【感想・ネタバレ】こいしりのレビュー

あらすじ

NHKドラマ化もされた大人気「まんまこと」ワールド第2弾!

町名主の跡取り・麻之助は、ついに祝言をあげることに。けれど花嫁を迎えに出ようとしたその時、悪友・清十郎の父が卒中で倒れてしまう。堅物の父・源兵衛から「かつて訳ありだった二人のおなごの境遇を確かめて欲しい」と頼まれた清十郎は仰天し――。

町名主名代ぶりも板につきながら、淡い想いの行方は皆目見当つかぬ麻之助。両国の危ないおニイさんたちも活躍する、江戸情緒溢れる6つの短編集。

解説・細谷正充

※この電子書籍は2009年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

麻之助の結婚から始まるこの話。しかし、親友のお父さんが倒れてしまい……。

麻之助、そんな気持ちで結婚していいのか?(江戸時代じゃあ当たり前のことなのか?)など、思いましたが、心配なさそうです。

親友が代替わりをして、一家を支える立場になり。いつかは親の跡を継がなければいけない。という、そんな思いも伝わってきた1冊でした。

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2023年11月12日

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今回は主人公の嫁取り物語。これはめでたい! と素直に喜べない事件もおこり、まさに波乱万丈。慌ただしさのなかにも人情味あふれる人と人のつながりにほっこりできるのはやっぱりいいなと思います。

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2018年09月24日

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シリーズものと知って慌てて買った2冊目。
どうも麻之助がちょっぴりなよっと見えてしまうんだけど(語尾のせいかしら?)、おっとりしつつも事件を解決してバランスいいのかもしれない。
吉五郎の出番が少なかった気がして、3人の幼馴染コントが好きなので、もっとやってほしかった~

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2016年02月17日

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今回も文句なく楽しかった。
もう、百物語なんか良かったぁ
痛快というよりもよく練ってある感じがいい。
お気に入りの一冊になりましたよ^^

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2015年08月10日

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しゃばけシリーズ読んでから、こちら読み始め。しゃばけシリーズの時もそうだったけど、2作目がいい。
面白かった。

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2015年03月16日

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ネタバレ

いや、まさかチャラ男の噂高い麻之助さんが身を固めてしまうとは!
でも、だんだん、夫婦っぷりが板についてくるじゃありませんか。
第二弾では、様々な男女の心の機微が描かれている・・・かな?
そういう、人様のいろんな事情に触れるたびに、主人公たちもゆっくりと夫婦らしくなっていく感じがします。

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2017年06月02日

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江戸プチセレブ男子でやんちゃの麻之助が結婚して立派になった
とかではなく
でも、夫婦が良い感じでわかりあっていくプロセスもあったりして
またまた楽しい

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2024年02月07日

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内容(「BOOK」データベースより)
町名主名代ぶりが板についてきた麻之助は、ついに祝言をあげることに。けれど花嫁を迎えに出ようとしたその時、悪友・清十郎の父が卒中で倒れてしまう。堅物の父・源兵衛から「かつて訳ありだった二人のおなごの境遇を確かめて欲しい」と頼まれた清十郎は仰天し―大人気「まんまこと」シリーズ第二弾。

令和4年3月20日~23日

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2022年03月23日

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町名主名代の麻之助の奮闘を描いた「まんまこと」シリーズの第2弾ですが、本作は6つの短編構成となっております。
いろいろあったもののお寿ずと所帯をもった麻之助が親友の清十郎と吉五郎とともに町で起こる騒動を解決する展開で、切ない話やほっこりとする話で満ち溢れ面白かったです!
また本シリーズを読み進めていきたいと思います!

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2021年05月21日

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町名主の息子達が繰り広げるゆる〜いトラブル解決。
思い込みが激しく一本気なお寿々さんが、いい感じに事態を混乱させてしまうところが可愛らしいです。
頭がキレるくせに真面目な人生を途中で放り投げて遊び人になった麻之助の奥さんには、これくらいの人が相応しいかも。
更には小貞の一味が仲間に加わったことでバタバタ感が強化されてより面白くなってきたので、次作以降もレギュラーメンバーが増えていくのを楽しみにしたい。

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2021年03月21日

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町名主の跡取り息子麻之助のまんまことシリーズ第2段。無事?お寿ずと結婚し、落ち着くかと思えば全く落ち着かないが、1巻よりも勢いがあって面白かった。中盤お寿ずが全く出てこず、扱いが…と思っていたが、最後は持ち直したか。苦しい恋のお相手ではないが、だんだん夫婦らしくなってきて一安心。吉五郎ファンとしては、吉五郎の(ある意味)最強振りを見られて満足。男に好かれる男は魅力的。

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2018年07月20日

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清十郎の父が亡くなりましたが、麻之助はお寿ずと夫婦になりました。
これからも登場する高利貸の丸三、両国の顔の貞、
おこ乃ちゃん、猫のふにが初登場の賑やかな短編集です。
「百物語の後」が秀逸。意外な結末に感服です。
いろいろ事件がありますが、
お寿ずと心が通うようになっていく様子が好ましい。

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2017年10月14日

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麻之助シリーズ第二作。前作に比べ、ミステリー仕立ての強い作品になっているため、さくさくと読める。細やかな筆致で安心して読める感じ。ただ、お寿ずさんのキャラクターが少し平凡すぎて物足りなく感じた。

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2015年07月21日

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古町名主の跡取り息子,麻之助の飄々とした佇まいがなんとも言えず,遊び人風ではあるが,肝心なところでは間違わない,筋の通ったところが魅力的だ.連作短編風のちょっとしたミステリー仕立てで物語は進んでいく.なんでもない日常に積み重ねのようで,しっかり時が流れていくのもいい.

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2015年07月06日

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江戸の言葉を少しずつ覚えてきたかも!
昔の事を想像しながら読めて楽しい。
登場人物たちのこともとても好きになりました。

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2015年02月03日

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問題が解決する度に あぁよかったぁって ホッとあったかい気持ちになれる。

麻之介はずーーっと おゆうとの事を後悔してるんだ…わかるけどさ…

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2013年08月18日

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ネタバレ

最後の、せなかあわせが好きです。麻之助とお寿ずの会話やしぐさが徐々に近づいていく感じにほっこり、きゅんとします。

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2013年02月05日

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「まんまこと」の続き。みけとらふにと3匹も子猫が出てきて嬉しいかぎり。ふにぃ〜っと鳴くふにと遊びたい。主人公麻之助がしっかりもののお寿ずさんを嫁にもらいましたが、相変わらずぷらぷらふらふらしながら、でもきっちり厄介ごとを片付けています。最後にはお寿ずと2人して謎の懸想文を書いた人物とその思い人を探し出す。すっかりお寿ずも麻之助のペースに巻き込まれている。でも2人並んで歩く後姿が幸せそうです。お由有さんへの思いもまだ残っているようですが。

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2017年10月16日

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いつも通りの麻之助、清十郎、吉五郎の関係と、ちょっと微妙な?麻之助とお寿ず、お由有の関係が少しずつでも変化していく姿に安心する。立場が変わっても変わらない幼じみ3人の姿が良いなあと思う。

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2024年12月12日

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ネタバレ

畠中さんの作品は二冊目。シリーズものの第二弾ですが、今度も面白かったです!
今回も麻之助が大活躍します。

・・・
本シリーズの良さは、何といっても主人公麻之助のギャップ萌え的な魅力なのだと思います。

町名主名代として、奉行所にあげるまではいかないものの、長屋など町民同士では解決できないようなもめごとを裁定する。

16歳のふとしたことから真面目をどこかに落としてしまい、お気楽な若者となった麻之助。盛り場や賭場に知り合いが多く、演劇や賭け事など遊び上手。家にいれば嫁は取りたくないとか、仕事はしたくないとか、小遣い欲しいなど、謂いたい放題。でも、実は人の気持ちにきちんと配慮する気配り上手、義理堅いところがやはりいいのだと思います。

裁定を乞う二つのグループがいたとして、どちらの側もキチンと立て、心にわだかまりが無いように決着をつける、と。

もちろん、このように両者をすっきりさせるために綿密な調査!?を仲間とともにするのですが、このあたりはDetectiveモノの面白味があるのがまたいいですね。

因みに今回麻之助は結婚!します。前作「まんまこと」で偽装結婚じみた流れでしたが、今回とうとう年貢の納め時となりました。まあこれは以降への伏線にも見えますが。

てか、読んでない方には何の話だって感じですが、個人の備忘みたいなものなんでお許しを。端的に言えば面白いってこと!

・・・
ということで、畠中氏の時代小説でした。

解説で細谷正充氏も仰っていましたが、実に場景が目に浮かぶ描写。彼はこれを「幻視者」と表現していましたが、言いえて妙。

私も江戸時代の街並みで麻之助を見ていたかのような思いで読んでいました。

江戸時代が好きな方、ライトな時代小説を試してみたい方にはお勧めできる作品だと思います。

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2024年05月15日

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結婚しても、妻が出来た女でも、「もしもあの時こうしていたら…」を引き摺り続けるのは男のロマンチシズムなのか。

お寿々もやれやれ、となるわな。
吉五郎と清十郎がまたいい友で。

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2016年11月27日

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ネタバレ

畠中さんの本は自分では買わないのですが
叔母から頂く本の中に入っているので
私も何気に結構読んでいます( ´艸`)

人のオススメとか貰った本とかって自分では選ばないような本でも、新たな発見があって楽しいですよね
とはいえ、まだまだ時代物の背景の物語は入り込むまでに時間が掛かりますが
読み始めると結構ぐいぐいと引き込まれます
この本はまんまことシリーズでいきなりの2から読み始めてしまいました(←よくある)が全然大丈夫でした。
ドラマにもなって結構話題になったのだとか
知らなかったよ~
連続短編みたいな感じで読みやすく
最後の【せなかあわせ】が麻之助とお寿ずが
これから幸せになりそうで良かったな

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2016年11月15日

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恋愛関係の不穏さにビクビクしますね。(^^;
麻之助の気持ちがちょっとつかめない感じがするのはお寿ずの方に思い入れがあるってことでしょうかね?

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2016年08月25日

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仲間がいっぱい。いいね。どうしてもしゃばけシリーズの若旦那と印象がかぶってしまって、二人の個性的なお友達は佐助と仁吉に。ちょいと残念な感じ。

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2015年05月27日

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シリーズ第二弾。
内容は、もののけの出ない「しゃばけ」シリーズ、みたいなもんでしょうか。

事件と人情もの。事件といっても殺伐としたものはないので、読後はほっこりします。
これは、この作者の特長ですね。

このシリーズはまだ続くようです。

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2014年01月31日

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このシリーズはなかなかさくさく読めないな~。と思っていたのだが、理由は主人公の中に「後悔と想いと未練」が有るから物語の粘度が高くなるのだろう。畠中先生の軽妙なものとは微妙に別ラインか?

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2013年06月29日

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20130528

短編集

こいしり
みけとらふに
百物語の後
清十郎の問い
今日の先
せなかあわせ

食指がなかなか動かなかったけど、やっと読めた。
前作より面白かったと思うけど、なんとなくぼんやりした印象なんだよねぇ・・・
でも主人公たちの身辺がどんどん変わっていく楽しみがあって続きも気になります。

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2014年03月22日

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物事をややこしくしているのは
ただただお由有だけなんじゃなかろうかと思ってしまいます。
ままならない世の中だと伝えたいのはわかるけれど
なんだかイライラしてしまう…。
ラストは少しハッピーになって嬉しい。
もう少し主人公に成長してほしい。

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2012年10月12日

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ネタバレ

2012/6/28
このシリーズは普通。
読んでて睡魔に負けることもしばし。
なんかワクワクしないのだよね。

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2012年06月28日

Posted by ブクログ

ひとつひとつの話は独立しているが、登場人物がつながりながら
大きな話の流れがあり、これからの波乱を感じさせる。
次も期待

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2014年04月19日

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