畠中恵のレビュー一覧

  • まんまこと

    Posted by ブクログ

    しゃばけとは、また違った設定ですが、テンポ良く事件を解決して行くため、楽しく読ませて貰いました。麻ノ助さんとお由有さんのこれからが気になります。

    0
    2021年10月04日
  • うそうそ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    しゃばけシリーズ第5弾
    今回は短編集ではなく長編で描かれています。

    病弱な若だんなに母が提案した「湯治に行ったら」と言う言葉。

    若だんな、生まれて初めて旅に出る!
    行き先は箱根!

    2人の手代を従えて、と3匹の鳴家を袖に入れ、いざ出発!
    したものの、次々と巻き込まれる災難にへとへと。
    手代たちもどこかへ消えてしまう。

    旅の行方はどうなる。 無事に帰れるのか。
    それより何より、無事に温泉に辿り着けるのか。

    「相手のあることは、何事も注文通りにはいかないから」

    0
    2021年09月25日
  • おまけのこ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    5編からなる短編集
    しゃばけシリーズ第四弾

    今回も若旦那と二人の手代、そして可愛らしい妖怪たちのはちゃめちゃな犯人探しや謎解きが繰り広げられます!

    自分にとってはほんの小さな水溜りのようなものでも、立場が変われば、まるで大海に放り出されるような気持ちになるものです。

    それぞれの立場から、どのような思いからその行動をするに至ったのか。
    人の思いの複雑さに気づき、
    そしてふとした時に、自分が愛されているということに気づくのです。

    おすすめです。

    「助けて、助けて、助けてと思いすぎて、溺れるのか……」

    0
    2021年09月20日
  • ねこのばば(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    5編からなる短編集
    しゃばけシリーズ第三弾

    今回も若旦那と二人の手代、そして可愛らしい妖怪たちのはちゃめちゃな犯人探しや謎解きが繰り広げられます!

    人というのはなかなかに、取り憑かれたような行いをするもので、結局怖いのは、お化けでも妖怪でもなく、人間だったりするものです。

    畠中さんはいつも最後に切なくなるような、心がギュッとなるようなお話を持ってくるので、「ズルい!」と思いながら読んでいます。

    おすすめです。

    「呼んでくれる人がいる方が、いいねえ……」

    0
    2021年09月20日
  • えどさがし(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    えどさがし、みんな100年も待ち続けてぐっときた。愛されてる若だんな。出会えるといいな。
    鳴家がかわいすぎすきる!

    0
    2021年09月05日
  • やなりいなり(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    テレビドラマになって、ずっと積んでいた本。読み始めたら、面白かった。また続きも読みたい。最後はほろりと来たなぁ。あったかいお話だった。

    0
    2021年09月05日
  • えどさがし(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    しゃばけシリーズの外伝。
    しゃばけシリーズを何冊か読んだ人にとって楽しい小説。
    個人的には禰々子さんのエピソードが歴史を覆すもので好き。
    明治時代になっての妖達にも会えたのが嬉しい。

    0
    2021年08月27日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    6編からなる短編集
    しゃばけシリーズ第二弾

    今回も若旦那と二人の手代、そして可愛らしい妖怪たちのはちゃめちゃな犯人探しや謎解きが繰り広げられます!

    ほっこりするような話や、心がチクっとする話、恋や人との別れ、ニコッとできてうるっとできるそんな小説。

    個人的に最後の話「虹を見し事」は不思議でのめり込むように読むことができ、最後にはいたたまれない気持ちになりながら本を閉じました。

    おすすめです。

    「私は本当に、もっと大人になりたい。」

    0
    2021年08月27日
  • しゃばけ 3巻

    購入済み

    1~3巻読んでの感想

    原作を数冊読んでたので、漫画も読むことにしたら、ストーリーがより簡潔になり、絵も上手だった。
    佐助だけもう少し落ち着いて、漫画ほどリアクションを取らないイメージがあった。あとは途中の巻で殺人犯と見間違えた時があり、一人で笑ってしまった。それと鈴彦姫がすごく可愛い。おたえもちゃんとお歯黒してあり、女性が皆良いです。
    ただ、原作の淡々と進む感じが個人的には好きかもしれない。でも読むよ。

    0
    2021年08月26日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    最後の小紅のお話はとてもぐっときました。
    6作目ともなると読者の私もキャラクターへの愛情は深くなっていて、このお話を読んだ後は若だんなと一緒に涙ぐんでしまいました。

    人間と妖の時間の長さを桜の花と合わせて表現しているのがとても素敵でより儚さを感じました。

    0
    2021年08月26日
  • えどさがし(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    表題作のほか、「しゃばけシリーズ」の登場人物5人を主人公にした短編外伝。えどさがし、は明治期に入ってから若だんなの生まれ変わりを探す仁吉と佐助の話・・ということは、令和の世も若だんな(の生まれ変わり)や仁吉や鳴家たちはいるのかしら、なーんてww
    サブキャラにもそれぞれの事情があるものね、作者のキャラに対する愛が感じられます。

    0
    2021年08月22日
  • ひとめぼれ

    Posted by ブクログ

    テレビで見たのか別の本で読んだのか記憶が定かでは無いが、恋をしている時の人間の脳はチンパンジー並みらしいという話を聞いた。チンパンジーに失礼な様な気もするが、それほど恋は盲目ということなのでしょう。まして初恋ならば。
    3人の内、2人は落ち着いたので、ひとめぼれとは麻乃助のことかと思いきや、別のところに火がついてこの後、どう落ち着いていくのかなというところです。
    まんまことシリーズは、登場人物達のそれぞれの視点で考えるとまた違った思いや考えが浮かぶところが面白いなと思って読んでます。町名主を題材に扱っているからこそなんでしょうね。

    0
    2021年08月12日
  • むすびつき(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    17弾かぁ。
    続くなぁ〜。

    それだけ安定感のある、このシリーズ。
    裏の筋書きには「若旦那の前世が出るのか?!」と期待が。まあ、そんな簡単な話じゃないわな(笑)

    でも、この話じゃないけど、縁っていうのは現実的にもあるもんだと思うよ。こういう縁は、お話の中だけのことじゃないはず。

    0
    2021年08月08日
  • てんげんつう(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    てんぐさらい/たたりづき/恋の闇/
    てんげんつう/くりかえし

    仁吉にも佐助にも先のことはわからない。人である若旦那にはなおさらだのに、まずいと知りながら目の前にある手段を使おうとするなんて。先の見通しが甘いと思うよ、若だんな。

    0
    2021年07月31日
  • ひとめぼれ

    Posted by ブクログ

    まんまことシリーズですが、神田町名主の跡取りである麻之助を主人公とした町での騒動を解決する短編6編構成ですが、今回は、昔の縁組みの難しさを扱った感じでした。
    必ずしも好きな者同士が結婚できるとは限らず、家柄や続柄などが昔の婚姻には重要だったことがうかがえました。
    清十郎は身を固めて落ち着きましたが、麻之助と吉五郎の今後の縁組みが今後の展開として気になるところです!

    0
    2021年07月31日
  • まったなし

    Posted by ブクログ

    まんまことシリーズの第5弾は、短編6編という構成でしたが、今回は、主人公の麻之助を中心としながらも、親友の清十郎の嫁取りがメインテーマでした!紆余曲折ありながらも最終的には嫁が決まり、めでたしめでたし!といったところです。早いところ続編をいってみます!

    0
    2021年07月22日
  • うそうそ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    第二弾以降の短編集とは違って1冊で1つのお話になっていました。なのでそれなりに面白く星4つ。妖の生き生きとしたところや可愛らしいところがうまく引き出された旅編になっていたと思います。

    0
    2021年07月18日
  • うそうそ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    若だんなが初めての旅にでる。
    私も大好きな箱根、箱根に湯治。
    一冊丸っと1つのストーリー、
    江戸時代の箱根ってどんなだったんだろう。
    一気に読みました。

    0
    2021年07月12日
  • ときぐすり

    Posted by ブクログ

    まんまことシリーズ第4弾の本作は短編6編という内容でした。今回も妻を亡くした主人公の麻之助を中心に、親友の清十郎と吉五郎とともに町で起こる騒動を解決するという、おなじみの展開が続いていきますが、個人的には、最後の話のときぐすりという話が好きでした!

    0
    2021年07月11日
  • ひとめぼれ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2021/7/11
    思ったようにはいかないね。
    一番固いと思っていた同心見習の吉五郎にも憂いができてしまったよ。
    年若い許嫁が他の人を好きになっても、立場上も性格上も止める吉五郎じゃないもんね。
    麻之助にも新しい恋をして欲しいようなお寿ずちゃんをずっと思ってて欲しいような。
    イケオジ小十郎様が決めた今後がフェアでやっぱイケオジやなぁと思った。

    0
    2021年07月11日