畠中恵のレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済み鳴家いっちばん!
どの作品も素敵でしたが、個人的に印象に残った作品は下記の4作でした。
●うそうそ:たった32Pに本編の複雑な内容がキレイに収まって読みやすくなっていたことに、本当に驚愕しました。
佐助の大太刀周りにお比女ちゃんの苦悩、皆の見せ場などもしっかりあって、読後の充足感もダントツでした。
●あやかし帳:オリジナル展開ですが、作家色としゃばけシリーズの世界観が上手く調和しており、もし若旦那が現代に転生していたらこういうこともあるのかもしれない…と妙に納得してしまいました。
●狐者異:本編読後に感じた後味の悪さの輪郭を、これでもかとくっきりはっきり描かれ目前に突き出されたかのような迫力を感じました。
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Posted by ブクログ
”天の星の代替わり”に巻き込まれた若だんなは、なんと赤ん坊に戻ってしまった。大慌ての長崎屋の妖たち。だが、小さくなっても頭脳は同じ!赤子姿で、やんちゃな五歳の姿で、たくましい十二歳の姿で、若だんなは次々と事件を解決していく。おまけに、ずいぶんと体の調子もいいようで・・・。そして、もう一度成長していった先に待っていたものとは?やさしさに包まれるシリーズ第20弾。
「もういちど」
「おににころも」
「ひめわこ」
「帰家」
「これからも」
赤ちゃんから育ち直したら、元気な若だんなになるのかなと思いながら読んでいたのに、結局若だんなは病弱なんだな -
Posted by ブクログ
お江戸は日本橋。長崎屋の跡取り息子、若だんなこと一太郎の周りには、愉快な妖たちが沢山。そんな仲間を紹介しようとして楽しい騒動が起きる「長崎屋あれこれ」、屏風のぞきや金次らが「桃太郎」の世界に迷い込む「またあおう」、若だんなが長崎屋を継いだ後のお話で、妖退治の高僧・管朝の形見をめぐる波乱を描く「かたみわけ」など豪華5編を収録した、文庫でしか読めない待望のシリーズ外伝。
「長崎屋あれこれ」
「はじめての使い」
「またあおう」
「一つ足りない」
「かたみわけ」
妖たちがいつにも増してそれぞれ活躍する5編。「かたみわけ」では未来の長崎屋が描かれ、若だんなは無事於りんちゃんと添っているようで、ほっと