畠中恵のレビュー一覧

  • おおあたり(新潮文庫)

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    まさか栄吉がヒット商品を開発してしまうとは!
    でも、最後に登場する餡子の危険度はむしろパワーアップしたようでひと安心?
    若だんなが立派になったなぁと兄やの気持ちで見守っています。

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    2023年06月19日
  • つくも神さん、お茶ください(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ★4.5くらいかな、、!
    時代物の印象がある作家さん。
    この本も、時代物っぽい語り口でとても引き込まれた。
    挿絵もかわいい!!
    本の森を探検している様子、本にも人間味を感じて、エッセイやけど小説っぽくもあり面白かった。
    お料理に関するエッセイも、良かった。

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    2023年06月14日
  • 忍びの副業 下

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    なかなか面白かった。謎と言われる徳川家基の急死に絡めて、この時代の忍びの末裔のあり様を描いている。最後に忍びの生き様に気付くという終わりかたも良い。

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    2023年06月08日
  • わが殿 下

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    お金のやりくりの話が多いから 読んでで自分まで財布の紐を締め直してしまう 
    七郎右衛門は幸せな人生だったなぁと。中々こんなにいい上司?には出会えない
    幸せ者だ。

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    2023年05月31日
  • またあおう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    しゃばけシリーズ外伝第二弾。

    外伝の第一弾はちょっとぶっ飛んでいたので、
    今回はどうなるかと思っていたが、
    まあまあ江戸時代の中に納まっていて良かった。

    相変わらずの長崎屋の日常や、
    戸塚宿から猫又がおついかいに出て盗みに巻き込まれたり、
    離れの面々が桃太郎の草紙の世界に入ったり、
    中国から河童が渡ってきて九州に住み着いたり、
    全体的にほのぼの。

    でも、法力あらかたな広徳寺の寛朝が亡くなった後の話は
    読みたくなかったかな。
    いつまでもお話の中で生きていてほしい。
    それが物語の良さなのだから。

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    2023年05月29日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    仁吉が好きな人は絶対見たほうがいい!
    キャラクターのそれぞれの歴史もシリーズを追うごとにわかってくるのかと思うとわくわくする
    そしてどんどん妖たちが愛おしくなってくる
    時々、表紙の妖たちを見ながら物語を追っていくと頭の中にキャラクターたちの表情が浮かんできて、それも楽しい

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    2023年05月19日
  • 猫君

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    可愛い!猫好きには堪らない1冊。
    お江戸版 猫又ハリーポッター 

    猫又たちのその後が知りたいので、シリーズ化して彼らの冒険を読みたい。

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    2023年05月13日
  • 忍びの副業 下

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    ネタバレ

    吉乃の嫁ぎ先がついに決定。
    候補は2人で、片や無骨だけど男気のある兵藤。もう片方は、イケメンの優男な恵吾。周りは恵吾を選ぶと思っていたけど、選ばれたのは兵藤。理由も納得で、自分を絶対守ってくれるのは兵藤の方。恵吾は優しいが故に家族の方を優先しそうってのが、とても腑に落ちました。

    主を持たない忍びを決めた弥九郎。とても険しい決断だけど、忍びにとっては誇り高き決断に思えました。

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    2023年05月08日
  • 忍びの副業 上

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    戦国の世から続く忍者家業。
    世は江戸となり、忍者も必要とされなくなってきて…

    伊賀・甲賀しか知りませんでしたが、江戸の伊賀など流派が色々あってお家争いに巻き込まれていく忍び達。

    くノ一・吉乃の嫁ぎ先も破談となり、その行方も気になります。
    誰が毒を盛ったのか黒幕がだれなのか、ハラハラしながらも下巻へと読み進めます。

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    2023年05月08日
  • またあおう(新潮文庫)

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    若旦那の出番は少ないですが、その分如何に妖たちが若旦那を大切にしているか、側にいなくても若旦那を心の拠り所にしているかを感じられる作品です。
    意外と金次や屏風のぞきが頼もしく思いました(笑)

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    2023年05月04日
  • 猫君

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    猫君/猫宿の長/猫宿始まる/あわれみの令/
    合戦の一/合戦の二

    猫君??
    猫又は知ってる。いやいや聞いたことがるけど、見たことはない。

    猫又たちの間に猫君という存在は知られているみたいだけどその実はっきりしていない。なにこれ??
    なりたての猫又たちが先輩の猫又たちといろいろ関わるのが面白い。新米なりにがんばってるよね

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    2023年05月03日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    明治になったばかりの頃の仁吉と佐助が主人公。若旦那の生まれ変わりを待って暮らしていく妖たち。明治になっても妖たちは元気で大活躍。

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    2023年05月01日
  • いちねんかん(新潮文庫)

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    両親が湯治旅行で一年間不在になり、若だんなが頑張るお話。
    頼りなさそうな若だんなが、実は肝が座っていると感じられた。

    若だんなを守る妖(あやかし)達は、相変わらず楽しく、お江戸をぶっ壊しかねないほどに力強い仁吉(白沢)と佐助(犬神)は頼もしい。
    しかし、何と言っても鳴家(やなり)達がかわいい。
    本当に鳴家(やなり)達がいたら楽しいだろうな。キュイ、キュワうるさいかな?

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    2023年04月09日
  • むすびつき(新潮文庫)

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    しかし、良い味している本である。どこから読んでもしっかり起承転結しているところは良い。いつもながらの登場人物がちゃんとその役割をしているところが良いね。

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    2023年03月22日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

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    約1年ぶりに読んだ本シリーズ。
    前回までの内容もボヤッとしか覚えておらず、読み進められるか不安だったが、さらさらと読むことができた。
    特に「はるがいくよ」では、若旦那と小紅の儚い別れに涙しそうになった。

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    2023年03月14日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    長崎屋の旦那が突然の病に倒れた。若旦那はなんとか、その病を治そうと東奔西走する。そこには一寸法師や、金太郎などが出てきて非常に楽しい。
    なかなか上手い構成であった。

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    2023年03月11日
  • むすびつき(新潮文庫)

    購入済み

    おもしろい

    家族が図書館から借りてきた、リアル書籍をぱらぱらめくっていたら、面白かったので本格的に読んでしまった。
    キャラクター画かわいかったり、ほろりとさせたり。
    まさか電子書籍化されてると(ジャンル的に)思わなかったのでありがたい

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    2023年02月28日
  • わが殿 下

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    激動の幕末から明治の世へ、世の中の動きにつれやり方は変わっても七郎右衛門の心の基は変わりないように見える。殿のため藩のため、それだけを見据えて歩き続けている。弱気な時も迷う時もあったろうに芯のところには粘り強さというか頑固さというかしっかりとした物があったのだろう。

    そして、尊敬でき認めてくれる”わが殿”だったのですね…

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    2023年02月28日
  • わが殿 上

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    四歳年下の殿に仕える七郎右衛門。なんだか気弱そうな彼に殿の命令をやり遂げることができるのか?こちらが不安を感じているのに何とかなっていくのが不思議。
    敵が多くなるのはしょうがないか。目くじらを立てるのではなく、ひょうひょうと過ごしていくこの人は本当は凄い人?見つけて託す殿もすごいよね。

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    2023年02月27日
  • むすびつき(新潮文庫)

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    大好きなしゃばけシリーズ。
    今回は一太郎の前世の話。
    長崎屋にいる妖たちが、何百年も前に一太郎に似た人に出会ったことがあると言い出し、前世ではないかと推測し出す。
    妖たちが前世からの縁を感じて長崎屋に集って来たのかもしれないと、感激する話が多い。
    他にも輪廻転生が本当に幸せなのか考えさせられるような話もあり、いつも通り面白くて心が温まる一冊です。

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    2023年02月25日