畠中恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ短編集。6話入ってました。各話の最初に一太郎がどういう人物なのか背景が書いてあるので、1巻読んでなくても大丈夫なつくりになってました。
「空のビードロ」が義兄、松之助が長崎屋に来るまでのエピソード、1巻しゃばけの裏側、松之助サイドの話が書いてありました。
魔が差して井戸に毒を入れようとしてましたが、拾ったビロードを見て我に返るところが好きでした。
お店が家事になっても、働き口がなくても不貞腐れないで生きようとするところはこちらが励まされました。
仁吉の思い人は想像通りの人でした。
虹を見し事は、一太郎が妖怪が見えなくなって寂しそうでした。昔から一緒にいたものがいないのは寂しいでしょうね…。
私 -
Posted by ブクログ
ネタバレしゃばけシリーズ第21弾。近年はマンネリの中でも一ひねりを加えていた感があるが、本作は通常運転というか、敢えてマンネリに徹したのか?
「おくりもの」。薬種問屋・長崎屋の取引先が、贈り物をしたいと藤兵衛に相談してきた。悩んだ末に、贈り先の意向を確認しようというだが、話がどんどん贈り物から逸れていき…。そもそもの背景には、現代に通じる時事的なテーマを感じる。
表題作「こいごころ」。読み始めてすぐには、なぜこのタイトルなのかわからないだろう。妖狐の老々丸と笹丸の願いの裏にある事情とは。こういう切ないパターンは、何回かあった気がする。狸を巡るドタバタは必要だったのか?
「せいぞろい」。一