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スタジアム 虹の事件簿
観客席で不審な行動を連発し、遂には風に舞う紙吹雪の中で無数の一万円札をばら撒き始めた男の真意は? 自分が高校教師殺害事件の真犯人だと唐突に名乗り出た青年の運命は? アルバイトの女の子が遭遇した奇妙な出来事の意味は? そして、“結婚”の二文字を前にして揺れ動く女性が巻き込まれた事件の行方は? プロ野球球団・東海レインボーズのスタジアムで、不思議な事件を次々と解決に導くのは、筋金入りの野球音痴の球団オーナー虹森多佳子。優勝の夢に向かって走り始めた万年最下位球団の奮闘と、安楽椅子探偵の名推理を軽やかに描いた愛すべき本格ミステリ。ユーモアミステリに新風を吹き込む青井夏海のデビュー作。 -
裁判狂時代
「石原裕次郎の弟」を自称する窃盗犯、エロに暴走する検察官、極刑を望む痴漢など、新聞やテレビ報道では決してわからない仰天法廷劇を、「傍聴ブーム」の火付け役が独自の視点で活写。究極の面白裁判全15編。今日からあなたも傍聴マニア! -
車いすのパティシェ
表題作を含むニッポン放送ラジオ番組「10時のちょっといい話」のパーソナリティうえやなぎまさひこ氏が過去に放送した約1000話の中から厳選した心温まる実話23編を収録。両脚を切断した後もケーキ作りに励む「車いすのパティシェ」、父が息子に贈ったお墓「天国への郵便ポスト」、大阪大空襲の被害から人々を守った「命を運んだ救援電車」など。ラジオファンも、ラジオを聞かない人にも読んでほしい1冊。朝10時はニッポン放送を聴こう。 -
学校では教えない歴史の「その後」
歴史の授業で、坂本龍馬は近江屋で暗殺されたなどとだけを教えられる。しかし、歴史はそれで終わるわけではない。龍馬には突然に未亡人となってしまったお龍という伴侶がいた。彼女に課せられた数奇な運命は、まぎれもなく龍馬暗殺の「その後」の歴史の一部である。教科書に載っている歴史は断片にすぎない。じつは、教えられた歴史の「その後」こそ、人間味のあふれたエピソードに彩られているのだ。本書では、歴史人物の後半生や歴史事件後の顛末を追跡した。そこには、驚くような数奇な人生が続いていたのである。 -
お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい
15年間を精一杯生きた、脳性マヒ児の「いのちの詩」。『ごめんなさいね おかあさん/ごめんなさいね おかあさん/ぼくが生まれて ごめんなさい/ぼくを背負う かあさんの 細いうなじに ぼくはいう/ぼくさえ 生まれなかったら かあさんの しらがもなかったろうね』。母への感謝の気持ちを綴ったこの詩は、今でも多くの人に「生命の大切さ」を訴え続けています。 -
私にとって神とは
いったい神なんか本気で信じているのか」とか「あんたにとって神とは何か」とか、数々のご質問を私が整理して、それに私なりの考えを、できるだけわかりやすく話して、それを文章にしたのがこの本である。(「あとがき」より)「無理をしない、きばらない」信仰とは? 『沈黙』の著者が明かす“弱虫”から“強虫”への変身の秘密! -
日本魔界案内~とびきりの「聖地・異界」を巡る~
空海、役小角、浄蔵、安倍晴明、源義経……。私たちの心の中で、今も光り輝いているスーパー・スターに会いに出かけよう。高野山、吉野、京都、熊野、津軽……。彼らが活躍していた聖地=魔界に触れることで、きっとあなたも新しい自分を発見できる。ページを開くだけで、恐ろしくも心震える「非日常」の世界が始まる。 -
夢をかなえる時間術
あなたには、「時間」がたくさんありますか? それとも、「時間」が足りないでしょうか? 人生とは「時間の積み重ね」そのもの。たとえば、試験までの時間は、全員が同じ。その「時間」をどう使ったかが、試験結果に表れ、そして人生に表れるのです。そこで、司法試験界の「カリスマ塾長」として名高い「伊藤塾」塾長の伊藤真氏が、「時間の使い方」について初めて説きます。ポイントは、「効率性」を追求するだけではなく、「時間の幸福度」を高めること。本書で、あなたの「時間に対する考え方」を変えれば、時間に縛られることなく、夢をかなえる生き方ができるはずです。 -
イタリアは南が楽しい!~ナポリ、シチリア、サルデーニャ~
「イタリアの真の魅力は南にあり! この国のパッションが凝縮されている南部こそ、ときめきと幸せ、喜びがいっぱいの地なのです」(「はじめに」より)。「南は怖い」なんて大誤解。陽気で心やさしい人々とのふれあいに、あなたもたちまち南伊の虜。ガイドブックには出ていない食情報や、すぐに使える「お役立ち会話」も満載の、とびっきり楽しい南伊案内! -
千葉大女医殺人事件(電子復刻版)
昭和五十八年一月、千葉市内の新興住宅地で女性の絞殺死体が発見された。被害者は千葉大医学部病理学教室の研究生・椎名敦子。報せを聞いて駆けつけた夫の正とは、前年十月に結婚したばかり。正も附属病院整形外科の研修医である。敷地百五十坪の豪邸に住む新婚夫婦だったことから世間が注視。死体発見から半年後、千葉県警は夫の正を逮捕した。事件の全貌に迫り、人間の脆い性を掘り下げた渾身のドキュメント。 -
娼婦たちの天皇陛下(電子復刻版)
沖縄復帰後の変り様をその眼で確認するべくコザに居を移した著者は、訪れた娼婦の部屋に皇族の写真が掲げられているのを見、複雑な思いにかられる。返還批准反対デモで誤認逮捕され、留置されながらも、強硬な抗議をつづけた体験をベースにした名作『黒潮を見つめる母』などを収録。 -
人生の暗号
遺伝子研究の第一人者が解明する 「人生は遺伝子だけで決まるのか?」 ロングセラー「生命(いのち)の暗号」第2弾! 「ここでどのような選択をするか」 誰もが直面する人生の転機。 そんなときより良く生きるための暗号をどう感じ、どのように行動するか。 バイオテクノロジーの分野で世界的な業績をあげた著者による生き方論。 心の持ち方が遺伝子に影響を与えると考える著者が実体験をもとに人生における暗号を読み解いていく。 *目次より ・運のよしあしも遺伝子のはたらきか ・都合のいい遺伝子と都合のわるい遺伝子 ・声をかけられたら、とにかくまず応じてみよ ・大きな敵は大きな味方にできる ・半バカこそが世の中を変える ・最後に生き残る人々は「譲る心をもった人」 ・見えないものを見る目を養え ・サムシング・グレートの想いにたどりつきたい -
大東京の地下鉄道99の謎
ベストセラー『大東京の地下99の謎』の著者が、東京メトロ8路線、都営地下鉄4路線の各駅と周辺の地下に潜む『謎』に挑む! 丸ノ内線は地上、南北線は地下6階を走る「後楽園駅」の間に旧日本軍の施設が隠されている? 地底に眠る戦前の国家機密とは? -
大東京の地下99の謎
帝都の地下に隠された驚愕の事実! 日比谷公園の地下に巨大な水がめが埋まっている/市ヶ谷自衛隊駐屯基地の地下に眠る壕の出口は?/地下鉄「桜田門駅」の上に将来、地下自動車道がつくられる?/地下鉄丸ノ内線「200ヤード」カーブの秘密/六本木駅はなぜ日本一の深さにつくられた?/大江戸線の原点は海のなかを走る道路だった?/千代田線国会議事堂前駅の謎……。 -
花嫁には赤いドレスを
オリビアは恋人の裏切りにあい、逃げるようにイギリスから中国へとやってきた。まったく違う文化と環境に身を置くことで、悲嘆に暮れる時間をなくしたかったのだ。北京の学校で英語教師となったオリビアは、ある日、担当している生徒のせいで怪我を負った。かすり傷程度だったが、念のためオリビアは病院を訪れ、ドクター・ミッチェルの診察を受ける。オリビアはそのとき気づきもしなかった。この黒髪のハンサムな医師が運命の男性だということに。■RITA賞に二度輝いた人気作家、ルーシー・ゴードンの作品をお届けいたします。数千年の歴史を誇る中国を舞台にした、オリエンタルな雰囲気あふれるロマンスを存分にお楽しみください。 -
プリンスを愛した過ち
キャシーが客室係として働くホテルが改装されることになった。プリンス・ザビエロの宿泊先に選ばれたからだ。下調べにやってきた塗装職人にひと目ぼれしたキャシーは、失恋の痛手を癒したくて誘われるがままにキスをする。思わぬ邪魔が入って中途半端に終わったものの、キャシーは彼との再会を楽しみにしていた。ところが、その職人がザビエロ本人とわかり、愕然とする。数日後、リムジンでホテルにやってきたプリンスは、キャシーと二人きりになるや、ささやいた。「さあ、僕にキスをするんだ。今度は中断することなく」■勘違いでプリンスとキスをしてしまい、忘れられなくなってしまったキャシーの恋のゆくえは……。はたして二人は身分の違いを超えられるのでしょうか? -
夜ふけの恋人
ラジオ局で働くアリーは公私ともに順風満帆の生活を送っていた。だが恋人である同僚にふられてから人生は一変する。元恋人はあろうことか彼女の部下とつき合いはじめ、あげくの果てに看板番組から深夜番組への異動を言い渡された。落ち込んだアリーは気分転換にバーへ繰り出すが、不運にも元恋人と鉢合わせしてしまう。慌てて店内にいた男性客に五分だけ恋人になってほしいと頼むと、あまり気乗りしない様子だったがなんとか承諾してくれた。ところが、いざアリーの元恋人が近づいてくると、男性はいきなり彼女の唇を奪い、熱烈なキスを見せつけた!★~ロマンス小説界のオスカー賞~と称されるRITA賞を二度にわたって受賞した実力派、ジェニファー・クルージー。脇役に至るまで個性豊かな登場人物たちから目が離せません!★ -
夫を夢中にさせる方法
二カ月前、バレリーは愛する夫を残し、家を飛び出した。夫デブリンに愛されていないことは始めからわかっていた。デブリンは、従順でおとなしい妻が欲しかっただけ。そして、バレリーの父が経営するメディア企業と接点を持ち、一族の映画会社を発展させたかっただけだと。それでも、そばにいられればとプロポーズを受けたのだが、叶わぬ思いに苦しみ続け、我慢が限界に達したのだ。以来、夫からは音沙汰がなく、近況は新聞や雑誌を通して知っている。本当にこのままでいいのだろうか……彼に愛されたいんでしょう?内気なバレリーの胸に、いまひそかな決意が芽生えつつあった。■〈ハドソン家の恋事情〉も最終話を迎えました。長男デブリンが満を持して登場します。本作は特別に、便宜結婚に至るまでの二人のやりとりもおまけとして巻頭についており、彼らのロマンスを十二分に楽しめるお得な一作となっております。 -
初恋の日のように
デビッド・ウィルソンはキャラが愛したただひとりの男。かつて彼女と、おなかの赤ん坊を残して戦場へ赴き、そのまま帰らぬ人となっていたはずだった……。その彼が、キャラのもとへ突然戻ってきた。別れたときと変わらず、精悍で力強さをたたえた姿のまま。ふたりは失った時間をとり戻すように繰り返し熱く体を重ねた。だが、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。デビッドは現れたときと同じように不意に姿を消してしまう。彼が話していた兄との対決に向かったのかもしれない。でも今度は~愛している~という言葉と婚約指輪を残していってくれた。デビッドはきっとまた帰ってくる――キャラは彼を信じて待った。◆追いつめたはずの宿敵サイモンが実の兄だと知り、愕然とするデビッド。彼は最後の対決を前に、初恋の人を訪ねます。シャロン・サラが描く、恋人たちの一途な愛の物語をお見逃しなく。◆ -
やさしい魔法
ロースクールで出会って三週間で結婚、そして四日後に離婚――。その苦い経験はキャロラインの人生に大きな後悔となって残り、三年経った今でも、たびたび彼女を苦しめていた。別れた相手が同じ街の同じ業界で働いているとあっては、特に……。地方検事のキャロラインは、弁護士のニックを法廷で見かけるたび、極力さりげないふうを装い、短い言葉を交わすだけだった。学生時代にラスベガスで式を挙げたことなど、なかったかのように。そのあとの離婚が、あまりにも突然すぎたから? それでも、ニックの瞳の奥にくすぶる何かを感じるのは、彼女だけなのだろうか。そんなとき、二人は思いもよらない場所で出くわすことになった。 -
過去が奪った愛
会社を起こし、女手ひとつでメロディーを育ててくれた母が仕事上のトラブルに巻き込まれてしまった。母を窮地から救えるに違いない人を、メロディーは一人だけ知っている。ジーク・ラッセル――敏腕弁護士にして、半年前までメロディーのフィアンセだった男性だ。ジークが出張先で秘書と浮気していたと知り、彼女は許せなかった。あのときのことを思うと頼み事を持ち込むのは気が引けたが、勇気をかき集め、断られるのを覚悟で連絡を取った。すると意外にも、ジークは依頼を引き受けてくれた。ただし、メロディーが友人として彼とつき合うという条件つきで。 -
一夜だけのプリンセス
服飾デザイナーのジェシカは最高級の織糸の買いつけのため、ヨーロッパの小さな公国アルプアズーリにやってきた。カーブを切るたびに、絵葉書のような景色が現れる。事故が起こったのは、君主の居城が見えてきたときだった。彼女が運転する車に飲酒運転の車が接触し、相手の女性は車ごと崖から海へ転げ落ちていった。六日後に目覚めたとき、ジェシカがいたのは病院ではなく、ラウル・ルイ・ダペルジュネの城だった。事故で命を落としたのはラウル王子のフィアンセだという。なんということをしてしまったのだろう。ジェシカは茫然とした。★すぐれたロマンス小説に贈られるRITA賞受賞作家マリオン・レノックスがロイヤル・ロマンスをお届けします。舞台はヨーロッパの公国。事故がきっかけで、まさに別世界のようなロイヤル・ファミリーに足を踏み入れてしまったヒロインの葛藤を描きます。★ -
秘密の初恋
まだ二十歳のケイシーは年齢をごまかして働いている。ある日、同僚たちがオフィスの外に魅力的な男性を発見し、くじ引きで誰が彼をデートに誘うか決めることになった。当たりを引いたのは、恋愛経験のほとんどないケイシーだった。不安を覚えつつも思いきって男性のもとへ向かうが、その正体を知って、ケイシーはうろたえた――彼は、八歳のときの初恋の人、サムだったのだ!十歳も年下の自分など相手にされるわけがないとあきらめかけるが、サムはこちらが何者かに気づかないので、彼女は決意した。今宵一夜限りでもいい、大人のふりをして彼とすごそう、と。 -
ミステリアスな彼
ジュリアンヌがプロモントリー島を訪れてから、数週間がたつ。ここに来たのは島にあるホテルで雇われたからだが、実際はホテルとは名ばかりで、広大な屋敷に宿泊客の姿はない。仕事も、よくわからない数字をパソコンに入力するだけの毎日だ。何より不可解なのは、雇い主のザック・ケラー。ハンサムでとてもセクシーなのは認めざるをえないけれど、プライベートがまったく見えず、謎めいている。ある日ザックの留守中、ジュリアンヌは好奇心を抑えきれなくなり、入ってはいけないと言われていた彼の部屋に忍び込んだ。それが悪夢の始まりだった。★ご好評いただいたミニシリーズ『恋を知った男たち』もついに最終話。今月も、リッチで孤独な影を持つヒーローが登場します。彼の秘密とはいったい?★ -
遠き日の英雄でなく
CIA諜報員のゾーイは、ある極秘任務を依頼されて国防総省の一室に赴いた。ずらりと待ち構えた特殊部隊SEAL隊員たちのなかで、とりわけ存在感を放つのは海軍の伝説的英雄ジェイク・ロビンソン。憧れの人に燃えるような瞳で見つめられ、ゾーイは足が震え、その場に崩れ落ちそうになるのを必死でこらえた。今回の作戦では、ゾーイはそのジェイクと組んで反政府組織に潜入捜査することになっている。それも彼の新妻として寝室をともにするのだ。きっとこれはチャンスだわ。長年思い続けてきたヒーローの心を手に入れてみせる! -
フィレンツェの奇跡
一年前、アリッサは恋人のジェームズを大事故で亡くした。その追悼式に参列するため、彼女はイタリアの事故現場を訪れた。ジェームズの死以上にアリッサを苦しめたのは、彼が新たな恋人とともにこの世を去っていったという事実だった。凍りついたように現場で立ちつくす彼女の目に、一人の男性の姿が映った。漆黒の髪、優しさなど微塵も感じられない鋭い目は、あらゆるものを拒絶している。誰かが彼を「ドラーゴ」と呼ぶのを耳にして、アリッサは愕然とした。ああ、彼がドラーゴ・ディ・ルーカ……。長く閉ざされていた彼女の心の扉が、かすかに動き出した。■RITA賞に二度輝いた人気作家、L・ゴードンの久々の新作をお届けします! 恋人ジェームズの裏切りと死で深く傷ついたアリッサ。彼女に救いの手を差し伸べた男性ドラーゴの正体とは? -
奇跡に満ちた夏
教師のイーデンは夏休みを利用してシカゴに帰省した折、同窓生のジェレミーの家で働かないかと打診された。驚いたことに、彼は遺伝性疾患で失明の危機に瀕しているらしい。イーデンには自分からジェレミーにキスをした過去があり、気づまりに思いながらも、経済事情から面接を受けに行く。「採否を決める前に、僕の秘密を打ち明ける」あこがれ続けていた彼の告白に、イーデンは衝撃を受けた。なんと、彼の子供が何人も生まれている可能性があるという。その子供たちを捜しだし、遺伝性疾患の件を説明すること。それがイーデンに託された仕事だった。 -
金髪の守護神
北欧の戦士スウェン・シューアドソン――戦いと女を好む彼は、気ままな暮らしを楽しんでいた。だが、ある美しい女性との出会いが彼の運命を変えた。たぐいまれなエナメル細工の技術を持ち、教会に奉納する作品作りに人生を捧げている工芸師アナ。天から授かった才能ゆえに彼女が危険にさらされていると知り、スウェンは歩むべき道を悟った。命をかけてアナを守る。だが、アナを保護する教会がスウェンに忠告した。彼女の才能は清らかさの証。決して汚されてはならないと。 -
きみに言えない言葉
失恋のショックから立ち直るため――。最初はそんな軽い気持ちからだった。バーへお酒を飲みに行き、男たちとダンスをしたあと、アビーは最も面白みのない相手、隣人のレオとベッドをともにした。レオは日ごろの彼に似合わず、巧みな愛撫と情熱でアビーを翻弄し、二人はいつになく大胆に、尽きることのない欲望をぶつけあった。そして、アビーが妊娠を知ったのは、そのすぐあとだった。レオは責任感から結婚を迫り、アビーは子供のために受け入れた。急な結婚ののち、アビーはいつしか彼との幸せな家庭を夢に見始める。ところがレオはなぜか彼女を避け、触れようともしなくなった……。■ディザイアで、人気・実力ともに今注目の作家アン・メイジャー。広大なテキサスの大地に、自立したヒロインと屈強なヒーローが織りなす熱いロマンスを、どうぞお楽しみください。 -
幼さと戸惑いと
小さな町ジェイコブズビルの本屋で働くサラは、客のひとりジャレッド・キャメロンに心惹かれていた。ジャレッドは町に越してきたばかりで、その素性を知る者はいない。他人とは打ち解けないタイプのようだが、サラには幾分心を開き、二人の距離は日増しに近づいていった。そんなある日、近所でバーベキューパーティが催された。サラはジャレッドに家まで送り届けてもらうことになり、一度のキスで火がついて、思いがけず愛を交わしてしまう。それはサラが夢見ていた甘いひとときなどではなく、ひどく残酷なものだった。 -
いとしき傷跡
心臓病を手術で克服したシエナは、過保護な母と兄のもとを離れ念願のペルー旅行へ出発する前に、シドニーへ立ち寄った。そこで彼女は、休暇で滞在中だというセクシーな男性リースと出会った。ひと目見た瞬間に彼に強く惹かれたシエナは、これまでの彼女には考えられなかった大胆な行動に出る――よく知りもしない相手と愛を交わそうとしたのだ。ところが急にシエナは怖くなった。私の胸の醜い傷を見たら、リースはどう思うかしら?彼女は黙って彼の前から姿を消した。 -
闇に眠る騎士
シャーンは明るく活動的な半面、よく小さな失態を演じていた。そんな妹が自分の立身出世の妨げになると考えた兄によって、彼女は1週間後に修道院に送られることになっていた。最後の自由を楽しもうと、城を抜け出して森を散策中、突然、荒ぶる猛獣がシャーンに襲いかかってきた――次の瞬間、閃光のように矢がかすめ飛んだかと思うと猛獣がどっと倒れ、彼女の前に眼帯をした隻眼の騎士が現れた。その圧倒的な存在感と鋭い視線にシャーンは震え上がるが、騎士は問答無用で彼女を抱え上げ、どこへともなく歩きだした。 -
砂漠は魔法に満ちて
あの人が私を捜しだし、会いに来てくれた!オアシスのほとりでの再会にサマンサは有頂天になった。数カ月前、アラブ三国の合同地形調査に参加するため、はるばるイギリスからやってきたサマンサは、ホテルの廊下で男性と衝突し、弾みで熱い抱擁を交わした。以来、彼の面影が心から離れなかった。それがいま、ようやく……。だが、男性は厳しい表情を見せて立ち去ってしまう。キャンプに帰ってその理由がわかった。サマンサを虜にしたのは、調査の主宰者の一人だったのだ。その名はビアハム・ハカール、英明の誉れ高きダーラーンの国王。 -
すみれ色のウエディング
シルヴィー・デュシャン・スミスは今をときめくイベントプランナー。今回は、亡き母が設立した慈善団体のイベントとからめて、シルヴィーにとっての“夢の結婚式”を企画することになった。美しい庭園を持つ大邸宅を使い、彼女自身が花嫁を演じる筋書きだ。準備のため現地を訪れたシルヴィーは、ある男性を見かけて動揺した。邸宅は数カ月前に大金持ちのビジネスマンに買い上げられたと聞いたが、まさかトム・マクファーレンのものになっていたなんて。彼は、不実極まりない男性だ。シルヴィーが妊娠を知らせる手紙を届けたのにもかかわらず、半年すぎてもなんの連絡もよこさないままなのだから。★実力派作家リズ・フィールディングが、貴族の娘であり、イベント業界の売れっ子でもある女性を描きます。作品の舞台となる邸宅もかつてはヒロインの一族のものでした。この美しい大邸宅がたどる運命にもご注目!★ -
白ワインは罪の味
ブルック・ギャリソンはバーのカウンターに座り、白ワインを口にした。二十八歳にして初めてアルコールに手を出したのには訳がある。先ほど亡き父の遺言状が公開され、父に隠し子がいたとわかったのだ。大好きだった父が、長いあいだ家族を裏切っていたなんて……。心の痛みを麻痺させようとワインをグラス半分ほど飲み終えたとき、ブルックの目にジョーダン・ジェフリーズの姿が飛びこんだ。ジョーダンはギャリソン家とは長らく敵対関係にある男だ。会うたびに彼に魅力を感じつつも、縁のない相手と胸に言い聞かせてきた。でも、今夜はいいんじゃない?一族の問題など忘れたって。ブルックはワインの力を借りて、大胆にも彼に声をかけた。それがとんでもない事態を引き起こすことになろうとは思わずに。★六カ月にわたりお届けした〈マイアミで愛して〉も最終話。ラストを飾るのは双子の片割れブルックと、ギャリソン家の敵ジョーダンの物語です。二人の想いは一族間の溝を越えられるのでしょうか。★ -
砂の魔法
ジェンは世界援助機構の一員として、砂漠の国ザヒールで医療活動に従事している。五年前に事故で夫を亡くして以来、世界各地の人々を救うことだけが生きがいだった。そんなある日、ジェンのもとにカムと名乗る医師がやってきた。同じ世界援助機構の人間で、活動を手助けに来たと言うが、彼の行動や言葉の端々にジェンはなぜか違和感を覚える。きっと彼がハンサムすぎて医師らしくないせいね……ジェンはそう納得しようとした。まさか彼が、ザヒール国のシークだとは夢にも思わずに。★新人作家メレディス・ウェバーが、砂漠で生まれたロマンスを描きます。どうぞお楽しみに!★ -
虹色のシンデレラ
エリンは売れっ子の童話作家だが、大のマスコミ嫌いで、その素顔を知る者は少ない。ある日、公園で子供たちにおとぎ話を聞かせていると、輝くブルーの瞳の、りりしい男性が目に飛びこんできた。エリンには彼が王子様に見えた。世間にうとい彼女は、彼が大富豪のピーター・ラムジーだとは知らなかったのだ。そして、エリンに興味をそそられて声をかけたピーターも、彼女が自分に劣らず有名人だとは思ってもみなかった。何も知らずに出会った二人は純粋に惹かれ合う。しかし、互いの素性がわかったとき、その関係は終わりを迎えた。★R~2278「奪われた祝福の夜」の関連作をお届けします。シャーロットの兄ピーターにも、幸せは訪れるのでしょうか?★ -
愛を捨てた大富豪
マヨルカ島にあるアレハンドロの別邸。スペインの大富豪の邸宅は、目をみはるほど豪華なものだった。ブリンはここに、事故死した義姉の息子マイケルを連れてきた。アレハンドロは、マイケルの実父で、母親の死を知ると親権を主張し、異を唱えたブリンと法廷で激しく争った相手だ。結局、彼女は敗れ、マイケルは父親に引き取られることになった。そしてブリンは一カ月したら少年のもとを離れる約束だ。彼女はアレハンドロを、冷たく尊大な男性だときめつけてきたが、自邸でくつろぐアレハンドロは魅力的で、心惹かれそうになる。それはこのうえなく愚かなことなのに。★ハーレクイン・ロマンスの人気作家、キャロル・モーティマーが紡ぐ情熱の物語。愛を信じることをやめた大富豪の冷酷な仮面の下に隠された素顔とは?予期せぬ恋のゆくえにご注目ください。★ -
奇跡の泉
9世紀、長い干ばつと隣国のバイキングの侵入に悩まされ、リームの民の生活は今や風前の灯火と化していた。悲運を憂えたタラ王女は、バイキングの新しい首長イードンに、これまでに振るってきた暴虐をあがなわせる決意を固める。彼女は王冠と黄金の首飾りを身につけ、単身、敵地に赴いた。だが、荒々しいイードンは征服欲もあらわに彼女を押さえつけ、衝撃の事実を告白した――和睦を望む両国の王より、彼はタラ王女をめとるように言い渡されているというのだ。王女は一生純潔を守るべしという神聖なる掟に背いても! -
運命の日曜日
新しい職場で働き始めたばかりのグレースは、仕事のために訪れた海辺の別荘で、ボスのダニーと一夜をともにする。理想の男性を見つけたと思ったのもつかの間、それは長く苦しい闘いの始まりだった。別荘での一夜のあと、一週間の出張に出ていた彼は、戻ってくるなりグレースに別れを告げたのだ。気持ちの整理がつかないまま彼女はなんとか現実を受け入れようとするが、そんなとき、おなかにダニーの子を宿していることに気づく。 -
恋に落ちた人魚
ルシンダは新進気鋭のインテリア・デザイナーだ。今度の仕事はキャリアを積めるという点でとても魅力的だった。しかも改装を頼まれた屋敷の所在地はカリブ海のセントルシア島。南国の楽園でやりがいのある仕事につけるなんて夢のようだ。ただ一つ、依頼主がゼイン・アレキサンダーだというのが引っかかる。ゼインとは彼女がまだこの仕事につく前にも面識があったのだが、そのときも今も、危険な香りを漂わすゼインは彼女を苛立たせた。婚約者と別れて以来、男性不信に陥っているルシンダにとって、ゼインこそ、最も近づきたくない相手の一人。なのに、島に着くなりバカンスをともに過ごそうと誘われて……。
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