あらすじ
残り兵糧はあと僅か――。後がない秦軍に打つ手は!!? “秦趙大戦”九日目。朱海平原では信が見事に岳嬰を倒すも、将軍・亜光が尭雲に討たれてしまう。一方、さらに兵糧の“底”が近いリョウ陽では、犬戎三兄弟討伐作戦で二人を討ち取るも、狙われた楊端和がバジオウと共に窮地に。絶体絶命の秦軍に逆転の術は!!?
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舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
うおおおおーーーーっつ!
と思わずひとり、勝鬨あげたわ
ようやくついにやっと、やっとやってくれました
壁将軍!!!!
地味で目立たずひっそり地道に、ずっと信のそばにいたのに
薄すぎる存在感。
兵糧は敵に燃やされるという大失態までおかして。
でも、ついにやってくれました
大将首挙げたよぉ(泣)
ずっと前のほう、「壁死」で殺されなくてよかったよぉ
ずっと壁推しの私は読み終わって小躍りしちゃった
で、もちろん飛信隊もきになるわけで。
このあとどうなっていくのか、いつもながら目が離せないし、映画も見たいし
Posted by ブクログ
相変わらずの面白さ。楊端和とバジオウどうなることかと思ったけど、無事でよかった。
次は信たち、兵糧も尽きかけ、絶体絶命。
信と王賁が隊に語りかけるシーンは良かった。
次が早く読みたい
壁〜〜〜〜〜!!!!!!
これほどまでに壁に心揺さぶられる巻は無いです!壁派の人は、感涙です!この巻の主役は、壁です!!!
いえ、バジオウも凄く素敵でした!鬼神のようで、かっこよくて、テンション上がりました。
キタリも、実力を見せつけて、素敵でした!
しかし壁‼︎若干、それは有り?とも思いましたが、そういう泥に塗れて必死で戦うからこそ、感涙なんです!かっこよかったです!
もう何度読んだか
いやぁ〜新刊が出る度に何度も読み直してテンション上げてる。
この業攻めの攻防は、函谷関の合従軍との戦いに匹敵すると思ってる。
兵糧が尽きる前に!!いっけぇ〜と知ってるにも関わらず思う。
まだまだ続くが、一つの山場の巻だと。
あ、何と言っても巻末のおまけが、おもろ過ぎる。是非見て。w
これぞキングダム
信が飛信隊を鼓舞して覚醒させる姿はキングダムの中でも一番好きなシーンの一つです。
あんなリーダーがいればチームは絶対強くなる、会社でもスポーツでも同じですね。
Posted by ブクログ
バジオウ覚醒
フィゴ族のダントと壁が挟み撃ちをして
ロゾ王を仕留める
圧政を敷かれていた犬戎族だったが
楊端和の交渉(“解放者”であること)と人望の厚さに惹かれ、和解する
朱海平原
亜光が戦闘不能になって混乱する秦軍
王翦と王賁の関係性が発覚する
飛信隊と玉鳳隊を覚醒させる2人
激の飛ばし方が感動モノ。
上の立場なのにずっと下手(したて)だもんね。
Posted by ブクログ
壁にロゾの首を獲りに行けって・・・大丈夫?と不安に思いましたが・・・ごめん!見事にやってくれましたね。おいしいところをいただいた感は若干あるけどすごい!
楊端和にも認めてもらえてよかったよかった。
王賁の「戦術がどうこうという場合ではない。今必要なのは隊の”覚醒”」というセリフに心震えた。子どものスポーツでも今、似たようなことで悩んでおります。
Posted by ブクログ
山の民の戦いは圧巻。
楊端和は勿論、キタリも恰好良いです。
壁が情けないながらも男を見せてくれて良かったです。
一番良かったのは、信と王賁がそれぞれの隊の前に出て話すシーン。
策略というよりは信たちの素直な気持ちが兵士たちの心を打ったのが
読んでいるこちらも素直に感動し心が震えました。
対等な立場から語りかける信も、将軍の息子の立場から語りかける王賁も
それぞれ違いがあって、かつ芯にある熱さは変わらないところがグッと来ます。
自分は泥臭くて気取らない信の言葉がよりストレートに滲みました。
勿論戦略も大事ですが、兵も人です。
士気は戦局面においても非常に重要なもの。
心底尊敬する将のためならばいつも以上の力も出るでしょうし
それは時に奇跡を呼ぶものだと思います。
戦い一辺倒ではなく、王賁の出生の秘密についての話も少し動き、
なぜ援軍が送られず暫定でも将にしてもらえないのか疑心暗鬼が膨らみ
今後の展開が楽しみです。
実写映画化も発表され、俳優さんたちは好きなのですが
キャティングとしてはミスキャストではと思うものも散見され
予告を見た段階では正直微妙だなと感じていました。
でもあとがきを読んで、少し期待が持てるように思えました。
脚本にも参加されたそうですし、何より無理矢理詰め込まず
王都奪還までを描くというのは非常に英断だなと思います。
映画も楽しみになりました。
扉のバジオウ、素敵~~、やられた。シュンメンの冗談にもやられた。ヘキ将軍!やったあ、汚名返上だわ。頑張ったのね、キタリ族長も。あとエンポじい達も。シュンスイジュ、ざまあごらんあそばせ!