畠中恵のレビュー一覧

  • わが殿 下

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    実在の大野藩の財政を立て直すべく奮闘する七郎右衛門。
    主君土井利忠の政策の断行や部下への思いやりあふれる魅力的な人柄への忠誠心。
    銅山で新たな坑道を探す挑戦、新しい学問所の開設。
    そんな七郎右衛門が周囲の嫉妬を受けてひどい目にもあったりするなんて、理不尽すぎる。
    不可抗力みたいな災難がふってきたりするし。でも、それに対する七郎右衛門の反応に悲壮感がないのは救いだった。
    幕末から明治にかけて、長い長い時間をかけての2人の戦いを読み終えて、ほーっと大きく息をはいていた。
    本当に、お疲れ様でした。
    テーマゆえではあるのだろうけど、七郎右衛門の妻の存在感が薄かったかな。

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    2023年03月16日
  • うずら大名

    匿名

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    魅力的な人物が

    畠中先生らしく、ユーモアがあり魅力的な人物が登場します。うずらの描写も可愛くて和みます。ストーリーは次々と剣呑なことが起こり、主人公が巻き込まれていくミステリーです。まだ明かされていないことがたくさんあるので、続きを期待したいです。

    #切ない #泣ける

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    2023年03月13日
  • 猫君

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    しゃばけシリーズの畠中先生のご本。しゃばけでもお馴染みの妖怪が出てきて、フフッとなってしまいました。猫又修行中の猫たちは愛くるしく描かれていて、想像するのが楽しい作品でした。

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    2023年03月13日
  • またあおう(新潮文庫)

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    若だんなが居ない時でも妖し達はいつもどおり♪いや本当に若だんなが消えてしまったら違うのかな?(゜゜;)そんな未来は考えられないけれど、少し未来の若だんなが旦那になった頃はみんな大丈夫みたい(^^)♪河童の親分達のパワーは凄いね(゚A゚;)

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    2022年12月01日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    今回も抜群に面白かった。
    若だんなの知恵と妖たちのちょっと抜けた行動力による問題解決のレベルがどんどん上がってきた印象です。
    だんだんいい歳になってきた若だんなや栄吉の嫁取り問題に絡んだ妖たちとの思いやりある関係がとても良い。

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    2022年11月01日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    息子を妊娠中に購入したもの。読み切るのに6年かかりました。なんで読むの止まってたのかな、ってくらい面白かったです。

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    2022年10月10日
  • しゃばけごはん(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズに出てくる江戸の料理が、現代風にアレンジされていてレシピもあり写真も美しく若旦那を始め妖怪達が食べたと思うとこちらまでお腹がすいてくる本です。

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    2022年09月03日
  • またあおう(新潮文庫)

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    相変わらずの妖達の大活躍。なんだけど…いつもとちょっと趣向が違う。最初の「長崎屋あれこれ」でシリーズの内容を紹介する時以外は主人公「若旦那」が主人公の役を果たしてないのだ。
    しかもラストの一遍に至っては若旦那の強力な助っ人、寛永寺と広徳寺の両和尚が亡くなっているのだ。よくよく見ると7年ぶりの「外伝」と帯にある。なるほどなるほど、である。妖達が若旦那無しで知恵を絞る様が 可愛いらしくて健気だ。

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    2022年08月13日
  • むすびつき(新潮文庫)

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    シリーズ17作目。今回は転生にまつわる話が多い。若旦那の前世がわかったり、300年前の若旦那に惚れていたという人が現れたり。妖たちが楽しそうで良い。

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    2022年07月07日
  • むすびつき(新潮文庫)

    購入済み

    大好きです。このシリーズ大好きです。キャラクターがもう可愛いし、兄や達はかっこいいし、若だんながすごく素敵。貧乏神のエピソードは泣きそうになりました。

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    2022年06月11日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ホントに可愛いし、心が洗われる感じがする。嫌味がなくて、読後感がとても良いので大好きなシリーズ。どれを読んでもハズレがなく、しばらく経つと私がストーリーを忘れてて、あ、読んだことあるけどどう決着つけるんだっけ?と思いながら読むのもまた良し。毎回楽しく読んでます 90

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    2022年06月08日
  • むすびつき(新潮文庫)

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    若だんなの前世とか、生まれ変わりとか。
    嬉しいことも切ないことも、いろいろありました。
    今回も心地よくほっこり。

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    2022年05月19日
  • しゃばけ 3巻

    ネタバレ 購入済み

    波乱の予感がてんこ盛り!

    虚弱なために甘やかされて育った一太郎だが、人にも妖かしにも優しく賢い。その人柄で妖かしと共に事件の真相に近づいていく。一方で三春屋栄吉の菓子作りに光が見えたり、一太郎の隠し事が判明したり、江戸庶民の生活が垣間見えたり、日々の出来事にも優しい目が向けられる。でも兄がピンチで、仁吉と佐吉が何やら隠し事? 更には栄吉に魔の手が?! ほっこりだけじゃ無い気になる展開~

    #ドキドキハラハラ #ほのぼの #深い

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    2022年05月14日
  • またあおう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    外伝で若だんなが出てこなくて、いつもほどお菓子やご馳走が出てこないのに
    やっぱりせんべいやお饅頭、かりんとうが食べたくなった。
    次のお話を読む時は 玉子焼きを焼いてから読み始めよ

    河童の九千万坊 ホントの焼酎の名前なのね
    呑んでみたい。。と検索したら
    いろんな種類があって 迷い中

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    2022年05月13日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    くじにも、食べ物にも、おおあたりがある。
    栄吉のお菓子は本当にそんなに破壊力があるのかな?
    一度食べてみたい。
    口直しに辛あられも添えて。

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    2022年05月07日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    しゃばけを読むと
    いなり寿司 金平糖 かりんとう 大福(ちゃんと餅でできててちょっと置いといて硬くしてから焼いたやつ) あと玉子焼きが食べたくなるんだけども、、、

    あられが加わった。

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    2022年05月05日
  • なりたい(新潮文庫)

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    最後の一編、ちょっと切なかった。
    なんで?なんで自分にはないものが他の者にはあるの?
    人でもそんな問いを胸に抱く。
    あの子もいずれ居場所が見つかるといいな、と思った。

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    2022年04月30日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    いい意味でいつも通りの安心展開。神様の悩みも人の世で起こるよもやまの悩み事も一緒。ハートフルな「君にもできるよ、自信を持って!」というメッセージに救われる人は多いだろう。 90

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    2022年03月31日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズのスピンオフ。
    人とは違う時間軸で生きている妖の立場から描いた短編集は、いずれもシリーズを読んできた読者がワクワクするような魅力的な内容でした。
    もっとこんなスピンオフを読みたいな。

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    2022年03月18日
  • なりたい(新潮文庫)

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    若だんな…段々頼もしくなってきました。そして兄やをはじめとした妖たちとの楽しい掛け合い。読んでいて空想が広がります。どんな立場でも、憧れる存在があるんですね。私は鳴家になりたい~。

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    2022年03月05日