【感想・ネタバレ】アイスクリン強しのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2015年01月08日

明治に入って日々変わっていく全てに翻弄されながらも一所懸命に過ごす菓子屋さんと警察のひとたちのお話。みんな頭の回転が良くて羨ましいです。そして作るスイーツがどれもおいしそうです。

0

Posted by ブクログ 2014年11月19日

とってもおもしろい!
明治に入り20年すぎたころの、西洋菓子職人とその幼馴染巡査の仲間・幼馴染の女学生を中心に様々な出来事と向き合い解決していく、心温まる物語。
一応時代物なんだけどあまりそんな感じがしない。言葉づかいや文体なんかは近代文学に似通ったところがあるけど読みやすい。
ストーリーはもちろん...続きを読む、キャラがみんなすてき!
それぞれに個性が光っていて、読んでいるうちに、自分もするりとみんなの輪に溶け込んでいるような錯覚になった。
あとは作中によくでてくる西洋菓子がとってもおいしそう~、お腹が空いてきちゃう一冊でもあります!
わたしは主人公の皆川真次郎と幼馴染の長瀬巡査のかけあいが好きでした。
今後の展開が期待できそうな終わり方だったので、続編待機です!

0

Posted by ブクログ 2014年08月22日

明治という激動の時代を、ミナの作る西洋菓子を味わいながら、駆け抜けたような気がします。

御維新が産んだ〝光と影〟。栄えた人間と、逆に衰えてしまった人間。そんな中でも強かに生きる若者達の姿に、未来の明るさを感じました。

和菓子でお馴染みの『しゃばけ』シリーズがすきな方にも是非。

0

Posted by ブクログ 2014年02月08日

明治時代初期が舞台。世の中の移り変わりと、明治時代ならではの事件。そして、この頃ではまだまだ珍しいとされている西洋菓子。

登場人物が魅力的で、まるでその輪の中に自分が居るような感覚で楽しく読めました。

あと、登場人物たちがあまりに美味しそうにミナが作るお菓子を食べるものだから、ついつい甘いものが...続きを読む食べたくなった(笑)

0

Posted by ブクログ 2024年01月21日

さすが畠中恵。とっても読みやすくてテンポ良く読めた。話も短く、そこもまた読みやすい。解説にもあったけれど、お菓子の語感など大変秀逸。おいしそうだなと思いながら読んでいた。登場人物全員をどんどん好きになってしまった。

0

Posted by ブクログ 2020年10月04日

明治維新という激動の時代で繰り広げられる若者たちのにぎやかな騒ぎと心温まる人間模様、珍しい西洋菓子に向けられる好奇心とが織り成す、華やかで可愛らしくも先が分からぬ不安定さをも描いている世界観の短編集だった。

0

Posted by ブクログ 2019年09月05日

明治23年。西洋菓子屋を開く真次郎と、元幕臣の警官たち若様組が、騒動を解決するために奮闘するお話。
西洋の文化がどんどんと入ってくる忙しなさは、現代の私から見ると新鮮な感じがしました。
そんな目まぐるしく変わっていく世の中でも、いつの時代も変わらない人の悩みや苦労、求めるものがあるのだなぁと感じまし...続きを読むた。

0

Posted by ブクログ 2017年11月09日

文庫版読破20171108。
次巻の「若様組」を読む前に読み直してみました。うん、読んだの大学生の頃だからだいぶ忘れてました(苦笑)シユウクリームとかアイスクリンが美味しそう!「しゃばけ」シリーズと違うのは、時代背景がかなりリアルだと言うこと。明治は新しいものを取り入れ、戦いの時代に逆戻りした時だっ...続きを読むたんだなぁ。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年08月12日

【あらすじ】
西洋菓子は開化の夢――。
明治の築地居留地近く、甘い香り漂う風琴屋(ふうきんや)。今日もまた、お菓子目当ての若様たちが集って嵐が巻き起こる!

お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チヨコレイトなど西洋菓子が次々お目見え。築地の居留地で孤児として育った皆川真次郎は、念願の西...続きを読む洋菓子屋・風琴屋を開いた。今日もまた、甘いお菓子目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってきて、あれやこれやの騒動が……。キュートな文明開化(スイーツ)物語。

【感想】

0

Posted by ブクログ 2015年01月15日

登場人物のキャラがたってる。
面白れー。

ほのぼのとしたストーリーで、のほほんと読めて
読み終わりがほっこり。
こゆうの好き。
ゆるーいの好きな方なら、是非読んでくださいまし。

0

Posted by ブクログ 2014年10月02日

ぅむ。
別に、スリルがどうとか、手に汗握るとか、そういうのじゃないんです。だから、涙腺が緩むとかでもないし、感動した!!とかっていうのでもない。
こういう類の本で4をつけることは、私にはなかなか珍しいんだけれども。
なんていうか、新鮮だったんですよね。そしてなんというか、秀逸だった。
なんのことのな...続きを読むい青春群像という感じなのだけれども、部隊が江戸→明治に変わって少し経った頃。そして、そのころのお話って切った張ったになりやすいと思うのだけれどもそうではなくて、そのころの「一庶民」のおはなし。皆生活していて。歴史とか、お上に文句とか、そういうことじゃなくて、(ちょっと戦争の下りは唯一そういう意味で意図的に組み込まれたのか、面白かったけど)当時の人たちだから出たのかもしれない視点で(そういう意味で場面設定が面白かった)若者たちの心を映し出していた。
そして、1話1話の小タイトルが「シュウクリーム危うし」、とか、「ワッフルス熱し」お菓子の名前になっていて、そのお菓子が活躍するとともに、その名前に思わず唸るようなストーリーがお菓子とは関係なく与えられているのですよ。
そういう、ひねった感が好きでした。

そして、最後のなんとさわやかなことか!!
風が吹き抜け、思わず微笑んでしまいました。

こういう読後の本は久しぶりだな~。

0

Posted by ブクログ 2022年10月15日

明治時代の息吹を感じられる作品を探していて見つけた一冊。畠中さんなら間違いないと思って読みました。
確かに世の中が大きく変わる途中の様子は感じられましたが、登場人物の言動やエピソードがなんとなくこの時代に馴染みきれておらず、上滑りしている印象を受けた。もう少し続けていくことによって落ち着いてくるのか...続きを読むな。

0

Posted by ブクログ 2019年08月28日

読んだことない著者で、食べ物を題材にした小説は好きなので手に取る。時は文明開化の時代、西洋菓子を扱う主人公を取り巻く個性の強い登場人物たち。
話も面白かったのだが、もう少し濃いキャラクターを掘り下げて欲しかった。よって次回作を期待したい。

0

Posted by ブクログ 2019年05月10日

明治になってから20年、没落した士族が警察官になる傍ら
居留地で西洋菓子店を営む元士族の真二郎と警察官たちのお話

江戸とか幕末を描いた作品は数あれど、明治の話は珍しい
でも貧民街のあたりは近代化されていない江戸っぽさを感じるんだけどね
漫画だけど、るろうに剣心とかそのあたりをイメージすればよいか?...続きを読む

各話でビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム等のお菓子がキーアイテムとして出てくる
ストーリーとしては日常系ミステリ的な要素も少し

続編はいくらでもありそうな感じだけど、どうなんだろうね?

0

Posted by ブクログ 2018年08月02日

しゃばけに比べて、時代考証が雑?かも、しれない
しゃばけの方はスっ、と江戸の世に入り込めたけれども、うまく明治時代に馴染むことが出来なかった。キャラクターがちょっと現代寄りなのかもしれません。
でも、なんとなく優しい雰囲気があって、読み物としては十分おもしろかった。ビスケット買って帰ります。

0

Posted by ブクログ 2016年05月08日

本屋に並ぶ最新刊が気になり、まずは初めからということで読んでみた。

期待したほどではなかったけど、面白くないわけでもなく。ただ、話にまとまりがあまりないなぁ、と感じた。繋がり方が上手くないというか。

ワッフルとか普段食べたいと思わないけど本の中に出てくるとすごく美味しそうなものに感じます

20...続きを読む16.5.8

0

Posted by ブクログ 2015年08月02日

雑誌『ダヴィンチ』で紹介されていて買ってみた。肩肘はらず、さらっと読める。
ワッフルの香りが漂う♪

0

Posted by ブクログ 2015年05月25日

息抜きに軽く読める作品。
バターとかそういう字をかいてたのね〜、分量を匁で書かれても調べなきゃわからない(笑)って感じで読んでました。
畠中恵氏の作品のヒロインはいつの時代も強く先進的な女性が多いですね。
真次郎くん尻に敷かれそう(笑)
コレラのストーリーはきちんと風呂敷をたたんで欲しかった。

0

Posted by ブクログ 2014年07月22日

明治維新の頃のお話。
真次郎、長瀬、沙羅が中心となる。
今でいうシュークリームやエクレア、
アイスクリームなどなど、
おいしそうなものもたくさん。

0

Posted by ブクログ 2014年06月08日

アイスクリンなど、美味しそうなお菓子が沢山出てきた。

話としては、ちょっと突飛というか、現実味がないというか…、まさにいつもの畠中ワールドという感じ。

しゃばけシリーズはそういうお話だから良いのだが。

0

Posted by ブクログ 2014年06月07日

ふはははは

アイスクリン強し
というか
アイスクリン踏ん張るだ
明治の気概と不安
そのなかで
先見の明のあるものたち
なんとももがいていこう

0

Posted by ブクログ 2014年03月14日

時代が「江戸」から「明治」になった後の東京が舞台。
西洋菓子職人の主人公。
元士族で警察官となった友人たちは「若様組」と呼ばれている。
彼らのまわりで起こる事件。
ちょっと期待はずれな部分もあり・・・

0

Posted by ブクログ 2014年01月25日

「若様組まいる」とは違い、今回は洋菓子屋を経営したばかりの真二郎が主人公。
相変わらずみんないいキャラです。
が、若様組~のほうが面白かったかな。

0

Posted by ブクログ 2014年01月17日

「若様組まいる」の前編に当たる小説である。ただし、出版された時期はこちら「アイスクリン強し」のほうが先である。明治になり、職を失った旗本の若様たちは警官になる。「若様組まいる」は警官になるまでの話だが、ここでは警官になった後にちょっとした奇妙な事件に巻き込まれる中、事件を自ら複雑にしながら解決するお...続きを読む話。複雑にしてくれる仲間と、それをまとめてくれる仲間。そんな掛け合いが面白い。スピード感あって読める。このシリーズに続編はでるのか、気になるところだ。

0

Posted by ブクログ 2013年12月26日

実質は、★3.5。

明治期の元氏族の青年を中心とした物語。
警察官になったものもいれば、
洋菓子屋になったものもいます。

いやぁ、洋菓子の名前が色々出てきます。
もう少し、お菓子の描写が多いと、
もっと良かったとは思いますが、
お菓子の名前に関係付けた、
各事件のお話は、中々面白かったです。

0

Posted by ブクログ 2013年12月04日

読んでから時間がたったので記憶があいまい。

なじみのない菓子や、知ってる菓子の古い表記があって、興味をそそる。
ストーリーがちょっとわかりにくい(しゃばけと同じ)。
ヒロイン(成り金の娘で、賢く勝気)が学校では同性から好かれていないところがリアル。
皆川くんや若様組は悪くないけど、名前を覚えられな...続きを読むい。
全体に三浦しをんぽい、と思った。

0

Posted by ブクログ 2013年12月04日

 期待外れとまでは言わないが、勝手に期待しすぎたかと思い直している。
 とはいえ、タイトルは目を惹き、装丁も良く、設定も独自性があって心惹かれる作品なのだから、期待もまた当然だったかな。それだけに残念である。

 まず、タイトルから想像するほどには西洋菓子は関わってこない。何よりここが残念だ。お菓子...続きを読む屋の面目躍如たる描写は「チョコレイト甘し」に限られる。
 また、伏線が弱い。どの短編も、解決するときに唐突に新しい話を始められたような印象を受けてしまったのだ。これまた残念。
 そして何より、主人公を絞らなかったために作品としてブレている。真次郎か、長瀬か、沙羅か。誰かにもっと焦点をあわせた方がよかったと感じる。結局なんの物語だったのか定かでない。

 しゃばけではあまり感じなかった不味さをいろいろ感じてしまった。良い設定だし、語彙の選び方も遊びがあって楽しかっただけに、残念である。

0

Posted by ブクログ 2013年11月12日

まず感じたのは、若旦那シリーズのお化け物のほうが面白いなあ、ということ。時代設定なんかは悪くないと思うのだけれど、どうも人物造形に難があるように思える。そのために著者の魅力が半減してしまっているような気がするのだ。プロットなんかは十分面白だけに残念。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年11月12日

ん~、「読んだ」って感じかな。

明治23年という新政府が始まりでもまだ「江戸」も残ってるっていう微妙な時代が舞台。

西洋菓子屋を営む「真次郎」と江戸の世であれば「武士」なのに新政府では「警察官」になっている若者たちに巻き起こる事件の数々。

たぶん「真次郎」が一応の主人公なんだろうけれど、正直誰...続きを読むが主人公かわからなかった。
また成金娘の沙羅と真次郎の事もはっきりしないまま終了。

各章にお菓子をタイトルに付けて、無理やりそのお菓子を出してるような気がするけれど、出てくるお菓子はどれもおいしそうで甘い香りが漂ってきそうだった。

作品にはずっと「謎の手紙」が出てくるけれど、それも結局大したことではなかった。

ま、いつの時代も若者は頑張ってその時代を生きてるんだって事だろうか。

0

Posted by ブクログ 2016年10月16日

「しゃばけ」シリーズの畠中さんだし、タイトルがよかったので
手にとってみました。

時代背景が、とても興味深かったです。
幕府が崩壊して、明治という新しい時代が来て…。
今までチョンマゲに着物が普通だった世界から、
急に髷を落として洋装になるんだもん、その変化といったら、相当なもんじゃないでしょうか...続きを読む
若様組のように、食うに困って警察官になる、という人も、結構いたのかな。
新選組の斉藤一も、そんな感じだったんだろうか……。

と、時代はよかったのですが、その他が私には「う~ん」でした。
もっと洋菓子屋さんがメインで、お菓子のことが結構出てくるものかと思っていたら、食べ物がメインだった話って、結局一話目だけ? 
後はタイトルにお菓子の名前があっても、サラ~ッと流されちゃってて、ちょっと期待外れでした。

それに登場人物のことが、よくわからなかった…。
真次郎と若様組の関係とか、若様組のそれぞれの人の背景とか、
そういうのもっと詳しく書いといてほしかったなぁ。
これが出た後に「若様組まいる」という本も出たらしいのですが、
ひょっとしたらそっちを先に読んだ方がよかった?

謎解きもな~んかちょっと……という感じで、
時代はいいのに、惜しいなぁと思いました。

0

「小説」ランキング