負けないワインを造りなさい」 日本のワイン造りを主導した醸造家・麻井宇介(うすけ)の教えを受けた岡本英史、城戸亜紀人、曽我彰彦の3人は、師の遺志を受け継ぎ「ウスケボーイズ」と自らを名乗る。 そして、それぞれが日本では絶対に無理と言われたワイン用ぶどうの栽培から醸造までを一貫して手がけるワイン造りにすべての情熱を傾けるようになる。 日本で“本当のワイン造り”に打ち込んだ青年達の出会いから、ワイン造りを目指し、葛藤しながら成功していくまでの物語。 小学館ノンフィクション大賞受賞作、待望の文庫化! 解説は翻訳家の鴻巣友季子氏。 本作を原作とする映画『ウスケボーイズ』が2018年10月20日公開。渡辺大、橋爪功、安達祐実ら豪華キャストが出演。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた作品の文庫版となります。 -
薄毛が気になり始めたら最初に読む本 毛髪専門医で薄毛だった私が伝えたいほんとうの改善法
当事者として悩んだ専門医だから伝えられる薄毛治療の真実 髪はこうすれば増える! 薄毛治療(AGA)についての情報が巷にあふれるなか、 自分も当事者として悩み、自身を実験台としてあらゆる改善法を試し、 実際に薄毛を克服した毛髪専門医の著者だから伝えられる治療のリアル。 薄毛改善の新しいスタンダードとなる一冊です。 □遺伝だからとあきらめるしかないのか? □クリニックの良し悪しはどう見極めればいいのか? □男性の薄毛と女性の薄毛はどう違う? □実はガムが薄毛改善に効果あり! □自己流頭皮マッサージは今すぐやめる! □治療薬、結局なにが効くのか? -
薄毛が治る!すごい頭皮もみ
薄毛を治したい4500万人の必読書。 1回1分の簡単頭皮ケアで、あなたの髪が自然に増える。 劇的ビフォーアフター写真多数。 〔本書「はじめに」より抜粋〕 頭皮が硬くなってしまうまでの体のメカニズムについて知り、自分で頭皮を柔らかくすることにより、体の不調もなくなり、髪もイキイキしてきます。 これがこの本の目的です。 この本の中でも紹介しますが、最近ではマッサージだけでなく、医療分野ではベビースキン(赤ちゃんの皮膚)といわれている「臍帯血幹細胞培養液」を用いて、頭皮やお肌の若返りもできる時代になりました。 ただし、最先端の技術を利用する場合でも、その前に、まず自分自身でできる頭皮ケアを行うことはとても大切です。 私自身、20年以上前から髪や頭皮トラブルには悩まされてきました。 育毛業界では、育毛剤、育毛シャンプー、発毛剤など20年以上前からある方法が今でも当たり前のように行われ、ほとんど進化していません。 この本では私自身が実践する、最新の頭皮DIYケアをお伝えします。 実際に、私の頭皮マッサージ法は全国の多くの方から喜びの声をいただいています。 髪の悩みをすべての人が解決できるように…という思いで大切なポイントを集約しています。ぜひ実践してください。 -
薄毛の治し方
AGAは遺伝や男性ホルモンの影響で髪が細くなり、徐々に薄毛が進行する男性型脱毛症のこと。 日本でAGAに悩んでいる人は成人男性の約30%に相当する1000万人以上いると言われています。 薄毛の治療法は大きく分けると「薬物治療」と「自毛植毛」の2つあります。 「薬物治療」は進行を抑える効果はありますが、継続した服用が必要で止めれば元に戻ります。 もう1つの「自毛植毛」は自分の髪を移植するため、長期的かつ安全性の高い方法です。 本書は自毛植毛による薄毛治療をメインに解説した本になります。 著者の中島陽太医師は、泌尿器科医として大学病院で研鑽を積み、 薄毛や前立腺がん、性機能などに関連する男性ホルモンについて長く学んだ後、 現在は植毛治療を専門に行っている「紀尾井町クリニック」の院長にこの4月から就任しています。 ネット上にある薄毛対策情報は玉石混交です。 中には誤った情報や意図的にミスリードさせようとするものもあるでしょう。 これらの情報の信憑性を見極めることは容易ではありません。 そこで著者は医師として最新のエビデンスに基づいて本書を書きました。 薄毛が気になったらまずは正しい情報を知ることが大事です。 植毛をしたことで自信を取り戻し、仕事や私生活に前向きになれたという人は多くいます。 是非、本書を読んで後悔のない薄毛治療を選択していただきたいです。 -
薄毛は医療で治す
薄毛の悩みは、もはや中高年男性限定のものではありません。 リモート映えやマスク映えを良くしたい、小顔に見せたいなど、そのニーズは若年化、多様化しています。 しかしその対策については情報過多で、次から次へとさまざまな商品やサービスに手を出しては挫折を繰り返してしまう人も少なくありません。 本書では、そんな悩める人の救世主となる植毛術「自毛植毛」を詳しく紹介します。 「自毛植毛」は、分かりやすくいえば“毛髪の引っ越し”。自分の毛髪組織を移植することで、生えてほしい場所に半永久的に生え続けるのが特徴で、その技術は年々進化し続けています。 薄毛治療の専門医として約二十数年にわたり3000人を超える患者と向き合い、この自毛植毛を手掛けてきた著者が、自毛植毛を含めた薄毛治療の実際を、余すところなく解説します。 変化する薄毛の悩みの傾向や、現在の薄毛対策の問題にも触れるほか、 【スペシャルインタビュー】Mr.マリックさんの実体験に基づく治療レポートも収録しました。 -
薄墨で書けばどの血も灰の色
龍人(アルファ)、耕人(ベータ)、そして龍人の番となるべく生まれた花人(オメガ)。三つの性が存在する世界で、美しい花人の両親のもとに生まれながら耕人の容姿を持つ市川喜一は、「外道」と蔑まれていた。 ある日、彼の両親は目の前で無慈悲な龍人に奪われ、その人生は一変する。 絶望の中、同じ境遇を持つ兄貴分・野崎聡美と出会った喜一は、花人たちの安住の地を取り戻すことを決意した。 失った仲間たちの姿を龍と花の刺青で全身に彫った二人が、滋賀の小河で夢を追い求める。 しかし、龍人による非情な「花人狩り」が、彼らの築き上げた絆とささやかな希望を打ち砕く。 抗えない運命に翻弄され、全てを失った喜一。中年になり愛人ヤクザと言われた彼が、最後にたどり着く場所とは。 関西弁で織りなす新感覚オリジナルオメガバース。おじ受け、青年受、リバ。 -
薄墨の花嫁
色の純度で地位が決まる世界、最も忌み嫌われる色格「薄墨」の髪を持つキリエは、ある時母親の仇である貴族、玄条院家の若者である朔那と婚約することになる。当初は玄条院への復讐のために潜り込んだつもりのキリエだったが、変わり者の研究者である朔那との生活の中に「居場所」を見出し、その薄墨の髪は徐々に白く変化していたが、都に母親の霊と大量の蟲が現れ、事態は急転する……。最底辺ヒロインの大下克上物語! -
薄紅天女
東の坂東の地で、阿高と、同い年の藤太は双子のように十七まで育った。だがある夜、蝦夷たちが来て阿高に告げた…あなたは私たちの巫女、火の女神チキサニの生まれ変わりだ、と。母の面影に惹かれ蝦夷の地へ去った阿高を追う藤太たちが見たものは…? 〈闇〉の女神が地上に残した最後の勾玉を受け継いだ少年の数奇な運命を描く、日本のファンタジーの金字塔「勾玉三部作」第3巻。 -
薄紅の月~罪深き逢瀬~
女忍者・くノ一の明乃は幼き頃から感情を押し殺す訓練を受けており、任務の為なら体も捧げ、殺すこともためらわない。笑顔でさえも作り物だ。そんな明乃は兄の正宗から元人斬りの男・左之助を殺すように命令される。左之助を監視するため、わけありの者を受け入れる野風村で暮らすようになった明乃。新参者の明乃に対し気遣う左之助の笑顔にしだいに心惹かれていく。ある日、酔った左之助を介抱してやると、押し倒された明乃は体を許してしまう。初めて優しい愛撫を受け、丁寧に抱かれた明乃。それから何度も体を重ねるが、左之助の熱い抱き方に溺れてしまう。度重なる逢瀬の中、二人の距離は縮まり、愛することの意味を知る明乃。なかなか殺すことができない明乃に対し痺れをきらした正宗は、今夜にでも左之助を殺せと命令するが……。禁断のエロティックラブストーリー……。 -
薄れゆく境界線 現代アメリカ小説探訪
ポストモダンと呼ばれる時代、さまざまな境界線が薄れ、あるいは正当性を問われ、引き直されてきた。そうした境界線をめぐる攻防の結果としてアメリカ小説が多様化してきたこと、そしてその多様性に「小説」の可能性があることを示唆できたとすれば、本書の目的は果たせたと思っている(第26章より)。グローバル化で「アメリカ」自体の輪郭がぼやけていくなか、近代の産物たる「小説」はどう時代と社会に応接してきたのか――「自由の国」を考察するための新しい「見取り図」。 -
ウズタマ
1位に選ばれた感涙家族小説、待望の文庫化。 食品メーカーに勤める松宮周作(28歳)は、シングルマザーの紫織と結婚の約束をしていた。そんなある日、父、将彦から周作名義の預金通帳を手渡される。「誰が」振り込みを続けてくれたのか、その問いに答えぬまま、半月後、将彦は脳梗塞で倒れて昏睡状態に。 真相を探るにも、幼い頃に母親を亡くして親戚づきあいもない周作には、全く心当たりがない。果たして、自分のために、毎月少しずつ振り込み続けてくれたのは誰なのか……。 通帳の謎に向き合って初めて、父親のこと、自分自身の生い立ち、母親の顔さえ何も知らないことに気づき、周作は愕然とする。そして、父親と自分の過去を探り始めて辿り着いたのは、25年前に起こったとある傷害致死事件だった。 被害者は、病気で亡くなったと聞かされていた周作の母。加害者は、当時、松宮家で家事手伝いをしていた18歳の少年だと知る。加害者を捜し始めた周作は、25年前の事件に隠された真実に少しずつ近づいていくのだった。 家族を怖れる男と、家族を求め続ける男が織りなす切なすぎるストーリー。 巻末の人気マンガ家キリエさんによるマンガエッセイ風解説も必読です。 ※この作品は単行本版『ウズタマ』として配信されていた作品の文庫本版です。 -
渦の中へ おいち不思議がたり
医者を目指しつつ、女としての幸せも諦めたくないおいちは、飾り職人・新吉との結婚を決意する。しかし祝言の当日、『浦之屋』という商家で毒物混入事件が……。おいちは祝言の途中で現場に駆け付け、父・松庵とともに苦しんでいる人達の手当に奔走する。そして後日、『浦之屋』の若旦那の乳母が服毒死。犯人だと名乗り出たのは、なんと菖蒲長屋の元住人・巳助だった。この世に思いを残して死んだ人の声を聞けるおいちは、巳助が闇に呑み込まれる姿を見てしまい、事件の裏に何かあると確信。仙五朗親分とともに、事件の真相究明に動き出す。体調に異変を感じていたおいちは、この奇怪な事件の謎を解くことができるのか。シリーズ累計45万部突破! 仕事も家庭も手に入れたい娘の奮闘と成長を描いて話題の、青春「時代」ミステリー第六弾! -
渦の中へ おいち不思議がたり
医塾に通い、医者を目指しつつ、女としての幸せもつかみ取ろうとするおいち。そんなおいちの祝言の日に事件が……。浦之屋という商家で、毒物混入事件が起きたのだ。おいちは、祝言の席から浦之屋に駆けつけ、父・松庵らとともに、苦しんでいる人達の手当てに奔走する。そして、浦之屋の若旦那の乳母が服毒死し、菖蒲長屋の元住人の巳助が犯人として名乗り出る。この世に思いを残して死んだ人の声を聞けるおいちは、巳助が闇に呑み込まれていく姿を見てしまい、事件の裏に何かある、と思い、真相を突き止めるべく動き始める。やがておいちの身体に異変が……。父の手伝いと勉強、そして家庭をもったおいちは、大切なものや人を守っていけるのか。シリーズ累計35万部突破! 人気の青春「時代」ミステリー第六弾。 -
ウズベキスタン・ガイド
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シルクロードの要所として栄えた中央アジア最大国家ウズベキスタン共和国。東西の文化が交差し、宗教・文化・建築学的にも独特の魅力があり世界遺産も多い。モスクや廟、神学校のきらめきを、当地に造詣の深い写真家が伝える。 -
渦森今日子は宇宙に期待しない。
渦森今日子、17歳。女子高生で、アイスが好きな、宇宙人。最後で「え?」となったかもだけど、私も、私の友達(岬ちゃん、柚子ちゃん)も、そんなことは気にせず、部活動、体育祭、夏合宿、と毎日を突っ走る。でも、なんだろう。楽しいのに、面白いのに、もやもやする。私が女子高生だから? それとも、宇宙人だから? この“痛み”に、答えはあるの――? ポップで可愛い、青春小説の新地平。 -
うずもれた肉声
ほとんどの日本人は、せめて死ぬ時ぐらいは豊かでいたいと望んでいる。そんなささやかな希望、尊厳死を拒んでいるのはどういう人達、どういう組織なんだろう? 編集会議録より(男1)尊厳死に賛成というよりは、認めて欲しいという強い要望が多いですね。尊厳死=悪というイメージ操作がもっと進んでいるのではと思ってましたけど。(女1)そうですね。ここまではっきりした意見が出てくるとは思いませんでした。医療現場や介護・見取りを経験されている方ほど尊厳死は必要というお考えが強いですね。(女2)やる気にさえなれば、本人やご家族の意志確認の方法は、悪用されないようにいくらでもできるのに、なぜかしら。(男2)終末期医療で稼いでいる人が想像以上に多いのでは。中世の残虐な刑罰のように、できるだけ延命し、苦痛を長引かせ、少しずつ殺していく。しかもお金を取る。(女1)その辺の調査も必要ですね。(男1)そうですね。ほとんどの日本人は、せめて死ぬ時ぐらいは豊かでいたいと望んでいる。そんなささやかな希望、尊厳死を拒んでいるのはどういう人達、どういう組織なんだろう?(女2)医療?製薬?宗教?(男2)奴隷や小作農に簡単に死なれては支配層が困る。だから過去政治と強く結びついていた宗教は自死を禁じてきたんですよ。 【目次】 中表紙 目次 うずもれた肉声 編集会議録 うずもれた肉声 編集部に寄せられた声 奥付 【著者】 詩的言語研究センター ノンフィクションWG 詩的言語研究センターは、2021年早大露文専修関係者によって設立されました。ロシアフォルマリズム研究、創作、編集、出版などを行っています。効率化が進み、ますます軽視されていく芸術、美学。そのような領域にあえて逆走しています。一方、少しでもより直接的に社会貢献できるよう、ノンフィクション分野にも事業領域を広げつつあります。 -
埋もれた日本地図
「現地はつねに文献以上の何物かをもっている。しかし問いがなければ、現地は何も答えてくれない」。沖縄・八重山諸島から九州、大和、紀伊、関東、東北…… 日本各地を旅し、森かげや海のほとりに息づく、いにしえから百年千年つづいてきたものを、ひとびとの生き方のうちに見る。個々の事象の羅列では見えない、習俗の背後の全体性を、他界観や宇宙観ごと考えながら、ていねいに掘り起こす。「中央の高級社会だけにあると信じられてきた優雅さや高貴さや幽玄は、すべて庶民の生き方の中にこそある」。「日本の歴史」には載らない、名もなき生者と死者たちの生きた場所から、現在にも連なる精神史をひもとく、谷川民俗学の真髄。 本書の原本は『埋もれた日本地図』(筑摩書房、1972年)です。 【目次】 1 埋もれた日本地図 大王崎紀行 八重山民謡誌 由布島由来記 月夜の愛の歌 関東地方に遺る古代朝鮮の文化 追分宿の女たち 庶民遺文抄 下北半島紀行 獅子島の若者たち 白鳥伝説を訪ねて 霧島山麓のカヤカベ信仰 2 琉球の宇宙観と他界観 太陽の洞窟――琉球の宇宙観 あかるい冥府――琉球の他界観 沖縄の日本兵 -
うせものがかり なくしたもの、見つけます。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まゆが転校先で出会った少女・つむぎは「うせものがかり」と呼ばれていて、失くしたものを必ず探し出してくれるらしい。探し方は絶対にひみつ。ある日、大切な飼い犬がいなくなってしまったまゆは、つむぎにさがしものをお願いすることに。すると、神社で無数の糸の霧に包まれた。自分の左手の小指からは1本の赤い糸が……!? 縁の糸が見える少女つむぎとまゆの、大切なものを探しだす、ちょっぴり不思議なストーリー。 -
失せものは夕凪に
世界一美しいとされるビッグジェム、『オパールの女王』が忽然と姿を消した! なんとしても明日までに見つけなければならないのに、海辺の豪邸での失せ物探しにやって来たのは、トンチキな教授に騙された謝礼目当ての学生一人……!? 宝石商の美女、不機嫌な富豪、だらしのない放蕩息子。そして、花を摘む一人の少女。探偵はおらず、推理の必要もない。ただ、『失せ物』を見つけ出せばいいだけのはずだったのに! 夏の終わりの夕凪に、黒い水面を突き破り、≪奴≫は姿を現した――。 ☆文藝ハッカソンイベント、NovelJam''[dash] 2019参加作品。当日審査においてファーストインプレッション賞一位を獲得。チーム「くま式」が贈る、ちょっと不思議な物語。 ☆電車の中で化け物と遭遇する女子高生の奮闘を描く短編、『車窓』を同時収録! -
失せ物屋お百
「化け物長屋」に住むお百の左目は、人には見えないものを見る。お百はその力を使っていわく付きの捜し物を行う「失せ物屋」を営むが、そこに化け狸の焦茶丸が転がりこんできて――。 忘れた記憶、幽霊が落とした簪。奇妙な依頼に隠れた江戸の因果を、お百と焦茶丸が見つけ出す。 -
失せ物屋お百 首なしの怪
「化け物長屋」に住む女・お百は、人には見えないものが見える青い左目を持つ。 三十路近くになった今では、すっかりひねくれ、開き直っており、不思議な目を使って「失せ物屋」を営んでいる。 青い目に宿った山神の鱗を取りに来た子狸・焦茶丸もすっかりいついてしまい、奇妙な「失せ物探し」に精を出す一人と一匹。 そこに子狐・真白がやってきて、お百の眼の鱗を奪おうとするのだが――。 -
失物屋マヨヒガ
コンビニ前に集っている若者、公園で遊んでいる小学生、路上で生活する人々は「マヨヒガ」それを都市伝説、怪談、昔話、真実として認知していた。不思議と社会的なコミュニティの中でその名は一切語られず、知られていなかった。情報をまとめると、マヨヒガとは六、七歳の男の子、あるいは、そういう場所の名前。落としたり、失くしたりした物は相応のものと交換することで取り戻すことができる。マヨイガへの鍵は、袋小路である。神出鬼没の奇妙な少年・マヨヒガ。彼に会えば、失くしてしまった何かを取り戻すことができまる。たとえそれが亡き人だとしても。神か悪魔か――少年をめぐる、懐かしくも怪しい物語がはじまる。 -
うそ
【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「あやまってすむようなうそはつかない」――。嘘に誠実であるほど、「ぼく」の言葉が深く響く。谷川俊太郎の珠玉の詩が絵本に! 「うそはくるしい」はずなのに、平気でうそをつく人がいる。 大きな声でうそをつき、しらを切り通す人もいる。 うそをくり返したら、ほんとうになるのだろうか。 この世はほんとのことより、うそであふれている。 うそをつかない人なんて、この世にはいないだろう。 でも、どうして人はうそをつくのだろうか。 ついついてしまったうそ。ごまかすためのうそ。 自分を守るためのうそ。 相手の幸せを願ってつくうそ。 そもそも[ついていいうそ]と[ついてはいけないうそ]、[いいうそ]と[悪いうそ]ってあるのだろうか。 あるとすれば、その違いはなんだろう。 いい・悪い、軽い・重いの基準で測れるものだろうか。 この絵本は、詩人・谷川俊太郎さんが1988年に発表した詩「うそ」に、イラストレーター・中山信一さんが絵を描き、構成した一冊。 ある男の子がうそについていろいろと思い、考える。 心の奥深いところまで届く、時おり読み返したくなる宝物のような一冊。 谷川 俊太郎(タニカワシュンタロウ):詩人。1931年、東京生まれ。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グーズのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞をはじめ、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している。この「うそ」は、1988年刊の『はだか 谷川俊太郎詩集』(佐野洋子絵)の一編。 中山 信一(ナカヤマシンイチ):イラストレーター。1986年、神奈川県生まれ。広告や書籍、アパレルグッズなどのイラストを手がけるほか、個展開催や作品と合わせたエッセイ集も発表するなど、作家としても活躍中。また、HIPHOPユニット「中小企業」のラッパーとしても活動しており、これまでに1stアルバム「cookie」と2ndアルバム「NESS」をリリース。D&AD賞2018Wood Pencil(銅賞)、JAGDA2018亀倉雄策賞ノミネート、JAGDA賞ノミネート、東京装画賞2013銅賞、そのほかADC入選、TDC入選など多数。 -
嘘
これから少年に嘘をつく――。主人公は、かつて幼い息子を水難事故でなくした、絵本作家の里谷千紗子。彼女は父・孝蔵との間に確執があり、長いあいだ絶縁状態にあったが、独りで暮らす孝蔵が認知症になったため、田舎に戻ってしぶしぶ介護をはじめることになった。ところが、久しぶりに再会した旧友と町で飲んだ帰り道、旧友がひとりの少年を車ではねてしまう。幸い大きなケガはなかったものの、少年は記憶を失ってしまっていた。ただ彼の身体に虐待の跡を見つけた千紗子は、少年を自分の子供として育てることを決意するのだった……。ひとつの“嘘”によってはじまった少年と千紗子の母子、そして認知症が進行する父親の三人の生活は、豊かな自然のなかで、しだいに新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、そのひとときの幸せな生活にも、やがて破局の足音が近づいてくるのだった――。新進気鋭のミステリ作家が紡ぎ出す、感動&衝撃のストーリー。 -
嘘嘘嘘、でも愛してる
記憶喪失の俺はなぜかクラスメイト、幼馴染、女友達の美少女三人から毎日アプローチを受けまくってる。男なら誰もが憧れるシチュエーションの日々、羨ましいだろ? ……この中に俺を殺そうとした子がいる以外は。 -
嘘×嘘=恋?~秘密の身代わり同棲~ [ノベル版]
「あなたに一目惚れしたんですよ、一瞬で結婚したいと思うくらいに…」 恋多き双子の妹・梨津に突然舞い込んだ結婚話。しかし、妹にはすでに結婚したいほど、大切な彼氏がいた。 妹の最後の恋のために断ろうと、姉の志津が会社に会いに行くと…なんと顔も良い!条件もいい!ハイスペ男からの突然のプロポーズに戸惑いを隠せない。 でも、この結婚だけは諦めてもらなきゃ! そこで、妹と入れ替わりながら一ヶ月限定で同棲生活を始めることに。 何とか嫌われようと生活していく中で「あれ? この人…なんか……」と違和感に気づく志津だが……。 海環先生が描くコミカライズ『嘘×嘘=恋?~秘密の身代わり同棲~』も好評配信中! 原作ライトノベルが、いよいよ登場! この「嘘吐き同士」の恋愛の結末は!?