くどうれいんのレビュー一覧

  • スノードームの捨てかた

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    やっぱりくどうれいんさんが好きだなぁと思うのは
    エッセイも詩も小説も、どれもが特別な日だけが大切じゃなくて毎日の中に特別を見つけ出すのが上手でそれが心地良い
    今回は小説なのでいつも読んでるエッセイではなくフィクションが効いていて春のうたたねの時に見る夢のようなどことなく現実と夢の境目がすこしぼんやりした不思議な感覚。

    1話目の三人の幼馴染の女の子達が大人になってもよく集まっている。あの頃のまま子どもで同じ制服をきて同じ教室にいたわけではなく大人になって皆あらゆる人生を送っている。社会人として独身でいる主人公のエミ、結婚をしてママのサラサ、婚活をがんばって破談になったレイカ。
    私達も大人になれ

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    2025年10月27日
  • 日記の練習

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    最高じゃん!
    自分のための日記なのにこんなに面白おかしく文章書くの?
    最高のご自愛じゃん!
    視点も、もちろんおもしろい。

    日記って、負の感情を吐き出すものっていうイメージがあったけど、こういう日記もいいなぁ

    くどうれいんさん、
    大ファンになった。

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    2025年10月27日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    ライダースの高齢女性は、
    「ハッハー!ざんねん、みんなの期待の分重くなったわ」
    と手を叩いて喜び、二百三十八グラムのまま購入してくださった。その、みんなの期待の分重くなった、というのが面白くいまでも忘れられずにいる。

    そしてその冬、わたしはだれも信用できなくなって部屋から一歩も出られなくなり、店長にもだれにも連絡せず無言でサラダやさんのアルバイトを辞めた。

    本当はだれかのきもちを推し量ることがいちばん苦手だ。悩んでいる人にも、その一歩先の言葉を促すような寄り添った声をかけることができない。

    わたしはよくはかりかたを間違ってとても嫌われてしまったり、目の前から

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    2025年10月26日
  • 日記の練習

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    人気のエッセイストが、どんなふうにしてエッセイを書いているのか気になった購入した本。

    内容は、4月から始まって翌年の3月まで、1ヶ月ごとに日記と、章末にエッセイ(日記の本番)という構成で書かれている。

    この本を読んで、今までエッセイがうまく書けなくてモヤモヤしていたが、それが晴れた気がした。

    日記って、こんなに自由でいいんだ!!

    でも、私は日記にできるほどの体験も経験もしていないので、これからはアクティブに行動しようと思う。

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    2025年10月25日
  • うたうおばけ

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    この本が大好き。もうほんとに大好きだ。玲音さんの感性。失恋したとき、大切な人が何かを失ったとき、大切な人が、幸せそうに笑っているとき。生きていて宝物のような瞬間を、綺麗で、丁寧で、それでいて新鮮で、ありのままのその瞬間を全部閉じ込めたような言葉で表現している。一瞬一瞬が全部宝物。この本を読んでいると、大好きな人たちの顔、大好きな人たちとの時間、自分にとってかけがえのない時間たちがとっても呼び起こされる。どの話も大好きだけれど、「冬のタクシー」がやっぱり心に残る。どこにいても涙が止まらないとき、遠い誰かが救いあげてくれる瞬間。そして自分自身も、そんな人でありたいと、強く、優しく願いながら、実際に

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    2025年10月21日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    選ぶと決めることは同時にもう一方を選ばないと決めることになるようで

    コーヒーと結婚
    「飲みたくなったらいつでも飲めるように愛する人にコーヒーを淹れる。おれはそういうのが、結婚だと思うんだよねえ」

    くどうれいんさん、やっぱり好きだ

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    2025年10月19日
  • 湯気を食べる

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    寝る前にリラックスしながら読めるような本を探し求めた先で出会いました。
    毎日の生活が短く、心地の良いテンポで紡がれており、日々の食事をいとしく思わせてくれるような話ばかりでとてもよかったです。くどうれいんさんの軽やかであたたかい言葉、すこくすきだなあ。

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    2025年10月18日
  • 恋のすべて

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    恋の海に溺れてしまいそう。

    一つの言葉をテーマに繰り広げられる短歌の世界。男性、女性、それぞれの歌人の思いを読むことができる魅力。工夫された装丁。言葉のテーマが変わるごとに、ページのデザインが変わる。この変化が、別世界に読者をいざなうきっかけにもなっている。色調はモノトーン。なんて素敵なんだろう。

    恋愛中の感情は、本当に複雑。それを31文字で凝縮させてしまうことの不思議。読むことで、込められた思いが溶け出すようで、幸福感に浸れました。

    くどうれいんさん、1994年生まれ。染野太郎さん、1977年生まれということで、少しばかり時代の空気感の違いも感じられました。

    実際にお二人が喫茶店で詠

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    2025年10月19日
  • 湯気を食べる

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    作家・くどうれいんが凝縮されている1冊。
    食へのこだわりだけでなく、作家としてのくどうれいんと1人の人間としてのくどうれいんのイメージとの葛藤や立ち向かおうとする力なども含まれている。
    また、文章の読み易さは個人的にピカイチ。

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    2025年10月15日
  • 湯気を食べる

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    12回料理レシピ本大賞【料理部門】入賞の食にまつわるエッセイ。
    著者の食に対するスタンスと、私のそれとが同じすぎて、わかりみが深すぎる(笑)。
    私もアイスクリームには追いかけられたいし、熱々が美味しいものが目の前に来たら、エライ人の話を聞かずとも食べる。
    そして、自分が家族に料理をつくってあげるようになって、自分の母親に対する気持ちが変わったところも一緒。
    ダンナさんが、作った料理を惜しみなく「美味しい、美味しい」と食べてくれるのは、とてもうらやましいな。
    私の好きな坂元裕二のドラマで「外で食べたらレジでお金払うでしょ。家で食べたらおいしかったっていうのがお金なの。言わなかったら食い逃げなの」

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    2025年10月15日
  • 湯気を食べる

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    とてもホッとする本だった。

    自分の目の前には本しかないはずなのに、ご飯の温かさを感じる。そして、帰ったら何食べようかなと楽しみになった。

    ご飯を食べること、つくることに対して前向きになれる本!

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    2025年10月12日
  • 湯気を食べる

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    "料理を作ったり、作ってもらうということは、湯気ごと味わうことができるという素晴らしいことだ。湯気ごと味。"
    "わたしはいつもわたしのために働いているのだから、わたしがわたしの食べたいものを作るとき、それはすべてまかないだ。"
    "いつまでも、作ることができた日は自分をうんと褒めたい。そう思うと、毎日作ってくれた母に頭が上がらない。"
    "暴走したい日はぶんぶんチョッパーに限る。"
    "生きていればお醤油はちょっとずつ減って、つぎのお醤油に手をつける日が来る。どうせ生きる、どうせ醤油は減る。"
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    2025年10月12日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    装丁が好きすぎて、一目惚れした本。
    会社員と作家の二刀流で、一生懸命に日々を生きていくれいんさんの感情に共感。
    私の今の状況と重なることが多くて、全部自分で選んできたんだし頑張ろう!と支えてくれるような存在。

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    2025年10月07日
  • うたうおばけ

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    作者の人柄が伺える作品でした♪
    周囲の人達とのやりとりが等身大で描かれ、
    どこか自分にもこういうことがあったかも!?
    と親近感が湧いてきました。
    言葉のチョイスも素敵!

    また何度も読みたくなる…!!!

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    2025年10月06日
  • 恋のすべて

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    本当に本当にすばらしかった。恋の楽しさ苦しさままならなさが詰まった短歌はもちろんのこと、本そのものの作りもとてもこだわりが感じられて、ページをめくるごとにうっとりする。どこを切り取ってもドラマのワンシーンのよう。まさに"恋のショート・フィルム"な短歌集。

    どうしてこれが恋のうたとして詠まれたんだろう?と思うような短歌もあったけれど、日常のどんな一部分でも恋の場面でありえるんだということに気がついてたまらなくなった。35文字の奥にある匂いや想いをたくさん想像させてくれます。


    おもうだけではあなたはぼくになってしまう触れたいのだと何度も気づく

    スカートを買ってひろがるこ

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    2025年10月05日
  • 日記の練習

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    よく呑み、よく泣き、よく爆笑する。そんな著者の日常が印象的でした。自分は若い頃に比べて爆笑することが少なくなっているし、数少ない爆笑も何がおもしろかったのか覚えてない。。そういうことを忘れないうちに日記に書くとおもしろいだろうなあと思いました。
    本書は日記の指南書というよりは、読ませるための日記。各所で出てくる著者の脳内ツッコミのユーモアセンスがすばらしく、笑えます。

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    2025年10月02日
  • 湯気を食べる

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    ずっと気になっていた作家さま
    くどうれいん?
    名前から童話作家さん?って思った時期もあったけど、どーやら違うらしい

    そして満を持して!!
    本書を手に…。
    (ただ読みたい本が多すぎて、先送りしてただけ 笑)

    読みはじめてすぐに

    出来立ての尊さ、舐めんなよ、

    の一文でわたしは、作者さまに胃袋とハートを撃ち抜かれました
    もぅ〜好き♡
    文章を読みながら
    好き♡って気持ちしか、わたしのなかに湧いてこない
    わたしも食べること好きだから、お友だちになりたい!!!!って思ったし、ほんとに料理が上手なんだろうなぁ〜。ってすっかりファンになってしまいました

    素敵な出会いに感謝。

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    2025年10月04日
  • うたうおばけ

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    くどうれいんさんという人がどんな人なのか、とてもよく分かるエッセイ本でした。
    また、読んでいて、自分の日常についてもっと執念深くなろう!と思いました。この本の冒頭に、シーンは突然やってくるーという台詞があります。うたうおばけのお話しを読んでいると、えっそんなことある??劇的すぎない??というような驚きの感情が次々と湧いてきます。しかし、こういう場面は誰にとってもやってきているのです。それをれいんさんは沢山記憶に留めて、留めて、書き留めている。綴ることに執念を燃やしていて、今回はその中の何個かを紹介しているだけなのです。私自身もこれまでの人生でたくさんの劇的なシーンがあったと思いますが、どういう

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    2025年10月01日
  • うたうおばけ

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    ブックイヤー?がとまらない
    スルメみたいな本だと思う
    何回読んでも違う味がしそう 読みたいと思う
    感想なんて毎回違いそうだし書きません

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    2025年10月01日
  • うたうおばけ

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    くどうれいんさんの本を初めて読みました。

    電車の中で読んでいましたが、時々吹き出して笑いそうになるので、場所は選んで読むことをオススメしますꉂꉂ・ᴗ・

    他の本も読んでみたいと思い、次は「湯気を食べる」
    という本を購入し、これから読む予定です。

    はぁ〜、楽しみだな〜(*´꒳`*)

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    2025年10月01日