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Posted by ブクログ
本格ミステリの古典。
1907年の作品。
古典は読むのに骨が折れますが
ホームズのような「冒険・怪奇事件を演出する密室殺人」を、
*なぜ密室を仕掛けたのか
*誰が仕掛けたのか
*どうやって実行できたか
「証拠から推理するミステリ」に進化させた最初の作品。
探偵役は、新聞記者のルールタビーユ
とにかく、もったいぶる。
全然、明かさない。
城、ランプ、手紙など、証拠も古典ならではですが
2人の探偵役が推理で対決するなど
盛りだくさんの構成。
何より、明かされていない伏線が
そのままで解決を迎えます。
あとがきを読むと、
続編に『黒衣婦人の香り』という作品があるそうです。
どうもこれを読むと、今回の犯人や被害者、そして探偵役のルールタビーユの過去や出自も明かされ、全てがひっくり返されるとのこと。そしてそちらのあとがきに、『黄色い部屋の謎』のトリックや構成についても、詳しく解説しているそうです。
やっとの思いで読み終えた1冊ですが
もう1冊、読んだ方が良さそうです。
Posted by ブクログ
舞台はフランス、スタンガースン博士が住んでいるグランディエ城の《黄色い部屋》で博士の娘マチルドが何者かに襲われる。部屋は内部から鍵がかけられおり、ドアを壊して踏み込んでみると、そこに犯人の姿はなかった……。
密室の古典ミステリとしては、かなり有名な作品です。
最初の事件だけでなく、その後も庭と廊下といった、状況的密室から犯人が消える事件が続けて起き、密室というキーワードが好きならば、楽しめる……と言いたいところですが、展開に強引さを感じたり、犯人ならこれぐらいはやってのけただろうといった説明で終わらしたりと、引っかかるところはあったものの、全体を通すと楽しんで読めた作品でした。
Posted by ブクログ
もったいぶった言い回しや表現が多く、ややくどいように感じますが、
読み進める妨げになるほどではありません。
むしろ、ページ数の多さにしてはさくさくページが進みます。
密室の謎自体は、出版から100年以上経ち、
トリックや伏線を組むのが巧みなミステリー作家の著作も増えた今となっては、
驚くというよりも、そうなんだぁ、という感じでしたが、
キャラクター造詣が巧みで、細かな描写が多く、
まぁ、よくも頭がこんがらがらずに、こんな話を書いたわ!と感心しました。
乱歩先生が選抜するのも頷けます。
解説にもありましたが、この『黄色い部屋の謎』と、続編の『黒衣婦人の香り』は、
ふたつでひとつといってもいい位に密接した話だそうで、
機会があれば読んでみたいと思いました。
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小説・文芸
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