畠中恵のレビュー一覧

  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    今回もいろいろなことに精を出して巻き込まれる若だんな。
    自分の弱さを知っているから、皆にやさしくできる。
    妖にも、狐にも、幽霊にも。
    みんなの事を必死に考えてくれるから、
    みんなも若だんなを守りたくなる。

    その姿が、私にも力をくれます。

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    2016年02月07日
  • まんまこと

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    ネタバレ

    しゃばけシリーズとは一線を画す、江戸もの物語です。どんな話の展開になるのかと最初は疑問だったんですが、しゃばけに引けをとらない、おもしろいシリーズです!
    主人公・麻之助を中心に、個性溢れる仲間が町の問題を解決していきます。しゃばけと中身が被りそうで被らないあたりが著者の腕前。おもしろかったです。次も読みます。

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    2015年10月04日
  • ときぐすり

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    ネタバレ

     『まんまこと』シリーズ第4作。前作『こいしり』で、悲劇に見舞われた主人公の麻之助は、町名主・高橋家の跡取りとして、多忙な日々を過ごしていた。悲しみを引きずっているような描写は少なく、敢えて通常のフォーマットに徹しているように感じられる。

     「朝を覚えず」。庶民はそうそう医者にもかかれないご時世に、格安の薬が流通しているという。簡単に訴えることはできない相手に、麻之助は…。似たような話は現代にも転がっていそうでこわいが、何より麻之助が危うい…。

     「たからづくし」。見合いを命じられた、麻之助の盟友・清十郎が姿を消した。同心見習いの吉五郎は、盗人を追っていてそれどころではない…。2つの謎が絡

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    2015年08月31日
  • こいしり

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    今回も文句なく楽しかった。
    もう、百物語なんか良かったぁ
    痛快というよりもよく練ってある感じがいい。
    お気に入りの一冊になりましたよ^^

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    2015年08月10日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    相変わらず可愛い。家鳴りたちの個性は巻が進むにつれ少しずつ鮮明になりいとおしくなります。
    最後は泣かされました。

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    2015年08月03日
  • こいわすれ

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    ネタバレ

     現在、NHK木曜時代劇で放送中の、『まんまこと』シリーズの第3作である。しゃばけシリーズと違い、純然たる人情時代物であり、捕物帳的要素もある。最初に言っておきたい。一話完結ではあるが、『まんまこと』と『こいしり』は読んでおくべきである。

     主人公は、町名主の跡取り息子・麻之助。幼なじみの悪友・清十郎、堅物の吉五郎というおなじみのトリオが今回も健在。なお、町名主とは、奉行所では裁き切れない町内の揉め事を裁定するのが役目。麻之助がどう裁くかが、読みどころの一つ。

     「おさかなばなし」。主がいるという噂が立つ〝置いてけ堀〟に、清十郎が落っこちた。噂を探ってみると…悲しい裏側があった。魂が救われ

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    2015年07月31日
  • ときぐすり

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    シリーズ第四作。内容が安定かつ充実していると思う。これまでの物語は本作を書くための序章に過ぎなかったのだと云ってもよいくらいのできだと思う。特に。表題作「ときぐすり」は秀逸。江戸人情もののお手本のような作品だと思う。ちょっとくさいけどね。

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    2015年07月25日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    組織人特集の一冊として取り上げられていたので特に期待せずに読み始めたがかなりのめり込むこととなった。主人公は兄の死や好きな娘の失踪で落ち込む暇もなく大役を命ぜられ、更にお家のピンチをただ一人背負うことになる。諦めずに難題を大胆に解決する様を清々しく感じ、仲間たちのと結束や人脈作りに、出来過ぎと思いつつも関心する。終盤の老中との拳遊びを交えながらのやり取りは鳥肌ものですね。一歩間違えば切腹ものですし。我が藩や仲間たちのために身を投じた行動に、千穂が見抜いた主人公の打たれ強い性格が見える。
    千穂がおっさんに娶られるのは残念だったが、千穂なりの献身的な行動であり隠れた功労者に違いない。
    あとは、何と

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    2015年06月12日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    しっかりと世界観を守って描かれていて、今作も楽しく読めました。最終話『河童の秘薬』で、ほろっと泣いちゃった。若だんな、人としてかっこいいよ。

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    2015年05月13日
  • けさくしゃ(新潮文庫)

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    時はお江戸の作家と出版関係者。出版のシステムに違いはあれど、書く人と読む人・出版する人の心持にそれほどの違いはないようです。戯作することで推理する人はめったにいないと思いますけどね(*^-^*)

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    2015年05月13日
  • しゃばけ漫画 佐助の巻

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    仁吉の巻と同様にしゃばけファンには必読の書。

    それにしても、萩尾望都先生の描く若だんなのかわいいことかわいいこと。
    佐助や仁吉ならずとも一生お守りしたくなること必至である。

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    2015年05月02日
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻

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    しゃばけのイメージが壊れたら嫌だなと思って二の足を踏んでいたのだが、思い切って読んでみて正解だった。

    それぞれの作家さんの個性を出しつつ、しゃばけの世界観もそのままに、心に沁みる良品ばかりである。

    しゃばけファンなら一読の価値あり。

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    2015年05月02日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    今作は、お江戸のミスコン?ひなこまちを決める事になって浮き立つ町とおなじみ若だんなの周りで起こった事件の短編5編。
    いつの時代も奇麗に見られたい女子と美人好きの男どもはいるわけで、そこに玉の輿を企む親も入って大騒動。
    怪談風味の話もあり、河童のお宝や二度目?の花見もあり。
    木札が呼んだか若だんなのもとに持ち込まれる困りごとを若だんなと愉快な妖たちが解決していくお江戸ファンタジー

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    2015年03月29日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    料理をテーマにした短編5編。
    それぞれの冒頭にレシピつき。
    やなりいなりは鳴家の顔つきいなり寿司・・キャラ寿司!
    ちょっと作ってみたいけど、誰もわかってくれないだろうなあ

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    2015年03月29日
  • こいわすれ

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    すごい、この人と改めて思いました。どうやったらこういった人間相関図を考えられるのか。
    素晴らしいと思います。
    ちょっと解説を読んだらなんだこれって解説でびっくりしましたが。
    本編は間違いなく傑作だと思います。
    すごい。

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    2015年03月19日
  • こいしり

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    しゃばけシリーズ読んでから、こちら読み始め。しゃばけシリーズの時もそうだったけど、2作目がいい。
    面白かった。

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    2015年03月16日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    短編集だけど、すべての話がつながってる連作。
    「お願いです 助けてください」と書かれた木札により、若だんながひたすら困ってる人を助けるという話。
    若だんなは相変わらず体は弱いけど、今回はそれなりに行動的で、がんばってたね。
    「ゆんでめて」がところどころに出てくるのが、くすっと笑える。
    楽しめました♪

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    2015年03月04日
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻

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    佐助の巻を作家名に釣られて購入後、仁吉の巻も購入。原作未読のままだが、どの作品読んでも坊ちゃんの可愛らしいこと。えすとえむさんはBLで読んでいるわけだが、鳴家が一番可愛らしく生き生きと描かれていて、どちらかと言うとデッサン力の高い絵を描かれる作家さんなので、仰天するほど驚いた鳴家だった…デザイン化されやすい鳴家なのに、えすとえむさんのタッチのまんま描かれているのに一番可愛らしいとは…驚きだよ、本当に。絵が上手い人は底が知れないと言う驚愕。

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    2015年01月16日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    シリーズ全作品に言える事だが、異形である筈の妖が愛おしくなる程、作者の愛情が感じられる。
    読み終わると「うちにも鳴家が居るかしらん」と思う人も多いのではないだろうか。あるいは、家にある古い道具は付喪神になっているかもしれないと、目を向ける事もあるかもしれない。
    そう思わせるような暖かさが、全シリーズにある。
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    今作「あましょう」にはグッと来た。長き時を渡る妖達と違って、人の命とは何と儚い事か。
    また、全章に料理が出て来るのも初の試みで楽しくもお腹が空く。江戸料理を一度食してみたいと思わせてくれた。

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    2015年01月16日
  • アイスクリン強し

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    明治に入って日々変わっていく全てに翻弄されながらも一所懸命に過ごす菓子屋さんと警察のひとたちのお話。みんな頭の回転が良くて羨ましいです。そして作るスイーツがどれもおいしそうです。

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    2015年01月08日