畠中恵のレビュー一覧

  • つくもがみ貸します

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    面白かったです。付喪神達のかわいいことといったら私も会話に聞き耳立てたいくらい。
    最後清次と一緒に心の中で拍手。

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    2024年02月27日
  • もういちど(新潮文庫)

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    小柳ルミ子(誰も知らない?)の歌に「もう一度生まれ変わってめぐり逢いたいね」というフレーズがあったが。(更に誰も知らない)
    ほんそれ。小さい頃から体の弱い者には「元気だったら〇〇できたのに」というフレーズは何度もリピートする。若旦那ほどの虚弱体質なら尚のこと。
    赤ちゃんに戻って元気な体でブラッシュアップライフよろしく人生2周目したい…が、できちゃいました。
    同じくらいの年の子と走る…どれほど楽しいコトだったか。ご飯もたくさん食べられる。
    いろいろあって元に戻ってしまうけど、この経験は本当に大切なはず。若旦那にはそれを悔やむのではなく力にできる知恵があるから。

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    2024年02月11日
  • まんまこと

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    時代小説はほとんど読んだことがなくて、今までに読んだのは江戸ファンタジー『しゃばけシリーズ』くらい
    江戸時代が背景の小説が読みたくて
    『しゃばけ』と同じ畠中恵の『まんまこと』読んでみました

    江戸の青春グラフティ
    めっちゃ面白かった
    この続きも読む予定です
    わたし的江戸ブーム来てます

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    2024年01月29日
  • こいしり

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    麻之助の結婚から始まるこの話。しかし、親友のお父さんが倒れてしまい……。

    麻之助、そんな気持ちで結婚していいのか?(江戸時代じゃあ当たり前のことなのか?)など、思いましたが、心配なさそうです。

    親友が代替わりをして、一家を支える立場になり。いつかは親の跡を継がなければいけない。という、そんな思いも伝わってきた1冊でした。

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    2023年11月12日
  • わが殿 下

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    銅鉱山の拡大から始まった大野藩の新規事業は商社機能を持つ大野屋の設立から北前船による海運業、北方蝦夷の開拓へと広がっていき実質石高1万2千石から実質15万石へ。明治維新を迎えるも土井家に忠義を尽くし続けた内山家の大野屋は新時代を迎える。

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    2023年10月21日
  • わが殿 上

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    借金十万両、石高4万石、実質石高1万2千石の大野藩を石高15万石並みに引き上げた内山七郎右衛門。家柄より才を好む土井利忠に見出され、家老にまで上り詰める男の一代記。やはり経済感覚に優れた武士というのは魅力的であり、それを取り立て力を自由に発揮させる優れたマネージャーというのも得難いものだなと実感した。

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    2023年10月21日
  • まんまこと

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    しゃばけシリーズとはまた違うシリーズ。

    16歳までちゃんと育っていたのに、16歳からお気楽な感じになってしまった、名主(江戸時代、簡単な揉め事とかを解決する人)の息子の麻之助。

    お気楽な感じなのですが、推理力は人一倍あり、色々な事件を解決していきます。

    しゃばけシリーズより、少し大人な感じの話になっています。

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    2023年10月12日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    「神は人に、時に、置き去りにされる」
    ゾウの感じる時間とネズミの感じる時間は違うという話があるけれど、ゾウとネズミが恋をしたらゾウの気持ちを十分伝える前にネズミは亡くなってしまうかもしれない
    生目神が最後に何を感じたか分からないし、どの様な結果でも苦さが残る
    ちょっとしんみりした終わりでした
    それから佐吉の心根の優しさが感じられて心が暖まりました。

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    2023年10月07日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「五百年前の判じ絵」古来より人が願う長寿というものは、居場所のない者にとってありがたくないことなのだなぁ。
    佐助の、おぎんが500年名前を覚えてくれていたことを喜び、時々挨拶に寄らせてもらえたらうれしい、ということが私からしたら驚き。
    子守は仕事であって、礼には見えないのに、微笑んでいそうな佐助の顔が目に浮かぶ。
    「太郎君、東へ」禰々子は強くて頼りになるし、ちょっと抜けてるし、本当に魅力的。あんな親分ならほんと素敵だなぁ。
    脳内配役の綾瀬はるかさんがほんとハマります。
    「たちまちづき」京都を気にする秋英さん可愛い。安右衛門さんの解決は天晴れ。
    「親分のおかみさん」日限の親分に赤子がやってきた経

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    2023年09月29日
  • 猫君

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    20年生きた猫は猫又になるらしい……。

    江戸を舞台に新米猫又のみかんが、仲間とともに成長する軽快な物語でした。
    妖怪猫又になっても猫の愛らしさは健在で、江戸城の中の人間や猫又の師匠の前で見せる猫らしい姿に笑みが溢れます。

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    2023年08月19日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いつもはホッとしたり、心温まったりする展開が、今回初めて涙が出てしまった。
    妖の時の長さと、人の短さ。だから佐助と仁吉もあれほどまでに若だんなを守ろうと必死になり、甘くなるのだと、納得がいく。
    三途の川で、佐助や仁吉に頼れぬが、それでも妖を浮世に戻したい若だんな。前作、箱根の湯治旅のおかげか、兄や不在の若だんなが少し頼もしく感じられた。
    そして、若だんなの三途の川で出会った子ども達への対応や、小紅にしろ、本当に情の深いこと。

    相変わらず、脳内配役は
    若だんな:ラウールさん
    仁吉:岩本照さん
    佐助:宮舘涼太さん
    松之助:目黒蓮さん
    三春屋の栄吉:向井康二さん
    屏風のぞき:渡辺翔太さんときて

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    2023年08月17日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    産土、佐助の物語にびっくり。
    色恋沙汰にはまだまだ子どもな若だんなの、お春の縁談話の心の機微を描いた場面が心に残る。
    人を束ねる若だんなとしての意識など、いろいろな面でまだまだ成長しそうな若だんなの今後も楽しみ。

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    2023年08月07日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    腹違いの兄、松之助さんのエピソードや、イケメン仁吉さんの失恋エピソードなど、周りのキャラクターの物語も加わってさらに厚みが出て、好みの作品に。
    文庫の外伝を含めて、シリーズ作品がたくさん読めることがとてもありがたく、楽しみ。
    私の脳内で、若だんなにラウールさん、仁吉さんは岩本照さん、佐助は宮舘涼太さんで読んでます。

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    2023年08月07日
  • つくもがみ笑います

    匿名

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    最初はハラハラしましたが、悪の親玉が・・・。
    色んな人と付喪神達は仲良くなったり対峙したり。
    一巻での付喪神達の態度はどこいった?という感じです。

    #笑える #ほのぼの #ドキドキハラハラ

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    2023年07月20日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

    匿名

    購入済み

    今回も面白かった。
    子供達と付喪神達の関係がドンドン深くなり、十夜は付喪神達との将来も考えるように成長。
    ちょっと切なく、大いにほのぼのした一冊でした。

    #切ない #ほのぼの #笑える

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    2023年07月18日
  • つくもがみ貸します

    匿名

    購入済み

    姉弟と付喪神達の関係が面白い。
    付喪神達のキャラも良く、皆の会話が楽しい。
    うまくおさまるようで良かったです。

    #ほのぼの #笑える

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    2023年07月18日
  • むすびつき(新潮文庫)

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    話のバリエーションが明らかに広がってる気がする。
    そうなると、初期からの世界観が崩れてきてなかなか馴染めなくて続きを読むのを躊躇することもあるんだけど、このシリーズばかりはだんだん面白くなるので先が楽しみ。

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    2023年07月09日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    久しぶりのしゃばけシリーズ。
    今作は短編連作ながらも、一冊を通して一つの結果を追い求める半分長編のような読み応えのある一冊てした。
    結構新しいステージというか作風が展開した感じを受けました。

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    2023年07月09日
  • 猫君

    匿名

    購入済み

    面白くいっきに読みました。
    みかん可愛いしカッコいい!
    他の新米猫又達も長も師匠方も将軍も兄者姉もの達も皆良い〜。
    続編切に希望です。

    #ほのぼの #ドキドキハラハラ #笑える

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    2023年06月28日
  • えどさがし(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    えどさがしで屏風のぞきの名前が出てこず、火事の事とか不安に思いましたが・・・、ホッとしました。
    若旦那とどう再会するのだろう、その後も読みたいです。

    #ほのぼの #癒やされる #ドキドキハラハラ

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    2023年06月20日