畠中恵のレビュー一覧

  • おおあたり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    相変わらず面白い!
    確かに色んな『あたる』があるなぁ…としみじみ

    個人的に、まだお互いを「佐助さん」「仁吉さん」って呼び合う微妙な距離感の頃の2人が読めたのがとっても有意義でした!
    化け狐つよーーい!!流石!
    屏風覗きは屏風覗き!(笑)

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    2020年07月29日
  • なりたい(新潮文庫)

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    毎回書いている気がするけれど、とにかく可愛い。今回の「なりたい」はほんわかの中にも人間の持つ自分にないものへの欲求がいっぱいでした。でも、求めるものたちが正直で一生懸命なところがとても応援してあげたくなる。

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    2020年01月25日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久々に読んだしゃばけシリーズ。
    やっぱり面白いなー。人の良い若旦那に賑やかで楽しい妖の皆さん。読んでいてほっこりするシリーズです。

    短編集でどの話も面白いけど、栄吉メインの『餡子は甘いか』が1番よかったかな。好きなのに上達しない、努力がなかなか結果に結びつかない苦悩や葛藤に読んでいる姿に、自分も泣きそうになってしまった…

    各話色々問題ごとが起こるけど、基本的にハッピーエンドだから読んでいてスッとするのもこのシリーズが好きな理由なんだろうな。

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    2019年12月13日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    江戸留守居役と言う情報収集や幕府との調整役をこなす大変な仕事。
    若き主人公がはらはらさせながらも成長して、見事に大仕事を成し遂げる。畠中さんの描く人物は本当にいつも魅力的

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    2019年11月08日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    普通に考えれば「大当たり」は良いことなのだけれど、あたるものによっては良くないこともあるというのが表題の意味。場久の落語「おおあたり」に、一太郎の親友、栄吉の菓子が大当たりを取って、さらに貧乏神の金次が富くじの大当たりを手に入れる。それぞれ、単純に喜べない。この3編に加えて、仁吉と佐助が長崎屋に来た頃の話と、一太郎が猫又の薬を飲んで元気に仕事をしようとする話がある。前者は、長崎屋に来たことが良い意味での大当たりだったし、後者も大当たりと言えないことはない話ということで、全部大当たりの一冊。面白かったです。

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    2019年11月03日
  • とっても不幸な幸運 〈新装版〉

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    序章/第一話 のり子は缶を買う/第二話 飯田はベートーベンを聴く/第三話 健也は友の名を知る/第四話 花立は新宿を走る/第五話 天野はマジックを見せる/第六話 敬二郎は恋をする

    酒場に集まる常連はみんな本当の男で大人だ!! と一時は思ったけど、あれれ? 子供みたいなところもあるじゃない。「とっても不幸な幸運」という名の缶。さて私が開けたら何が出てくるのだろう ドロドロ ドロドロ パッ

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    2019年06月07日
  • うずら大名

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    涙もろい豪農の名主・吉之助、切れ者でクールな隠居大名・有月、有月の右腕・左源太。昔、同じ道場で修行をした3人が身分や立場が変わって再会。吉之助は有月に金を貸すことになり、交流が始まる。吉之助が厄介ごとに巻き込まれるのを有月がサクッと解決。軽い連作短編かと思いきや、武家、大名家を騒がせ、江戸まで潰しかねない大事へと発展して行く。江戸時代の武家社会の生き辛さが生々しい。有月の巾着鶉・佐久夜の活躍も見もの。ぜひ続編を書いて欲しい。面白かった!

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    2019年04月17日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    タイトルからも、未来にむかって動き出した感じがする。栄吉や若だんなの嫁取りの話題が出て、変化を予感させる一巻だった。

    栄吉の来年…栄吉のお見合いの話。若だんなの周りは変わりばえしないようで、少しずつ変わっていく。14の娘にひっぱたかれた若だんなよ…。栄吉は間違いなく尻にひかれるだろう。

    寛朝の明日…小田原に怪異があらわれたと広徳寺に天狗が現れる。不安がる弟子の秋英を寺に残して小田原へ向かう寛朝とあやかし2匹。しかし小田原に近づいても怪異の噂は全く聞かない。不思議に思ったところ、それは天狗の嘘であった。

    おたえの、とこしえ…長崎屋の店主が留守の間、偽の証文を持って現れた上方の店主。期限まで

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    2019年01月25日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズのスピンオフ作品。
    シリーズは一通り読んでいますが、この本は特に大好き。
    短編集で、全5作品。

    一太郎は本当の本当のちょい役で一瞬だけ出ますが、ほとんどは一太郎がいない場面。
    シリーズの主役が不在でも、その周りや前後で、他の登場人物がこんな風に存在して生きているのだなぁと感じられるのがとても幸せです。

    個人的に一番好きなのは、「えどさがし」の最後の方に出てくる仁吉の描写。一太郎がだいすきで、心から慕っている様子がすっと入ってくるところがお気に入りです。

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    2019年01月24日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    序/おおあたり/長崎屋の怪談/はてはて/あいしょう/暁を覚えず/ 畠中さん、「日本橋の大だんな」に会いに行く

    何かにあたる それもおおあたり。良いことなら嬉しいけれど、悪いことなら嫌だなぁ。その後で悪くなったり良くなったり……この世はふくざつぅ
    栄吉さんの作るあられも食べたいけど、おいしい餡子を待ってるよ♪

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    2019年01月08日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    シリーズを最初からこつこつ読みはじめ、この七弾の一冊が、とても好き。
    好きな人の喜ぶ顔がみたい、話がしたい、会いたい、認めてほしいという想いをまっすぐで。ちょっと照れくさい感情がはっきり表現されてるときは、読んでるこっちがおもはゆいというか、かゆくもなるけれども。
    読み終えた後で、登場人物たちひとりひとりを振り返って、じんわり想いに浸れる。
    とってもとっても好き!

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    2018年12月08日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    相変わらず面白い!ハズレなしの傑作。

    短編は苦手ですが、収録された5つの短編がひとつの物語を作り出す仕掛け。よくできていて、おもしろい。あっという間に読み終わってしまうのだけが難点。もっとこの世界に遊んでいたいのに!

    きゅんげーっ!

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    2018年12月01日
  • 百万の手

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    畠中恵初めての現代ミステリーとか。親友が火事で死んだあと、残された親友の携帯電話に死んだはずの親友から電話がかかってきた。というホラーな話から始まる。思いもよらない展開を見せて最後まで飽きさせない。

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    2018年10月20日
  • こいしり

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    今回は主人公の嫁取り物語。これはめでたい! と素直に喜べない事件もおこり、まさに波乱万丈。慌ただしさのなかにも人情味あふれる人と人のつながりにほっこりできるのはやっぱりいいなと思います。

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    2018年09月24日
  • まったなし

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    麻之助 清十郎 吉五郎の三人のやり取りが今回も楽しかったです。
    流行り病で死にそうになったり 清十郎の嫁取りやら 子犬探しととても忙しい三人でした これから お安さんも加わりまたにぎやかになりますね(*^^*)

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    2018年07月30日
  • まんまこと

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    初めての時代劇物。粋で鯔背でとにかく言葉が綺麗。物語もほっこりで後味スッキリで最後までスラスラ読めました。今はとにかく続きが読みたい!

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    2018年07月22日
  • 若様組まいる

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    アイスクリン強しの続編、というか前日譚というか。長瀬をはじめとする若様組が、巡査になるため教習所(警察学校)に通うなかで起きる事件、育まれる友情。アイスクリンをもう一度読み直したくなる。
    長瀬がまだ若く、アイスクリンほど腹黒くもなく、弱い部分も描かれているが、まぁとにかく格好よい。時代を背景とした派閥もありながら、段合宿生活のなかで深まっていく友情や鬼教師との関係はまさに青春。ミナも含めて若様組が皆純粋で爽やかな気持ちになった。

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    2018年05月14日
  • まったなし

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    じつはいままで麻之助に思わせぶりな態度を取る「お由有さん」が、あまり好きではありませんでした。
    真実を知ったいま、いつかどこかで、二人の時間が重なる日がくればいいねと、ほんの少し思う自分がいます。

    私は「お寿ずさん」が好きなので、できれば麻之助には、このまま一人でいて欲しいんですけどね(笑)

    今回は清十郎の結婚相手を探す話なのですが、私のお気に入りは「親には向かぬ」。
    丸三とお虎、カッコいいです!
    特にお虎は粋な、いい女でした♪

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    2018年04月20日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

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    散りばめられている言葉が宝石のようで、
    現代を生きる指標にもなる。
    若だんなは少し、最後の最後にまた、一つ大人になった。

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    2018年02月11日
  • なりたい(新潮文庫)

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    作者は本当に文体が自然。ついついと先へ読んでしまう。
    今巻はみんなが「なりたい」もの。みんななりたいものがあるよね、そしてそのなりたいものになる為に努力したり、我を通したり、でも、若旦那もそうだけど・・・努力している間になりたいものになってるのでは・・・?そういう面があるのでは?。それがつらつらと自然に思い浮かぶような話っぷりに感嘆。

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    2018年02月02日