御坊日々

御坊日々

1,500円 (税込)

7pt

明治20年。僧冬伯のもとへは困り事の相談に日々客人が訪れる。本日は店の経営不振に悩む料理屋の女将で……。僧侶兼相場師の型破りな僧侶と弟子の名コンビが、檀家たちの悩みを解決しながら、師僧の死の真相を追う。連作短編エンターテイメント!

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御坊日々 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公は寺の住職兼相場師。一見、相容れない職業だが、一度は廃寺になった寺を、相場で得た金で立て直し、弟子もいる。明治の頃なら、こういうこともあったかもしれないと思わせてしまうところが面白い。檀家もいないので、人々の相談に乗るなどしていると、いつのまにか大事件に巻き込まれていく。相場師としての知識と大

    0
    2024年06月13日

    Posted by ブクログ

    NHKの時代ドラマの枠で『明治開化 新十郎探偵帖』が放送されると知った時、なかなかな衝撃を受けました。えっ? 明治って時代劇枠なの…⁈ 『御坊日々』も明治に入って二十年余り過ぎた頃を描いています。
    自分が不在の時に亡くなった師僧の死因をめぐり、兄弟子の僧を許せない冬伯(とうはく)は、相場師として身

    0
    2022年10月15日

    購入済み

    作家さんで選んで買いました。お坊さんで、相場師。賢くて、いつも冷静なのに、弟子には叱られる。いつもながらキャラクターが素敵でとても面白かったです。

    0
    2022年02月21日

    Posted by ブクログ

    江戸時代が終わり、明治が始まり、どんどん社会が変化していく時代が舞台。

    廃仏毀釈や檀家さんがいなくなったお寺の困難さなども描かれていて、興味深かった。

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    明治になって時が経ち。儲からない寺を維持するため住職が相場師として金を作っている、という設定が面白い。大きな事件が起きるわけではないけれど、人の温かさを感じる話が多く読後感は良かった。変化していく時代に置いていかれないよう支え合いながら生きていた庶民のリアルが描かれている。

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    初出2020〜21年「週刊朝日」

    廃仏毀釈、徳川埋蔵金、欧化政策、の三題噺的なストーリー展開だが、4分の3くらいまではかなり退屈。

    浅草の東春寺は、廃仏毀釈で弱体化させられたうえに、寺町を潰して3番目の公園をつくる騒動に巻き込まれ、住職が死んで廃寺となったが、弟子の冬伯が相場師になって寺を再興し

    0
    2022年11月17日

    Posted by ブクログ

    明治20年、東京浅草の東春寺は、相場師も兼ねる
    僧侶・冬伯と弟子の玄泉が切り盛りしている。
    経営不振に悩む料理屋の女将・お咲が寺を訪れ、
    店に”幽霊”が現れたというか…。全5話を収録。

    0
    2022年07月21日

    Posted by ブクログ

    僧侶と相場師の顔をもつ冬伯が主人公。

    廃寺となった東春寺を立て直し、困りごとを解決しながら縁が繋がっていきます。
    とても穏やかな冬泊の人柄が、とても好ましいです。

    今の時代も本当に目まぐるしく感じますが、江戸から明治は本当に大変な世の中だったのだろうと思います。

    0
    2022年05月04日

    Posted by ブクログ

    明治20年代を舞台にした連作集だが、これまでの畠中さんの作品の主人公ほどの魅力が内容に感じてしまった。特に後半、うだうだ感。冬伯も物足りないが、周りを固めるメンバーもイマイチ。埋蔵金の話はなんやねん!って感じでした

    0
    2022年04月27日

    Posted by ブクログ

    御一新で潰れた寺を相場師になった小僧が再建し、という設定もかなり変わっているし、そこに相談に訪れる人々の悩みの解決法も現実離れしてはいるのだが、なんとなくいい人情話を聞いた気になるのは作者の持ち味だったり筆力だったりするのだろう。

    0
    2022年04月05日

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