畠中恵のレビュー一覧

  • いっちばん(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第7弾

    頑張ってもなかなか上手くいかない事がある。
    そんなことを1冊を通して書いているように感じた。
    隣町の菓子屋に修行に出るも、一向に菓子作りが上達しない栄吉。
    大事な場面で体調を崩し、満足に役目も果たせない若だんな。
    若旦那を喜ばせようと試みるも、ことごとく上手くいかない妖怪たち。

    それでも夜は更け、また朝を迎える。
    ままならずもこれからもどうにか生きていかないと、と考えさせられる。

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    2026年03月06日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第6弾

    とうとう三途の川を渡りかけてる若旦那と、同じように川のほとりにいる冬吉のお話が印象的。
    嫉妬は時に理性のストッパーを外してしまうこともある。その恐ろしさや、それでも周りから見れば腹が立ってしまうほどにお人好しな行動をとる若旦那を見ることが出来る。

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    2026年03月06日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    江戸有数の廻船問屋の一人息子・一太郎は、病弱で外出もままならない。
    ある日、彼は両親や店の者たちの目を盗んで出掛けた夜に人殺しを目撃してしまう。幼い頃から一太郎の周囲には妖怪が集まる。身の回りの世話をしてくれる手代の二人も、実は犬神と白沢という妖怪である。町を騒がす殺人事件を妖怪たちと共に解決する。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。

    言わずと知れた名作である。
    古い作品であるにも関わらず、昨年ノイタミナでアニメ化も果たした人気作。ずっとタイトルは知っていたが、手に取ったことはなかった。さすが息の長い作品というだけあり、安定感抜群。折に触れて時代小説は読んできたが、いつも瑞々しいタイムスリップ

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    2026年02月26日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第5弾

    今回は長編で、主人公の若だんなが旅に出るお話。
    こちらの正義はあちらの悪、あちらの正義はこちらの悪、がテーマのお話だった。正しさというのはいつの時代も、決して単一方向から決めることは出来ないようだ。

    自分は誰かの役に立てているのか、何のために生きているのか、答えのない悩みは立場や境遇で解決出来るものではないのかもしれないなぁ、と考えさせられた。

    そして今作でも鳴家達の活躍が見れて、ほっこり!

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    2026年02月24日
  • てんげんつう(新潮文庫)

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    相変わらず寝ついている若だんな。
    てんげんつうの身勝手な言い分からはじまった跡取り騒動も面白かったが、植木屋が舞台となった「くりかえし」はあまり触れたことのない業種のお話で興味深かった。
    しゃばけシリーズも大分続いているがここまで飽きずに楽しませてくれるってすごいなぁ。

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    2026年02月23日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第4弾

    今回は、自分の内面と向き合うお話が多かったように感じる。厚化粧をしないと人前に出られない女性や、仏様すら匙を投げるほどの妄念と執着の妖のお話など、自分の中にもそういう一面があるのではないかと考えさせられるテーマだった。
    また、このシリーズに毎回登場する妖、鳴家(やなり)が主人公のお話もあって、それが可愛くて面白かった。

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    2026年02月19日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第3弾。

    前回が「男女の愛」だとすれば、今回は「家族の愛」がテーマだったように感じる。
    血の繋がりだけでなく、自分が大切に思う人を守りたい、幸せになって欲しいという気持ちに、人間も妖も関係がないのだと思う。

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    2026年02月13日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    「しゃばけ」シリーズ第2弾。

    今回は短編集のような構成で、より読みやすく、内容は「恋」に纏わるものが多かったように感じる。
    章の始まりには必ず簡単なあらすじや登場人物紹介が書かれているので、どの章から読んでも、「しゃばけ」を読まずにこちらの「ぬしさまへ」から読んでも、話が分かるようになっていた。
    また、前回の最後でぼんやりと書かれていた話の、前日譚が書かれている章もあって面白かった。

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    2026年02月08日
  • しゃばけ漫画 佐助の巻

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    鳴家いっちばん!

    どの作品も素敵でしたが、個人的に印象に残った作品は下記の4作でした。

    ●うそうそ:たった32Pに本編の複雑な内容がキレイに収まって読みやすくなっていたことに、本当に驚愕しました。
     佐助の大太刀周りにお比女ちゃんの苦悩、皆の見せ場などもしっかりあって、読後の充足感もダントツでした。
    ●あやかし帳:オリジナル展開ですが、作家色としゃばけシリーズの世界観が上手く調和しており、もし若旦那が現代に転生していたらこういうこともあるのかもしれない…と妙に納得してしまいました。
    ●狐者異:本編読後に感じた後味の悪さの輪郭を、これでもかとくっきりはっきり描かれ目前に突き出されたかのような迫力を感じました。

    #切ない #カッコいい #エモい

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    2026年02月06日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    時代人情ものにハマってから、そういえばこのジャンルでめちゃくちゃ有名なシリーズがあったなぁ〜と思い、早速購入。

    面白い!!
    金持ちの箱入り息子で体も弱く、世間知らずな主人公が妖達との交流の中で事件に巻き込まれていくストーリーは、ファンタジーなのに日本の時代小説の色もしっかりあって、新しい世界観だった。
    続きを読もうと思ったら、続編が22作も出てるらしく、今年もしっかり読書をすることになりそう……

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    2026年02月04日
  • しゃばけ 1巻

    匿名

    無料版購入済み

    事件解明もの

    妖怪のなんかの話かと思えば意外な事件解決もの
    ゆるりと妖怪たちの力も借りて虚弱体質な若旦那が挑んでいく感じ
    何といっても主人公の若旦那の生活が羨ましい
    周りがいい人ばかりに囲まれて確かにこのままでは将来心配だな

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    2025年12月22日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    人と妖の出てくる推理小説(と言ってよいのか)。
    妖が人間に混じって、バレないように過ごしている姿だったり、体の弱い主人公が思うように動けないもどかしさを抱えながら過ごす、日々の中で起こる数々の出来事や心境に、怖さよりも和やかな印象を受けました。人が人を想う心や、妖が人を想う心、妖が妖を想う心、そして欲望、など、心の動きが見える話が好きな方におすすめです✨アニメから知りましたがこのシリーズにハマりそうです!

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    2025年12月01日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    一太郎が江戸を出て湯治に向かうという楽しそうな出だしだが、いざ旅が始まると色んなトラブルに巻き込まれ…という長編。
    今回も最初から最後まで面白かった。

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    2025年11月30日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    ・こわい
     孤者異
    ・畳紙
     厚化粧のお雛と屏風のぞき
    ・動く影
     栄吉と一太郎が親友になったいきさつ
    ・ありんすこく
     禿の足抜け。一太郎18歳
    ・おまけのこ
     これを読んだら、鳴家が好きになる。

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    2025年11月29日
  • ああうれしい

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    麻之助、ちょっと忙しすぎないか?と言うぐらい忙しい。

    しかも気がつけば、養父が怪我して箱根へ。義理の弟が仕事継いで頑張っているけれど……。

    女性だけの集まりも、一葉が居なくなったら無くなっちゃうと思いきや、こっちは続きそうですね。

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    2025年11月28日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • しゃばけ 2巻

    購入済み

    アニメとの比較で読み返し

    一度読み終わっているけれど、アニメの中で読んだ覚えのないエピソードがあり、それを見直すための読み返し…だったはずだけど、しっかりはまって読んでしまった。
    本当はこの辺りでそのエピソードになるはずだけれど…
    原作小説にははいっていたのかな?

    #ほのぼの

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    2025年11月20日
  • いつまで(新潮文庫)

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    悪夢を食べる獏の場久がいなくなった。さらに、医師の火幻まで姿を消してしまう。二人は、悪夢の中にいるのだという。なんとか助け出そうと若だんなが夢に飛び込むと・・・そこは「五年後の江戸」につながっていた!おまけに長崎屋は信じられない事態に。若だんなは、お店の危機を救えるか?そして若だんなを助けてくれた謎の女性の正体は?時をかけるシリーズ第22弾は、待望の長編作品。

    久しぶりの長編で、とても読み応えがあった。
    まさか「五年後の江戸」にいくとは。
    いつも妖が関わるため不思議な話だけれど、今回は特に不思議満載だった。

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    2025年11月11日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    めちゃくちゃ面白かった〜!
    歴史物があんまり好きじゃないのでずっと敬遠してたのだけど、もっと早く読めば良かった!
    こってり時代物って感じじゃなく、現代人が書いたかなり軽い感じの本。
    キャラクターも軽やかさも、漫画を読んでる感覚に近い。
    世界観はしっかり江戸なので用語とかは難しいわけだけど、数ページごとに馴染みのない読み方はふりがなふってくれるところも読みやすくて良かった

    シリーズものになってる気がするので、他も読むぞ!

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    2025年10月31日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    シリーズ2作目。
    今回は6つの物語の短編集。
    どの話も面白かったけど、空のビードロが一番好き。
    1作目で若だんなの出生の秘密が明かされたけど、こちらではその他の登場人物の過去や生い立ち、思いなどが描かれていて興味深かった。

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    2025年10月23日