あらすじ
【イラスト付き】 恋人小山臣の赴任先で暮らす秀島慈英は、かつて自分を陥れた鹿間に呼び出され、東京の彼のもとを訪れた。そこで倒れている鹿間を発見、そのまま何者かに頭を殴られ昏倒してしまう。知らせを受けて病室を訪れた臣を迎えたのは、臣について一切の記憶を失った慈英だった。冷たい言葉を投げつけてくる慈英に臣は……!? 大人気シリーズ全編書き下ろし。
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シリーズ6作目。
恋人の臣と臣の赴任先で穏やかに過ごしている慈英。
かつて自分を陥れた相手に呼び出された頭を殴られ…。
慈英が頭を殴られ記憶喪失、しかも臣の事、臣に関する事だけを無くしてしまうとか辛かった。
慈英の臣に対する態度がここまでかと言うほどに冷たくそれはないだろうと思った。
確かに無くした本人にしてみたら分からなくもないけれど。
そんな慈英に責めることなくそばにいた臣。
慈英以上の人はいないからこそ別れをつけだ臣にやっとやっと臣への気持ちを見つけ出して良かった。
忘れてしまった理由が慈英らしくて。
思い出したキッカケがあれだったとかも。
これだけの試練を乗り越えられた2人。
ようやく籍を入れる決心の出来た臣。
揺るぎない絆がしっかりと結ばれて心の底から幸せを願いました。
では7作目「たおやかな心情」へ行きます!
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慈英×臣シリーズの第4弾(番外編除く)。
「臣さん、大人になった~!」と、ただ一言の作品。
慈英がとある事件に巻き込まれて記憶喪失になるけれど、それが臣に関することだけが抜けているという、ありふれているいえば、ありふれているストーリー。
慈英が「これでもか」ってくらいに臣を拒絶し、けれどそれでもめげない臣がけなげで、切なくて、もうそれだけで☆5つ(笑)
だけど、慈英が記憶喪失で精神年齢が大学生時に還っているとはいえど、実際に大学生だったときの慈英を思えば、周りの人間は目に入らないほど・記憶にも残らないほどにスルーなので、イライラ感だとしても臣の存在を意識しているってことは、臣が同性であるが故に自分の気持ちに気づかなかった、って感じかな?
けれど、臣を拒絶しまくったことを「後で死にたくなるほど後悔する」っていうのは、記憶をなくしている慈英ではなく、むしろ、記憶を取り戻した慈英でしょう??と思うので、記憶を取り戻した後の慈英が書き下ろしSSカードの「罪悪感でもあるのか………とことんあまい」の1文で済ませてあるところに違和感。
慈英が記憶を取り戻した後の話がさら~っと終わっているところがちょっと残念。
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泣いた(T-T)最後はハッピーエンドとわかっていても、そこまでの道のりが辛かった…気持ちが早って文章をうまく目で追えないくらい、ドキドキしながら読みました。
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慈英×臣シリーズ5
*初出一覧*
はなやかな哀情…書き下ろし
画家×刑事
今回は記憶喪失モノでした。あとあとの説明で態度とか忘れた理由とか納得したけど…やられた臣くんからしたらたまったもんじゃないよね…(-_-;
ぐるぐるしてる慈英がヒドいけど可愛いので、楽しかった(笑)
崎谷さんの作品はリンクしてるものが多いので、今回もところどころで「福田美術」など見た名前が登場しております~。
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ずーっと堪えてた臣が、最後の最後に吐き出した本音が胸を衝きました。ほんとにだめなんだ……って。
本当、誰かとっとと一発お見舞いしてやれば良かったのに!!(怒)
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崎谷さんがこのネタって言うのはちょっとずるいだろうと思ったのですが、やっぱり泣いちゃいました。どんなに辛くても苦しくてもやっぱり最後は慈英の為に別れを選ぶ男らしく成長した臣に泣けました。最後に臣に縋りついて泣く慈英にも泣いちゃいました。7年という月日を実感しました。まだまだ続くという事なので、是非今度は慈英をヤキモキさせて欲しいですね♪
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どうなることかと、最後までハラハラしっぽなしでしたけど、無事慈英の記憶戻って良かったーー!!!><もしかしたら、戻らないまま終わってしまうんじゃ…?って思ってました(苦笑)あんなギリギリでなんてもうっ!(怒)慈英のばかっ!!!いっぱい臣を傷つけて泣かせて!!!読んでるこっちも本当すごく辛かった。でも記憶がなくても、またちゃんと臣のことを好きになったというのは、やっぱりこの二人はこうなる運命なんだなと思ったり。
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慈英×臣5
この2人の新しいお話が読めるなんて…。すごく嬉しい。
記憶喪失ってありがちな設定でしたが、読み応え充分な内容に超満足です。
初っ端から臣を拒否る慈英には悲しくなりましたし、それでも必死に支える臣の健気さには、心臓が痛くなりました。
慈英が臣だけを忘れた理由ってのがこじつけっぽかったのが、ちょっと…なんだけど。
入籍を臣にどうOKと言わせるんだろって思ってたので、この持って行き方は「さすが!!」でした。
展開上、必然だと思えるし、臣らしいしOKの仕方にみえるし、グッときました。
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崎谷さんが何故、今、記憶喪失ネタを使ってこの話を書いたのか、理解できる気がします。ふたりにとって…というよりも臣にとって必要だったのではと。泣きたくなるほど悲しくて辛い展開だったけど、読むのをやめようとは全く思わなかった。それは、臣の記憶をなくした慈英でも心の根っこにどれだけ臣が存在しているかがわかるから。慈英自身はその意味がわからず苛立ちに繋がり、そしてそれを臣にぶつけてしまっていたけれど。大好きなシリーズがまだ続くとわかって嬉しいです。
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一度作り上げたものを壊す、というのはその作品を結果的に長く生きながらえさせるために必要なものだとは思うのですが…。
記憶喪失、という展開自体は嫌いというより好きな方ですが、なぜかこの作品はなかなか読むことができませんでした。
前作まで、7年以上かけて2人が作り上げてきたものをあっさり突き崩される現実を見たくなくて。
それに苦しむ臣を見たくなくて。
きっとハッピーエンドなんだろうと思いながら、それでも確信が持てず、もっとも邪道な読み方である「ラストを先に読む」を実行してしまいました。
お話や展開や二人の距離感、どれも素晴らしかったです。
ただ、読んでいる間中ずっと胸が痛くて、自分が落ちているときには読めないなと思いました。
臣に感情移入しすぎなのかもしれません。
Posted by ブクログ
臣・・・つらいな。読んでるこっちはどうしてその記憶だけが消えたのかがわかるだけにホント切なかった!!。
そしてシリーズまた最初からまとめて読みたくなりました。
ところでクールなように見えて、結構世話焼きで毒舌な久遠さんに思わず惚れそうになったw。
Posted by ブクログ
臣に関してだけ記憶喪失とか、衝撃的でした。
何回も泣きそうになりました。
臣が照英に感情をぶつけて泣いた所とか。慈英に対して感情をぶつけた所とか。つまり、臣が大好きです。
「臣さん」と慈英が呼んだ時は記憶が戻ったのかと期待したら・・・‼
記憶が戻らなくてももう一度臣を好きになって、二人を見つめ直す話でした。
今までのシーンが登場して、読み返したくなりました。
ラスト、ついに籍を入れるなんて⁉
次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
ありがちといえばありがちな記憶喪失ネタ。でも恋人たちの想いを測るにはある意味一番有効なのかもしれないですね。
記憶を失った攻めと忘れられた受けの両サイドの葛藤が深く描かれているのはさすが崎谷先生です。
作者の作風からいってハッピーエンドしかないとわかっていても読中は別れてしまうのではないかとハラハラした。何度攻めをフルボッコにしてやりたいとおもったか。
でも最後にはいつもどおり周囲に「勝手にいちゃついてろ」と思わせるふたりに戻ったと思うので満足。
Posted by ブクログ
待ってました続編(><)!!
臣さん、強くなって…。。切なく、でも最後までどきどき。
で、やっぱり戻って来てくれた慈英は嬉しいです。素直に。
相変わらず慈英に共感しまくる(==)
痛いほどに人を愛す。ってなんか本当、好きです。
そして、CD化はいつですか……?
Posted by ブクログ
記憶喪失物・・・実は結構好きなんだよね(笑)
この人の話は、やっぱ好みだわw
たまには読もう。
Hシーンが激しいのがうんざりなんだけど・・・
これは他の作品に比べてずいぶん少なくて、私的には良かった。