私にとって神とは

私にとって神とは

440円 (税込)

2pt

いったい神なんか本気で信じているのか」とか「あんたにとって神とは何か」とか、数々のご質問を私が整理して、それに私なりの考えを、できるだけわかりやすく話して、それを文章にしたのがこの本である。(「あとがき」より)「無理をしない、きばらない」信仰とは? 『沈黙』の著者が明かす“弱虫”から“強虫”への変身の秘密!

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私にとって神とは のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年05月09日

    大変わかりやすい遠藤周作流に説き解かれたキリスト教。いや、カトリックと言うべきか。私自身カトリックだが、このような視点があるということが驚きで新鮮だった。特にキリスト教と仏教の比較がおもしろい。執着を捨てる仏教と執着は愛のたまものだから受け入れて認めよ、というキリスト教。愛と憎は同じである。感情を殺...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月24日

    めちゃくちゃ良かった。高野山に行ってから、信仰や宗教というものの"実態"とはなにかを知りたいと思っていた。しかし「仏教とは」とか「わかりやすいキリスト教」といった本はなんだか表面的でしっくりこない。
    やはり実体験を伴った個人の思想や解釈、その欠片を集めたものが宗教というモザイク画...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月02日

    キリスト教徒だった遠藤周作が語る神と信仰についてのエッセイ。キリスト教の理念はどうにも馴染めないけれど、遠藤周作が語るそれは不思議なほどすっと入ってくる。日本人流に「仕立て直した」からであろう。「信仰というのは90%の疑いと10%の希望」であるとし「神は働きによってそれを感じる」と言う。「神というの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月02日

    遠藤周作の全著書に貫徹するテーマ、神の存在と働きについてどのように考えるのかを述べた書。日本人が取っ付きにくいとする宗教=ここではキリスト教に対し、いかに日本という土壌に照らして解し、神と向かい合って来たかを述べる。その取っ付きにくさの前提は、日本での教会のあり方に帰せられている。

    キリスト教徒と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月21日

    「深い河をさぐる」は相手によって態度を変えているというか、はぐらかして言う風なところがあり、いまいちだったが、この本は真摯に応えて自分の信仰の核や考えについて説明してくれている。
    神が働きである、という考え方は納得でき、神を母的なものとしてとらえていることも親しみやすい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    キリスト者の彼だから、シンプルでストレートなキリスト教礼賛ははばかられるのだろう。
    キリスト教を知らない人の質問に答える形式でキリスト教をわかりやすく解説していて、押し付けがましくなく、しかも深いから面白い。

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    Posted by ブクログ 2023年09月11日

    キリスト教とはこういうものという呪縛から解放され、自分の心と向き合わせてくれるお守りのような本の一つになりました。

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    Posted by ブクログ 2021年10月01日

    宗教に関心のない一般的な日本人を代表するような質問者に対して、わかりやすくキリスト者としての自身の考えのべている。

    神は存在ではなく、働きだという言葉がなぜかしっくりきた。

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    Posted by ブクログ 2018年06月24日

    無宗教の日本人にわかりやすくキリスト教(カトリック)を説明してくれている。キリスト教徒でありながら、キリスト教をどうも身近に感じることが出来ない日本人の気持ちをよくわかってくれている。

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    Posted by ブクログ 2012年04月09日

    新興住宅街に住み、特に周囲に宗教を持つ人がいなかった私には、神様を信じるという感覚はとうしても呑み込めないものでした。
    それには、小学生のときに起きた地下鉄サリン事件で受けた「宗教」のイメージも手伝っているのかもしれません。
    それぞれの神様はその人にとっては強烈に正しくて、疑問を差し挟む余地はないの...続きを読む

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