くどうれいんのレビュー一覧

  • 日記の練習

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    ネタバレ

    くどうれいんさんの日記。いつものエッセイのようにおいしいものへのアンテナが高く維持されているところや、独特の感性が日々の何気ないことにのせて綴られている。仕事に悩み、ご飯を食べ、大好きな人たちと過ごす時間。ぽつぽつと語られているんだけど、なんか読んでいるとスピード感がある。
    エッセイでもそうなんだけど、理不尽に怒ったり(しかも謝らない)、突然泣いたりと感情がとても不安定なのが伝わってくるのだが、ちょうどこの日記の中で結婚されたミドリ氏がいつもフラットに、しかし絶妙にユーモアを交えながらうまくケアしているのがすごいなと思う。愛だなあ。
    「オールバックの人を見ると『速そう』といつも漠然と思う。新幹

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    2026年02月09日
  • 日記の練習

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    日記の中にある筆者の感情に胸が締め付けられるぶぶんがあった。漠然とさくらももこのちびまる子ちゃんを見た時みたく、普段見ないようにしている感情を呼び起こされる気がした。でもそう言った感情も含めて日記に表現できるというのは、気持ちを言語化することで、心から手放す事なのかもしれないと思った。心にモヤモヤしたまま、時を過ごすよりも、日記を通じて手放すことの練習をしたいと感じた。

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    2026年02月08日
  • もうしばらくは早歩き

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    いつもどのくらい即時にメモを取るべきか悩む。写真に撮った山は肉眼で見るより遠く、メモで残す海にはその時の本当の潮の香りまでは保存しておくことが出来ない。
    その場で肉体を持つ自分としてペンを置いて
    全身で感じようとする自分と、それを何とかして細やかに書き残したいと思う自分はいつもどちらかしか選択できずもどかしい。

    今回はそこまで刺さなかったなぁ…
    れいんさんの文章の芯にある毒みたいな要素が好きなんだけど、この作品にはあまり感じなかった。

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    2026年02月07日
  • もうしばらくは早歩き

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    くどうれいんさんのエッセイ、最新作かな?お出かけに旅行や仕事の行き帰りなどの移動にまつわるエッセイが収められている。柔らかなエッセイで読みやすくて、くどうさんの独特な擬音や美味しいもの愛をゆったり味わうことができる。
    旅行や仕事の帰りに日持ちのしないお土産を持ちきれないほど買って帰るというのが羨ましくてたまらなくなった。私は昔は日持ちのしないお土産を配るような関係の人たちがいなかったし、今は体調を崩して以来旅行ができないでいる。おいしいものを自分で食べるのはもちろんいいんだけど、おいしいと確信しているものを仲の良い人にあげるときってなんか、ぴかぴか光る太陽を差し出しているようなあったかい気持ち

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    2026年02月04日
  • もうしばらくは早歩き

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    さらりと隙間時間に読めてしまう。
    だから止められずに読んでしまうのだけれど。

    雨とケーキ
    歩く歩道
    ラッキーガール
    ピラルクと改札
    帰路はサボテン
    でらでらの道
    特別編 佐渡旅行

    わざわざ写真を撮ったりしないようなちいさな移動の繰り返しが、人生をゆっくりと押し動かす。

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    2026年02月04日
  • もうしばらくは早歩き

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    くどうれいんさんの「移動」にまつわるエッセイ。
    相変わらず日常のなかで生まれるいろんな感覚の言語化が上手い!
    わかるわかる、ということから、そんな風に感じるのかーということまで。
    ただ、テーマありきだからかこれまでのエッセイと比べると少し単調というか物足りなさを感じてしまった。

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    2026年02月03日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「ルパちゃん」 金子玲介 
    「推し活制限法」 日野瑛太郎 
    「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」 朱野帰子 
    「つるべを取られて」 阿部智里 
    「こんにちは、チャッテー」 真下みこと 
    「虚法」 須藤古都離 
    「国家殲滅フットボール法」 嶋戸悠祐 
    「復讐者は振り向かない」 多崎礼 
    「コロシヤとユキオンナ」 風森章羽 
    「 Touch law if you can」 名倉編 
    「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子 
    「『ラ禁法』ディストピア」 東川篤哉 
    「忘却加害」 霜月流 
    「密室の獣」 矢樹純 
    「御首塚の風」 高田崇史 
    「ネーミング」 潮谷験 
    「試み」 献鹿狸太朗 

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    2026年02月02日
  • 湯気を食べる

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    ネタバレ

    久しぶりに読んだくどうれいんさんのエッセイ集。今回ははっきりと食べ物にフォーカスしていて、「わたしを空腹にしないほうがいい」から入った私には好みで読みやすかった。一つ一つは短く、前のエッセイより肩の力が抜けている感じなのが良かったと思う。
    相変わらず食べ物に憑りつかれている感じで、たまご丼や手作りマヨネーズなんかの素朴な自炊の話から友人との美味しい食事、萩の月やささかまみたいなおみやげものまで色々出てくる。東北出身なので分かる話も多かった。西瓜のサラダとかせり鍋、わかめのしゃぶしゃぶみたいな私は絶対しないような料理の話も出てきて、しかもそれが美味しそうなのがすごい。もっといろいろな料理を思うが

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    2026年01月23日
  • もうしばらくは早歩き

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    くどうれいんさんの移動手段に関するエッセイと特別編佐渡旅行のエッセイ。表紙のサボテンさんは、なぜサボテンなのかはこの本を読んでのお楽しみです。

    台車から飛行機まで、色々な移動手段での懐かしい思い出など、楽しく読めました。思わず、ふふっと微笑んでしまう場面もあります。旅行先での美味しいものの数々に、興味津々にもなりました。私は東北の方は未知の世界なので、れいんさんの当たり前をいつかは感じてみたいと思っています。

    意外にも早歩きだというれいんさん。エッセイを読むたびに、れいんさんの新たな一面を知ることができて、うれしいです。今回のエッセイでも、れいんさんの感性と文章を楽しむことができました。

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    2026年01月18日
  • もうしばらくは早歩き

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    「人生を進めた」ことに後ろめたさもありつつ、素直にうれしい両方の感情で表現しているところがいい。
    人生にはそれぞれの正解があるけど、型にハマった正解だってそれはそれでいい。

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    2026年01月15日
  • 日記の練習

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    いつ読む本のリストに追加したのか分からなければ、著者のことも知らない本だったけど、リストにあったので、読んでみた。
    日記を書いてた頃に、タイトルに惹かれたのかな。

    著者に対する先入観なしで読んだけど、何かに熱中しているところとか、感情の振れ幅が大きいところとか、自分とは正反対の人で、同じ出来事を経験しても、自分とは全く違う内容の日記になるんだろうな。
    日記でこんな考え方をしている人は、実際どんな人なんだろう。

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    2026年01月15日
  • 新しい法律ができた

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    作品紹介・あらすじ

    何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本!

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)シリーズ第5弾。
    最初の一文は必ず「新しい法律ができた」で始めなければならない、という括りがある。
    このシリーズを読むのも本作で5冊目。いつものように玉石混交。

    以下が

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    2026年01月14日
  • スノードームの捨てかた

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    ネタバレ

    これまで読んだくどうれいんさんのイメージとは違うお話もいくつか。
    婚約が白紙になった友人の慰め会の後、公園に穴を掘りに行く表題作、ヨガで一緒になる憧れの女性との「鰐のポーズ」、指輪を捨てたい人と物語みたいにしたい人の「川は覚えてる」この3編はイメージしていたくどうれいんさんだったんだけど、美術館の監視員の「背」、結婚前にお互いの直して欲しいところを言い合う「湯気」はびっくりしてしまった。端的に言うと怖い。特に湯気はほのぼのとした話かと思ったら、急にホラーになってしまった。とても不気味な話だった。つくづく、色んなお話が書ける作家さんなんだなと底知れぬものを感じた。

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    2026年01月10日
  • スノードームの捨てかた

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    意外にも不穏さ漂う話がある短編集。

    食の部分しかり、ちょこちょこくどうさんらしい表現がみられる。

    「川はおぼえている」のふたりのやりとりが好きでした。

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    2026年01月06日
  • 新しい法律ができた

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    作家さんによって、いろんな新しい法律が考えられていて面白かった!
    自分が考えたらどんな法律かなーと考えるのもオツ。

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    2026年01月06日
  • うたうおばけ

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    ハイカラや〜、イマはこーいうのが流行るんかなぁ、50代、エッセイ読み慣れてない私の読後感。すごくオススメされてますよねぇ。他にも読んでみよーかなぁ。

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    2026年01月04日
  • もうしばらくは早歩き

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    2026年年跨ぎの一冊はくどうれいんさん。
    まえがきのラストがもうすてき
    「ちいさな移動の繰り返しが、人生をゆっくりと押し動かす」

    『コーヒーにミルクを入れるような愛』『虎のたましい人魚の涙』で感じたような胸に迫る切なさは少なかったものの、移動に纏わる一つ一つのエッセイはちょっと斜に見るくどうさんらしさが楽しかった

    「特別編佐渡旅行」と「ホワイトアウト」が特に良かった
    佐渡旅行のタクシードライバーをちょっとお節介に感じつつ、こういう人っているよなぁそしていい人なんだよなぁという解像度が高い
    「ホワイトアウト」関東住みで何年かに1度の大雪で困り果てる身からするとただただ恐ろしい。
    停車できた

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    2026年01月02日
  • スノードームの捨てかた

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    心がほわほわと、溶けていくような
    柔らかい読後感だった…
    今までにない読書体験だったなぁ。

    どれも不思議な世界観だけど、どこか自分にも当てはまる部分もあって、最後まですぅーっと読めてしまった。

    なかなか癖になる世界観。
    心をほぐしたいときに読みたい本。

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    2025年12月26日
  • もうしばらくは早歩き

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    日常の様々な「移動手段」にまつわるエッセイで、とにかく可愛らしい!ふだん乗ってる電車、旅行中の飛行機、バス、色んなとこに実は大切な思い出が潜んでいて1つ1つを大切にしていきたいと思えた。移動中に余韻に浸ったりお土産で贅沢しちゃうの素敵。

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    2025年12月22日
  • スノードームの捨てかた

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    表紙を見て、
    冬なんだけど凪いでいる海のようなイメージだなと思って手に取った本

    タイトルのスノードームの捨て方
    同性の友と30代以上の歳になると付き合い方がいろいろで、多分みんな手探り。だからこのお話の女友達の関係がなんか羨ましい。

    湯気は読んでいて1番自分の感情が揺れた。
    もどかしいんだけど、なんでもどかしいのか上手く言語化できない。読んでて少しイラッとする(笑)
    彼も彼女もなんかモヤモヤしてて、そのわからなさに惹きつけられた。

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    2025年12月14日