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明治20年。僧冬伯のもとへは困り事の相談に日々客人が訪れる。本日は店の経営不振に悩む料理屋の女将で……。僧侶兼相場師の型破りな僧侶と弟子の名コンビが、檀家たちの悩みを解決しながら、師僧の死の真相を追う。連作短編エンターテイメント!
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Posted by ブクログ
主人公は寺の住職兼相場師。一見、相容れない職業だが、一度は廃寺になった寺を、相場で得た金で立て直し、弟子もいる。明治の頃なら、こういうこともあったかもしれないと思わせてしまうところが面白い。檀家もいないので、人々の相談に乗るなどしていると、いつのまにか大事件に巻き込まれていく。相場師としての知識と大...続きを読む胆さが、人助けに役に立つのが楽しい。
NHKの時代ドラマの枠で『明治開化 新十郎探偵帖』が放送されると知った時、なかなかな衝撃を受けました。えっ? 明治って時代劇枠なの…⁈ 『御坊日々』も明治に入って二十年余り過ぎた頃を描いています。 自分が不在の時に亡くなった師僧の死因をめぐり、兄弟子の僧を許せない冬伯(とうはく)は、相場師として身...続きを読むを立て、寺を再興する。檀家は既に去り、自分と弟子の二人だけで寺を守る中、事情を抱えた者がひとりふたりと、寺に助けを求めにやってくる。その困り事を共に解決していく道の先に、冬伯が見つけたものとは…。 物語は私の想像の範囲を超えて広がっていきました。立場によって、同じ景色を見ても見え方が違うことは分かります。物語の当時は、今よりもっとはっきりと違っていたのでしょう。でも、現代にも通じる“弁え”のようなものが感じられます。どの立場の人にもそれぞれに弁えるべき物事があると思います。改めて、私自身の姿勢も見直したいです。
あ
作家さんで選んで買いました。お坊さんで、相場師。賢くて、いつも冷静なのに、弟子には叱られる。いつもながらキャラクターが素敵でとても面白かったです。
江戸時代が終わり、明治が始まり、どんどん社会が変化していく時代が舞台。 廃仏毀釈や檀家さんがいなくなったお寺の困難さなども描かれていて、興味深かった。
【概要】明治維新から20年、一度廃寺になり再建された東春寺に様々なできごとが。 【内容】>傾きかけた料理屋〈八仙花〉を立て直してほしいと、東春寺にやってきた女将が無茶振り。>母親が息子にお前は本当に私の子なのかと問う。悩んだ息子昌太郎が相談に来た。ダイナミックな展開。>辰馬ら貧民街の者たちがお宝を出...続きを読むせと寺に押し入ってきた。>二人の元武士がお宝を出せと襲ってきた。>師の宗伯が死んだ原因知ろうとした檀家たちの浅知恵がなんと成功して外務大臣を呼び出した。>明治という世はどんな世か。 【感想】めんどくさい部分をすっ飛ばして大雑把にさらさら描かれる明治という世。>スカイエマさんの表紙カバー絵が凛々しい。 ■東春寺についての簡単な単語集 【敦久】東春寺のお隣である玉比女神社の宮司。元は僧で廃仏毀釈の折神職となった。僧だったときの名は春栄で宗伯の弟子だったこともある。なぜか冬伯は元兄弟子の敦久を嫌っているらしい。 【外務大臣】この時代の外務大臣は井上馨さんあたりか? 【玄泉】冬伯の弟子。師と違い慎重派で真面目。頭の回転は速く、所作は美しいデキのよい弟子。 【時代】明治に入って20年。同じ著者の『明治妖・モダン』と同時期。生活・風俗・街並みはどんどん変わっている。《江戸は、本当に遠くなったんだな》p.257。《冬伯様、明治だと、前向きになるんですか?》p.261 【昌太郎】ある事件の後西洋小間物を売る店を開いた。 【宗伯】東春寺の先代住職。突然亡くなったので東春寺は一時廃寺となった。 【辰馬】ある事件の後冬伯に懐く。相場師になろうとしたが役者の才能があったことがわかる。 【東春寺】一度廃寺となったが冬伯が再建した。とは言うものの檀家はすでになく貧しいので、冬伯の相場士としての稼ぎでもっている。 【西方】元警官。貧民街に沈んでいたが脱出。語りが上手い。 【八仙花】料理屋。ある事件の後東春寺と交流ができた。 【冬伯】東春寺住職。僧侶にして相場師。相場師としては堅実と言われているがやっぱりヤマ師っぽいところはある。《まあ、何とかなるか》p.268
明治になって時が経ち。儲からない寺を維持するため住職が相場師として金を作っている、という設定が面白い。大きな事件が起きるわけではないけれど、人の温かさを感じる話が多く読後感は良かった。変化していく時代に置いていかれないよう支え合いながら生きていた庶民のリアルが描かれている。
初出2020〜21年「週刊朝日」 廃仏毀釈、徳川埋蔵金、欧化政策、の三題噺的なストーリー展開だが、4分の3くらいまではかなり退屈。 浅草の東春寺は、廃仏毀釈で弱体化させられたうえに、寺町を潰して3番目の公園をつくる騒動に巻き込まれ、住職が死んで廃寺となったが、弟子の冬伯が相場師になって寺を再興し...続きを読むていた。 舞台は明治20年、経営が悪化した料理屋からの相談を受けたり、貧民窟の頭たちが徳川埋蔵金を目当てに乗り込んでくる、という事態は伏線。外務大臣(きっと井上馨)がまた埋蔵金を使って東京の都市改造を計画していると聞いて、かつての師の死の経緯を知るため、料理屋での怪談芝居を使って大臣に迫り、真相を聞かされ、仕返しをしかける。 ちなみに、明治政府が使った徳川埋蔵金とは、備荒用の囲い米と、江戸の町方の七分金積立だというのは、確かにそうだろうと思う。今までそういう話はあまり聞かなかったが、それだけだと、小説としての面白さが足りない。
明治20年、東京浅草の東春寺は、相場師も兼ねる 僧侶・冬伯と弟子の玄泉が切り盛りしている。 経営不振に悩む料理屋の女将・お咲が寺を訪れ、 店に”幽霊”が現れたというか…。全5話を収録。
僧侶と相場師の顔をもつ冬伯が主人公。 廃寺となった東春寺を立て直し、困りごとを解決しながら縁が繋がっていきます。 とても穏やかな冬泊の人柄が、とても好ましいです。 今の時代も本当に目まぐるしく感じますが、江戸から明治は本当に大変な世の中だったのだろうと思います。
明治20年代を舞台にした連作集だが、これまでの畠中さんの作品の主人公ほどの魅力が内容に感じてしまった。特に後半、うだうだ感。冬伯も物足りないが、周りを固めるメンバーもイマイチ。埋蔵金の話はなんやねん!って感じでした
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