畠中恵のレビュー一覧

  • ちょちょら(新潮文庫)

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    全1巻。
    江戸留守居役(外交官みたいなの)を
    突然継がなければいけなくなった
    次男坊のドタバタ劇。

    や。
    これはいい。
    いつぶりだろう。
    夜を徹して読んだの。

    畠中恵といえば妖怪ものだけど今作はガラリ。
    妖怪は出てこなくて、侍の世界。

    が。
    意外と言っては失礼だけど、
    まったく違和感がない。
    この軽快さはどうだろう。
    物語の舞台が市井から武士の世界に変わっても、
    相変わらず軽やかで親しみやすく、温かい世界が展開され、
    最後まで一気に読まされた。
    気がついたら朝。

    そして魅力的なキャラ造形。
    侍なのに。
    ニヤニヤが止まらない。
    「頼りなくて、ほっとけない主人公」を描かせたら
    たぶん今日本

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    2013年09月10日
  • まんまこと 1

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    「しゃばけ」シリーズの畠中恵原作を、月代のおにいさんが大好きな漫画家・紗久楽さわがコミカライズ。

    江戸時代を舞台に、お気楽な町名主の息子・麻之助が町人たちの揉め事をやさしく解決していく「世話物」と呼ぶにふさわしい作品。

    かんわいい絵柄で江戸時代の情景がしっかり描かれているのが見どころの一つ。

    ちょっと休載中のようなのですが、続刊を期待しながら待ってます。

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    2013年04月27日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    一章、二章と読み進めるうち、『あれ?なんだかお話が遡ってるよね?』と不思議に思いました。
    最初、「え?そんな、火事で付喪神を失ったとか、あったっけ?あ、火事はあったかも?これは、私は色々忘れてるな?1、2冊前から読み返さないとダメかな?」と思ったのです。
    人生の分岐点、そこへ遡る旅だったとは!
    “インタラプト”は無事、修正されたってことでしょうか!?
    時代小説+SFですね?
    とても面白かったです!

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    2017年06月02日
  • こいしり

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    ネタバレ

    いや、まさかチャラ男の噂高い麻之助さんが身を固めてしまうとは!
    でも、だんだん、夫婦っぷりが板についてくるじゃありませんか。
    第二弾では、様々な男女の心の機微が描かれている・・・かな?
    そういう、人様のいろんな事情に触れるたびに、主人公たちもゆっくりと夫婦らしくなっていく感じがします。

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    2017年06月02日
  • ゆめつげ

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    賛否両論分かれる話かもしれないけれど、個人的に大好き。
    弟が兄を起こす時の容赦の無さが良い。この兄弟、本当に好きだ…!本編以前の話でよいので、続編熱烈希望。

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    2013年02月08日
  • つくもがみ貸します

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    可愛かったです~
    もっと読みたいけど、ハッピーエンドで締めちゃったから終わりですか?
    佐太郎さんもいい男になったと思うのにもったいない気がします。
    つくもがみたちはいい味出してますね!

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    2017年06月02日
  • アイスクリン強し

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    ネタバレ

    面白かったです♪
    (再読したかもです…///ブログ再確認したら2012年に読んでたみたいだったから。。)

    読み終わったら。。
    アイスクリームとかワッフルとか甘いお菓子が食べたくなるお話でした(〃゚σ¬゚)ジュルリン..


    沙羅さんと真次郎さんとの恋も見逃せないお話。。(〃ノωノ)
    巡査の長瀬さんと真次郎さんとのシーンも好きでした。

    あとがきに書いてある
    続いての話の「若様組まいる」も気になりました☆★
    文庫本になったら…ぜひ読んでみたいと思います!楽しみです♪

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    2025年08月12日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ4作目。
    "おまけのこ"は最高でした♪
     家から飛び出した妖たちの冒険が見てて楽しかった!!

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    2025年05月01日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    なんで急に過去話が?と思ったらそういうこと!
    ずっと「若旦那」と書かれていたのに、過去話は「一太郎」と名前で書かれているので、つい、一郎太を思い出し…ゲフゲフ…何でもありません。

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    2017年06月02日
  • 百万の手

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    ネタバレ

    畠中恵作品12冊目

    クローン問題という多くの人が言及を避ける重たい主題を扱った小説。しょっぱなから母親は過干渉だわ、火事に飛びこむ親友を助けられずに焼死と相成るわ、自殺にはちあうわ、自分の家も放火にあうわ、携帯電話に意識だけ残した親友が消えるわ、突然母親は再婚すると言い出すわ、かなりシリアス。そしてシリアス度を決定的にするのは主人公が父親のクローンだという新事実!
    だけどそれを補って有り余る面白さがある。
    主人公は過呼吸に陥りやすく、ちょっとパニックになるとすぐに気絶しかけるような子で、いろんなことを思い悩んですぐに思考の渦に嵌っていくし、死んだ親友の携帯に向かって語り続けたりする精神的もろ

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    2012年06月27日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    【しゃばけシリーズ07】
    しゃばけシリーズはとても好きで、数年に1度読み直している。

    兄の松之助は長崎屋を出て、親友の栄吉は修行で出て、なんだか寂しそうな若だんなに訪れる短編集。

    ・いっちばん
    いつものように日限の親分のために事件を解決しようとする若だんな。
    寂しそうな若だんなに贈り物をしよう、と動き回る妖。結局全部つながって、妖のおかげで解決する。
    妖のドタバタ感が読んでいていい。

    ・いっぷく
    長崎屋が他の店との品比べをすることになる。
    他の店の七之助がなんとも懐かしい。。。冬吉が登場だーって嬉しくなる。
    商いとして、高級な品を出すのではなく、売れる品を出す、という藤兵衛のすごさにはま

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    2025年05月19日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【しゃばけシリーズ04】
    短編集5話。狐者異の話はちょっとせつないし、若だんなの栄吉との思い出話は、甘酸っぱい青春のようなお話。大好きな鳴家が活躍する話もある。
    でもその中で私が大ファンになっているお雛と屏風のぞきのやりとりのお話「畳紙」が本当にいい。
    お雛の悩む心は同感できるし、屏風のぞきの優しさに心うたれる。

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    2025年04月11日
  • 百万の手

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    12/27 最初は「日常の謎」の延長くらいの規模だったのに、どんどん大ごとになっていって、最後にはどうなるんだろう?ってすごくドキドキしました。こんなにスリル感を持って読めた小説は久しぶり。

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    2009年12月28日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    シリーズはまだまだ続くけどここで外伝。
    1.五百年の判じ絵:佐助が若だんなの兄やになる経緯
    2.太郎君、東へ:坂東太郎と呼ばれる大河 利根川と河童の親分禰々子が主人公
    3.たちまちづき:上野の広徳寺の高僧 寛朝に相談事を持ちかけた夫婦(安右衛門とお千)の悩みとは
    4.親分のおかみさん:日限の親分の女房おさきは体弱くて寝ついてばかりだから自分に自信が持てない。そんなおさきさんと親分が暮らす長屋に捨て子が置かれていた。
    5.えどさがし:江戸が東京となって二十年経ったときのお話

    えどさがしは若旦那の生まれ変わりをさがす仁吉と佐助、鳴家たちが愛おしい。

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    2026年06月15日
  • 猫君 りんねの輪

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    6年振りの2作目。いや、間空きすぎでしょう。私自身は1作目読んでから3年振りだけど、ほとんど覚えてなかったわ。それでも、そんな前半から後半に入ると僧正らとのやり取りや面白くなって来て、けっこう面白かった。でも、次も6年先は勘弁して欲しい

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    2026年06月11日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    娑婆気(しゃばけ)…俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心

    一太郎はしゃばけから遠い存在だと思ったのだけどこのタイトルをつけた理由が気になる〜。
    妖が一太郎の日常にあたりまえのように存在していて、この話が描く江戸時代の雰囲気がめちゃくちゃ好きだな〜。最初に殺人事件に巻き込まれたところから事件を解決しないまま話が進んでいき、あれどうなったっけ?と途中で思うこともあったけど、一太郎のお兄さん、長崎屋の家族の秘密、一太郎と妖の関係。全てが連続殺人事件につながっており、事件自体は重たいものの、人と違う価値観で生きる不可思議な妖の存在があったからこの雰囲気を損なわず一貫して共存し

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    2026年06月10日
  • あやかしたち

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    色々な妖達が次から次に長崎屋の離れに集まってくる。
    妖達の間で長崎屋の離れはとても素晴らしい所だとの噂が流れているらしい。
    そんな妖達と、元々の長崎屋の妖達との対峙が面白い。
    最後、若旦那が家鳴りとなって思い切り駆け回ったのはとても爽快だっただろうなぁ。

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    2026年06月10日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズの世界観の中に入っていることが楽しい。この先何巻も待っていると思うと惜しまず続きが読める。一太郎の今後がとても楽しみになった二巻目

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    2026年05月30日
  • まろ丸伊勢参り

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    江戸から伊勢へ歩く果てしない道のりに、大変な旅だなと…人々が神に願いを託す気持ちは今も昔も同じということかな。江戸から伊勢までのほのぼのしたロードムービーと思って読み始めたら二転三転するお家騒動も絡んできて読み応えがあった。旅の最後に”明日”を見つけた九郎のその先も気になるなあ。伊勢もいつか行ってみたい土地。

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    2026年05月11日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    ※オーディブルにて聴了。
    「仁吉の思い人」が切なくて良かった。吉野と鈴君を側でずっと見守る姿が切なかった。妖って何千年も生きるけど、そのせいで思いを断ち切ることが難しいのは悲しいなと思った。こういう切ない恋をする人ってどうやって自分の思いを昇華させるのかなと思った。謎解きだけじゃなく、こういう恋のお話も入っていて良い作品だった。

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    2026年05月05日