くどうれいんのレビュー一覧
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2025 食欲の秋
くどうれいんさんの食に関わるエッセイ
くどうれいんさんの素直な気持ち出ていて、本音を聞くことができます。彼女の芯の強さも感じられました。仲の良いご夫婦の様子も分かります。
自分の感覚と違っているところ、同じところ、半々ぐらいでした。心の中でブツブツ言いながらのお楽しみ読書。
《ちょっとビックリ》
*結婚記念日だからステーキ
→私は、初めから全然意識してなかった。誕生日はやるけど。今さらやっても遅いな。
*すいかのサラダ作ってみたい
→私にとって、すいかはそのまま、かぶりつくもの
*人生で一度もお米を買ったことがない
→こんな発言した大臣いたなあ。うらやましい。
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Posted by ブクログ
営業職と作家の2足のわらじだった頃のくどうさんのエッセイ。どちらの仕事の事も愛し、全力で頑張って、忙しさでぼろぼろになって、それでも、という日々。くどうさんのエッセイの中では食べ物の話があまり出てこないところを見ても、忙しさが見て取れるような気がする。
今私はそこそこハードな環境で働きながら転職活動をしていて、あまり本が読めていないなあ、と思いつつ移動時間で読もうと思ってとらたまを手に取った。今の自分の、忙しいことを楽しんではいるけれどもそれはそうとして穏やかな日々を過ごしたい気持ちだとか、自分と同じくらい頑張っている人としか話したくないというような鬱屈とした気持ちにこんなに寄り添ってくれる -
Posted by ブクログ
今年の5月頃に買って、ゆっくりできる時にのんびり読んで、漸く読み終えた。今、10月。
くどうれいんさんの本は、「日記の練習」で初めて読んで、その時にたまたま読んでいたカフェの店員さんがお会計をして帰る時に「くどうれいんさんの本読んでました?僕も好きなんです。あまりメジャーじゃないから読んでる人に会うと嬉しくて」みたいな感じで話しかけてくれたのを覚えてる。その時に勧めてもらったのが「うたうおばけ」。
なんとなく、ご縁だなと思ってすぐに買った。
読んでいると、日常って実はすごく面白くてドラマなのかなと思えて、私ももっと日々の出来事をしっかり見て感じられるようになりたいなぁと思った。それを心にじ -
Posted by ブクログ
くどうれいんさんのエッセイ。
文章が素直であたたかくて、毎日を大切に、前向きに生きようと思えるような一冊でした
お気に入りの言葉や話がたくさん!
「甘エビの甘抜き!」とかくすっと笑ってしまいました。物理教師の話やバナナとビニニも面白かった!
不要な金属、冬の夜のタクシーもお気に入りです。冬の夜のタクシーは人の温かさを特に感じてじんわりしました
冒頭のうたうおばけに出てきた「友達」という言葉に対する著者の考えはよく分かる!私も幼少期に似たようなことを考えてたなぁと懐かしくなりました。
『人生はドラマではないが、シーンは急にくる』
私もハッとしたシーンとの出逢いに気がつけたらいいな。そし