御坊日々

御坊日々

1,500円 (税込)

7pt

明治20年。僧冬伯のもとへは困り事の相談に日々客人が訪れる。本日は店の経営不振に悩む料理屋の女将で……。僧侶兼相場師の型破りな僧侶と弟子の名コンビが、檀家たちの悩みを解決しながら、師僧の死の真相を追う。連作短編エンターテイメント!

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御坊日々 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年10月15日

    NHKの時代ドラマの枠で『明治開化 新十郎探偵帖』が放送されると知った時、なかなかな衝撃を受けました。えっ? 明治って時代劇枠なの…⁈ 『御坊日々』も明治に入って二十年余り過ぎた頃を描いています。
    自分が不在の時に亡くなった師僧の死因をめぐり、兄弟子の僧を許せない冬伯(とうはく)は、相場師として身...続きを読む

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    購入済み

    2022年02月21日

    作家さんで選んで買いました。お坊さんで、相場師。賢くて、いつも冷静なのに、弟子には叱られる。いつもながらキャラクターが素敵でとても面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2022年01月23日

    江戸時代が終わり、明治が始まり、どんどん社会が変化していく時代が舞台。

    廃仏毀釈や檀家さんがいなくなったお寺の困難さなども描かれていて、興味深かった。

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    Posted by ブクログ 2022年11月17日

    初出2020〜21年「週刊朝日」

    廃仏毀釈、徳川埋蔵金、欧化政策、の三題噺的なストーリー展開だが、4分の3くらいまではかなり退屈。

    浅草の東春寺は、廃仏毀釈で弱体化させられたうえに、寺町を潰して3番目の公園をつくる騒動に巻き込まれ、住職が死んで廃寺となったが、弟子の冬伯が相場師になって寺を再興し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月21日

    明治20年、東京浅草の東春寺は、相場師も兼ねる
    僧侶・冬伯と弟子の玄泉が切り盛りしている。
    経営不振に悩む料理屋の女将・お咲が寺を訪れ、
    店に”幽霊”が現れたというか…。全5話を収録。

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    Posted by ブクログ 2022年05月04日

    僧侶と相場師の顔をもつ冬伯が主人公。

    廃寺となった東春寺を立て直し、困りごとを解決しながら縁が繋がっていきます。
    とても穏やかな冬泊の人柄が、とても好ましいです。

    今の時代も本当に目まぐるしく感じますが、江戸から明治は本当に大変な世の中だったのだろうと思います。

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    Posted by ブクログ 2022年04月27日

    明治20年代を舞台にした連作集だが、これまでの畠中さんの作品の主人公ほどの魅力が内容に感じてしまった。特に後半、うだうだ感。冬伯も物足りないが、周りを固めるメンバーもイマイチ。埋蔵金の話はなんやねん!って感じでした

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    Posted by ブクログ 2022年04月05日

    御一新で潰れた寺を相場師になった小僧が再建し、という設定もかなり変わっているし、そこに相談に訪れる人々の悩みの解決法も現実離れしてはいるのだが、なんとなくいい人情話を聞いた気になるのは作者の持ち味だったり筆力だったりするのだろう。

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    Posted by ブクログ 2021年12月18日

    明治という激動の時代を洒脱に強かに生きる僧侶と、彼らを取り巻く人達から持ち込まれる問題を解決していくお話。

    帯に「ミステリー感」を匂わせていますが、ミステリーではないです。
    謎を解くというより、知恵を絞って問題を解決していく人情物で、テーマは「縁」。

    本筋に「師僧の死の謎」がありますが、本筋より...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月12日

    は一時廃寺となったものを冬伯が相場で稼ぎ買い戻した東春寺に住む冬伯と弟子の玄泉。

    廃仏毀釈や江戸から明治への移り変わりや、東春寺に持ち込まれる相談毎など楽しく読めるので、師僧の死にそこまで話の展開でこだわる必要性はない気がする。

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