畠中恵のレビュー一覧

  • なぞとき

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    しゃばけシリーズ23!
    多少のマンネリ感はあるものの、安定してる感じがあって良い。
    若旦那も仕事に関することを少しやらせて貰えたりと、少しの成長も感じる。
    最後の顛末は予想できるものもあれば「そうなるんだ…」というのもあり、おさまりがよかった。こうして大事件ばかりではないけど日々過ごしていく作品なのでしょう。、

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    2025年12月07日
  • あやかしたち

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    ほぼ妖中心の話、5話のシリーズ第24弾。
    日の本の妖たちがこぞって気になる場所は、長崎屋!
    ふゆのひ・・・長崎屋の噂を確かめに来た雪女。黒羽坊の噂に
      惑わされて来た天狗たち。酷い寒い日に騒動が。
    のろいがえし・・・次なる噂は若だんなの強さ?
      不合理な蝦蟇仙人をおたえが退散させる。だが呪いって?
    鬼之助の日・・・亡き鬼之助の為の日に語る噺。悩む場久。
      笑える噺が思いつかない。同時に起こり始めた出来事。
    あやかしたち・・・見知らぬ妖達が続々と長崎屋に登場。
      それは長崎屋の妖達の危機。入れ替わり勝負の行方は?
    みっかだけ・・・河童の秘薬を飲んで姿を消した若だんな。
      必死に探す妖達

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    2025年12月04日
  • まろ丸伊勢参り

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    時代ものではあるけれど、
    明日の見えない若者がともかく進んでいくという意味では、
    今の時代にも通じるのかな。
    作者から、現代の若者へのエールかも。

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    2025年12月02日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    江戸有数の廻船問屋の一人息子一太郎はとにかく体が弱く、砂糖よりも甘い両親に大事に育てられている。この物語は、超過保護な両親、一太郎を守る犬神と白沢、一太郎の親友で和菓子屋の跡取り栄吉との会話も楽しいが一太郎の周りにいる妖達が可愛らしくって読んでてて思わずクスッと笑ってしまう。
    第1巻から一太郎の出生の秘密が明らかになり読者としては嬉しい。

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    2025年12月01日
  • もういちど(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2025/11/30
    若旦那が赤ちゃんになって育ちなおし。
    このまま丈夫になるのかも?ってなってるときは「丈夫になっちゃうとおもしろくないよな~」って思うよね。
    でもやっぱり丈夫にはなれなくて、落ち込む若旦那を見て罪悪感を感じました。
    なんだか申し訳ない。
    でもこれからも妖たちとわちゃわちゃ楽しく暮らしてくれよ。

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    2025年11月30日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第13弾

    時が流れる限り、誰も同じではいられない。
    千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。ずっと変わらずに一緒にいることは難しい。
    それぞれが今後についての決断を迫られる。
    今が若旦那と別れる時なのではないかと。

    ただ、どれほど良い考えや真っ当な明日を示されても、それが進むことができる道とは限らない。その正答に縛られなければならないのか。
    悩む仁吉や佐助が出した答えが、なんだか嬉しい。

    真に正しい事が一にやるべきこととは限らない。正しい答えではなくやりたい事を決めた。

    正誤だけが答えではなく、視野を広げて答えを探すのも大切だなぁとしみじみしました。

    ただ、悠長に見え

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    2025年11月30日
  • なりたい(新潮文庫)

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    解説の文芸評論家の方が、シリーズの人気は居心地の良さにある、読む度に懐かしい場所に帰ってきたと感じると買いておられて、まさにその通りと思った。
    今作は導入があって、色々な話があって、最後に導入に返るというのはまた新しい書き方に感じた。(読むそばから忘れて行くので、既にあったらすみません)

    現実では日々に追われて大変だけど、ここでは若だんなが寝ついて退屈してて、妖たちはお菓子を食べてくつろいで、この世界にひたるのが私の癒しになってます。

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    2025年11月28日
  • いつまで(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ。面白いけど時々登場人物や背景がややこしくて理解できないときがある。今回も若干そんな感じがした。

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    2025年11月27日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    ずっと子どもの時と同じような生活のままではいられない…
    それに妖にとって人の一生は短すぎて、近くにいるとすぐに悲しい別れがやってくる。それなら今のうちに離れたら…という提案に兄や達が出した答えに思わず涙が。

    子どもの頃、学校から帰ってきたら祖母や母がこたつにあたりながら「おかえり〜」と迎えてくれたことを思い出しました。

    帰るところ、待ってくれてる人、そういうあったかい気持ちが共通してるからですかね。

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    2025年11月24日
  • ああうれしい

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    巻を重ねて、麻之助がしっかりしてきた。今回は相馬家の登場が多いように思う。かわりに八木家はあまり出てこない。流石に歳をとって、立場も違う3人で何かを行うことが少なくなってきたのかもしれない。麻之助のお父さんが、そろそろ隠居したいと言い出したし、これからも変わっていくんだろうという一冊。

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    2025年11月20日
  • あやかしたち

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    しゃばけシリーズ、24作目。
    ふゆのひ、のろいがえし、鬼之助の日、あやかしたち、みっかだけ、の5本のお話しです。
    今回はタイトル通り、妖たちが中心の物語が多い印象でした。
    長崎屋に暮らす妖たちの事が気になって、色々な妖が集まってくる…そんなお話し。
    マンネリと言う人も多いけれど、若旦那を中心とした妖たちの暮らしが、変わらず楽しく続いている事に、ホッとするし嬉しくなります。
    ずっとこんな風に続いてくれたらいいな。
    今回は妖メインだったので、人間の登場が少なく感じました。
    両親、栄吉、松之助、お雛ちゃん…それぞれの行末も気になるので、次回作では少し近況が覗けたらいいな〜と、ほのかな期待をしながら、

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    2025年11月20日
  • ああうれしい

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    まんまことシリーズの最新刊。
    今回は割と結婚の話が多かったようにも思う。
    多分ことの顛末はその辺に落ち着くのかな?というのと概ね外れていなくて安心して読める1冊。

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    2025年11月18日
  • いちねんかん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2025/11/14
    久しぶりに思い出したシリーズ。
    新刊たまってたから楽しみだね。
    今回は若旦那が1年間のお留守番。
    大人になるのが嬉しいような寂しいような。
    まあでもその塩梅が上手で安心して読みました。
    何回も死にかけてるし、妖怪も神も知り合いだから肝が据わってるんだよね、実は。

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    2025年11月16日
  • ああうれしい

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    まんまことシリーズ第…?最新刊2026.11現在
    キャラクターたちの人生を追いながら緩く楽しめるシリーズ
    悲しいことも嬉しいことも人生のようにいろいろあるけれど、ちっちゃな事件を軸に進んでいく物語はお江戸も現代も同じでは
    畠中恵作品は句読点の打ち方が独特で、少しコツが必要ではあるけど、どれを読んでも毒のない気楽な作品が多いと思います

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    2025年11月15日
  • ああうれしい

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    内容(ブックデータベースより)

    大好評「まんまこと」シリーズ、ついに第10弾!
    子が生まれ、張り切る新米父の麻之助だが、相談事は待ってくれない。
    悪友に妻たちまで巻き込み、
    時に怠けながら、今日も果敢に揉め事を捌く!
    (※よく

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    2025年11月15日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    ハマってるしゃばけシリーズ、順々に読み進めています。
    前作を読んだ後すぐにでも読みたいと思いつつ、他に読む本が続いて今回は3週間ほど空きました。

    そしたらなんという新鮮さ!
    飽きるというわけではないけど、ちょっと中だるみのようになってましたが、また改めて面白かったです。

    人並みでなくても「いていい」というのが染みました。

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    2025年11月10日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
    江戸有数の廻船問屋の若旦那の一太郎。めっぽう身体が弱いのだが、一太郎の周りには、どういうわけなのか、妖が多数いるのだ。
    一太郎と妖たちが、世にも不思議な事件を解決していく。
    これがまた妙に面白い。

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    2025年11月10日
  • かわたれどき

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    ネタバレ

    2025/11/1
    めっちゃ久しぶりに読んだシリーズ。
    状況をちょっと忘れてる。
    麻之助の再婚話もちょっと動き出しそうで、今度は早めに続き読もうと思いました。

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    2025年11月02日
  • あやかしたち

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    ネタバレ

    若だんなと妖達に、また会えてよかった。

    他の妖達にとっては、長崎屋で暮らせるのはうらやましいことなのだねぇ。でも「ちゃんと若だんなを大切にしてくれないと!」と私は思います。
    病で伏せがちの若だんながせっかく自由に動けたのに、たった一日足らずなんて、なんとも気の毒な!
    熱が出ようとも、今後も若だんなが妖達と楽しく暮らせていけますように。

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    2025年10月29日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    オーディブルにて。
    前作に続いて、1話完結ではなく1冊完結の長編。しかも今回はマルチバースと言うべきか、こんな未来もあるかもしれないといういろんな可能性を覗き見られて面白かった。屏風のぞきがいなくなったらやっぱり寂しいよね。

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    2025年10月28日