【感想・ネタバレ】キングダム 36のレビュー

舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。

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Posted by ブクログ

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女性の身で敵方に生け捕りにされて、何もされずに戻ってこれるなんて奇跡。あ~よかった。
しかし、貂が女性だとわかると魏軍のおっさんどものエロい目にエロ罵倒・・・えぐいなぁ。
貂が自分にとっての信の存在について「信の夢がかなうことを願っている」「自分も信と一緒に幸せになりたい」には激しく共感。でもこれは女の欲なん?いわゆる「チーム・信」の共通の願いではないんだろうか?恋愛感情や愛情じゃなくてもこういうことを願うことって、あると思う。

気になったのは羌瘣の反応。信が貂のことを「妹みたいな存在」って言った時の羌瘣の表情。ちょっとだけホッとしたのかな、なんて思ってみたりしてw

普段、「キングダム」を読む時って戦闘の行方が気になったり、政治的な物語がどうなるかを気にするのですが、今回は人間ドラマ中心に読み込みました。というか前回もそうだったかな。いろんな読み方ができ、物語により厚みが加わった感がありました。

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2020年02月12日

ネタバレ 購入済み

隊がまとまりつつあるみたい

ひとつの目標に向かって大勢の気持ちをまとめるのはきっとどの時代も大変だけれど、信はテンが攫われたことでより部隊をひとつにしたみたい。

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2019年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著雍の戦い。
魏火龍の凱孟が信に一騎打ちを挑む。
一方王賁の玉鳳隊は、魏火龍の紫伯と対峙。紫伯は槍の名手として有名だったが、他の魏火龍同様死んだものとされていた。
十四年前に起こったという魏火龍同士の争いの回顧シーンなど。
圧倒的な魏火龍の力の前に、信も王賁も苦戦する。

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2015年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魏火龍の一人ガイモウとの戦いでの信は相変わらずイカしてますね!
他の戦いも熱くなってきてます!
人質交換は見ものだった。

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2016年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

火龍たちが六将、三大天より劣って見えるのは、秦の若手たちが倒して将軍への第1歩を飾る意味だから、実力はあるけど欠点だらけの将軍にしたんだな、と思いました。いきなり王騎レベルの奴を倒せるとは思えないし……それでもやっぱり今までの敵の中ではイマイチ感が否めないなあ……正直。紫伯なんて何のために戦ってるのかと思えてかわいそうに思えてくるし。
テンはだいぶはぐらかした言い方してたけど、信を意識してるのは間違いなさそう。けど、やっぱり幸せになれるのか不安ですね。
個人的に荀草が好き。やる気のない顔とセリフとゆるいツッコミのくせに超有能軍師。

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2014年10月18日

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