くどうれいんのレビュー一覧
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読めば読むほど、くどうれいんさんは可愛らしい人だな、と思う。
お風呂きらい、なんとなく分かる。
わたしも子どもの頃はお風呂が億劫で嫌いだった。服を脱ぐのも面倒だったし、頭から足先まで洗うことのなんと面倒なことか。
大人になったら洗うのは面倒だけど湯船に浸かるのは好きで、入浴剤がかかせない。
お仕事も大好きだったのね。
犬のお話も面白かった。特に愛媛に出没した坊っちゃん列車と走る犬。
剣道の話も。蹲踞、わたしも出来なかったから気持ちは分かる…けど、わたしの場合は膝が悪かったから、ということがあったり…。
読むとほっこりするエッセイが書けるくどうれいんさん。他の本も読みたいな。 -
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難しい。
なんだかなあ、と思える終わり方が多くて。
思いあっていた相手と別れてから、ものの処理をどうするかは人によると思う。綺麗さっぱり捨てる人、残しておく人、の2種類。
私は、写真はすべて削除した。でも物は置いている。もらったハンドクリームやひざ掛けやタンブラーなど、普通に今も使っている。それは特に意味がある訳ではなく、なんか勿体ない気がするし、別にそれを見たからと言って嫌な気持ちを思い出したりする訳ではないから。でも、世間一般的には新しいものを使った方がいい気もしてる。でもなんかわざわざ捨てるのも意識してるみたいで嫌だなと思ったりもする。
違和感を感じる時ってどんな時かな。
正直違和感を感じたら終わりが近づいている気がする。だって好きなら気にならないはずだから。
優しいだけじゃつまらない。これはね、わかる。
でもこれは完全にわがままなんだよな、彼女が。
私、話すのが大好きだけど人の話も聞こうと思った、切実に。 -
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ネタバレ【収録作品】
「ルパちゃん」 金子玲介
「推し活制限法」 日野瑛太郎
「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」 朱野帰子
「つるべを取られて」 阿部智里
「こんにちは、チャッテー」 真下みこと
「虚法」 須藤古都離
「国家殲滅フットボール法」 嶋戸悠祐
「復讐者は振り向かない」 多崎礼
「コロシヤとユキオンナ」 風森章羽
「 Touch law if you can」 名倉編
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
「『ラ禁法』ディストピア」 東川篤哉
「忘却加害」 霜月流
「密室の獣」 矢樹純
「御首塚の風」 高田崇史
「ネーミング」 潮谷験
「試み」 献鹿狸太朗
「魔法罪」 高田大介
「もう、ディストピア」 大沼紀子
「自転車武装条例」 矢部嵩
「ありがとう、虎太郎」 柾木政宗
「 ショートケーキの夜」 くどうれいん
「ぜんぶミステリのせい」 白井智之
「帰り道の行先は」 赤川次郎
「革命夜話」 五十嵐律人
「新しい法律ができた」という1行から始まる物語。
法律が題材だから、どうにも不気味な読後感。
「もう、ディストピア」は皮肉が効いている。
最後の「革命夜話」が重い。
この重さが失われつつある今、どんな悪法ができても驚かなくなりつつあるのが怖い。
現実的に生活は大切だけれども、それを守るためには大局を見なければいけない。理想がなければ堕ちるだけだ。 -
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作品紹介・あらすじ
何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本!
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。
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25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)シリーズ第5弾。
最初の一文は必ず「新しい法律ができた」で始めなければならない、という括りがある。
このシリーズを読むのも本作で5冊目。いつものように玉石混交。
以下が面白かった作者。
金子玲介
須藤古都離
多崎 礼
名倉編
潮谷 験
大沼紀子
矢部嵩
柾木政宗
くどうれいん
白井智之
五十嵐律人
上に挙げた中では大沼紀子が僕にとってのベスト。
オチの意味の分からなかった作品や、あまりにも安易なオチだなと思える作品もあった。 -
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ネタバレこれまで読んだくどうれいんさんのイメージとは違うお話もいくつか。
婚約が白紙になった友人の慰め会の後、公園に穴を掘りに行く表題作、ヨガで一緒になる憧れの女性との「鰐のポーズ」、指輪を捨てたい人と物語みたいにしたい人の「川は覚えてる」この3編はイメージしていたくどうれいんさんだったんだけど、美術館の監視員の「背」、結婚前にお互いの直して欲しいところを言い合う「湯気」はびっくりしてしまった。端的に言うと怖い。特に湯気はほのぼのとした話かと思ったら、急にホラーになってしまった。とても不気味な話だった。つくづく、色んなお話が書ける作家さんなんだなと底知れぬものを感じた。