あらすじ
ふたり暮らし。書くこと。前を見て進むこと。
日々の手ざわりがあざやかな言葉に変わる。
ロングセラー『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』に続く、注目作家の最新エッセイ集。
【目次】
飛んじゃったサンキャッチャー
なまけ神様
大荷物のこころ
ほそい稲妻
すばらしい枝
歯とベンツ
泣きながらマラカス
クリーニング・キッス
鬼の初恋
蝙蝠・胡麻団子・氷嚢
夜のマンション
夕陽を見せる
いやな手
見ていないし、見透かしていない
コーヒーと結婚
倒産と失恋
長野さんは陸を泳ぐ
へそを出して来た
ヤドリギ
かわいそうに
ミルク
作家みたい
深く蔵す
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あまりエッセイは普段読まないけど、これからもっと読んでみようと思った。
ふっと口角が上がってしまうようなエピソードが多かった。人となりを知りたくなりますね!
まとめて読んだけど1日の終わりに1.2個エピソードを見るだけでも心の栄養補給になりそう。
Posted by ブクログ
選ぶと決めることは同時にもう一方を選ばないと決めることになるようで
コーヒーと結婚
「飲みたくなったらいつでも飲めるように愛する人にコーヒーを淹れる。おれはそういうのが、結婚だと思うんだよねえ」
くどうれいんさん、やっぱり好きだ
Posted by ブクログ
2025/8/14
過去の私が今の自分には居座っているけれどいつの日か過去の私は救われて自分のなかからすっと姿を消す時が来るんだな、と思った。
Posted by ブクログ
くどうさんの本実は初見でしたが、語彙力の無い私にはこれが言葉に溺れるという事なのかと衝撃を受けた
エッセイなんだけれど歌詞のような彩りある言葉の数々に圧倒されました
他のエッセイも読んでみたい
Posted by ブクログ
コーヒーにミルクを入れるような愛というタイトルが、なんでかわからないけどとっても好きだった
作中の「ミルク」を読んで、夫やペットや色んな人と出会うことで、昔からコーヒーみたいに苦く尖って生きてきた私が、穏やかにまろやかに人に優しくなってきた日々を思い浮かべて、タイトルの真意はわからないけど、ああなるほど、と妙に納得した
自分の気持ちを知ること、素直になること、優しくすることが苦手で、それに気がついているのに昔の自分とのギャップでうまく立ち回れなくて、拗らせすぎて人付き合いもどんどん苦手になってきていることを日々痛感している最近。れいんさんの周りにはたくさん人がいてほんとうに羨ましいし微笑ましいし、れいんさんのように自分の色んな気持ちを抱きしめられる人になりたい。
Posted by ブクログ
くどうれいんさん初読
とても好き!
色んなことに毒付いてても雰囲気が明るくて、結局笑ってしまうような気楽さがあってとても癒された。
"夕陽を見せる"と"コーヒーと結婚"が特に好き
近々転職する私には
"作家みたい"と"深く蔵す"も響いた
日常を楽しもうという気にさせてくれる
文庫になったら買いたいな
Posted by ブクログ
話したってどうしようもない話は、どうしようもなさすぎて何時間でもできる
子供だったり学生だったり大人のいまだったり
いろんな話やいろんな人がでてきて面白い
Posted by ブクログ
くどうれいんさんのエッセイ
れいんさんのエッセイ、タイトルがおいしそうなので読みたくなってしまう(食いしんぼう)
れいんさんのエッセイってオノマトペとかも使われているんだけど、かといってやわらかすぎるとかポップすぎるということもなくて
生活の悲喜こもごもだったりをほろ苦く書いてたりして、ケーキのオペラみたいなんだよな
甘さもあるけどコーヒーのシロップがじわっと舌にのっかるみたいな
そんでもって感情とそのときの光景へのピントの合わせ方が鮮やかでそんな角度から!?と驚くことも多くて読んでて本当に楽しい
ここまで書いててれいんさんのエッセイを1冊積んでるのを思い出した。はよ読まなければ⋯
Posted by ブクログ
心の声などを包み隠さず赤裸々に綴っているのが面白かった。ユーモアがあり、ニヤッと笑ってしまう文章で、私は好きでした。こんなパキッとした性格でこだわりのある方と知れて親近感が湧きました、とても素敵です。友達や後輩との会話や、夫ミドリさんとの日常の暮らしが良かったなあ。ありのまま心の本音を綴った文章は、面白くて心に沁みる。飛んじゃったサンキャッチャー/泣きながらマラカス/蝙蝠・胡麻団子・氷嚢/夜のマンション/夕陽を見せる/コーヒーと結婚が特に好き。
Posted by ブクログ
この本は、誰かの少しのほんの僅かの愛をエッセイとして描かれています。心に残ったエッセイは、「コーヒーと結婚」で、「しかし結婚というのは「おなか空いたままは良くないね」と言いながら、それぞれ好きなものを買って横並びでおにぎりを食べることなのかもしれない。」という文から、結婚とは個々が独立し、でも互いが尊敬し合っているからある時は2つにある時は1つになるものだと思いました。その尊敬し合うという気づかれないような僅かな愛が結婚というものをつくっていると思いました。
Posted by ブクログ
くどうれいん先生のエッセイを初めて読んだ
盛岡と東京を行き来したり、様々な文芸を出しているからこその視点があって楽しかった
個人的には以下エピソードが好き
・普段行かない、住んでるマンションの最上階に行く。自分もたまにやるけど楽しい。
それを海外に行ったようと例える視点がすき。
・「かわいそう」と言われて、それが嬉しいと思える関係
・ヤドリギの木を見て「泥棒の木」か「幸福のヤドリギ)か。都会と田舎で見てる視点は違う。と憤ろうとしている
・ペンネームの決断の話も良かった。「決断とは選ぶことでなく、それでよなったと思うようにすること」心に刻みたい
Posted by ブクログ
くどうさんのエッセイが、というよりそのお人柄や暮らし、選ぶ言葉の全てが好きすぎて、毎回もはや嫉妬に近い感情を覚えながら読んでいる。
読むとたまらなくなって、クゥ〜!という気持ちになる唯一の作家さん。大好きです。
今回は結婚前後のお話が多分に書かれていて、恋人から夫になったミドリさんがよく出てくる。ミドリさんの優しい考え方や愛情のある言葉がこれまた良くて、クゥ〜!
「ミルク」でうっかり泣くところだったけど、泣いていいのはわたしたち家族だけと書いてあって、その言葉にすら泣きそうになる、けど泣かずに読んだ。
装丁もタイトルもとっても可愛くてあたたかくて、持っているだけで幸せな気持ちになる。
Posted by ブクログ
若い頃のれいんさんの貪欲な感じが、とても眩しいです。
それに比べて、ミドリさんとの日々は穏やかで、その対比も、なんだか人生って感じでよい。
最後の「深く蔵す」は、しみたーーーー!
Posted by ブクログ
たくさんの、さまざまな愛について綴られたエッセイ。
「愛」と聞くと家族や友人、恋人といった関係を思い浮かべがちだけれど、日常に溢れる小さな愛しさもまた、大切にしていきたいと感じた。
Posted by ブクログ
飛び降りたくなる高所恐怖症。
バターが溶けるような夕陽。
またお寿司を食べに来れるね、と言うのを聞いて、夫だ、と思う。
無理すると性格が悪くなる。
キラキラしていないからこそ、自ら青春らしいたのしいことをする。
戦う名前として「くどうれいん」を使い、愛する人たちに呼ばれるときは「玲音」と呼ばれよう。わたしの芯にしかない名前があるというのも、かっこいいことかもしれない。
という文章に、不意に泣きそうになった。
虚子。深く蔵す。
Posted by ブクログ
くすっと笑えるところがいっぱいあって好き。
「夕陽を見せる」が1番好きだった。海が見える温泉で夕陽を見ている感動的なシーンだと思ってたら「自分の陰毛がきらきらしている」というパワーワードが出てきてびっくりしたけど、そういうのがれいんさんらしくて好き。
Posted by ブクログ
著者は高校のとき文芸部に所属していて、高校文芸コンクールの可能な限り多くのカテゴリーに挑戦していたと『作家みたい』の中で語っています。私が通っていた高校にも文芸部がありました。ただし、活動の実態はヴェールに包まれていて、年間で数回(そのうちの1回は文化祭)発行の小冊子が、ロビーの片隅にある机に置かれるだけでした。タイトルは『うたかた』だったか…実家に置きっぱなしなので確かめられなくて残念。ともかく、私と文芸部の接点はその小冊子のみでした。内容は全て手書きで、ほんの一部を除いて筆跡はどう見ても同じ人物のもの。読むのもとても楽しみでしたが、私はその手書きの文字にとても憧れて、同じように文字を書きたいと何ページもなぞり書きしたものでした。いったい誰がこの美しい文字を書いているのだろう…気になって探ってみましたが、同学年に文芸部の部員はおらず、それ以上は分からずじまい。私が3年生になった年には小冊子は発行されなくなりました。高校1年生の私に未知の扉を叩く勇気があったなら、また違った人生があったのかもしれない──なんてタラレバを考えてしまうなんて、歳取った証拠ですね。やめとこ、やめとこ。
このエッセイはくどうれいんさんが28〜30歳ごろに書かれたもののようです。この一冊の中に、『あぁ、これ、私もまったく同じように感じてた‼︎』と思うことがたくさんありました。私の人生の半分くらいで、感じたことをこんなにまっすぐ文章にできるなんて、すごい‼︎ そして、そんなすごい才能があるのに、開花できずに悶々としていた時期があると知って、人生のタラレバを考える自分が恥ずかしくなりました。
欲しいものがあるなら、自らの手をのばせばいい。
人生で大切なのは、手にいれたかどうかじゃない、自分の手をのばしたかどうかなんだ。
ようやくわかったおばさんは、これから何に手をのばすか思案し始めました。
Posted by ブクログ
はじめましてのくどうれいんさん。
以前からタイトルが良いなあと思って気になっていた。
彼女の素直でまっすぐな、感性豊かな文章にグイグイ魅了された。
日常のこと、過去のこと、執筆のことから、結婚・執筆名をかえる重要な決断まで、面白いのにスイスイと読みやすい文章が良い。
れいんさんの文章、結構好きかも。
私とは全然違う勝気な性格だから、違う人種だ…と思いながらこう考える人もいるんだな〜ととても面白かった。
温泉で夕焼けを見る話、コーヒーと結婚、長野さんは陸を歩く、ヤドリギ、ミルク、作家みたい、深く蔵す
が印象的だった
作中の「はずみだから、みーんな。球をポンっとやってあっちに戻れない、みたいな。人生ははずみだよ。いまははずむときなんじゃない。決断って選ぶことじゃなくて、選んでそれでよかったって思えるようにしていくことだって言うし」
という言葉が心に残った
Posted by ブクログ
れいんさん同い年だし、私も結婚したてだしで親近感の湧く話が多かった。自分語りが多いし自己中で正直むかつくところもあるけれど(同族嫌悪?笑)日々をこんな風に面白く切り取って、本に残せるのは素敵だな。過去の記憶と今の記憶が混じり合う構成もよかった。私もこんなふうに色んな人と関わりあって生きていきたい。年上とも年下とも。夕日が沈むのを温泉で眺める話、ヤドリギの話、犬のミルクの話が特に好きだった。長野ヒデ子さんみたいに歳を重ねたい。
Posted by ブクログ
だいじにだいじに読んだ。
まるで自分かと思うような感情の動きをする人でびっくりするんだけどもちろん他人で、他人で年も離れてるのになんでこんな…わたしが幼いのか、若い時のわたしに戻るからなのかとても不思議。
どれもこれもタイトルを見ると内容をすぐに思い出せる。
見ていないし透かしていない、もいいよねぇすごく。コーヒーと結婚もヤドリギもかわいそうにもみんないい。夏井先生のひとこともいいよね。
元気でこのままずっと書いてね、れいんさん。
あーたのしみたのしみ。
Posted by ブクログ
今回のエッセイはあまり食べ物の話がなくて、はじめの方にいくつかある男性が絡む話はなんだか生々しい感じがしてあんまり好みではなかったかな。
くどうれいんさんの本読むといつも思うけど、かわいい擬音とかでほっこりしたイメージを装っている割に、独善的で気難しいのに他人に好かれたい気持ちが強い本人の性格がにじみ出てるからなんだか落ち着かないんだよな(同族嫌悪?)。出ているエッセイはとりあえず読めたら読むんだけど、そして食べ物への愛とか好きな部分はあるんだけど、いつも読後はもやっとした気持ちも残る。難しい。
Posted by ブクログ
一番好きだったのは、絵本作家の長野ヒデ子さんに会いに鎌倉へ泊まりに行く「長野さんは陸を泳ぐ」。
文通が始まって間もない頃に、泊まりにおいでと誘うヒデ子さんも、迷わず鎌倉へお泊まりへ行くれいんさんも素敵で可愛いのだ。
夫のミドリくんと婚姻届を出す1日、「コーヒーと結婚」も良かった^ ^
Posted by ブクログ
一つ目の文章がめっちゃ好みでした!
読みやすくて、くどうれいんさんにハマりました笑
生活の一コマそれを切り取って文字に落とし込み
そして、文書にする。
改めて自分もやってみたいなと思いました。
Posted by ブクログ
かわいい表紙に惹かれて…♡
くどうれいんさんのエッセイ好きだな
日々の1秒1秒が 愛おしいと感じられる
自分を特別な存在だって
認めてもらいたかった…とか
もうダメだと思う日があった…とか…
飾らないまっすぐな気持ちを読むと…
あぁ〜1人じゃないんだと感じる!!
みんな同じように感じていて
そんな気持ちも含めて
自分を受け止めてあげないとなって
肯定してもらえた気持ちになって 嬉しくなった!
これからも くどうさんの言葉や感性に
救われていくんだろうな…♡♡