くどうれいんのレビュー一覧
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恋人たちの会話を聞いているような歌集でした。
テーマごとに、くどうれいんさんと染野太朗さんの短歌が掲載されています。
贈答歌のページもあるのですが、全体的に会話のような雰囲気があり、かみ合うようで、かみ合わない。
そんな不安定さがとてもリアルでした。
同じ場所に居て、同じものを見ていても、それぞれ思っている事は全然違っていたりする。
それも恋だからって、イレギュラーなリズムの短歌が主張しているかのようです。
音読して味わいたい歌集でした。
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どこへでもいけるだなんて言わないであなたと
いけるかを聞いているの(くどうれいんさん)
永遠はいたるところにあるのだと知っ -
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大好きな友だちと雑談してる時の幸せな空間がくどうれいんさんのエッセイにはある。
思い返せば何の話してたっけ?でもとっても笑って楽しかった事しか覚えてないねーって言い合えるそんな当たり前みたいだけど当たり前じゃない幸せをちゃんとその瞬間に味わえてる感覚。
しあわせは乾燥でドラム式洗濯機をオススメされるあたりの「仕事もうまくいって、モテまくって、お金もじゃんじゃん儲かって、今じゃ風呂に札束入れて入浴してるよ」なんてフザケながら笑ってる様子とか、洗い物が嫌だけど「さて、人生を進めるか」という夫も、日常の些細なこれ好きだなというのを余すことなくかつ変に誇張する事なくスルスル書いてくれてる。
くどうれい -
Posted by ブクログ
ネタバレくどうれいんさんのエッセイ。
人生はドラマではないが、シーンは急にくる。わたしたちはそれぞれに様々な人と、その人生ごとすれ違う。「ともだち」や「出会った人たち」との嘘みたいな本当の日々。
全て読んでみて、れいんさんの日常に「書く」ということは強く根付いているものなんだなぁ…と思った。些細なことを記憶しておけるのは、日記や短歌や俳句を作るれいんさんの日常ならではだよな〜と思った。素敵。
特に好きだったエッセイを紹介。↓↓
・ミオ
ミオが好きだった男がひどいやつだったと分かり、ミオの気持ちの区切りをつける為に仲間内で喪服を来て中華屋でご飯を食べて、「あいつー」と呪う気持ちで騒いで過ごす若かりし -
Posted by ブクログ
好きなエッセイに出会えた!
特に、「絵に描いた餅」「空気を着る」「すももは立って」が好きだった!
くどうさんのエッセイは大体読んでるんだけど、特に好きだなぁ!この本。
「おとなだからって正しくばかり生きられない、どこかで放出しないとやってけないよ」みたいな気持ちを感じて、肩の力抜きなよ、って誰かに言われたような気持ちになる。(なんとなく、くどうさんはそういうメッセージ性を自ら発することは望んでなさそうに思うので、筆者に言われたのとはまた違う気がする。あくまで私の感想)
ソーダのボトルを開けた瞬間の「プシュッ」のようなものが、人生には必要で、フッと息吐いて、さぁもう一歩踏み出しますか!みた -
Posted by ブクログ
くどうれいんさんと同じ、高校1年生の3月でした。
当時私は福島県の内陸部に住んでいて、震災の被害はあれど、津波の被害は一切ありませんでした。
『被災県在住だが被災者とは言えない』
『震災について「語っていい」のは、それが許されるほど深い傷を負った人か、「進んで責任を負える人」だと思っていた。』
まさに、私がずっと思っていたことでした。
そして私も今まで震災について書かれたものには手をつけることはできていませんでした。理由はいろいろありますが書かないでおきます。
今回この本を手に取った理由は、作者がくどうれいんさんだったこと、裏表紙のあらすじに「被災県に住むものの被災者とは言えない自分の立