すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
■粘り強く考える力を奪うスマホ
「幻想振動症候群(ファントム・バイブレーション・シンドローム)」という現象は興味深い。スマホをポケットに入れて歩いているときに、「今、振動したような気がする」と感じて慌ててスマホを確認したけれど、実際には何の通知も来ていなかったというもの。実はこの現象が私たちの集中力に深く影響を及ぼしていることが近年の研究で明らかになってきた。
■子供たちは論理的思考ができなくなった
「自分で考え、答えを出すことができなくなっている」という傾向。特にその影響が如実に現れるのが数学。
■近年の教育心理学や神経科学の研究では、語彙や概念を覚える際に、実際に「手を動かして書く」こ -
Posted by ブクログ
鹿児島にある複合型の福祉施設、「しょうぶ学園」。その施設長である福森伸氏の、障がいのある人への向き合い方や考え方、歩んできた道のりが語られている。
ノーマル、普通とは何かを常に考えてきた彼は、障がいのある人が本当の意味で暮らしやすい社会が必要だと思い、社会に出て適応していく一般の支援サービスと異なるアプローチ、その場所を社会にしようと築いていった。
彼が言う「それも‘アリ’だね」と、誰もが尊重し合える自由な環境がそこにあり、施設の至る所に福森伸氏の思いが投影されていて、利用者だけでなく職員も個性を出し合えるありのままがあるところ。そこに行き着くまでにはさまざまな困難もあり、何度も何度も考え悩ん -
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シャールは今回、マカン・マランにはいない。台湾でタイトル通り休日を過ごしている。
台湾は親日の国で有名だと思っていたけど、日本人が都合よく解釈している部分も多いかもしれない、と知った。
「非情城市」という映画があるらしいが、日本人観光客は「めんどくさい」と切り捨てずに、観て学ぶべきだとシャールはいう。
そんなシャールも現地のスタッフのアンジーに色々気付かされる。本当に知らないことだらけだ。
シャールは“めんどくさい”の一言で全てを済まそうとすることをすごく嫌う。
「めんどくさいって、お手軽な割に破壊力の強い言葉なの。それを言われちゃうと、なんにも言えなくなる人が一定数いるわけじゃない」とジャ -
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人生で読んだ本トップ3に確実に入る。自分の周りにあまりロールモデルにできる歳上の女性がいなくて(自分と正反対の方が多い)ずっと不安で怖い気持ちで20代後半過ごしてたから、本当にこんな素敵な女性達の話を一挙に読めて幸せ 感謝が止まらない 本を読んだ後の気持ちが毎度こんな晴れやかならいいのに!!笑
「自然の中で生きているものには、みんな”時期”があるんだよ。桜の季節に柿が食いたいと思っても食えないんだから、桜の季節には、桜がきれいだと思っておけばいいんだよ」
『あなたは何だってできるし、生きたいように生きることができる。心からそう思います。』
『今しかない!って時は、自分でも思ってもみない力 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『イクサガミ 神』は、壮大な蠱毒の戦いに決着をつけるシリーズ最終巻。舞台はついに東京へ移り、新橋停車場、銀座、日本橋、秋葉原、上野など、文明開化の街そのものが最後の戦場となる。参加者たちは顔写真付きで指名手配され、賞金まで懸けられた「公敵」に。剣客同士の殺し合いだった蠱毒が、国家権力と群衆まで巻き込む巨大な見世物へと変貌していく構図が実に面白い。
愁二郎、双葉、彩八、四蔵、響陣らの思いが交錯する中、とりわけ双葉の存在感が増していくのがよかった。守られる側にも見えた彼女が、人と人をつなぎ、託された言葉を運び、物語を前へ進めていく。さらに京八流と朧流の伝承が明かされ、この物語が長い歴史と継承の