畠中恵のレビュー一覧

  • こいしり
    江戸プチセレブ男子でやんちゃの麻之助が結婚して立派になった
    とかではなく
    でも、夫婦が良い感じでわかりあっていくプロセスもあったりして
    またまた楽しい
  • アコギなのかリッパなのか 佐倉聖の事件簿
    政治家事務所の日常とミステリーがライトに描かれている。

    タイトル通りのキャラ設定。
    ライトなのでしっかりめのミステリーを読みたい人には少し物足りなさがあるかも。

    全くテイストの違う最後のお話が印象的だった。
  • しゃばけ(新潮文庫)
    本トモ(本のレビューする友人)さんのおすすめ。
    江戸の商人のお話…なんだけど、妖怪モノ?!
    妖怪話は私には初めて。怖いのは苦手だけど、これは大丈夫。

    ーー
    一太郎(若だんな)は江戸の大店、廻船問屋の一人息子、17歳。美しく利発でやさしい子だが体が弱くすぐに寝込んでしまう。
    彼を守るために五つのころ...続きを読む
  • 若様組まいる
    前作ですっかりファンになったので真次郎主人公の話じゃないのかと残念がりながら読み始めたけど、長瀬もまた良かった!園山さんにぐんぐん惹かれるし、幹事もなかなかおもしろいキャラだし、いろんなキャラクターがいて読み応えあり。たのしかった。ただ、たのしいこといいことばっかりってわけでもなく、理不尽さとかも引...続きを読む
  • しゃばけ(新潮文庫)
    ドタバタコメディ人情ミステリーファンタジー時代劇。
    主人公は体が弱く出歩けないので、安楽椅子探偵ですね。
    でも主人公は余裕がある探偵なわけでもなく、
    一太郎〜〜〜がんばれ〜〜〜ってあやかしたちと一緒に応援したくなるような一生懸命さがいいです
  • もういちど(新潮文庫)
    いつもの面白さ。
    若旦那が若くなり、体も丈夫で困難な事を解決していくコナンくん状態。
    最後少し切ない終わり方で何も若旦那に声をかけることができないなあと思ってしまった。
  • わたしの名店
    28人の著名人が、大好きなお店をそれぞれのエッセイで教えてくれる素敵な一冊でした。

    みなさん心が休まるいきつけのお店を求めている。でも常連さんがワァワアというところはちょっと、、、
    すごく共感しました。

    食べるって元気の源ですよね。何があってもおなかはすく。食べれることは本当に幸せだ。

    龍朋、...続きを読む
  • 忍びの副業 下
    西の丸様周囲の不穏な事件は続き、弥九郎たちは色々な輩たちの思惑に振り回されるます。そんな中腹に一物ある輩たちでも異議を言えない、次期将軍の命を守る!に弥九郎たちは全力を尽くします

    弥九郎の思慮深さはとても好ましい。蔵人も十郎もいいキャラ。この3人が率いる甲賀の未来は間違いなし。面白い本でした。ドラ...続きを読む
  • アイスクリン強し
    さすが畠中恵。とっても読みやすくてテンポ良く読めた。話も短く、そこもまた読みやすい。解説にもあったけれど、お菓子の語感など大変秀逸。おいしそうだなと思いながら読んでいた。登場人物全員をどんどん好きになってしまった。
  • もういちど(新潮文庫)
    もういちどの10ヶ月が過ぎた後も若だんながどんどん成長し続けたらどうしよう?とどきどきしながら読んだ。
  • もういちど(新潮文庫)

    最高に面白かったです。今回は若旦那が赤ちゃんになってしまって、しかも元気。本当に面白かったです。体は無事に大人になったけど結局また病弱に戻ってしまいますが、それもまた若旦那の個性ですし。
  • おやごころ

    今回は無事に赤ちゃんが生まれる。いろいろあったから主人公はじっとしてられなくて走り回るっていう奇行に。
  • もういちど(新潮文庫)
    もうこの小説がどうこうとかいう感じではなく
    このシリーズは必ず読む
    読まずにいられない

    若旦那も長崎屋に集う妖も周辺の面白い人々も
    もう長い付き合いの知り合いみたいな気持ち

    初めて元気でやんちゃな若旦那に会えた
    読み終えてやっぱりほっこり

    ほんと、しゃばけシリーズ大好き
    江戸時代に行って長崎屋...続きを読む
  • ちんぷんかん(新潮文庫)
    このシリーズの展開に少し飽きてきてしまって、読むのに時間がかかるようになってきた。でも最後の『はるがいくよ』は物悲しい雰囲気がずっと漂っていて、胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちがした。大切な人といつか別れるとわかってはいても、つらく切なく、なんとかもっと一緒にいられないかともがいてしまう気持ち...続きを読む
  • 忍びの副業 上
    甲賀忍者、頑張ってるp(^-^)qいろんな人達のどろどろした思惑に剣呑な雰囲気が…(゜゜;)な話のはずなのに、畠中さんの文体のせいか、主要人物の人柄のせいか、のんびりとして優しい雰囲気( ・∇・)
  • わたしの名店
    28名の方が紹介するお店の全てが魅力的に感じました。人によってお店に関わる思い出をメインに伝えたり食事そのものの良さを書いたりと、紹介の仕方も様々なので面白かったです。

    食事では宇垣美里さんの「鍋焼きうどん」がとても美味しそうに書かれていて、ぜひ味わってみたくなりました。
    思い出では藤岡陽子さんの...続きを読む
  • わたしの名店
    “ちょうどいい”本がないかなと入った駅のお土産屋さんに併設されている小さな本屋さんで買い、そのまま新幹線で読み終えた。リズムよく読める感じが逆にありがたく、思わず左手に本を開きながら右手はGoogleマップを検索していた。年始の隙間にぴったりな本、おいしい食べものって、あたたかくてしあわせな描写が多...続きを読む
  • ねこのばば(新潮文庫)
    シリーズ3作目の短編集。
    あいかわらずの一太郎の病気がちが作品にからんでくる。ほのぼのからシリアスな話まで、興味深い読後です。
    お春ちゃんの嫁入りはちょっと寂しい。


    お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。
    寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって? すべてが絶好調...続きを読む
  • ぬしさまへ(新潮文庫)
    シリーズ2作目は短編集ですが、なかなかに面白い。
    仁吉の想い人がわかったのは良かったが、寂しくてため息です。
    江戸の日常が分かるともっと面白くなりそうです。


    きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。
    おまけに難事件もめいっぱい。
    幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠...続きを読む
  • しゃばけ(新潮文庫)
    江戸時代の作品ですが、妖との接点が緩やかな時代のときです。
    なんとも愉快な話で面白かった。


    今は一太郎が決めなければならない時なのだ。

    大店の若だんな一太郎は、めっぽう体が弱い。なのに猟奇事件に巻き込まれ、仲間の妖怪と解決に乗り出すことに。大江戸人情捕物帖。

    江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太...続きを読む