日本沈没(下)
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日本沈没(下)

小説・文芸
627円 (税込)

3pt

とにかくその日が来る前に。政府は日本人全員を海外へ移住させるべく、極秘裏に世界各国との交渉に入った。 田所博士は週刊誌で「日本列島は沈没する」と発言して、物議をかもしていた。小野寺は極秘プロジェクトからはずれて、恋人・玲子とともにスイスに旅立とうとするが、運悪く玲子は、ついに始まった富士山の大噴火に巻き込まれ行方不明となってしまう。 そして、日本沈没のその日は予想外に早くやってきた。死にゆく竜のように日本列島は最後の叫びをあげていた。 日本人は最悪の危機の中で、生き残ることができるのか。未来をも予見していた問題作。

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  • ドラマ化

    「日本沈没-希望のひとー」

    2021年10月~ TBS系
    出演:小栗旬、松山ケンイチ、杏

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日本沈没 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 日本沈没(上)
    627円 (税込)
    伊豆・鳥島の東北東で一夜にして小島が海中に没した。 現場調査に急行した深海潜水艇の操艇者・小野寺俊夫は、地球物理学の権威・田所博士とともに日本海溝の底で起きている深刻な異変に気づく。 折から日本各地で大地震や火山の噴火が続発。日本列島に驚くべき事態が起こりつつあるという田所博士の重大な警告を受け、政府も極秘プロジェクトをスタートさせる。 小野寺も姿を隠して、計画に参加するが、関東地方を未曾有の大地震が襲い、東京は壊滅状態となってしまう。 全国民必読。二十一世紀にも読み継がれる400万部を記録したベストセラー小説。
  • 日本沈没(下)
    627円 (税込)
    とにかくその日が来る前に。政府は日本人全員を海外へ移住させるべく、極秘裏に世界各国との交渉に入った。 田所博士は週刊誌で「日本列島は沈没する」と発言して、物議をかもしていた。小野寺は極秘プロジェクトからはずれて、恋人・玲子とともにスイスに旅立とうとするが、運悪く玲子は、ついに始まった富士山の大噴火に巻き込まれ行方不明となってしまう。 そして、日本沈没のその日は予想外に早くやってきた。死にゆく竜のように日本列島は最後の叫びをあげていた。 日本人は最悪の危機の中で、生き残ることができるのか。未来をも予見していた問題作。

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日本沈没(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1973年、小松左京は急激な高度成長時に建設ラッシュで作り上げた日本を突然沈没させた。
    その方法は数年前に発表されたばかりの“プレート・テクトニクス”を使って(これで一気に日本でプレート理論が普及した)。

    いま現実では、昭和のイケイケドンドン建築物が朽ち始めている。
    ゆるやかに、確実に、これも“日本崩壊”か。

    さらにM9の東日本大震災が起こり、東海・東南海沖巨大地震発生が近づいてくる。
    未曾有の災害は常に未曾有の政治局面をもたらす。
    政治とは何か、国とは何か、民族とは何か……
    さまざまな思いが読みながら押し寄せてくる。

    幼い子供のような日本人、外でケンカしてもいつも温かく迎えてくれる母のような日本という土地が突然無くなった時、アイデンティティなるものは虚だ。

    でも、基本は壮大なエンターテイメントだから、面白く読んで、ちょっぴり考えるのが正解……きっとそうだ。

    0
    2026年05月18日

    Posted by ブクログ

    先ず、この発想とそれに伴うストーリー構成は素晴らしいの一言に尽きます。
    フィクション感が強いなと感じる箇所もありますが、それでも面白かったです。
    日本に住んでいれば、地震の破壊力は肌で感じているので、容易に想像できますし、その危機感もリアルに想像出来るので、グッと引き込まれました。

    0
    2026年04月11日

    Posted by ブクログ

    容赦ない、冷徹な結末、よろしかろうて。
    ところどころ時代の制約による違和感を覚えますが、基本的な問題はございません。
    自然との対峙がゆくゆく政治課題になっていく見通しを述べるくだりなど、社会への視線も一級品。
    ところでよく分かっておらず恐縮ですが、第一部完とのこと、第二部はあるのでしょうか?

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    日本人論 小松左京氏は初めて読む。自分の生まれる前の作品で、もちろん順番が逆であることは承知しているが、シン・ゴジラを連想した。

    最初は鈍重かな?とも思ったけれど、日本沈没というXデーが近づくにつれ、政府、対策本部、諸外国、一般市民、日本という国土自体がそれぞれ描写され、私のように群像劇が好きな者には堪らない。

    また、ただのスペクタクル、お涙頂戴などでは決してなく、沈没はあくまで題材であり、それを通して日本人のアイデンティティを問うのが主題。
    小説発刊から約半世紀。阪神淡路や東日本大震災等、実際に大災害を経験し、社会はIT化を受け、格差は増大。そんな中、変わる物と変わらない物はなんだろう、今の日本人は、沈没の時、どんな行動を取るだろう。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    知り合いが「日本なんて住む所じゃない。早く海外に移住しよう。」って冗談抜きに言ってたのを思い出す。田所博士とは真逆。

    果たして今の日本政府は、有識者から本作同様の事態が発生する可能性を示唆されたとき、劇中の極秘D2計画のように動いてくれるのだろうか。と思っちゃったなぁ、、

    0
    2021年03月01日

    Posted by ブクログ

    日本人にとって100年後でも読みつがれる本だと思う。ただ、大地震のあと、道路、電力、鉄道などのインフラの被害想定は、さしもの小松左京でもかなり甘いものであったと、今ではわかる。そんなに早くは復旧しないし、人間を安全に避難所へ移動させられるようになるだけでも、1日2日では無理であって、この小説に出てくるような地震や噴火災害のときは、死者はもっと増えるだろう。

    0
    2020年08月02日

    Posted by ブクログ

    超有名作品をとうとう手に取った。いわずと知れた日本列島大災害スペシャル。
    昔から読まねばならないとおもいつつ、ここまで引っ張った理由はなんだったか?じゃ、どうして読んだのか?

    引っ張った理由は、昔のSFで、今から読むと昔の物語みたいに思っちゃうのではないかと思い込んでいたこと。だって私が子供のころから父の書棚にありましたから。

    読んだ理由は、そんなにくっきりはしていないのだけど、名作にはふれておかねばと思ったこと。これまた失礼な話だが、藤沢周平とか読まなきゃ読まなきゃと思っても読んでいなかった小説が、やっぱり面白かったなと。『日本沈没』が歴史小説というつもりは決してありません。

    それで、読んでみたところ、いろいろな意味で思い込みを打ち砕かれました。まず全然古くない!今の時代でも最先端そのもの。多少コンピュータの性能や使い方は変わっていても、本質的な部分でその使い方想定は全くはずれていない。また、日本列島が大地震にあう前提や、被害状況などは阪神淡路や東日本を経て、その想像力の現実感が物凄い。まさにそのとおり、あるいはもしかして未来で見てきた?といっても過言じゃない。

    そして、本書は単なるSFじゃない。社会派小説そのものである。政治家が考えること、あるいは国の責任者となったときの絶対的な孤独、国を率いることの重さといった表現は、そこだけ取り出してもそのまま小説になる。科学者として重大な警告は安易にできない、逆に社会におもねりすぎたとき、結局首が閉まってしまうのは誰なのか?象牙の塔にこもってしまったままでよいのか?社会との上手なコミュニケーションを模索し続ける必要はないか?重大な危機に直面し、与党だの野党だのあるいはイデオロギーを振りかざして過去の行動を攻撃することの意味があるのかないのか。

    どれも重いテーマが一つ一つ丁寧に構築されており、手抜きなし感がはんぱない。であるからかもしれないが、一人一人の登場人物の心の動きや人間通しの精神的なやりとりは少々薄いかもしれない。もしかしたらテーマや思い題材の影に隠れてうすくみえているだけなのかもしれないが。

    というわけで、ここまで引っ張ってしまったことに後悔しつつ、第二部を予約したのであった。

    0
    2018年03月24日

    Posted by ブクログ

    上巻では日本沈没前の徴候発見までのストーリー、下巻ではいよいよ日本の国土が沈没していく様を描いています。
    文庫用に書かれた「あとがき」は下巻に掲載されており、この物語が書かれた背景や当時の「日本沈没説」の所以が説明されています。

    0
    2017年02月18日

    Posted by ブクログ

    読み終わるのが非常に大変だったが、読み終われてよかったと思う本。
    まず考察がかなりされており、リアリティが他のものより一線を画している。起こりそうなことばかり書いてあるし、四十年まえの本とは思えないような未来予測がなされている。
    それに加えて、日本人の日本列島への特異な愛情が描かれていて、普段考えない国土愛を再考させられる小説だった。

    0
    2016年09月27日

    Posted by ブクログ

    ついに日本列島が海に沈む。それまでの脱出劇から政治家の対応など、どれも真に迫る。2015年から2016年にかけて、火山の噴火が相次ぎ、熊本で大きな地震も発生した。この作品は、もしこのような未曾有の災害が発生したときの状況をシミュレーションしてくれている。政府の災害担当者は、「日本沈没」を読んでおくべき、緊急事態発生時の対応マニュアルのベースになるから。

    この作品は災害発生時の行動指針を知るだけでなく、ユダヤ人など祖国を失った人々の気持ちを考えることもできる。いかに祖国というものが大事なのかも再認識させてくれる。古くささを感じさせない傑作だ。

    0
    2016年07月17日

日本沈没(下) の詳細情報

  • ドラマ化

    「日本沈没-希望のひとー」

    2021年10月~ TBS系
    出演:小栗旬、松山ケンイチ、杏

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