畠中恵のレビュー一覧
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いつもはホッとしたり、心温まったりする展開が、今回初めて涙が出てしまった。
妖の時の長さと、人の短さ。だから佐助と仁吉もあれほどまでに若だんなを守ろうと必死になり、甘くなるのだと、納得がいく。
三途の川で、佐助や仁吉に頼れぬが、それでも妖を浮世に戻したい若だんな。前作、箱根の湯治旅のおかげか、兄や不...続きを読むPosted by ブクログ -
腹違いの兄、松之助さんのエピソードや、イケメン仁吉さんの失恋エピソードなど、周りのキャラクターの物語も加わってさらに厚みが出て、好みの作品に。
文庫の外伝を含めて、シリーズ作品がたくさん読めることがとてもありがたく、楽しみ。
私の脳内で、若だんなにラウールさん、仁吉さんは岩本照さん、佐助は宮舘涼太さ...続きを読むPosted by ブクログ -
産土、佐助の物語にびっくり。
色恋沙汰にはまだまだ子どもな若だんなの、お春の縁談話の心の機微を描いた場面が心に残る。
人を束ねる若だんなとしての意識など、いろいろな面でまだまだ成長しそうな若だんなの今後も楽しみ。Posted by ブクログ -
話のバリエーションが明らかに広がってる気がする。
そうなると、初期からの世界観が崩れてきてなかなか馴染めなくて続きを読むのを躊躇することもあるんだけど、このシリーズばかりはだんだん面白くなるので先が楽しみ。Posted by ブクログ -
久しぶりのしゃばけシリーズ。
今作は短編連作ながらも、一冊を通して一つの結果を追い求める半分長編のような読み応えのある一冊てした。
結構新しいステージというか作風が展開した感じを受けました。Posted by ブクログ -
私の黄金伝説はここから始まった。もっと早く出会いたかった神作品。
出会いは高校での朝読書だった。私は江戸時代などの時代小説は読んでこなかったがこのシリーズはそんな私でも楽しめる本だった。時代小説が苦手ででもファンタジーが好きでミステリーも好きなそんな人にオススメする。たくさんの人が言っているが病弱な...続きを読むPosted by ブクログ -
・身体が弱い主人公が、周りの個性溢れる妖怪たちに支えられながら、江戸の謎を解決する時代×推理小説。
・序盤は日常的でホンワカしていたが、中盤から盛り上がり先が気になる展開だった。
・妖怪たちだからこその言動が新鮮で面白い。
・あっと驚く仕掛けはないが、ずっと読んでいたくなるような世界観と没入感。
・...続きを読むPosted by ブクログ -
今回はちょっと不思議な一冊でした。
そしてちよっと切ない。
金次とそんな縁があったとは。
蒼玉良かったね~。
徐々に喋られる言葉も増え、自由に動けるようになるのかしら?
匿名 -
え~、若旦那のお仕事読みたかった~。
きっと大成功、大漁だったんでしょうね~。
兄や達が長崎屋に来た当初はこんな感じだったんですね。
守狐に説教されるとは。
長年おたえ様を守ってきただけありますね。匿名