すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ虚栄と真実、羨望と軽蔑を激しく行き来する主人公の心の動きに圧倒された。主人公にはその心の動きを制御できないのに、動いた先の心情は明確に認識できている点が見ていて苦しい。
心情を分析できてしまうと、愛情や友情の基底にある虚偽に目を瞑れない。ある程度虚構を受け入れられないと他人と絆を結ぶことはできないからだ。主人公がズヴェルコフらを前にして3時間も暖炉とテーブルを行き来する姿が象徴的だ。
恋人や友人を求めて奮闘した挙句、それらの欺瞞を見抜くが故に全てを手放し、主人公は孤独な地下室を選ぶ。そこから脱出する術も意思も示されず、悲劇的である。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私では思いつかないようなフレーズばかりで学びを得た。
賛否両論あるこの本をやっと手に取った。20代も後半に入り、やり残したことや後悔するようなことがないように他人はどのように感じて20代を過ごしたのか知りたくなったので読んでみた。
著者は女性だと思っていたが(一方的に)、男性の方と知り驚いた。男性でもこのような繊細な感情を描く人がいるのかと。
また、言葉遣いが私にはないワードばかりですごく惹かれた。この気持ちはこう表せられるのか、こう言えばいいのか、今までわからなかった胸のつっかえがすとん、と自分の中に落ちてきた気がした。
女性軽視やフェミニズムに反しているなどで賛否両論分かれる本だが -
Posted by ブクログ
「スピノザの面白いところは、人間の努力というものを肯定した点にある。すべてが決まっているのなら、努力なんて意味がないはずなのに、彼は言うんだ。“だからこそ”努力が必要だと」
「難しいです…」
「難しいさ。けれど存外重要なことを言っているんじゃないかと思うんだ。人間にできることはほとんどない。それでも努力をしなさいってね」
「それって、とても辛い話じゃないですか」
「私は、希望に溢れた論理展開だと感じるんだよ。…」
ここのくだりが、私にとっても、励まされているようで好き。マチ先生のように流されず、いつでも平常心で、どっしり構えていたい。
こんな哲学の話をしたり、言葉の裏に込められた思いを読み取 -
Posted by ブクログ
読み終えて、タイトル「暁星」がこの1冊を物語っていると感じた
どこまでがフィクションで、どこからがノンフィクションなのか
1度読んだだけでは理解できず、すぐさままた冒頭に戻る
「暁闇」と「金星」2つの物語で構成されている
暁なのか暁生なのか
星賀なのか星子なのか
どちらの物語が物語なのか
余白を残した状態で、また読み始めたくなる
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文部科学大臣 清水が、総文祭の会場で刺殺される
刺したのは、永瀬暁
母親が多額の献金をしていた宗教団体に恨みがあり、教団と深い関わりのある清水を襲撃した
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安倍元首相の襲撃事件をきっかけに生まれた作品
宗教2世が抱える苦し -
Posted by ブクログ
今回の要之助は 辰巳芸者の松吉に惚れます。
松吉の妹分 深川小町のお駒が行方不明になった。
町方じゃあ さっぱり探してくれない。
そこで 生まれて初めて芸者(松吉)をあげた要之助に
探すのを頼みます。
要之助は清兵衛に手伝ってもらって 行方を探し始めます。
結局 女の嫉妬が お駒の事件の鍵でしたね。
綺麗な女も大変だ。
お駒をさらった平助は 頼まれたとはいえ
お駒と一緒にいたい!
という恋心もあり この話しにのっていました。
お駒の気持ちもあり この誘拐話しは 表沙汰にされませんでした。
こういう持っていきかたが 要之助のいいところですね。
おまけに 惚れた松吉が 好きな男と一緒になる手 -
Posted by ブクログ
形而上学の主要分野についてのコンパクトな入門書。
はじめに
序章 形而上学とは何か
この章で論じること/形而上学の主題―世界の基本秩序へ/いくつかの基本秩序/形而上学の方法--モデルづくりを中心に/還元的モデルと非還元的モデル/世界の見取り図のなかに私たちを描き込む/本書の構成
コラム 「形而上学」の語源
第1章 性質と類似性
ものは性質をもち、互いに類似する/性質をめぐる問い/性質の重要性/客観的な性質と非客観的な性質/非客観的性質の諸相/客観的性質をもつということ/性質とは何か①??普遍者実在論/普遍者と時空世界の問題/唯名論の基本方針/性質とは何か②――類似性唯名論/いくつかの懸念
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