畠中恵のレビュー一覧
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しゃばけシリーズ。ハマって小説は楽しく読ませてもらってるのですが、こちらは「外伝」。
正直エッセイがいまひとつだったのでこれはどうだろうとビクビクしながら読み始めました。
が、面白かった!
佐助の過去や禰々子の話、日限の親分の話。どれも若だんなが出て来ないからこそしっかり書かれていて満足。
広徳寺の話は若だんなこそ直接は出て来ないけど、いつもとあまり変わらなかったかな。
特筆すべきは最終話。いつもの時代から100年も後の明治の頃、もちろん若だんなももういない世界のお話。
すぐにでも続きを読みたい!と思わされました。
外伝はもう1冊出ているようで、でも順番に読んでいるのであと10冊ほど読 -
Posted by ブクログ
六十年に一度のおかげ参りに出発だわん。
おかげ犬のまろ丸は6歳のお結、お伴の九郎たちに同行。
だが道中は波乱万丈。結の伊勢行きの理由もあり、
困りごと連発、謎の人物たち、事件も起こる。
果たして伊勢に辿り着けるのか、心配だわん。
一 上方からの文 二 日本橋~品川 三 品川~小田原
四 小田原~箱根 五 箱根~丸子 六 丸子~島田
七 島田~舞坂 八 舞坂~吉田 九 吉田~岡崎
十 岡崎~四日市 十一 四日市~伊勢 十二 西へ、明日へ
語りは、まろ丸と九郎。
6歳の結は大坂の大商人・米問屋の花沢屋の家付き娘に
選ばれて、何故か伊勢へ旅することとなる。
同行は、その叔父である両替商の三男 -
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ネタバレ好きな作家さんだったので。
薄茶色の体にまろ眉のまろ丸とくれば、柴犬かと。
その仔犬がおかげ犬として伊勢参りに行く珍道中の話かと思っていたが、
予想ほどは珍道中ではなかったし、
ほんのりミステリー仕立てになっていた。
大阪の大きな米問屋に養女に行くことになった六歳の姪を、
伊勢まで送っていくことになった九郎。
大人でも1ヶ月ぐらいはかかる道中、
六歳の子供を連れて行くのも大変だというのに、
仔犬もいるとはかなり大変だなと思っていたら、
初日で乳母が足を捻ってしまい雲行きが怪しくなる。
仕方なく引き返そうとしていた九郎たちに、上方の言葉を話す女たちが声をかけてきて…。
一緒に旅をすることに -
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Posted by ブクログ
「まんまこと」シリーズ6作目。
前に登録したはずが消えてしまったので、確認のため文庫で再読。
基本的な設定については、単行本の感想で書きました。
登場人物が多くて、ちょっと、書き足りないので‥
町名主の息子の麻之助と、隣町の清十郎、同心見習の吉五郎は幼馴染。
両国界隈にたむろする若者の頭の貞も含め、いい付き合いが続いています。
「わかれみち」
麻之助たちの幼馴染で、二つ年上のお由有。
少年の日、ほのかに恋していた麻之介だったが、お由有は清十郎の父の後妻に決まってしまった。
それから数年。
お由有が年の離れた夫を亡くしたら、かって付きまとった男が江戸に舞い戻ってくる。
お由有の父である札差の -