畠中恵のレビュー一覧

  • しゃばけ 1巻

    Mo

    ネタバレ 無料版購入済み

    江戸時代を舞台に主人公とまやかし、ご両親、白沢と犬神など周りの人達が過保護すぎるぐらいあれこれ世話をやく。それは一太郎の人柄によるんだけども。途中から事件が起こり謎解きが始まる。

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    2025年10月10日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    ・ぬしさまへ
     仁吉への金釘文字の恋文
    ・栄吉の菓子
     栄吉の菓子を食べた隠居が亡くなった!
    ・空のビードロ
     青いビードロが取り持つ兄弟の縁
    ・四布の布団
     若旦那の布団から鳴き声が聞こえる。
    ・仁吉の思い人
     仁吉が千年も片恋に終わった女性とは・・・。
    ・虹を見しこと
     一太郎の誰にも話せない思い。

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    2025年10月08日
  • あやかしたち

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    長崎屋のはなれが、あやかしたちの間で評判になってしまったとは。
    で、その座を狙ってあやかしたちがわらわらと。
    そんなときでも若だんなが全てに優先の兄やたちが頼もしいw
    若だんなの母のおたえさんもかっこよかった!
    お雪さん、また長崎屋にこられるといいね。
    あやかしたちとの勝負も、いろんな形があってどきどき。
    それぞれが得意な分野で勝負に挑んで勝敗は一進一退。
    勝負の行方は、うん、そりゃ、そうだよね。
    その後の「みっかだけ」は、ちょっとせつない。
    栄吉が名前だけの登場でちょっと寂しいので、次は、また登場してほしいな。

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    2025年10月05日
  • しゃばけごはん(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズの中に登場する江戸料理を紹介。
    若だんなの食卓に、栄吉さんのお菓子など、美味しそうな江戸グルメがたくさん!
    レシピがついているので、実際につくってみることもできます。

    若だんなの好物、玉子を蒸した茶巾たまご(『ねこのばば』)も美味しそうなのですが、「滋養があるから」と砂糖をてんこ盛りにされるのはちょっと…。

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    2025年09月30日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    仁吉がなぜ若だんなに仕えるようになったのか。若だんなに出会う前の松之助にいさんのお話も。

    ●空のビードロ
    辛い境遇で追い詰められても、自分を失わなかった松之助さんがいじらしくていじらしくて…。
    若だんなも探していた兄さんにようやく会うことができてよかった…。

    ●四布の布団
    妖怪がらみかとおもいきや、一番怖いのは人間というお話。若だんなの布団から夜ごとすすり泣きが聞こえる。
    若だんなは「気にするな」といったものの、怒った佐助と仁吉は旦那様をたきつけて布団のを注文した田原屋へ文句を言いにいくことに。

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    2025年09月22日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    『ねこのばば』では、金次や僧の寛朝など、その後も活躍するキャラクターたちが登場。

    そして、佐助がなぜ若だんなに仕えるようになったのか。その理由が明らかに。

    『産土』は、若だんなと旦那様が怪しげな宗教にハマってしまい、佐助がそれをなんとかしようとするお話。でも実は…。

    最後にどんでん返しが待っていて、謎解きとしても楽しめます。


    あやかしたちは若だんなを慕って集まってきます。時には困りごとを若だんなに相談しに来ることも。

    昔話では妖怪でも恩を返すことがありますが、時には若だんなが骨折り損のくたびれ儲けをすることも。

    『ねこのばば』では、せっかく助けてあげた猫又が、若だんなの大事にして

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    2025年09月22日
  • むすびつき(新潮文庫)

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    若だんなは前世でどんな人だった?若に会いたいとつぶやく玉の付喪神。見覚えがあるという貧乏神の金次は、合戦の時代に出会った"若長"のことを語り始める。鈴彦姫は、縁のある神社の宮司が、一太郎に生まれ変わったのでは、と推測する。さらに、三百年前に前世の若だんなに惚れていたという麗しい鬼女まで現れーーー輪廻転生をめぐる全5話を収録。人と妖との絆が胸に沁みる第17弾。

    「序」
    「昔会った人」
    「ひと月半」
    「むすびつき」
    「くわれる」
    「こわいものなし」
    「終」

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    2025年09月17日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ2冊目。
    今回は短編集になっており、切ない話が多かった。

    特に好きだったのが

    「空のビードロ」
    「仁吉の思い人」
    「虹を見し事」

    他の2作品も良かった。

    一太郎の人柄や、この物語のの世界観が好きでタイムスリップして出来事を覗いているみたい。

    続編も楽しみ。

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    2025年09月14日
  • なぞとき

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    ネタバレ

    初出2024年「小説新潮」の5話

    「なぞとき」
    犬神である佐助が顔に傷を負った謎を、若だんな以下のみんなが賭けをして解こうとする珍妙な話。

    「かたごころ」
    おしろの三味線の弟子である大店の娘の縁談が壊れた謎を、またみんあで解こうとするが、場久の悪夢を食べる力で若だんなが真相近づくという、チート話。

    「こいぬくる」
    長崎屋の近所で窃盗事件が続き、事件に使われたらしい子犬を若だんなが保護し、飼い主を見つけて犯人に辿り着く。

    「長崎屋の怪談」
    夜中に目覚めた若だんなに女の怪異が現れ、結界でも防げない。さらにみんなで対策を話し合おうとすると食べ物が歩き出し、合戦を始める。原因は場久の語った怪談

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    2025年09月12日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    今までにない「おもしろ妖怪ファンタジー」といったところでしょうか。挿絵の妖(あやかし)たちも、かわいらしくてユーモラス。

    江戸でも指折りの商家・長崎屋の若だんな一太郎と、彼をとりまくたくさんの妖怪。それと、人間達のものがたり。

    『しゃばけ』とは「娑婆気」、世俗的な名誉や利益から離れない心だそう。

    みんな誰しも心の中に鬱屈を抱えています。若旦那は病弱で役立たずの自分が周囲から過分の愛を受けていること。

    友人の栄吉は菓子を上手く作れず、親たちから呆れられていること。そして、人を殺してまで「薬」を手に入れたいと思うあやかしが欲しいのは「命」。

    それぞれの心の中に「しゃばけ」があるのです。

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    2025年09月11日
  • いつまで(新潮文庫)

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    久し振りの長編。
    いつも通り面白く読んだが、ほっこりしたり癒やされる感じは控え目でやや重たいテーマだった。しかし、どんよりする重たさではなく、「若だんなは青年に成長したんだなぁ」と思える内容だった。
    絶対的に頼れる仁吉と佐助の出番は少ないが、屏風のぞき、金次、おしろ、鈴彦姫、鳴家たちが頑張った。

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    2025年09月08日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    長崎屋にまたまた事件が。金次がもらった富札が百両以上の大当たりだったのだ!噂を聞きつけた人々が金の無心に寄ってくる一方で、当たり札が偽物ではないかという疑いも出てきてーーー。栄吉の新作菓子の成功が招いた騒動に、跡取りとしての仕事を覚えたい一太郎の奮闘、場久が巻き込まれた夏の怪異、そして小僧時代の仁吉と佐助の初々しいお話も堪能できる、めでたくて晴れやかな第15弾。

    「おおあたり」
    「長崎屋の怪談」
    「はてはて」
    「あいしょう」
    「暁をおぼえず」

    婚約者ができたと思ったら振られちゃった栄吉、どういう縁談だったのだろう??最後の一太郎の仕事はうまくいったのだろうか??貧乏神の金次が、すっかり人と

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    2025年08月27日
  • なりたい(新潮文庫)

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    誰もがみんな、心に願いを秘めている。空を飛んでみたくて、妖になりたいという変わり者。お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。そして、どうしても子を育てる親になりたい女ーーー。それぞれの切実な「なりたい」を叶えるために起きた騒動と、巻き込まれた若だんなの本当の望みは?願いをめぐる五つの物語がつまった「しゃばけ」シリーズ第14弾。

    「妖になりたい」
    「人になりたい」
    「猫になりたい」
    「親になりたい」
    「りっぱになりたい」

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    2025年08月27日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    若だんなの許嫁が、ついに決まる!?幼なじみの栄吉の恋に、長崎屋の危機・・・騒動を経て次第に将来を意識しはじめる若だんな。そんな中、仁吉と佐助は、若だんなの嫁取りを心配した祖母のおぎん様から重大な決断を迫られる。千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。ずっと一緒にいるために皆が出した結論は。謎解きもたっぷり、一太郎と妖たちの新たな未来が開けるシリーズ第13弾。

    「栄吉の来年」
    「寛朝の明日」
    「おたえの、とこしえ」
    「仁吉と佐助の千年」
    「妖達の来月」

    相変わらず寝込んでばかりの若だんな。父親を探しに上方にいったり、がんばってはいるけど、病弱なのは仕方ない。栄吉には婚約者ができて、奉公もあと

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    2025年08月27日
  • しゃばけ 4巻(完)

    購入済み

    面白かった!

    太一郎の出世の秘密、妖との関係がわかる巻。
    ただただ面白かった。
    虚弱な身体とは裏腹に強い心を持つ太一郎が頼もしく思えた。身体は弱いけど心は強く優しい太一郎に人も妖も集まるのはすごく納得。
    付喪神のなり損ないは可哀想だけれど、アレは払われる以外にはどうしようもなかっただろう。
    最後にしゃばけの意味もわかったし、本当に面白い作品だった。
    続きがあるのかどうか、分からないけれど関連作品読んでみたい

    #ほのぼの #深い

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    2025年08月23日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ最初の話。

    AIに勧められて読みました。
    江戸時代の話ですが、主人公が妖(あやかし)と縁がありたくさんの妖が出てきます。
    と言っても怖くはなく、主人公が巻き込まれた事件を解決する話。
    軽く読めて娯楽として楽しめました。
    登場人物が魅力的で楽しかったです。
    引き続きシリーズを読み進めます!

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    2025年08月23日
  • しゃばけ 3巻

    ネタバレ 購入済み

    若旦那が優しすぎる

    病弱だからこそ優しいのか、でも弱っちいわけではなく強い心を持つ若だんな一太郎に惹かれて人も妖も集まってくるのはよく分かる。
    そして殺人鬼の狙いはやはり一太郎?
    一太郎が持っていたものを持っていた栄吉が襲われたようだけれど、この後どうなるのか。
    実は一太郎自身が妖?
    次巻で完結らしいけれど、もっと続いてほしい。
    一太郎と妖の関係にほっこりする


    #癒やされる #ドキドキハラハラ #ほのぼの

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    2025年08月22日
  • しゃばけ(新潮文庫) 無料お試し版

    購入済み

    秋アニメ(?)ぐらいからアニメ化されるとCMで頻繁に見かけ記憶にあったので試しに読んでみた
    おもしろかった
    時代もの×ファンタジー×ミステリと、掛け算すごい
    キャラクターもみんな好きになれる
    続き読んでみる

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    2025年07月19日
  • なぞとき

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    大好きなしゃばけシリーズです!

    今回も若旦那は病弱だけど、いつもより元気かな?

    私も兄や達に甘やかされたいです…笑
    近所に仲間の妖達も住んでいて、すぐにみんなで集まって宴会ができて羨ましい…
    こんな生活が夢です

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    2025年05月19日
  • もういちど(新潮文庫)

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    旅行中の読み物として、3日程度でするすると読めます。

    天の星の代替わりに巻き込まれてしまった若旦那が赤ん坊に戻ってしまう。
    天の星の影響で、成長スピードはとても早いものの
    案の定さまざまな事件に巻き込まれていく。
    相変わらず鳴家たちがかわいいし、妖たちの愛がすご若旦那への愛がすごい笑
    個人的には幼い頃から病弱で駆け回れなかった一太郎が、小さくなった事で体が丈夫になり少しお兄さんの勘介と話したり薬草を取りに行ったりするシーンがすごく微笑ましくて嬉しくなった(これまでの若旦那の病弱ぶりを読んでいた読者からすると夢のよう)

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    2025年05月05日