私にとって神とは

私にとって神とは

440円 (税込)

2pt

いったい神なんか本気で信じているのか」とか「あんたにとって神とは何か」とか、数々のご質問を私が整理して、それに私なりの考えを、できるだけわかりやすく話して、それを文章にしたのがこの本である。(「あとがき」より)「無理をしない、きばらない」信仰とは? 『沈黙』の著者が明かす“弱虫”から“強虫”への変身の秘密!

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私にとって神とは のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とてもわかり易くキリスト教を解説してあったのと、違和感の正体が遠藤さんの説明で分かりやすかったです。
    人生と生活、倫理と道徳
    深く考えれば考えるほど難しいテーマです。
    この本も再読ですかねー。。

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    遠藤さんの本を読んでいると、いつもキリスト教がどんどん身近になってきて、自分と等身大くらいの大きさに落ち着いてくる。
    遠藤さんが、“洋服”を日本人サイズに仕立ててくれてるってことなんだろうな。

    0
    2024年10月18日

    Posted by ブクログ

    大変わかりやすい遠藤周作流に説き解かれたキリスト教。いや、カトリックと言うべきか。私自身カトリックだが、このような視点があるということが驚きで新鮮だった。特にキリスト教と仏教の比較がおもしろい。執着を捨てる仏教と執着は愛のたまものだから受け入れて認めよ、というキリスト教。愛と憎は同じである。感情を殺

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良かった。高野山に行ってから、信仰や宗教というものの"実態"とはなにかを知りたいと思っていた。しかし「仏教とは」とか「わかりやすいキリスト教」といった本はなんだか表面的でしっくりこない。
    やはり実体験を伴った個人の思想や解釈、その欠片を集めたものが宗教というモザイク画

    0
    2021年03月24日

    Posted by ブクログ

    遠藤周作の全著書に貫徹するテーマ、神の存在と働きについてどのように考えるのかを述べた書。日本人が取っ付きにくいとする宗教=ここではキリスト教に対し、いかに日本という土壌に照らして解し、神と向かい合って来たかを述べる。その取っ付きにくさの前提は、日本での教会のあり方に帰せられている。

    キリスト教徒と

    0
    2014年10月02日

    Posted by ブクログ

    「深い河をさぐる」は相手によって態度を変えているというか、はぐらかして言う風なところがあり、いまいちだったが、この本は真摯に応えて自分の信仰の核や考えについて説明してくれている。
    神が働きである、という考え方は納得でき、神を母的なものとしてとらえていることも親しみやすい。

    0
    2012年03月21日

    Posted by ブクログ

    キリスト者の彼だから、シンプルでストレートなキリスト教礼賛ははばかられるのだろう。
    キリスト教を知らない人の質問に答える形式でキリスト教をわかりやすく解説していて、押し付けがましくなく、しかも深いから面白い。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    遠藤周作が語る、宗教とは、神とは、信仰とは、の話し。

    いちおう対談形式になってはいるが、質問者の質問はほとんど意味をなしておらず、雑で安易な質問ばかりしている印象でした。(架空の対談かもしれないが)
    おそらく初心者や無神論者に対する配慮として、簡単で専門的ではない質問にしているのだと思いますが、も

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    神とは自分の中にある働き。

    「おまえの人生を通してわたしが語っているので、沈黙しているのではない」

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    キリスト教は人間の執着とか欲望があってその中に神の動きをみつける、というのが面白いと思った。
    ユダヤでは差別されていた人たちに声をかけて慰めたのがキリスト。仏教のように執着を捨て、静かに死んでいくのではなく、波瀾万丈でドラマチックに苦しい死に方をするキリスト。
    また男性的なユダヤの世界旧約聖書と比べ

    0
    2024年06月04日

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