くどうれいんのレビュー一覧

  • 恋のすべて

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    捲っては戻り捲っては戻り。ゆっくり読み進めた。
    きらめきも穏やかさも愛しさもどろどろも切なさも。もっと言葉にできないことも。いろんな恋があった。
    いくつかの句にものすごく掴まれた。

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    2025年11月13日
  • 氷柱の声

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    私のモヤモヤがここに詰まっていると感じました
    私も岩手県内陸在住なので、震災時は、幾つか壊れたものがあったり、4日停電した位で「被災地」と言われる程のことはなかったです
    でも、何もできなくて申し訳ない思い、後ろめたい思いはいつも感じていました

    この思いを文字にしてくれた

    この本を買ってから、自分の離職もあったりして、読めずにいた時期もあったのですが、やっと読めました
    この本を書いてくれてありがとうございました
    私は私のしたいこと、できることをして生きていくしかないと覚悟できました

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    2025年11月12日
  • スノードームの捨てかた

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    ひとつひとつの話が全く別の顔なのに、作品としての一体感が凄い。上手く言語化できないのが惜しいです。

    個人的に刺さったのは「背」「湯気」でした。
    「好きだからこそ」の感情がすれ違う時、人は自分に立ち返り、相手を見つめようし、それでも見つめ切れずに破綻してしまう関係がある……そういうことを描いているのでしょうか?
    本当にうまく言えないのですが、あくまでも私にはそんな感じがしました。

    表題作「スノードームの捨てかた」はなんとなく「東京タラレバ娘」をイメージしながら読みました。何かあると三人で集合!して打ち明けあう関係。そういうのがなかった自分には少し羨ましかったです。

    「川はおぼえている」は何

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    2025年11月10日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    素晴らしい読書体験をさせてもらった。
    書き表したい比喩の言葉が浮かびそうで浮かばない。そんな自分の語彙力やセンスのなさに打ちひしがれながらも、この本を読む事でそのセンスの限界をどうにか拡張しようと助けてくれている気がして励まされる。
    なぜ、自分は本を読んでいるのか。その一つの理由として、誰かが悲しんでいる時、辛い時にそっと無言で差し出してあげられるような言葉を探しているのだと思う。
    いつもなら自分の行動に対して、「誰かのために」というのは、あまりにも横柄で、客観視できていないと思えてしまい、言葉にも文字にもできないが、今日は確信を持って書き記そう。
    くどうさんの言葉が自分の心を軽快にしてくれた

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    2025年11月09日
  • スノードームの捨てかた

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    ネタバレ

    どれもエモ深かった✨
    【川はおぼえている】
    夜の川はときどき鱗のように光る。二度と同じ水は流れないはずなのに、川を見て何か
    を思い出すとき、わたしたちは川の何を見ているのだろう。←ささった!

    【背】
    美術館の監視係は、防犯カメラの監視係に見られていた。そんなきっかけで始まる恋なのかと思いきや、やがて「見られる」ことのストレスやまとわりつくものについての話に。着地点が分からずおもしろかったし小川洋子みを感じた。(背筋をのばしている描写の意味はなんなのだろうか、本人の生きている実感のためか、もしくは今でも見られる恐怖が意識が残っているのか)

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    2025年11月02日
  • 湯気を食べる

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    食べること、料理をすること、誰かと食べること、誰かに自分の作ったご飯を食べてもらうことが好きな人にオススメしたい1冊です( ˶'ᵕ'˶)
    作らなくても、スーパーに入って、食材を見ることが好きな人にもオススメ(。˃ ᵕ ˂ )b

    ときどきまた読み返すかも(*´ `)

    2025/11/02

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    2025年11月02日
  • 日記の練習

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    読んでいてとても気持ちのいい文章でした

    くどうれいんさん
    知ってはいましたが初めましての作品
    面白いと話題だったので
    エッセイというものもほぼ初めてだけど
    手にとってみました

    そしたらなんと面白いことか
    言葉をいろいろ知っている
    ものの見方がなんか違う

    こういう考え方、モノの見方があるんだなぁ
    言葉を知っているとその分、
    見方や考え方も増えるのかな
    と気持ちよく読めました

    ふとしたひと言や
    旦那さんとのやり取りも
    くすっとしてしまう
    こんな夫婦に憧れました

    他の作品もぜひ読みたいです
    なんならもう買いました

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    2025年11月02日
  • 日記の練習

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    これを読んでわたしも日記を付け始めました。
    いつも日記なんて続かないのに、今回はかれこれ長く続いています。

    きっと皆さんも日記が書きたくなりますよ。

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    2025年11月01日
  • 日記の練習

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    自分自身これまで日記を何度か書いていたことがあるが、1年も続いたことがない。大体3ヶ月ほどで途絶えてしまう。
    「日記の練習」というタイトルに惹かれ、手に取ってみた。
    書けない日があってもいい。その日感じたこと、ちょっと心が動いたことを書き留めてみたいと思った。
    本作の中に登場する旦那さんは一緒にいるとポジティブになれる素敵な方だと思った。

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    2025年11月01日
  • うたうおばけ

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    なんてゆーか青春だ!
    いくつになっても青い春だ!
    見逃さなければ毎日はキラキラ光るシーンでいっぱいだ!
    私もそーゆー毎日を見逃さないようにしよう。

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    2025年10月31日
  • 恋のすべて

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    歌人のくどうれいんさん、染野太朗さんのお二人の往復歌集。
    内容は「恋」一色。
    タイトルも『恋のすべて』
    ⅠとⅡ、二つのパートがあり、Ⅰは始まったばかりの恋から恋の最中。
    Ⅱは終わってしまう恋。
    歌集中程にはお二人が同じものをテーマに贈り合う贈答歌もあります。

    くどうれいんさんはまだお若い歌人の方で「きゃー」と何だか顔を赤らめたくなるような恋心の歌がたくさんありました。
    気持ちや情景が想像できるわかりやすい歌が多かったです。


    ーーーーーーー





    真実はいくつもあっていいと思ういちども触れずに選ぶアボカド     くどうれいん

    だきしめられてお湯だった思いだすわたしお湯だった、どう

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    2025年10月28日
  • スノードームの捨てかた

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    やっぱりくどうれいんさんが好きだなぁと思うのは
    エッセイも詩も小説も、どれもが特別な日だけが大切じゃなくて毎日の中に特別を見つけ出すのが上手でそれが心地良い
    今回は小説なのでいつも読んでるエッセイではなくフィクションが効いていて春のうたたねの時に見る夢のようなどことなく現実と夢の境目がすこしぼんやりした不思議な感覚。

    1話目の三人の幼馴染の女の子達が大人になってもよく集まっている。あの頃のまま子どもで同じ制服をきて同じ教室にいたわけではなく大人になって皆あらゆる人生を送っている。社会人として独身でいる主人公のエミ、結婚をしてママのサラサ、婚活をがんばって破談になったレイカ。
    私達も大人になれ

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    2025年10月27日
  • 日記の練習

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    最高じゃん!
    自分のための日記なのにこんなに面白おかしく文章書くの?
    最高のご自愛じゃん!
    視点も、もちろんおもしろい。

    日記って、負の感情を吐き出すものっていうイメージがあったけど、こういう日記もいいなぁ

    くどうれいんさん、
    大ファンになった。

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    2025年10月27日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    ライダースの高齢女性は、
    「ハッハー!ざんねん、みんなの期待の分重くなったわ」
    と手を叩いて喜び、二百三十八グラムのまま購入してくださった。その、みんなの期待の分重くなった、というのが面白くいまでも忘れられずにいる。

    そしてその冬、わたしはだれも信用できなくなって部屋から一歩も出られなくなり、店長にもだれにも連絡せず無言でサラダやさんのアルバイトを辞めた。

    本当はだれかのきもちを推し量ることがいちばん苦手だ。悩んでいる人にも、その一歩先の言葉を促すような寄り添った声をかけることができない。

    わたしはよくはかりかたを間違ってとても嫌われてしまったり、目の前から

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    2025年10月26日
  • 日記の練習

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    人気のエッセイストが、どんなふうにしてエッセイを書いているのか気になった購入した本。

    内容は、4月から始まって翌年の3月まで、1ヶ月ごとに日記と、章末にエッセイ(日記の本番)という構成で書かれている。

    この本を読んで、今までエッセイがうまく書けなくてモヤモヤしていたが、それが晴れた気がした。

    日記って、こんなに自由でいいんだ!!

    でも、私は日記にできるほどの体験も経験もしていないので、これからはアクティブに行動しようと思う。

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    2025年10月25日
  • うたうおばけ

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    この本が大好き。もうほんとに大好きだ。玲音さんの感性。失恋したとき、大切な人が何かを失ったとき、大切な人が、幸せそうに笑っているとき。生きていて宝物のような瞬間を、綺麗で、丁寧で、それでいて新鮮で、ありのままのその瞬間を全部閉じ込めたような言葉で表現している。一瞬一瞬が全部宝物。この本を読んでいると、大好きな人たちの顔、大好きな人たちとの時間、自分にとってかけがえのない時間たちがとっても呼び起こされる。どの話も大好きだけれど、「冬のタクシー」がやっぱり心に残る。どこにいても涙が止まらないとき、遠い誰かが救いあげてくれる瞬間。そして自分自身も、そんな人でありたいと、強く、優しく願いながら、実際に

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    2025年10月21日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    選ぶと決めることは同時にもう一方を選ばないと決めることになるようで

    コーヒーと結婚
    「飲みたくなったらいつでも飲めるように愛する人にコーヒーを淹れる。おれはそういうのが、結婚だと思うんだよねえ」

    くどうれいんさん、やっぱり好きだ

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    2025年10月19日
  • 湯気を食べる

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    寝る前にリラックスしながら読めるような本を探し求めた先で出会いました。
    毎日の生活が短く、心地の良いテンポで紡がれており、日々の食事をいとしく思わせてくれるような話ばかりでとてもよかったです。くどうれいんさんの軽やかであたたかい言葉、すこくすきだなあ。

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    2025年10月18日
  • 恋のすべて

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    恋の海に溺れてしまいそう。

    一つの言葉をテーマに繰り広げられる短歌の世界。男性、女性、それぞれの歌人の思いを読むことができる魅力。工夫された装丁。言葉のテーマが変わるごとに、ページのデザインが変わる。この変化が、別世界に読者をいざなうきっかけにもなっている。色調はモノトーン。なんて素敵なんだろう。

    恋愛中の感情は、本当に複雑。それを31文字で凝縮させてしまうことの不思議。読むことで、込められた思いが溶け出すようで、幸福感に浸れました。

    くどうれいんさん、1994年生まれ。染野太郎さん、1977年生まれということで、少しばかり時代の空気感の違いも感じられました。

    実際にお二人が喫茶店で詠

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    2025年10月19日
  • 湯気を食べる

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    作家・くどうれいんが凝縮されている1冊。
    食へのこだわりだけでなく、作家としてのくどうれいんと1人の人間としてのくどうれいんのイメージとの葛藤や立ち向かおうとする力なども含まれている。
    また、文章の読み易さは個人的にピカイチ。

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    2025年10月15日