畠中恵のレビュー一覧

  • またあおう(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    【長崎屋あれこれ】長崎屋の面々を若だんなが紹介。

    【はじめての使い】虎の命で若い猫又とら次とくま蔵が長崎屋への使いをすることになったが途中雲助たちともめ事を起こし。

    【またあおう】竜巻に襲われ傷んだ、付喪神となっている逸品たちを損ねぬよう長崎屋の妖たちが苦心の末に修繕すると、桃太郎の草双紙の中に引っ張り込まれてしまったが妙におかしい。

    【一つ足りない】九州の河童のトップと言える九千坊は天敵の猿たちとの争いになりそうだったので一族を引き連れて禰々子を頼り関東に来てみるとこちらでも猿たちが暗躍しており休眠中の禰々子を拐うという無謀なことをやっていた。

    【かたみわけ】若だんなが旦那になり、寿

    0
    2024年06月12日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ついに冥土行き!?となっても落ち着き払っている若旦那はやはり肝が据わっている。火事で店が移転したり松之助に縁談が来たりと若旦那の周りにも変化があり、若旦那が精神的により大人びていく姿も感じられて面白かった。小紅との出会いと別れの物語で描かれる仁吉と佐吉の想いがほろ苦い。

    0
    2024年06月06日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    しゃばけシリーズ第9弾

    自分にとっての分岐点って、どこだったのかなぁ〜
    そんなことを考えたくなる話でした。
    ちょっとしたことから、ゆんで(左手)ではなくめて(右手)に進んでしまった若旦那。その世界を時間を遡りながら話は進み、最後は分岐点にもどり、そして、“ゆんで”に進む世界へ。
    “めて”に進んだ世界もいろいろな事件があり、楽しい出会いがあり、そして悲しい別れがあり。
    いつものように面白く読みながら、ちょっと不思議な気持ちになりました。なんだか、毎日を大切に生きていきたいなぁと思わせてくれる話でした。

    0
    2024年06月04日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    しゃばけシリーズ6
    表紙に番号がついてないので適当にこのシリーズ読んでいましたが、やっぱり順番に読んだほうが良さそうです。

    0
    2024年05月31日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    大好きなお店の一皿で、気分があがる! 自身にとっての「名店」と特別な一品を28人の作家たちが想いを込めて綴るエッセイ集。登場するお店の情報も掲載。『asta*』掲載を文庫化。データ:2023年10月現在。

    行ってみたいお店もちらほら。

    0
    2024年05月26日
  • こいわすれ

    Posted by ブクログ

    <目次> 

    <内容>
    麻之助の妻、お寿々が早産で死んでしまった…赤ちゃんも…。相変わらず、江戸のさまざまな謎を、清十郎、吉五郎と解いてゆく。

    0
    2024年05月24日
  • いちねんかん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    若旦那が一人長崎屋の留守番をする、今回の巻。 親が九州に住む祖母のところに湯治に行き、その間を若旦那が番をする。色々なハプニングが起きるが、それを解決していくところは素晴らしい。鉄板の展開。

    0
    2024年05月21日
  • おまけのこ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おまけのこ

    日本ファンタジーノベル大賞を受賞した「しゃばけ」に続いて「ぬしさまへ」、「ねこのばば」、そして「おまけのこ」と四作目となった、病弱な若旦那と物の怪達の人情・推理・時代小説です。
    今回も、病弱で寝付いてばかりだがすこぶる聡明な若旦那の推理が冴えます。このシリーズで最も好きな点は、人生の負の部分をほどよい加減でしみじみと物語る所でしょうか。
    妖怪からも疎まれる妖怪こわいの話。どうしても人前に化粧なしでは出られないお雛さんの話。吉原の禿を足抜けさせる話。
    でも、不思議なのは畠中さん(竹蔵とほとんど同じ年なので)の本で好きなのはこのシリーズだけで、現代ものや時代物でも「ゆめつげ」なんかは

    0
    2024年05月20日
  • ねこのばば(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ねこのばば

    妖怪に助けられながら身の回りの事件を解決する若旦那シリーズ第3弾。
    文章も、話の機微もこなれて来た感じです。
    一話だけ、犬神の「佐吉」の話だけ、薄暗く救いのない話で全体の中のアクセントになっています。
    女性らしい細やかな感情のとらえ方で、若旦那を通して人生の機微を物語るところなどは、平岩さんの「御宿かわせみ」には届かないまでも、今後楽しみなシリーズ物になることを期待しています。
    また、是非NHKの時代ドラマシリーズで見てみたいものです。

    竹蔵

    0
    2024年05月19日
  • まんまこと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    しゃばけシリ-ズの著者の本。江戸は神田の町名主の家の若だんな(高橋麻之助)とその友人たちが、例によって事件に巻き込まれながら、無事に解決していく。しゃばけシリーズと似た点も多いが、「妖」の手は借りないし、主人公の淡いけど恋愛沙汰も関わっていく。江戸風情をしっかりと書き込んだ作品だ。

    0
    2024年05月18日
  • アコギなのかリッパなのか 佐倉聖の事件簿

    Posted by ブクログ

    大学生のシューカツ小説なのかと思ったけれど政治の世界のお仕事小説。
    庶民の側から庶民の知りえなかった政治の世界の裏側も。
    気軽に楽しめた。

    0
    2024年05月17日
  • とるとだす(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    《誰もが学びの時を迎えておるようだ。》p.42

    [1]長崎屋主人藤兵衛が倒れた。この巻ではずっと不調のまま。
    [2]藤兵衛を回復させるために色々考える一行。それに起因していつも通りいろいろ事件が起こり解決する。
    [3]人は必ず死ぬ、妖だっていつの間にか消えてしまっていることがある。それでもまあ、若だんなはじめ人も妖も懸命に楽しく生きようとしています。

    ■この巻の簡単なメモ

    【とるとだす】広徳寺の寛朝が集めた薬種屋の寄り合いで長崎屋主人の藤兵衛が何らかの薬を飲んで倒れたが何を飲まされたかわからずこのままでは命が危ない。若だんなと妖怪たちが捜査に乗り出す。
    【しんのいみ】江戸の海上に蜃気楼が

    0
    2024年05月15日
  • ねこのばば(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    一太郎が昼ごはんをお代わりしただけで福の神が来たか!と大騒ぎになる長崎屋の面々が愉快。楽しい話だけでなく、世の中には取り返せないものがあること、佐助の過去、小春の嫁入りなど切なさが残るお話もあり、緩急があって良かった。

    0
    2024年05月13日
  • てんげんつう(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    若旦那シリーズ。 鉄板です。 ほのぼの。まあ、色々出てくる出てくる妖たち。 まあさらっと読めるので、いいんだけどあんまり後に残らないがちょっと残念。

    0
    2024年05月11日
  • おおあたり(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    [1]その人にとっての「おおあたり」とはなんだろうか? なんかとってもすごいことにちがいない。でも「おおあたり」はまた「おおはずれ」にもなりうるんやなあ、なんでも二面性はあるもんなんやけど。
    [2]栄吉の作った菓子が大ヒット(餡は入っていない)したんやけど。/長崎屋にやってきた当時の仁吉と佐助だがいきなり坊っちゃんが行方不明。
    [3]解説代わりに日本橋の老舗榮太樓總本鋪(東京には馴染みがないので知らなかったけどお菓子屋さんのようです)の大だんな細田安兵衛相談役と著者の興味深い対談がありました。

    ■この巻の簡単なメモ

    【おおあたり】栄吉が餡ははいってない「辛あられ」ではあるが美味しい菓子を作

    0
    2024年05月07日
  • なりたい(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    [1]歓待の礼に願いを聞いてやると神様たちになりたい職業を聞かれた若だんなの返事は?
    [2]何かに「なりたい」者たちの五つのお話。それぞれひねりはあまりないけどその分ゆるーくたのしめます。
    [3]番外編の明治期の話にリンクする?

    ■この巻の簡単なメモ

    若旦那、薬販売に乗り出す。《他の人と同じやり方じゃ、私は生きてゆける程、稼ぐ事は出来ないって分かった》p.28。その材料を提供してくれるであろう甚兵衛さんは引き換えに、空を飛びたい、ひいては妖になりたいとか言う。

    「江戸甘々会」という菓子の集いで男が殺されたが死体がなくなった。

    猫又のいる手拭いの染屋と猫又のボスの座争い。

    長崎屋の女中

    0
    2024年05月05日
  • まんまこと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    畠中さんの作品は初めてでしたが、面白い!マジで。
    どれくらい面白いかというと、早速続編を購入したほどです。

    ・・・
    舞台は江戸。お上に訴え出るほどでもなく、長屋の住民同士で解決できる範疇を超えている、そうした「中くらい」のいざこざ・もめごとは、町の名主が裁定していたという。家の玄関前で裁定していたので、そうした名主を「げんか」というとのこと。

    主人公は神田界隈の名主の跡取り息子、麻之助。
    これがまた、16歳の時まではしっかりした子だったが、突然「真面目さ」をどこかで失くしてきてしまったかのようにチャランポランになってしまった。

    この麻之助と、女性に事欠かないイケメン色男清十郎、そして堅物

    0
    2024年04月30日
  • もういちど(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    しゃばけ20周年の年に刊行された記念すべき20作目の短編集、と解説に書いてありましたが、なるほど、それで「もういちど」かぁ〜と思い、私が「しゃばけ」に出会ってからはそんなに立たないけど、もう20周年なんだーと、感慨深いものがありました。
    今回は、若旦那も生まれたての赤ちゃんに戻って、もういちど生き直す間に起こるお話を描いています。
    なんと、今作では若旦那が普通に元気な子になって、今までできなかったお友達と走ったり、剣術を習ったり、楽しい日々を過ごします。
    普通にこの歳まで元気な私には想像でしかないけど、ずっと病弱な若旦那が元気になる、それは何物にも代え難い貴重な嬉しい体験だったと思います。

    0
    2024年04月27日
  • 若様とロマン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    若様達がお見合いをすることに。
    沙羅さんとの関係はどうなるの?と思って読み始めたけど…結局なんの進展もなく、それぞれの道に歩み始めたところでおしまい。その後がいろいろ気になる終わり方。続くの?
    今まであまり個性がわからなかった小山、小沼がメインのお話がなかなかよかった。

    0
    2024年04月20日
  • 若様組まいる

    Posted by ブクログ

    タイトル通り若様達がメインのお話。『アイスクリン強し』より少し前、若様達が巡査になる為に入った教習所でのアレコレ。予想通りトラブルしかない。『アイスクリン』でもっと活躍して欲しかった若様達の人となりや関係性がわかって、とても面白かった。薩摩組や平民組の面々も個性的で、この後のシリーズにも出てきて欲しい。登場した時にはアクが強すぎて圧倒的に嫌なキャラだった幹事が、ラストではとても好きになっていた。

    0
    2024年04月16日