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匿名
購入済み6巻一気読み
原作未読ですが、世界観が面白いです。とてもたのしく拝読しました。
魔物側と人間側と対比させて人間の醜悪な面を浮き彫りにする物語は、これまでも拝読してきましたが、今作品では上位の存在としての女神が設定されています。しかもその女神は魔物側と人間側と分け隔てしていないようです。それなのに女神の恩寵は人間側にのみあると人間側は主張しさらに醜悪さを晒すという…
ある意味、人間側の無知蒙昧、つまり女神についての我田引水的理解がベースにあり、人間側の神官が受け取った女神の託宣もそんな人間側の、無知の無知(=傲慢さ)が招いた自業自得のように思います。
行き過ぎたイデオロギーは身を滅ぼすのだろうなぁと -
Posted by ブクログ
謙遜もなく、虚勢もなく、20代という年代の疑問なり、葛藤なりを素直に描いていると思った。
学生とは違う、社会人として20年過ごしてきた人とも違う、これからどのようにでも選択できる危うさと自由を持つこの年代の不安げで挑戦的な行動と考えがすごくみずみずしく、まぶしい。
読むのは2度目なのだが、何歳の時に読むと共感できるのか、感動できるのか、嫌な気持ちになるのかは人それぞれだと思うけれど、私は今読んで好きな話と、なんとなく気持ちが沈む話は入れ替わっているような気がした。
何様!何様?といつの間にか経験を積んだと思っていた、人生の荒波を乗り越えてきたと思っていたけれど、それはとても危うくて、自分勝 -
Posted by ブクログ
すごくいい本だった。付箋だらけになった。
電子書籍じゃなくて手元に置いておきたい。
泉谷先生は、 “普通”とは社会が作った平均値であって、 個人の欲求や本質とはほとんど関係がない、と明確に語る。
でもその“普通”に合わせようとするほど、 本来の欲求や感情が押しつぶされ、 生きづらさが強くなる。
この本のすごいところは、 “普通を手放しなさい”と単に言うのではなく、 普通に寄せてしまう心の動き (自己否定、不安、他者基準、恐れ) そのメカニズムを丁寧に説明してくれるところ。
仏教では、人間の苦しみの原因を 無明(本質を見誤ること) 執着(こうあるべきというこだわり) 渇愛(不足感を埋めよう -
ネタバレ 購入済み
びっくりするほどドジな新君。我妻君がいないと飼い主xワンコのお話を想像したら結構内面的なお話で意外でした。急に出来るようになって甘えれない我妻君を甘やかす新くん。スパダリです。
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ネタバレ 購入済み
出たー!ローズの髪の毛を悪く言って傷つけた第二王子レイノルト様!!
双子だったとは。そして似てるのに性格が、、、また違う方向で凄い。
ローズはレイノルト様のおもちゃにされ、斜め上の発送でまだまだリチャード様を困惑させるw
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