畠中恵のレビュー一覧

  • ときぐすり

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    いつもの3人 いつものどたばた
    今回清十郎が振られる??
    吉五郎はなぜか もてもて??

    「ときぐすり」すごくよかったです。

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    2016年12月10日
  • 若様組まいる

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    畠中さんの江戸時代以外の時代の話は初めて。
    明治初期が舞台で明治維新で武士でなくなってしまった武家の元若様たちが警察学校に入学するが、そこには若様たちのほかに薩長出身者の息子、徳川と一緒に静岡に行った側の元武家の息子、商人の息子などが入り混じって騒動が起こるというストーリー。

    明治維新がありました、新政府ができましたということは学校でも習ったが、武家は廃止されました、そのの人々は?という感じだったので興味深かったし、キャラクターがたっていてとても面白く読めた
    なかでも美男子で乱暴者の園山さんが格好良い。
    続編希望。

    時代小説ほぼ読んでないが手を伸ばしてみようと思う。

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    2016年07月26日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

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    相変わらず全部可愛い。
    ちょっと切ない要素もありつつも、つくもがみたちのノーテンキなやり取りが中和と癒しを与えてくれます。

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    2016年06月30日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    若だんなの初恋(失恋?)からはじまり、まさかの失明や鬼退治、昔話、神様話など、一層賑やかだけど、読み終わったあと、ちょっと考えさせられた一冊。神々と妖、人間などが共に暮らし、連綿と紡いできた日の本の歴史は現代で断絶しかけてはいまいか?まあ、難しいことを抜きにしても、相変わらず面白い!短編同士がしっかりつながって展開していくので、途中で止められず、一気読みにて深夜に(苦笑)五徳はまた出てきて欲しい!

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    2016年06月01日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

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    ネタバレ

    畠中さんのこういう系のお話はやっぱりいいなあ。前作より好きかも。

    だってだって、あのつくもがみたちが人間と友達になるなんて……! その変化が嬉しい。

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    2017年03月08日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

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    十夜、市助、こゆり、三人の子供と付喪神たちの楽しい怖い面白い出来事。遊んでる気分の強い付喪神たちに助けてもらうための理由を付けて子供たちは解決するのだ。ちょっとした事件をね。
    そうそう、解説も楽しく読みましたよ♪♪

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    2016年05月11日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ9分作目。短編集風だけど、話が繋がっていて、最初は違和感不安感でいっぱいだったけど最後の話で、それらが払拭され、いつもの心地よさがもどってきた。

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    2016年03月30日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    相変わらず、ホッコリ。
    こんなトラブルなら巻き込まれてもいいかな?と思ってしまう。しかも、あんな妖たちに囲まれて暮らしてみたい。

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    2016年03月24日
  • ときぐすり

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    ネタバレ

    あぁ、シリーズの続きが早く単行本になりますように。
    4作目、一番まとまりがあって、するするするっと読み終えてしまった。
    ときぐすり、ともすぎ…など江戸用語って素敵な言葉イロイロなるのだなぁと。
    そして、丸三がとてもかわいかった。友という存在ってお金で買えないものね。大事にしたいものね。

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    2016年02月25日
  • こいわすれ

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    ネタバレ

    うっかり先を知ったうえで読んでしまったけど、それにしてもお寿々が死んでしまったのは悲しい…江戸時代には本当によくあったことなんだろうけど。麻之助が普通を間違えてるのに気がつけていないことが一番悲しい。
    早く、麻之助がお寿々の思い出と一緒に幸せを感じられる展開になってほしいから続きを読まないと。

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    2016年02月22日
  • こいしり

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    シリーズものと知って慌てて買った2冊目。
    どうも麻之助がちょっぴりなよっと見えてしまうんだけど(語尾のせいかしら?)、おっとりしつつも事件を解決してバランスいいのかもしれない。
    吉五郎の出番が少なかった気がして、3人の幼馴染コントが好きなので、もっとやってほしかった~

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    2016年02月17日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    今回もいろいろなことに精を出して巻き込まれる若だんな。
    自分の弱さを知っているから、皆にやさしくできる。
    妖にも、狐にも、幽霊にも。
    みんなの事を必死に考えてくれるから、
    みんなも若だんなを守りたくなる。

    その姿が、私にも力をくれます。

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    2016年02月07日
  • まんまこと

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    ネタバレ

    しゃばけシリーズとは一線を画す、江戸もの物語です。どんな話の展開になるのかと最初は疑問だったんですが、しゃばけに引けをとらない、おもしろいシリーズです!
    主人公・麻之助を中心に、個性溢れる仲間が町の問題を解決していきます。しゃばけと中身が被りそうで被らないあたりが著者の腕前。おもしろかったです。次も読みます。

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    2015年10月04日
  • ときぐすり

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    ネタバレ

     『まんまこと』シリーズ第4作。前作『こいしり』で、悲劇に見舞われた主人公の麻之助は、町名主・高橋家の跡取りとして、多忙な日々を過ごしていた。悲しみを引きずっているような描写は少なく、敢えて通常のフォーマットに徹しているように感じられる。

     「朝を覚えず」。庶民はそうそう医者にもかかれないご時世に、格安の薬が流通しているという。簡単に訴えることはできない相手に、麻之助は…。似たような話は現代にも転がっていそうでこわいが、何より麻之助が危うい…。

     「たからづくし」。見合いを命じられた、麻之助の盟友・清十郎が姿を消した。同心見習いの吉五郎は、盗人を追っていてそれどころではない…。2つの謎が絡

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    2015年08月31日
  • こいしり

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    今回も文句なく楽しかった。
    もう、百物語なんか良かったぁ
    痛快というよりもよく練ってある感じがいい。
    お気に入りの一冊になりましたよ^^

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    2015年08月10日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    相変わらず可愛い。家鳴りたちの個性は巻が進むにつれ少しずつ鮮明になりいとおしくなります。
    最後は泣かされました。

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    2015年08月03日
  • こいわすれ

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    ネタバレ

     現在、NHK木曜時代劇で放送中の、『まんまこと』シリーズの第3作である。しゃばけシリーズと違い、純然たる人情時代物であり、捕物帳的要素もある。最初に言っておきたい。一話完結ではあるが、『まんまこと』と『こいしり』は読んでおくべきである。

     主人公は、町名主の跡取り息子・麻之助。幼なじみの悪友・清十郎、堅物の吉五郎というおなじみのトリオが今回も健在。なお、町名主とは、奉行所では裁き切れない町内の揉め事を裁定するのが役目。麻之助がどう裁くかが、読みどころの一つ。

     「おさかなばなし」。主がいるという噂が立つ〝置いてけ堀〟に、清十郎が落っこちた。噂を探ってみると…悲しい裏側があった。魂が救われ

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    2015年07月31日
  • ときぐすり

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    シリーズ第四作。内容が安定かつ充実していると思う。これまでの物語は本作を書くための序章に過ぎなかったのだと云ってもよいくらいのできだと思う。特に。表題作「ときぐすり」は秀逸。江戸人情もののお手本のような作品だと思う。ちょっとくさいけどね。

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    2015年07月25日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    組織人特集の一冊として取り上げられていたので特に期待せずに読み始めたがかなりのめり込むこととなった。主人公は兄の死や好きな娘の失踪で落ち込む暇もなく大役を命ぜられ、更にお家のピンチをただ一人背負うことになる。諦めずに難題を大胆に解決する様を清々しく感じ、仲間たちのと結束や人脈作りに、出来過ぎと思いつつも関心する。終盤の老中との拳遊びを交えながらのやり取りは鳥肌ものですね。一歩間違えば切腹ものですし。我が藩や仲間たちのために身を投じた行動に、千穂が見抜いた主人公の打たれ強い性格が見える。
    千穂がおっさんに娶られるのは残念だったが、千穂なりの献身的な行動であり隠れた功労者に違いない。
    あとは、何と

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    2015年06月12日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    しっかりと世界観を守って描かれていて、今作も楽しく読めました。最終話『河童の秘薬』で、ほろっと泣いちゃった。若だんな、人としてかっこいいよ。

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    2015年05月13日