くどうれいんのレビュー一覧

  • プンスカジャム

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    怒りもじっくり見つめれば、自分の本当の気持ちに気づくことができる。カッとなった時は、心の中でジャムを作ろう。本当の気持ちが分かったら、今度はうまく伝えられますように。祈るようにジャムを煮詰める。

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    2023年11月08日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    同じ出身で同い年の作家さんが書いた本。しかも、手に取ったのは数量限定のサイン本で、これは運命かも!と思いながら購入しました。
    特に「夕日を見せる」では、実際に訪れたことのある温泉が登場し、その情景がありありと、そしてキラキラと輝きをまとって浮かんできました。何気ない景色も、作家さんの表現や豊かな語彙によって、こんなにも鮮やかに心に描かれるのだなと感じました。

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    2026年10月25日
  • うたうおばけ

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    くどうれいんさんの作品を初めて読みましたが、とても素敵な感性をお持ちの方でまっすぐ素直に生活していらっしゃるんだなぁと思いました。
    ふふと思わず笑ってしまう部分がたくさんあるエッセイでした。元気が出ました。他の作品も読んでみます。

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    2026年10月21日
  • 湯気を食べる

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    余裕がない人生のなかで、自分の人生に納得するためのその手段が自炊だった-。作家・くどうれいんによる「食べること」にまつわるエッセイ集。『オレンジページ』『河北新報』連載に書き下ろしを加え書籍化。

    美味しそうな話ばかりで、食べることをいろいろ考えた。

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    2026年10月21日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

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    ネタバレ

    れいんさんの作品を読むのはこれで8作品目。
    今回もれいんさんの可愛さ+反骨心のような人間性をエッセイからしっかり感じ取った。
    文章の端々に「怒り」や「憤り」が垣間見えるのが、可愛らしさの文章の対比があって好きだなぁといつも思う。あとは擬音の使い方。例えば文中にあったリップバームを塗った時の「んー、ま。」という擬音の可愛らしさがたまらなく好き。

    私のお気に入りエッセイ
    ・「見ていないし、見透かしていない」
    「この人に見透かされている」と思ったことのある経験について語られていた。でもそこには自分に自信がないことを「相手が見透かしてくる」と思うことによって自分を安心させている。相手を鏡のように使っていることについて語られていた。
    れいんさんはそう感じるんだな…繊細〜〜!私も若い頃はあったかもしれないけど、年齢を重ねてそういう感情は無くなってきた(というかどうでもよくなってきたのかもしれない)かな。

    ・「コーヒーと結婚」
    れいんさんとミドリさん。
    今までの数々のエッセイにもミドリさんは登場するけれど、れいんさんを包んでくれるような温かいご主人のイメージ。
    ミドリさん自身が苦手な熱々のブラックコーヒーを朝れいんさんのために淹れてあげる優しさと、そのコーヒーを一緒に飲もうと黒糖シロップと氷と牛乳を混ぜてコーヒー牛乳にしたれいんさん。
    どう考えても可愛すぎる二人。
    そこから氷で冷やした冷たいコーヒー牛乳を一気に飲んだことで二人ともお腹を下し、体調を整えてから婚姻届を出しにいく二人。改めて結婚って生活だよなぁ〜なんてしみじみ。

    ・「へそを出してきた」
    れいんさんの高校時代の友達、樋口さん。「常にいる」存在でありすぎて、「親友」と呼ぶのが難しいという感覚、わかる。
    「同じクラスの人」「友達」「樋口」みたいなカテゴリーなんだろうな。
    だから全てを語りきらなくても分かり合える存在、本当に貴重…!

    ・深く蔵す
    短歌俳句を発表する時の名義が漢字表記だったれいんさん。小説エッセイを出す時の名義のように全て名義をひらがな表記に統一するかどうしようかと迷っているれいんさんの心情が描かれていた。
    どちらであろうと私はれいんさんの作品をこれからも読み続けるよ〜と思いつつも、れいんさんの決意を知ることができた。
    やっぱりれいんさんは可愛いし、かっこいい。

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    2026年10月21日
  • 湯気を食べる

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    食べるって漢字、たしかに人が良くなるだ。
    くどうさん自身の人柄がよいことがよ〜く分かったし、それ以上にくどうさんの周りにいるひとたちがみんなチャーミングなのが羨ましいなって思うなど。

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    2026年10月20日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    日々を懸命に生きる人々にエールを送ってくれるようなエッセイ集。上手に息継ぎをしながらもっと頑張りたいなと思えた。
    以下お気に入りの一節と備忘録。

    ⚫︎竹馬とキートン山田
    作者の文章からさくらももこリスペクトを感じたので、まる子登場で腑に落ちた。
    ーふがいない自分をキートン山田の声でナレーションする。わたしを俯瞰させ、わたしをまる子にする。
    今日から暮らしに取り入れたいライフハックだ。

    ⚫︎うどんオーケストラ
    周囲の期待を背負う若い作者の葛藤が伝わるお話。
    ーわたしはまだまだなりたい姿になっていない。なりたいから、これからなろうと思う。

    ⚫︎祝福の速度
    自分の毎日を生きるのに精一杯になって、古くからの友人と段々と疎遠になっていく。祝福したい気持ちがそこにあるのなら、悩むより行動すればいいのだ。お祝いされて嫌な人はいないはずだから。

    ー遅くなってもいいら後からだって全然いいから、気が付いたらすぐ祝えばいい。祝えなかったとくさくさする時間でおめでとうと五文字打って送ればいい。通りすがりの投げキッスのように祝おう。

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    2026年10月18日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    くどうさんのエッセイは毎日を全力で生きているんだなぁと思える。
    くどうさんのおかげで私も心の中にキートン山田さんに住んでもらうことになりそうです笑

    あなたの感じるすべての「苦手」は「よく知らないだけ」だったのだよ、といまわたしが十六歳の彼女に声をかけることができるなら優しく伝えてあげたいが、それは叶わない。
    の文に分かる〜と1人で声が出ました!


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    2026年10月18日
  • うたうおばけ

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    半信半疑で読んだけれど、そうしてよかったと思う。
    素直ってかわいい。人を大事にするって大切なことだよね。ご機嫌でなんでも楽しめるって素敵なこと。
    そんなことを再認識させてくれる。特別なことがなくても日常だけで人生は楽しいし輝くものを見つけられる。
    普遍的な日々も愛してゆきたいと思ったエッセイ。

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    2026年10月17日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    エッセイ系がどれも好きだったかな。
    あと、寒い日の夜や心細い日の夜に温かいお風呂に入れることってなんてありがたいんだろうって思える作品たちもよかった。

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    2026年10月16日
  • 三十路の逆立ち

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    会社員(営業職)の話し(男性社員は皆綾鷹なのに、自分だけいちごオレを出された違和感)わかるぅ。
    若い女性ということで相手は良かれと思ってだしている。
    ここでどういう反応をすれば正しかったのか、もやもやするよねぇ。でも帰社して誰もいない通路ででんぐり返しをする著者はやっぱ面白い。
    バイトの天職と思えるほど楽しかった着ぐるみの仕事も。
    みなから手を振られうきうきしてる感じに振る舞うって楽しそう。著者は小柄だから目の位置もぴったりだったとか。
    布製のだはなくて送風機付きで中も快適だとか。
    30分でバッテリーが切れるから急ぎ足で帰るとか(ショッピングモールの中)
    脱いだあとも、思いきり子どもに向かって手を振ってしまったなんていかにもありそう。恥ずかしいことこの上ないよね。
    リビングに閉じ込められた話しとかね。仲の良い友だちとしゃべってるような楽しいエッセイ集だった。
    四葉のクローバーの件りは、確かに朝早く見つけて摘んで”しあわせのお裾分け”と言ってくれた人が読んだら傷つくかもしれないけど(車から捨てた)しおしおに萎れてもはや原型をとどめてない四葉のクローバーをその場ではありがたく頂いておいてあとで捨てた。うーん、気持ちはわかる。
    でも批判は一部からはくるだろうね。
    そこが書き手の難しいとこだね。

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    2026年10月16日
  • うたうおばけ

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    ・回転寿司に来るたびに
    ・雪はおいしい
    この2つが特に好きだった!

    バナナとビニニでは思わず小声で「ビィニィーニィー」と呟いてしまった。

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    2026年10月16日
  • 恋のすべて

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    短歌って、使われていることばが好きか、言いたいことがなんとなく分かる時、それが特に説明しづらい時にグッとくる。短い言葉だけど、読むのに自分はちょっと時間がかかるなと思った。一気に読むには消耗してしまう感じ。平日の昼、男の人と一緒にいて偶然短歌の番組をみてて、その時だから思いあたってグッと来た。たくさん読めばいい歌には出会えるかもだけど、受け取り方が違うなと。ばったり出会いたい。

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    2026年10月12日
  • 恋のすべて

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    めっちゃよかった、、、

    恋の始まりから終わりまでを短歌で見せてもらった…
    同じ事柄に対して、男女2人の目線や感じ方の違いが面白い
    それを短歌で見れたのもよかった
    別れる直前のパートが「永遠」なのが切ない…
    でもその時点で女性側は「永遠なんてない」、男性側は「永遠はいたるところにある」って相違があってつらいな…
    正確には「永遠なんてないことを忘れてしまう」q永遠はいたるところにあるのだと知った」だからまだ救いがあるか…

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    2026年10月06日
  • もうしばらくは早歩き

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    くどうさんの「移動」にまつわるエッセイ集。
    新幹線の旅情も、飛行機への不安と高揚、車移動のどこまでも自由な感じも心の機微に共感を抱くと同時に、どこまでも丁寧に言語化された語りにほっとする。台車にのせられて進む工藤さんを想像すると面白い愛らしさがある。
    全て読んだあとの表紙絵にクスッとする。

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    2026年10月03日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    「うたうおばけ」が好きだった記憶があり、タイトルと装丁に惹かれて手に取った。忙しない生活の中でも、かがやくものや揺らぐ瞬間、好きなひとたちを見失ってしまわないよう、たまに立ち止まっていたい。
    「うどんオーケストラ」と「祝福の速度」がお気に入り。

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    2026年09月27日
  • 三十路の逆立ち

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    ネタバレ

    企画した旅行がまさかの…だったけどあたたかくて素敵な家族だなぁ、リビングに閉じ込められた話は最後が笑えた。

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    2026年09月27日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    こんなふうに毎日を記憶できたらどんな人生も素晴らしく輝いて見えるだろうか
    日常の輝きを見つける視点が本当に素敵

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    2026年09月23日
  • 氷柱の声

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    くどうれいんさんの文章が好き。
    エッセイと同じく、みずみずしくて、優しいようでいて芯のある。

    震災がテーマで、被災者とされる人たちのリアルな心情が描かれていました。自分より辛い被害を受けた人を前に申し訳なくなる気持ち、私は津波地域からは離れていたけれど、普通に考えたらしっかり被災した。
    家の瓦はなだれ落ちたし、本棚で壁に穴が空いたし、食器棚が何度も飛び跳ねて、ほとんどの食器が粉々、床はボロボロ、電気は数日、水道は1ヶ月近く止まった。

    それでも、津波の被害が凄過ぎて、自分が被災者だという意識がほぼなかった。被災した、なんておこがましい。。。たしかに私もそう思っていた。

    普通に考えたらしっかり被災したけど、両親は東北に募金した。被災者が被災者に。普通に考えたら、あんたも被災者だよ、っていうとこだけど、もうそういうレベルじゃなかった。

    そんなリアルな被災時の記憶が蘇ってくる、素晴らしい小説だと思う。

    そして、あとがきがまた、強い。

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    2026年09月19日
  • もうしばらくは早歩き

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    初読み作家さん。
    国内外あちこちへの旅や、ご自身の旅のお土産ルーティンと早歩きについて、チャーミングに語るエッセイ集。

    新幹線や高速バス、車や自転車やたらい船や台車(笑)などの移動手段への感想に共感。新幹線の速すぎて心が置いていかれる感じわかるー!何年も乗ってないけど。

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    2026年09月13日