畠中恵のレビュー一覧
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今回は登場人物を通して己の居場所や己がどうあるべきかというようなテーマが描かれている気がする。
だんだん若だんなや栄吉が大人として成長していくのがまるで我が子のことのように嬉しくなった。Posted by ブクログ -
今回もいろいろなことに精を出して巻き込まれる若だんな。
自分の弱さを知っているから、皆にやさしくできる。
妖にも、狐にも、幽霊にも。
みんなの事を必死に考えてくれるから、
みんなも若だんなを守りたくなる。
その姿が、私にも力をくれます。Posted by ブクログ -
組織人特集の一冊として取り上げられていたので特に期待せずに読み始めたがかなりのめり込むこととなった。主人公は兄の死や好きな娘の失踪で落ち込む暇もなく大役を命ぜられ、更にお家のピンチをただ一人背負うことになる。諦めずに難題を大胆に解決する様を清々しく感じ、仲間たちのと結束や人脈作りに、出来過ぎと思いつ...続きを読むPosted by ブクログ
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時はお江戸の作家と出版関係者。出版のシステムに違いはあれど、書く人と読む人・出版する人の心持にそれほどの違いはないようです。戯作することで推理する人はめったにいないと思いますけどね(*^-^*)Posted by ブクログ
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しっかりと世界観を守って描かれていて、今作も楽しく読めました。最終話『河童の秘薬』で、ほろっと泣いちゃった。若だんな、人としてかっこいいよ。Posted by ブクログ
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今作は、お江戸のミスコン?ひなこまちを決める事になって浮き立つ町とおなじみ若だんなの周りで起こった事件の短編5編。
いつの時代も奇麗に見られたい女子と美人好きの男どもはいるわけで、そこに玉の輿を企む親も入って大騒動。
怪談風味の話もあり、河童のお宝や二度目?の花見もあり。
木札が呼んだか若だんなのも...続きを読むPosted by ブクログ -
料理をテーマにした短編5編。
それぞれの冒頭にレシピつき。
やなりいなりは鳴家の顔つきいなり寿司・・キャラ寿司!
ちょっと作ってみたいけど、誰もわかってくれないだろうなあPosted by ブクログ