畠中恵のレビュー一覧

  • しゃばけ(新潮文庫)

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    アニメから入って原作が知りたくなり、読んでみました。結果、どちらも面白かったです!

    主人公の若旦那はとても弱々しいですが、周りの妖(あやかし)たちとのやり取りが思っていた以上にコミカル。お話の要所要所で良い味を出してくれるので、一気に読み進めることができました。

    テンポよく事件が解決していくというよりは、若旦那の日常生活の中の出来事を中心に進んでいきます。この若旦那の性格だからこその、少しのんびりとした心地よい「時間の流れ」こそが、この作品の一番の魅力だと感じました。

    (一番の山場である若旦那の頑張った見せ所は、アニメのほうが少し迫力があった気がしますが……それも含めてどちらも楽しめまし

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    2026年09月06日
  • おにがわらう

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    ネタバレ

    「てあそび」はタイトルにそぐわず、ゾッとする内容。とはいえ秋英さんが無事で本当によかった。
    「ばけねこ」白丸様はちょっと偉そうだけど、予見したとおり、一太郎が今後も日々を歩めると良いな。
    日々、悲惨なニュースが絶えないけれど、若だんなと妖の生活は、ほっとさせてくれて、本当にありがたい。
    次回作ものんびり楽しみに待ってます。

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    2026年09月01日
  • つくもがみ貸します

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    「しゃばけ」シリーズ畠中先生の別作品。
    こちらも江戸が舞台で個性的な付喪神が出てくるのが面白いし、清次とお紅の付喪神たちに対する関係性も面白い。
    これは続きもあるのだろうか…?
    佐太郎がいいキャラしてるので今後も作品が続くのならばどういった登場を果たすのかも見どころ(笑)
    登場と話の解決以降なんやかんやで鶴屋さんが活躍してるのも良い…。
    これってしゃばけと世界観も繋がっているのかな?
    今後の展開も楽しみです。

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    2026年08月18日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ・通町での恋煩いの多発
    ・稲荷ずしを食べたがる幽霊
    ・藤兵衛、失踪
    ・逢が魔刻と卵
    ・親友のけんか

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    2026年08月13日
  • おにがわらう

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    最後のお話『ばけねこ』が最高だった。
    ばけねこの白丸様とおしろの、ばっちばちのやりあいがなんともw
    白丸様の、お殿様が大好きな感じも可愛いし。
    みょうやくの騒動の顛末も楽しい。若だんなの解決方法もナイス。
    若だんなの未来が明るいものであると信じている。

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    2026年08月08日
  • いつまで(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2026/7/3
    久しぶりの長編で、久しぶりにめっちゃ面白かった。
    やっぱ長編が好きなんやな。
    「以津真天」が象徴的なんよな。
    俺が不幸なのにお前ら幸せそうでムカつく。引きずり込んでやる!
    おるやん。こういう人。
    知らんがな、一人で死ねよ案件なんだけどさ。
    若旦那は優しく育ってて余裕もあるから手を差し伸べてあげるんだよ。
    素敵だな。フィクションはこうじゃなくっちゃな。
    若旦那が5年間行方不明になってた世界のみんなはつらかったろうね。

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    2026年08月01日
  • あやかしたち

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    もう20年近く読んでるけれど、若だんながこんなに元気に走り回るの初めてみたよ……。何度も何度も夢にみるっていうのが切ない。

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    2026年07月25日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」「産土」「たまやたまや」5作収録の短編集。しゃばけシリーズ第3弾。

    「たまやたまや」が特に良かったな。
    三春屋のお春の縁談話をめぐっての一幕。巣立ちの切なさというか、言語化の難しい感情が胸を過ぎる。成長って地続きだけど、振り返ってみると子供時代は意外と遠い。その「ずいぶん遠くまで来てしまったなあ」と気付いた時に感じる甘酸っぱいノスタルジーのような感情を、文章だけでよく伝えられるなあと素直に感心した。一太郎がお春に抱く感情、結構よく分かる。

    「産土」も良かった。
    長崎屋の手代・佐助のお話。怪しげな集会に関係した商人たちが次々に倒産の憂き目に合っている

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    2026年07月11日
  • なぞとき

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    比較的元気に謎を解く若旦那(*゚∀゚)♪それにしても、しゃばけファミリー増えたな〜(・∀・;)増えた分だけ謎解きも楽になるかと思うがそうでもない(-_-;)食費がかさむだけ?食べ物たちが動いて逃げるのは面白かったな〜(*´▽`*)

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    2026年07月08日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    じゃばけシリーズ9冊目。

    前作の「ころころろ」とおなじく、1冊を通して大きなストーリーはあるものの、それぞれは完結の短編集になっているので、好きな時間にも読みやすかった。

    特徴的なのは、短編の時系列が最近から過去に向かって遡っていくところ。
    毎度のごとくホロリと泣けるストーリーあり、兄やたちの頼もしさあり、新たに登場したキャラクターとの出会いあり、いつものメンバーの楽しさあり、若旦那のやさしさありで、今回も楽しめました。

    ゆっくりペースで9冊目まできました。先は長いのでまだまだ楽しめそうですが、一通り読み終わったら1冊目からリピートしたいシリーズです。

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    2026年07月07日
  • 猫君 りんねの輪

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    みかんたち、頑張った!
    いきなり、冒頭で長猫があんなことになるとは。
    猫又の生徒たちが持つ首玉。そのままでは役に立ちそうもなくて、1人では無理で、協力することで力を発揮するのかな、と予想。
    将軍は敵に回ることはないと思うんだけど、幕閣がなんとも食わせ者。天海僧正まで登場とは。だって、家康の時代の人だよね?!
    猫又学校の師匠たちは、いろいろ2年生たちに丸投げだし。
    2年生たちを成長させるためだったのか。首玉、なかなか特殊な性格みたいだし。
    3作目は、みんな3年生かな。楽しみ。

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    2026年06月01日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    シリーズ8作目。

    若旦那に大きなピンチが!
    そのピンチは全体を通して繋がっているが、短編集としても読める。
    佐助の話が切なくて良かった。

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    2026年06月01日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    ネタバレ

    弓手(左)と馬手(右)
    左に行くべきを右に行ったことによるもう一つの明日
    ・ゆんでめて:鹿島神宮の箏触れ
    ・こいやこい:七之助から上方からお嫁さんがやってくる。
    ・花の下にて合戦したる:花見の席での狐狸化け合戦
    ・雨の日の客:禰々子
    ・始まりの日:時売り屋

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    2026年05月22日
  • こいごころ(新潮文庫)

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    こいごころの中のこいごころ、笹丸が自分の想いがとげられたとわかっていても、消えてしまう切なさ、何回読んでも涙が出てしまいます。

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    2026年05月07日
  • あやかしたち

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    長崎屋が遠くの妖達の間でも噂になっている。
    妖がのんびり暮らせる場所として憧れの場所だそうだ。今長崎屋にいるあやかしを押し退けて自分たちが長崎屋に住みたいと、押しかけてきた。
    勝負をしろ!などと穏やかでない。
    最強の兄やたち、悪夢を食べる噺家の場久、貧乏神に猫又天狗河童、そしてきゅわきゅわーと家を鳴らす小鬼の鳴家たち。
    勝負で押し退けてもその場は本人?たちの居場所になるわけではない。居場所を落ち着けたい気持ちは妖にもあるのだなあ、などと思った。
    自分の特技やら何かとやれることをやって、誰かの役に立てるところで落ち着きたいのはみんな一緒。
    最後の一編、若だんなは何不自由なく周りから大事にされてい

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    2026年04月12日
  • こいごころ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2026/3/24
    このシリーズにしては珍しい切ない話。
    そうか。妖怪はそう消えるのか。
    読んでからタイトル見ると泣きそうになる。

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    2026年04月04日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    しゃばけシリーズ第2弾。「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「空のビードロ」「四布の布団」「仁吉の思い人」「虹を見し事」6作収録の短編集。

    雰囲気の妙。
    2作目にして、しゃばけの雰囲気が確立されている。前作同様、小粋な江戸の町並みを背景に、事件解決に乗り出す一太郎と妖たちというスタイル。その繰り返しだとちょっと飽きてくるかもなあ、という時を見計らったように続く新技の連撃。「空のビードロ」で腹違いの兄・松之助の視点を織り交ぜたり、「仁吉の思い人」で仁吉の過去話をぶっ込んでくる。「虹を見し事」は、一太郎が妖絡みの事件に巻き込まれるのだが、スパイスがぴりりと効いていて、風味が違う。飽きさせない創意工夫に脱

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    2026年03月24日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2作品目ですが、世界観に浸れる作品だなぁと思います。
    今回は犬神の過去の物語がありましたが、
    後半で「やられた!」と思いました。
    読み進めるうちに霧が晴れていくような感覚が好きです。
    妖たちが見える女の子、また出てこないかな?と
    続きを読むのが楽しみです。

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    2026年03月23日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第9弾。ゆんでめてとは、弓手(左手)と馬手(右手)のこと。右じゃなくて左に進んでたら、、、屏風のぞきは助かったのか??短編5編がそれぞれ面白いだけじゃなく、長編作を読んだ気分で、ホントに面白かった。

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    2026年03月20日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ・いっちばん
     連続スリ事件と一太郎への贈り物を競う妖たち
    ・いっぷく
     三途の川であった冬吉の兄・七之助に出会う。
    ・天狗の使い魔
     天狗にさらわれた一太郎
    ・餡子は甘いか
     一太郎は18歳
     安野屋で修行している栄吉が菓子作の情熱を失いかける。
    ・ひなの千代紙
     白塗りをやめた雛

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    2026年03月19日