畠中恵のレビュー一覧

  • しゃばけ(新潮文庫)

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    人と妖の出てくる推理小説(と言ってよいのか)。
    妖が人間に混じって、バレないように過ごしている姿だったり、体の弱い主人公が思うように動けないもどかしさを抱えながら過ごす、日々の中で起こる数々の出来事や心境に、怖さよりも和やかな印象を受けました。人が人を想う心や、妖が人を想う心、妖が妖を想う心、そして欲望、など、心の動きが見える話が好きな方におすすめです✨アニメから知りましたがこのシリーズにハマりそうです!

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    2025年12月01日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    一太郎が江戸を出て湯治に向かうという楽しそうな出だしだが、いざ旅が始まると色んなトラブルに巻き込まれ…という長編。
    今回も最初から最後まで面白かった。

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    2025年11月30日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    ・こわい
     孤者異
    ・畳紙
     厚化粧のお雛と屏風のぞき
    ・動く影
     栄吉と一太郎が親友になったいきさつ
    ・ありんすこく
     禿の足抜け。一太郎18歳
    ・おまけのこ
     これを読んだら、鳴家が好きになる。

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    2025年11月29日
  • ああうれしい

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    麻之助、ちょっと忙しすぎないか?と言うぐらい忙しい。

    しかも気がつけば、養父が怪我して箱根へ。義理の弟が仕事継いで頑張っているけれど……。

    女性だけの集まりも、一葉が居なくなったら無くなっちゃうと思いきや、こっちは続きそうですね。

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    2025年11月28日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • しゃばけ 2巻

    購入済み

    アニメとの比較で読み返し

    一度読み終わっているけれど、アニメの中で読んだ覚えのないエピソードがあり、それを見直すための読み返し…だったはずだけど、しっかりはまって読んでしまった。
    本当はこの辺りでそのエピソードになるはずだけれど…
    原作小説にははいっていたのかな?

    #ほのぼの

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    2025年11月20日
  • いつまで(新潮文庫)

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    悪夢を食べる獏の場久がいなくなった。さらに、医師の火幻まで姿を消してしまう。二人は、悪夢の中にいるのだという。なんとか助け出そうと若だんなが夢に飛び込むと・・・そこは「五年後の江戸」につながっていた!おまけに長崎屋は信じられない事態に。若だんなは、お店の危機を救えるか?そして若だんなを助けてくれた謎の女性の正体は?時をかけるシリーズ第22弾は、待望の長編作品。

    久しぶりの長編で、とても読み応えがあった。
    まさか「五年後の江戸」にいくとは。
    いつも妖が関わるため不思議な話だけれど、今回は特に不思議満載だった。

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    2025年11月11日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    めちゃくちゃ面白かった〜!
    歴史物があんまり好きじゃないのでずっと敬遠してたのだけど、もっと早く読めば良かった!
    こってり時代物って感じじゃなく、現代人が書いたかなり軽い感じの本。
    キャラクターも軽やかさも、漫画を読んでる感覚に近い。
    世界観はしっかり江戸なので用語とかは難しいわけだけど、数ページごとに馴染みのない読み方はふりがなふってくれるところも読みやすくて良かった

    シリーズものになってる気がするので、他も読むぞ!

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    2025年10月31日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    シリーズ2作目。
    今回は6つの物語の短編集。
    どの話も面白かったけど、空のビードロが一番好き。
    1作目で若だんなの出生の秘密が明かされたけど、こちらではその他の登場人物の過去や生い立ち、思いなどが描かれていて興味深かった。

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    2025年10月23日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一太郎18歳
    ・茶巾たまご
     やせこけた金次の正体は?
    ・花かんざし
     於りん(6歳)登場
    ・ねこのばば
     広徳寺の寛朝、秋瑛、登場
    ・産土
     木偶の妖(佐助の昔語り)
    ・たまやたまや
     三春屋のお春(17歳)、献残屋の松島屋の跡取り・庄蔵(26歳)にお嫁入り。

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    2025年10月21日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ 第4弾の短編集。
    今回も良かった!

    特に
    「動く影」子供時代の太一郎
    「畳紙」雛ちゃんと屏風のぞきという意外な組み合わせのやりとり
    「ありんすこく」吉原の話
    「おまけのこ」鳴家が主役

    もちろん「こわい」も良かったんだけど、他の4編がかなり好きだった。

    第5弾を読むのが楽しみ!

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    2025年10月21日
  • こいごころ(新潮文庫)

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    寝込んでいる若だんなのもとに、妖狐の老々丸と笹丸が訪ねてきた。老々丸は、力の尽きかけた笹丸を若だんなの祖母・大妖おぎんのいる神の庭で暮らせるようにしてほしいという。だが、おぎんに知らせる術はない。困った三人は、名僧・寛朝の力を借りようとするが、そこでは化け狸にまつわる驚きの事件が待っていた。そして、笹丸に隠された秘密とは?優しさと切なさにあふれるシリーズ第21弾。

    「おくりもの」
    「こいごころ」
    「せいぞろい」
    「遠方より来たる」
    「妖百物語」

    長崎屋の妖たちの仲間がまた増えました。しかもお医者様。これからますます楽しくなりそうです。

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    2025年10月16日
  • もういちど(新潮文庫)

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    ”天の星の代替わり”に巻き込まれた若だんなは、なんと赤ん坊に戻ってしまった。大慌ての長崎屋の妖たち。だが、小さくなっても頭脳は同じ!赤子姿で、やんちゃな五歳の姿で、たくましい十二歳の姿で、若だんなは次々と事件を解決していく。おまけに、ずいぶんと体の調子もいいようで・・・。そして、もう一度成長していった先に待っていたものとは?やさしさに包まれるシリーズ第20弾。

    「もういちど」
    「おににころも」
    「ひめわこ」
    「帰家」
    「これからも」

    赤ちゃんから育ち直したら、元気な若だんなになるのかなと思いながら読んでいたのに、結局若だんなは病弱なんだな

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    2025年10月16日
  • いちねんかん(新潮文庫)

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    両親が湯治に行く一年間、長崎屋は若だんなに託されることになった。「頼られる跡取り」をめざし奮闘するが、商品を狙ういかさま師や疫病の流行、大坂の大店からの無理難題など困難は次々と降りかかる。おまけに主の留守を知った賊に目を付けられ・・・妖たちはあの手この手で若だんなを助けようとするが、はたしてこの一年を無事乗り切れるのか!?痛快でじんわり心に染みるシリーズ第19弾。

    「いちねんかん」
    「ほうこうにん」
    「おにきたる」
    「ともをえる」
    「帰宅」

    事件に巻き込まれながらも、妖たちとともになんとか1年お店を守った若だんな。良かった良かった。

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    2025年10月16日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第三弾!

    今回は佐助の過去も知れて面白かった。
    時代設定や世界観が好き。
    ちょっと切なさがあるところもいい。

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    2025年10月16日
  • またあおう(新潮文庫)

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    お江戸は日本橋。長崎屋の跡取り息子、若だんなこと一太郎の周りには、愉快な妖たちが沢山。そんな仲間を紹介しようとして楽しい騒動が起きる「長崎屋あれこれ」、屏風のぞきや金次らが「桃太郎」の世界に迷い込む「またあおう」、若だんなが長崎屋を継いだ後のお話で、妖退治の高僧・管朝の形見をめぐる波乱を描く「かたみわけ」など豪華5編を収録した、文庫でしか読めない待望のシリーズ外伝。

    「長崎屋あれこれ」
    「はじめての使い」
    「またあおう」
    「一つ足りない」
    「かたみわけ」

    妖たちがいつにも増してそれぞれ活躍する5編。「かたみわけ」では未来の長崎屋が描かれ、若だんなは無事於りんちゃんと添っているようで、ほっと

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    2025年10月16日
  • てんげんつう(新潮文庫)

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    若だんなの前に「天眼通」を名乗る男が現れた。過去に未来、人の心まで見通せる能力のせいで嫌われる、と助けを求めてきたのだが。一方、仁吉に惚れた天狗の姫が、無謀にも祖母のおぎんに勝負を挑み、許嫁の於りんの実家、中屋には次々と災難がふりかかる。気が気でない若だんなは、なんと場久の手を借り夢に潜入!?仲間の為、許嫁の為、危険に飛び込む一太郎の決意が光る、急展開の第18弾。

    「てんぐさらい」
    「たたりづき」
    「恋いの闇」
    「てんげんつう」
    「くりかえし」

    相も変わらず、寝込みまくりの若だんな。でも、自分で問題を解決したいという気持ちは強い。少しずつ大人になってきているのだろうなぁ。それにしても、無事

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    2025年10月16日
  • まろ丸伊勢参り

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    ネタバレ

    わたしはしゃばけシリーズが大好きなのですが、今回は妖怪ではなくて犬!
    わくわく読み進めるとやっぱり愛らしいキャラクターで、あっという間に夢中に!
    ちょっと家鳴に似てる「きゅわん」という鳴き方がかわいい…!尻尾をふりふりしてそうな様子が目に浮かびます。
    ちいさな結と仔犬のまろ丸の組み合わせ、
    2人揃ってうとうと寝てしまったりと読んでいて癒されました。
    そして結を伊勢まで送る九郎。
    最初はなんで自分が…?という雰囲気もあったのに、結と過ごすうちに家族としての愛情が芽生えはじめていてほっこりしました。
    自分ではなくお以登さんに懐いてる…と思いはじめたり、もしかすると結の成長を見守れるのかもしれない…

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    2025年10月13日
  • しゃばけ 4巻(完)

    Mo

    ネタバレ 購入済み

    やっぱり何が良いって一太郎さん。お兄さんを追い求める姿。最後はホッとしました。

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    2025年10月11日
  • しゃばけ 2巻

    Mo

    ネタバレ 購入済み

    漫画ですが一太郎の健康が戻るようにならないのかなー。お爺さんがどうしてまやかしをつけるまでに至ったとか。ほんと謎多い作品です。

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    2025年10月11日