くどうれいんのレビュー一覧

  • 氷柱の声

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    くどうれいん『氷柱と声』講談社文庫。

    第165回芥川賞候補作。

    冒頭に主人公の加藤伊智花の通う盛岡の高校の名称が大鵬高校とあり、もしやと思い、ウィキペディアを検索すると、やはり自分の母校の卒業生だった。これまで母校出身の有名人といえば、ザ・グレート・サスケくらいしか居なかったのだが、作家まで輩出するとは時代は変わったものだ。

    本作は、恐らく著者の実体験に基づくものではなかろうか。そして、この著者はかなりの正直者だと思う。東日本大震災で直接被害を受けたことよりも二次的な被害の方を重要視して、それを小説の世界に表現しているのだ。無論、直接被害を受けた方々も大変な思いをしたことだろう。しかし、

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    2025年06月21日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    コーヒーにミルクを入れるような愛というタイトルが、なんでかわからないけどとっても好きだった
    作中の「ミルク」を読んで、夫やペットや色んな人と出会うことで、昔からコーヒーみたいに苦く尖って生きてきた私が、穏やかにまろやかに人に優しくなってきた日々を思い浮かべて、タイトルの真意はわからないけど、ああなるほど、と妙に納得した
    自分の気持ちを知ること、素直になること、優しくすることが苦手で、それに気がついているのに昔の自分とのギャップでうまく立ち回れなくて、拗らせすぎて人付き合いもどんどん苦手になってきていることを日々痛感している最近。れいんさんの周りにはたくさん人がいてほんとうに羨ましいし微笑ましい

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    2025年06月11日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    くどうれいんさん初読
    とても好き!

    色んなことに毒付いてても雰囲気が明るくて、結局笑ってしまうような気楽さがあってとても癒された。
    "夕陽を見せる"と"コーヒーと結婚"が特に好き

    近々転職する私には
    "作家みたい"と"深く蔵す"も響いた

    日常を楽しもうという気にさせてくれる
    文庫になったら買いたいな

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    2025年06月06日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    人と関わることを愛するくどうさんだからこそ、くどうさんの周りにいる人たちも素敵なんだろうなと思った。

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    2025年06月01日
  • 登場人物未満

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    コラボって素晴らしい!

    くどうれいんさんの本で未読だった本書。
    FM岩手の「まるふく」ってラジオ番組でも聴き知っていた作品。

    最近読んだ
    「水歌通信」は、東直子さんとのコラボ。
    東直子さんいいわぁ。って。

    ラジオ番組の
    「まるふく」は、阿部沙織さんとコラボ。
    阿部沙織さんは、FM岩手の神だな。いいわぁ。
    この二人のかけ合いは、最強。って。

    そして、今作は、
    俳優「戸塚純貴」さんとコラボ。

    戸塚純貴さんの1枚の写真

    くどうれいんさんが小説を創作。

    その小説世界の戸塚純貴さんが
    「返事」の形で小説返し。

    写真
    この繰り返しの15編



    おもしろい!

    それぞれ、2、3

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    2025年05月25日
  • 日記の練習

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    この本は、
    目の前で、著者がサインしてくれた「正真正銘」のサイン本である。
    れいんさんは、作品ごとに印鑑を作っているようで、サイン会の机の上には、たくさんの印鑑が置かれていた。自作の印鑑?だと思う。
    「レ印」と言うらしい。
    (後にラジオで聴いた。)
    作品ごとにお父さんが彫って作ってくれるらしい。

    目の前で、サインを書いてもらった本を読んだのは、初体験なのかもしれない。
    いくつになっても、初体験は待っているんだなぁ…

    サイン会は、講演会のあと行われた。
    講演会に来ていたれいんさんの衣装?は、
    しゃけ色で、袖口が広がってるヒラヒラの服。
    しゃけの妖精みたいだな、と思いました。



    著者の「あ

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    2025年05月10日
  • 湯気を食べる

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    ◼️ 自分で作ったごはんが、自分の人生を肯定してくれることがある
    くどうさんの新作!楽しみにしていました。
    「桃を煮るひと」では、かろやかで踊るような言葉がたくさん並んでいた印象でした。
    食事がテーマのエッセイという軸はそのままに、今回はさらに一歩二歩踏み込んだ人生観が描かれていて、しみじみと沁みる場面が多くありました。

    全編通して感じたのは「自分の行動の本質を考えること」の大事さ。
    「自炊は調律」は何度も噛み締めて読みたいエピソードでした。

    ー(お店のようなご飯が作れた時の)自分の人生をまるごと肯定できるような喜び
    ー家で作るものがいちばんおいしい、と思ったことがある人にしか掴めない人生

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    2026年01月11日
  • 登場人物未満

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    大好きなくどうれいんちゃんと、重岡くんと映画で共演して気になってた戸塚純貴くん
    些細な日常も優しく書くれいんちゃんの文と、戸塚くんの人柄そのままのような「無理することをやめた」文が良い化学反応を起こしててめちゃくちゃよかった、新しい短編の形

    れいんちゃんと戸塚くんの会話もすごくおもしろかった。無理せず何にもならずその時の自分でいる戸塚くんだから、なんにでもなれるおもしろい俳優さんなのかもしれない。

    遊園地のカップルの回が好きでした。

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    2025年03月03日
  • プンスカジャム

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    怒りもじっくり見つめれば、自分の本当の気持ちに気づくことができる。カッとなった時は、心の中でジャムを作ろう。本当の気持ちが分かったら、今度はうまく伝えられますように。祈るようにジャムを煮詰める。

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    2023年11月08日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    元気がない時に読みたくなる本だった。作者の人柄なのか言葉のチョイスが温かくて心がほくほくするような本。ちがうエッセイも読んでみたい。

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    2026年02月22日
  • もうしばらくは早歩き

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    くすっと笑えてしまう。言葉のチョイスが面白いです。するするリラックスしながら読めました。佐渡島と岩手に行ってみたくなりました。

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    2026年02月18日
  • 湯気を食べる

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    ネタバレ

    すごくすきだった!
    文章もあたたかくて心ほかほか〜!味だけじゃなくて見た目から何からすべてを大切にしたいと思った。「自炊の緑白黒赤」、取り入れたい。
    「湯気を食べる」のえらい人より湯気をたてた料理の方がえらい!で掴まれてしまった。

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    2026年02月17日
  • 日記の練習

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    歌人のくどうれいんさんの1年間の日記集。
    心の動きが極端で、泣いたり笑ったり出かけたり毎日目まぐるしくて楽しい。

    れいんさんの言葉は心の声をそのまんま映し出したようで、言葉が殴りかかってくるように感じる時がある。
    それがあーすごいって純粋に思えるのは文章と間の取り方が絶妙だからだと思う。

    でも読者に全てを語ってはいないと言われるのは、
    結構ショックだった。
    この日記を読んでもなお我々は氷山の一角も彼女のことを知らないのだろう。悔しい。。
    れいんさんは共感できるようでいて、時たまものすごく突き放される感じがある。
    でもたぶんそこが反動で愛しいにもなっている。

    ↓キュンとした文抜粋

    日本酒

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    2026年02月15日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    話したってどうしようもない話は、どうしようもなさすぎて何時間でもできる

    子供だったり学生だったり大人のいまだったり
    いろんな話やいろんな人がでてきて面白い

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    2026年02月14日
  • 湯気を食べる

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    大好きすぎる。この本読んだら、自分の好きなごはんを好きなだけ食べたくなる。等身大で過ごせる感じがする。

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    2026年02月11日
  • 湯気を食べる

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    食べ物が瑞々しく、湯気が立っているように描かれていて、自炊の苦手な私でも料理をしたくなった。
    と書こうと思っていた、途中まで。
    自炊をすることへの自虐が相手を傷つけるという視点を知って
    どの言葉が合うかなぁと考えてみた。
    自分が感じられていない、何かの楽しさをしっていることへのいいなぁ!が近い気がする。
    生わかめもたまご丼も試してみたいし、父が育てているスナップエンドウを今年は喜んでもらってみようと思う。

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    2026年02月08日
  • もうしばらくは早歩き

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    移動にまつわるくどうさんのエッセイ。乗り物、旅行みたいな余韻が残った。
    表紙にもなってるお土産買ってサボテン化する話も可愛かった。『やさしい車』の新車への愛も良かった。
    少し年下の作家さんだけど、同じ目線で読めて好き。

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    2026年02月08日
  • 日記の練習

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    くどうれいんさんの本を初めて読んだ!
    私も10代の頃から日記を書いていて、日記を書き始めて10年目。れいんさんの日記との向き合い方は、私と全部一緒!ではないけど、とてもわかる!なところもいっぱいで、なんだか嬉しい気分になった。
    本を読むというよりはお喋りをしているような感覚で読んだ。今年はれいんさんの他の本も読んでみたい!!

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    2026年02月08日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    くどうれいんさんのエッセイ
    れいんさんのエッセイ、タイトルがおいしそうなので読みたくなってしまう(食いしんぼう)
    れいんさんのエッセイってオノマトペとかも使われているんだけど、かといってやわらかすぎるとかポップすぎるということもなくて
    生活の悲喜こもごもだったりをほろ苦く書いてたりして、ケーキのオペラみたいなんだよな
    甘さもあるけどコーヒーのシロップがじわっと舌にのっかるみたいな
    そんでもって感情とそのときの光景へのピントの合わせ方が鮮やかでそんな角度から!?と驚くことも多くて読んでて本当に楽しい
    ここまで書いててれいんさんのエッセイを1冊積んでるのを思い出した。はよ読まなければ⋯

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    2026年02月08日
  • 日記の練習

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    2026.9

    ずいぶん長い間ちびちび読んでいた
    先日買った「わたしを空腹にしないほうがいい」は
    サクッとあっという間に読み終えたのに
    これはとても時間がかかった

    日記の本番というものがあるのかという新感覚
    くすっと笑ったり
    へなへなしたりしながら読んだ
    くどうれいんさんが書く文章が好きだなあ
    2026年は日記の年にするのだ
    誰にも見せない日記を書くよ

    ===

    P40 パソコンが壊れたので、わたしも壊れようと思います。
    P55 「「桃を煮るひと』は本当にうれしい本だよ。だって、はじめてあの部屋で全部書いた本でしょう。この一年たのしく暮らしながら、こんなにがんばっていい作品を書けるんだって

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    2026年02月07日