くどうれいんのレビュー一覧
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どうしよ、想像以上にとっっても良かった!
冒頭の湯気の話、すごくストンときた
湯気を気にしたことなくて、ある程度あったかかったらヨシ!
湯気が出てようが出ていなかろうがかまわなかったけど、この本を読んでからやたら気にするようになった
ちょっとぬるいぐらいでも食べられるけど、湯気が出てるぐらいのあちあちが1番おいしいよねそりゃ。
素材に注目した記事が多くて、私にはそれがぶっ刺さりました
わかめ鍋作ってみたいし、せり鍋は食べたことないから食べてみたい
旬のものをもっと料理したいと思うと同時に、そういうものを毎日扱っていた前職時代を思い出した
もうずっと忘れてた
ハードな仕事だったけど、そういう -
Posted by ブクログ
ネタバレかなり面白かった
「新しい法律ができた」と言う話を軸に
・AIに絡んだ近未来
・全く関係ない未来
・過去から法律ができたことにより、現代になる
・新しくできた法律の内容が分からない
といった様々な進め方を楽しめた
舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた
〜特にお気に入り〜
矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
大沼 -
Posted by ブクログ
くどうれいんさんと友達になりたい。
もうコレ。ずっとコレ。奇しくも同い年。なぜ近くに生まれなかったんだろう、徒歩5分くらいのところに生まれて幼馴染になりたかった。
とにかく言語化が上手くて胸にスッと入る。その昔(というか大学生の時)、東京へ舞台を観に行くたびにあんなにも「東京だ…」と思っていたのに、今や週一くらい出張で行く羽目になり「以上、東京でした」と自分も思う。これ、自分以外も思っている人いるんだ!?と無性に嬉しく、叫び出したくなった。
遠出した時に両手にいっぱい、アホかというほどご当地の食べ物を買ってしまうし、「ここでコレを買うと、この後の身動きが…くっ…(買う)」もやる。全然やる。
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Posted by ブクログ
「まだ明るいのに布団のなかにいると世界にひとりきりでいるような、いや、ひとりで世界をはじめてしまったようなきもちになるのだった」
特急電車の中で読んだくどうれいんさんのうたうおばけ。上記の一文を読んでとんでもなく素敵な感性をもっていて、なおかつそれを言語化できる人なんだろうって夢中で読んだ。日常の切り取り方が素敵かつ天才すぎる。
くどうさんの周りの人たちもユニークで、そして魅力的なひとばかり。
とくにまつげ屋のギャルが言った「だって夏ですもん。夏って、でっけー目で見たいもの、いっぱいあるじゃないですか」にしびれた。そのギャル好き!!!!儀式をやったちょっと不謹慎なご友人も最高すぎるし、気休 -
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くどうれいんさんの食エッセイ。読んでいて食べたいと思ったものが沢山あった(*´﹃`*)萩の月、ねぎとろ、うーめん、シンプルなたまご丼…。
『萩の月のキャッチコピーには、「まごころをかたちに。」とある。そうか、まごころのかたちとは、クリーム色で、ふかふかのまんまるだったのか。私も萩の月のような明るいまごころを胸に持って暮らしたい。-萩の月- 』
『何を食べたらいいのかわからずにしゃがみ込んでしまうような日が来たら、前にそうやって泣きそうになった自分が何を食べていたか思い出してみるといい。…おいしい、と思う。おいしいから大丈夫、と思う。そうやって明日を迎えられる。-ねぎとろ-』
自炊をするこ -
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東日本震災2011年3月11日
くどうれいんさんも 盛岡出身 盛岡在中のかたなので
きっと実体験なのかと感じて読み進めました。
でも 主人公の名前は「伊智花」
検索しても くどうれいんさんは工藤玲音が本名
やはり 小説なのねと思いながら 読み進めました。
震災で 被害にあってない自分が 逆に苦しくなるパターン
私自身も感じていたことだったので
「同じ思いのかたがいたんだ」と本を通して安心したのです。
あとがきで
くどうれいんさんも 「被災県在中だけど被災者じゃない」
だけど 世間では「被災者」だと勘違いされて聞かれることの辛さ
沿岸の人たちこそ 本当に辛いのに。。。と思うジレンマ -
Posted by ブクログ
自炊をしていくうちに、自分だけのレシピとか特別が増えていって、それで自分のご機嫌を取っていく生活の楽しさがたくさん書かれてた
わたしも一人暮らししたての頃、どんなに帰りが遅くても「今これが食べたい!」ってものを無心で作って食べるのが、心の支えになってたなぁと思い出した、そしてたくさん作ったご飯を全部ひとりじめして食べるのも^._.^
これ読んでからは、ご飯作るとき「料理は心の調律〜」とこころの中で唱えてる
「家で作るものがいちばんおいしい、と思ったことがある人にしか掴めない人生がある。大げさでなくそう思う。ゆとりがないときにこそ(たのむ)と菜箸を握るわたしたちに、どうかよい人生が訪れますよう -
Posted by ブクログ
読書が中々進まなくて積読が増えていく最近は、新しい作家の本を読むのも怖くなっていたから、この年(35歳)になって好きな作家さんができるとは思っていなかった。
そんな中で美しい装丁と、『スノードーム』というワードに惹かれて手に取ったこの一冊で、とても好きになれた、くどうれいんさんとの出会いの本です。
現代的なモチーフ(LINEスタンプなど)や、ライフステージに焦点を当てた描写や、日常で見たことのある景色の切り取り方が美しくて、ありがちな最後ではなく、これからも物語の登場人物たちが生きていくような、余韻があるようなストーリーの終わり方が特徴的でとてもよかった。
それぞれの物語で湧き上がる、自分