畠中恵のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    作者名のラインナップの、朝井リョウ目当てで手に取った。安定の、早稲田学生ライフの片鱗が伝わるクオリティ。
    でもどの文章も、地方民の自分が読んで「あー、観光目的じゃなくこの本に出てくる料理目的でそのお店行ってみたい!」と思える店+料理紹介で、軽い気持ちで手に取って想像以上の満足度が味わえる一冊だった。

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    2026年07月19日
  • なぞとき

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    江戸を舞台に、妖(あやかし)たちと、彼らが身を寄せる大店の”若だんな”が活躍する、『しゃばけ』シリーズの第23弾です。

    妖界の大物を祖母にもつ若だんなは体が弱く、二人の屈強な妖が“兄や“として付き添っています。
    ある日、その一人である佐助が、血らだけになった姿で、若だんなの前に現れます。
    「大したことはない」と言い張る佐助ですが、周囲の妖たちは、その理由をあれこれと詮索し始めます。
    「誰が佐助の怪我の理由を突き止めるか、賭けをしよう」ということになり、聞き込みを始める、妖たち。
    誰が、この賭けに勝つのか・・・

    このように始まる表題作『なぞとき』を含め、5つの連作短編が収められています

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    2026年07月13日
  • ああうれしい

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    20260708-0709 麻之助たちが少しずつ大人の立場になって行くのがわかる。少し寂しいような気もするけど、この巻は全部幸せな寿ぎが散りばめられているみたい。

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    2026年07月11日
  • わが殿 下

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    オーディブルにて。
    タイトルからして殿が大活躍する話かと思いきや、側近が主役だった。殿が家臣の誰を引き立てるかという才によるところも大きいけれど。
    現在の福井県大野市にあたる大野藩という小国が、なぜ財政難から立ち直って借金を返せたか?という経済改革がメイン。
    七郎右衛門は良くスルスルと商人のようなアイディアが出るものだ。殿がCEOならCFOとして優秀すぎる。企業のサクセスストーリーを読んでいる感覚で楽しめた。

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    2026年06月27日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    久しぶりのしゃばけシリーズ。
    やっぱり面白かった。
    鳴家の声を聞いて、「うちの子だ!」と声を聞き分けられる若だんなが凄い。感動しちゃった。

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    2026年06月21日
  • 忍びの副業(下)

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    家を継ぐ者/死の一報/くノ一の花嫁/毒の噂/鷹狩り

    あの優しい西之丸様が………
    弥九郎たち甲賀の未来はどうなるのだろう

    時代が変わり社会が変わる。昔の能力を次の時代に使えれば一族の存在は続くのだろうか

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    2026年06月18日
  • まろ丸伊勢参り

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    大阪へ養子に行くことになった姪を伴って江戸から伊勢まで旅をすることになった主人公。荷物持ちの手代と、姪の飼い犬も同行。ただでさえ大変な徒歩の旅なのに、子連れということで、事件も多いし、途中から道連れになる三人組もいて、面白い旅風景である。道中、美味しいものをたくさん食べていて羨ましい旅でもある。

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    2026年06月17日
  • 忍びの副業(上)

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    忍びの副業/天女の笑み/闇の中にあり/斑猫(はんみょう)の毒/甲賀と伊賀

    江戸後期 長年の閑職にあり内職で糊口を凌ぐ甲賀忍者の末裔に栄達の道は拓けるのか

    仲間にとって嫌な事でも正しいと思う道を選ぶ弥九郎さんが気になります

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    2026年06月17日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【自分メモ】
    若旦那が馬手を選ぶべきだったのを、弓手を選んでしまったところから始まる4話。
    そして、馬手を選んだ先にある1話。

    弓手を選んだら、屏風のぞきが火事に焼かれて病んでしまい、行方知れずになる。
    上方から5人の娘が‘千里’として江戸に許嫁を試しに来て、若旦那に恋心を残して帰ってく。
    若旦那、初めての花見!
    大雨の日に出会った、長身おねさん、龍神様におめめを返す!
    そして、選ばなかったはずの先にある時売り屋とのお話。

    屏風のぞきが無事でよかったなー。
    そうだとは思ったんやけど。

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    2026年06月16日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    シリーズはまだまだ続くけどここで外伝。
    1.五百年の判じ絵:佐助が若だんなの兄やになる経緯
    2.太郎君、東へ:坂東太郎と呼ばれる大河 利根川と河童の親分禰々子が主人公
    3.たちまちづき:上野の広徳寺の高僧 寛朝に相談事を持ちかけた夫婦(安右衛門とお千)の悩みとは
    4.親分のおかみさん:日限の親分の女房おさきは体弱くて寝ついてばかりだから自分に自信が持てない。そんなおさきさんと親分が暮らす長屋に捨て子が置かれていた。
    5.えどさがし:江戸が東京となって二十年経ったときのお話

    えどさがしは若旦那の生まれ変わりをさがす仁吉と佐助、鳴家たちが愛おしい。

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    2026年06月15日
  • 猫君 りんねの輪

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    6年振りの2作目。いや、間空きすぎでしょう。私自身は1作目読んでから3年振りだけど、ほとんど覚えてなかったわ。それでも、そんな前半から後半に入ると僧正らとのやり取りや面白くなって来て、けっこう面白かった。でも、次も6年先は勘弁して欲しい

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    2026年06月11日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    娑婆気(しゃばけ)…俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心

    一太郎はしゃばけから遠い存在だと思ったのだけどこのタイトルをつけた理由が気になる〜。
    妖が一太郎の日常にあたりまえのように存在していて、この話が描く江戸時代の雰囲気がめちゃくちゃ好きだな〜。最初に殺人事件に巻き込まれたところから事件を解決しないまま話が進んでいき、あれどうなったっけ?と途中で思うこともあったけど、一太郎のお兄さん、長崎屋の家族の秘密、一太郎と妖の関係。全てが連続殺人事件につながっており、事件自体は重たいものの、人と違う価値観で生きる不可思議な妖の存在があったからこの雰囲気を損なわず一貫して共存し

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    2026年06月10日
  • あやかしたち

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    色々な妖達が次から次に長崎屋の離れに集まってくる。
    妖達の間で長崎屋の離れはとても素晴らしい所だとの噂が流れているらしい。
    そんな妖達と、元々の長崎屋の妖達との対峙が面白い。
    最後、若旦那が家鳴りとなって思い切り駆け回ったのはとても爽快だっただろうなぁ。

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    2026年06月10日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズの世界観の中に入っていることが楽しい。この先何巻も待っていると思うと惜しまず続きが読める。一太郎の今後がとても楽しみになった二巻目

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    2026年05月30日
  • まろ丸伊勢参り

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    江戸から伊勢へ歩く果てしない道のりに、大変な旅だなと…人々が神に願いを託す気持ちは今も昔も同じということかな。江戸から伊勢までのほのぼのしたロードムービーと思って読み始めたら二転三転するお家騒動も絡んできて読み応えがあった。旅の最後に”明日”を見つけた九郎のその先も気になるなあ。伊勢もいつか行ってみたい土地。

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    2026年05月11日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    ※オーディブルにて聴了。
    「仁吉の思い人」が切なくて良かった。吉野と鈴君を側でずっと見守る姿が切なかった。妖って何千年も生きるけど、そのせいで思いを断ち切ることが難しいのは悲しいなと思った。こういう切ない恋をする人ってどうやって自分の思いを昇華させるのかなと思った。謎解きだけじゃなく、こういう恋のお話も入っていて良い作品だった。

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    2026年05月05日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ※オーディブルにて聴了
    軽く聞ける作品だったのでランニングに良かった。
    聞いてて思ったのだが、この物語ってどことなく名探偵コナンの似ているな〜と思った。妖に手伝ってもらいながら事件や謎解きをする、謎解きはするけど事件解決のお手柄は岡っ引きに譲るという感じが、まさにその通りかと!名探偵コナンよりもほわほわしてるし、聞いててとても楽しい。妖も素敵な人が多くて、私にも見えたら面白いのにな〜と感じた。シリーズでたくさんあるようなので、楽しんで聞きたい。

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    2026年05月05日
  • わたしの名店

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    テーマごとにお気に入りの店ととっておきの一皿、それにまつわるエピソードがまとめられた1冊。
    大好きな作家の澤村伊智が寄稿しているというので読んだ。澤村伊智、なかなかエッセイなどは書かないので……。
    タイトルの通り、書き手がこよなく愛する料理のことを書いているのと、そうに至ったエピソードがあり、読んでいて楽しかったし料理の描写がおいしそう。お腹すく。
    前後で読んでいた本がわりと重めだったからいい息抜きになった

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    2026年04月29日
  • アコギなのかリッパなのか 佐倉聖の事件簿

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    政治家にいいイメージを持っていなかったけれど、この本を読んで少し考えが変わった。
    元大物政治家大堂の事務所で働く大学生の佐倉聖。
    大堂のもとに持ち込まれる厄介ごとの後始末を一任されるが、見事に解決していく。
    続編も楽しみ。

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    2026年04月18日
  • あやかしたち

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    長崎屋に来れば桃源郷の様に幸せな生活が送れると信じられ、他所から妖達が長崎屋の離れに入ろうとする今回のメインストーリー。
    相変わらず若だんなは寝込んでばかりだけど、今回は母のおたえも交えて離れを守ろうと大奮闘でした。

    雪女のお雪が個人的にお気に入り。
    寒い時期にしか来れないけど、たまに遊びにきてほしいです。

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    2026年04月07日