くどうれいんのレビュー一覧

  • 日記の練習

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    日記を書き続けることができないから、どうすればいいかと思って、タイトルだけ見て手にとった

    もう2ヶ月近く日記を書いてない
    それでもいいか、と思えた

    くどうれいんさんみたいな文章が書けたらいいなと思う
    だけど、わたしはくどうさんじゃないから、書けないのは当たり前だ
    自分に素直になって書けばいいのだとおもった

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    2026年05月14日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    『耳朶の紫式部』が好きだ。
    全てがいっぱいいっぱいになってしまう瞬間を、誰もが感じたことのある感情をここまで言語化できるのか!
    すいちゃんとのあたたかい時間も好きだ。
    大好きな人と過ごす時間や、食べるご飯は自分を前向きにしてくれる。

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    2026年05月11日
  • もうしばらくは早歩き

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    心温まる話あり、時に文字にすればより残酷と思える(仕方がないことだけど)話あり、普段からあまり出歩かないので新鮮味を持って読めた。

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    2026年05月10日
  • 日記の練習

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    日記が苦手なので引き続き日記に関する本を読む。くどうれいんさんの『日記の練習』は一ヶ月に1日ごとの日記を書いて、その月の終わりに長めのエッセイをひとつ書くという形式で進んでいく。書いていない日もあり、その書いていない日も数日続く期間が存在しており、日記を続けることの定義がだいぶやわらかくなった。いろんなことが描かれているけど、やはり私は日記やエッセイはその人の思考ジャグリングが見たいので友人やパートナーと何したということにはとんと興味がなくて困る

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    2026年05月05日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    ネタバレ

    くどうさんのありのままを感じられるエッセイが好き。「蠅を飼う」と「あっちむいてホイがきらい」が印象に残っている。普段なら嫌悪感すら抱いてしまう蠅でも、れいんさんの文章だと愛着が湧いてくる。
    また、「あっちむいてホイがきらい」はくどうさんの当時の恋愛を垣間見させてもらった感じで新鮮だった。

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    2026年05月01日
  • スノードームの捨てかた

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    心の中の「捨てる」をテーマにした本らしい。
    短編でとても読みやすかった。
    くどうれいんさんの紡ぐ言葉はスっと自分の中に入ってきて面白い。すぐに読み終わってしまう。
    不思議と自分を重ねて読んでしまう。
    読み終えると、
    公園の砂場で穴が掘りたくなった。
    鰐のポーズのヨガがしたくなった。
    河川敷に行きたくなった。
    背筋をシャキッとして美術館に行きたくなった。
    タトューは入れたくない。
    素敵な額縁の絵が欲しくなった。

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    2026年04月24日
  • スノードームの捨てかた

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    ネタバレ

    くどうれいん先生の小説。これまでエッセイは読んだことがあるが小説は初。

    「スノードームの捨て方」と「鰐のポーズ」での対比を感じた
    恋愛をメインで話さないから上手くいってる友人関係と、興味ない恋愛や話せない恋愛をしているから昔の友人と会ってもつまらない人々
    後者のほうが現実的だと感じるのは、自分の現状もそうだからかな

    最後の「いくつもの窓」の話もとても素敵だった。
    絵に自信を持って良い額縁をつけると、より絵は綺麗になる。というのは人間にも当てはまるなと(自信を持つ→ブランド品を着る→より自信になるみたいな)
    ゆえに最後の終わり方はとても綺麗だった

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    2026年04月15日
  • 日記の練習

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    【日記の練習|くどうれいん】

    一文:
    日記とは「日々を記録しようと思った自分の記録」

    ひとこと:
    書くことは、自分を整理して、自分を残すこと。
    過去の自分は、未来の自分へのプレゼント。

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    2026年04月15日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    おなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。

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    2026年04月06日
  • 恋のすべて

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    お気に入りの歌たち。

    ーーーー
    公園に犬を引く人多くいて日曜だねとあなたが言った

    どこへでもいけるだなんて言わないであなたと行けるかを聞いてるの

    もしきみじゃなければどこへでもなんて言えないよその先へ行こうよ

    路線バス乗ってふとももとふとももの間で手をつなぐ

    燃えている限りは火の輪、吹いている限りは風車、想う限りは、

    失くすからではなく雨の打つ音が好きだから買うビニール傘は

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    2026年03月29日
  • もうしばらくは早歩き

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    やっぱり、くどうれいんさんが好き。
    新幹線や船、たらい船に、歩く歩道、台車などぐんぐん前に進んでいく。
    れいんさんの言葉の音が好きで「とっておき」や「ちょっとむっとして」「きっぱり、すっかり」など、ひらがなの良さをじんわり温めてくれているような文章が好き。でもたまにいじわる、そして食べ物についてワクワクが抑えきれずサボテンのように荷物を抱え込んでいる様子が、おてんば娘のようで魅力的。
    だけど本当の辛さを知ってそれを想像して心を痛める強さも持ち合わせてる。

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    2026年03月07日
  • もうしばらくは早歩き

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    移動をテーマにしたエッセイ集。
    私は腰が痛くなるのが怖くて夜行バスを使ったことがないけれど、新幹線は着くのが早すぎて「東京に行く」という覚悟が弱くなるっていうのはわかるなあ。
    教習所のおじいちゃん教官の言葉にはほっこりした。れいんさんが書くからこの教官もこんなに可愛くなるんだろうな。
    佐渡ヶ島のタクシーの運転手とのやりとりもとても好き。たらい船の船頭とのお話も面白かった。
    お土産を買いまくって「からだを傾かせながらサボテンのようなポーズで突っ立っている」のもめっちゃ想像できる。あれをサボテンって表現するワードチョイスが大好きです(笑)

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    2026年02月26日
  • スノードームの捨てかた

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    どの作品も登場人物達のテンポの良い
    ユーモアのきいた会話が楽しかった。
    不穏な流れのお話もあったけれど
    どの話もふとした時に思い出してしまいそうなお話ばかりでした。

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    2026年02月05日
  • スノードームの捨てかた

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    色々な主人公の生活をよくここまで上手に表現できるなと感心。時には大胆さ、時には繊細さが必要と教えてもらった。

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    2026年02月02日
  • 恋のすべて

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    恋の短歌ばかり。キュンキュンで切なくて、色々思い出す。

    帰りたくないと行く前から思うアロエの色のセーターを着て くどうれいん

    ふりかえるあなたを撮った ながいながい銀杏並木の夕焼けだった 染野太朗

    どこへでもいけるだなんて言わないであなたと行けるかを聞いてるの くどうれいん

    忘れたいと覚えていたいはおなじだから川を見に行く鍵だけ持って くどうれいん

    行き止まりのようにあなたを思い出す檸檬買おうとしただけなのに くどうれいん

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    2026年02月01日
  • スノードームの捨てかた

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    ネタバレ

    「恋愛ドラマをあまり見ないよね」と、つい最近、指摘されたばかりだ。
    今クールのドラマはなにが面白いか、という会話をしているところで、苦手なんですよね、と返した。

    恋愛モノが嫌いなわけではない。
    ベッタベタに恋をしている少女漫画も読むし、もう少し「大人の恋」にステップアップした感じの漫画も好きだ。

    恋愛は、大人になればなるほど、人生や生き方と大きく絡んできて、大人になればなるほどつかみどころがなくなるのに、実写のドラマになると、なんだかそれが急に境界線がはっきりしすぎる気がしてしまう。

    もっとこう、人の思考や気持ちや恋愛って、白だったり黒だったり、グレーだったり、白に近いグレーかと思ったら突然「これはほとんど黒でしょう」みたいなところがあったり、それが広大なグラデーション、というよりは、まだらに混ざっていて、一歩ふらついて足を踏み出すだけで色が変わってしまうような、そんなものだったりするはず。

    いいなーと思ってた人が、ふとした瞬間に、「あ、絶対無理」ってなったりもするじゃないか。

    何が言いたいかというと、そういうドラマにはなかなかであわないけれど、本は意外と出会えるよねという話で、単に私のセンサーが発達しているだけかもしれないけれども、この本はそういう雰囲気が全編通して漂っていて、とても好きです。

    境界線はあいまいで、ふわふわした捉えどころのない思考が描かれているようでありながら、それこそがリアルのような。
    誰かの考えをそっと覗いているような背徳感。
    この空気感は、なかなか読書以外で出会うのは難しい。

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    2026年01月27日
  • スノードームの捨てかた

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    短編集。
    主人公たちが抱えている悩みの根本的な解決、が描かれているわけではないけれど、私たちの日常においてもよくあるように、こんな風に「そこじゃない」ところに気をとられているうちに根本のところも「どうにかなっている」そういうことを言わんとしているのかなぁと感じました。

    『ぼくは物語っぽくなるチャンスがあれば全部ものにしたいと思ってますよ。“すごく共感しました。

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    2026年01月07日
  • 新しい法律ができた

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    総勢25人の作家による、1行目は「新しい法律ができた」から始まる物語集
    始まりは同じなのに全て全く違う話ばかり
    私は「ルパちゃん」「Touch law if you can」「魔法罪」「もう、ディストピア」「ありがとう、虎太郎」が特に好き
    1つの言葉からこんなにもの分岐点が

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    2026年01月04日
  • 恋のすべて

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    恋ってとことん面倒くさくて、とことんあたたかくてやわらかい。私からしたら相手の気持ちなんてわからないからずっと一方通行。
    そんなふうに恋のすべての気持ちが切り取られて、ちょきちょきぺたぺたされた短歌たちがぎゅぎゅっと1冊に。

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    2026年01月03日
  • スノードームの捨てかた

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    この、「この先はあなたの想像が創り出すのよ!」みたいな、読者へ丸投げスタイルがとても好き。どのお話もかわいいんだけれど、妙にリアルなのが面白かった。
    くどうれいんさんのエッセイも絶対に読みたい。

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    2025年12月30日