畠中恵のレビュー一覧

  • 御坊日々

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    感想をうっかり消してしまった。

    本筋が、途中からメインになったら置いてきぼり感でてきたけど
    色々解決してすっきりしたのはよかった。

    最初の二篇がまとまってて好きだけど、
    明治はこれからも変化していって、これからの若者も大変だ、という
    〆は、現代のことも表しているようで感慨深かった。

    長らく生きてきて、積み重ねた雑学に助けられることもあれば、
    今までできなかったことができるようになったり、
    当たり前だったことが禁じられたり、とか、
    自分自身のアップデートもしていかないと、生きづらい世の中だなぁ、と。

    文句があるなら政治家になれ、はなかなかエグい台詞。
    不平不満があれば声をあげよ行動せよ、

    0
    2022年05月03日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

    Posted by ブクログ

    つくもがみシリーズ第2弾
    1作目より15年くらい?後のお話。

    1作目では、人間と交わろうとしなかった
    つくもがみ。今作ではすっかり仲良しに(笑)
    しゃばけ寄りになってきてる感じ。

    出雲屋の子供とその仲良しの3人組と
    つくもがみ達が協力して、さまざまな危険を乗り越える。

    0
    2022年05月01日
  • おおあたり(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    若だんなの頑張る姿が純粋にいじらしくて共感がもてる。
    今回は金次の活躍が目立つ一冊。安定の展開でまちがいなし。

    0
    2022年04月30日
  • ねこのばば(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    しゃばけ3作目。コナン的な安定の面白さ。ねこのばばで出てきた僧侶は今後も絡んできそうな感じでした。大好き度❤️

    0
    2022年04月23日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    やっぱり若だんなは若だんな(笑)今回は最初の頃のような…謎解きが楽しかったです♪
    では…メモ程度に。

    ・序
    ・跡取り三人
    通町周辺の商人の跡取り息子たち。職探しの勝負へ!さて、いちばんの稼ぎ頭は誰?

    ・こいさがし
    若だんなが仲人?お見合いの2組はどうなるか?

    ・くたびれ砂糖
    若だんなの親友・栄吉登場!
    栄吉の修行先の小僧3人(汗)なんとも・・・

    ・みどりのたま
    記憶喪失の男の目線から進む。斬新!いったいこの男は何者でなぜ記憶喪失になったのか?

    ・たぶんねこ
    行き場を探す幽霊・月丸さん。月丸さんの居場所が見つかりますように…
    ・終

    ・解説---池上冬樹さん

    0
    2022年04月18日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    続編ですが、説明も繰り返され、愛着も湧いてきます。おばあさんやお兄さんのエピソードもしっくりきました。病弱だけどとても賢い若だんなの活躍に胸が踊ります。普通に面白く、1巻よりサクッと読めました。大好き度❤️❤️

    0
    2022年04月18日
  • ときぐすり

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    女房のお寿ずを亡くした麻之助だが、町名主・高橋家の跡取りとして裁定に追われる毎日。「人が人を、大事だって思う気持ちにつけ込んで、下司なことをするんじゃねえよ」―幼馴染で親友の八木清十郎と相馬吉五郎の助けもあり、魂の抜けたような麻之助も徐々に回復してゆく。大人気「まんまこと」シリーズ第四弾。

    令和4年4月13日~18日

    0
    2022年04月18日
  • またあおう(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    妖たちが中心の物語が5編。
    人間があまり出てこないので、妖たちの価値観が軸となっている所が新鮮です。
    特に「一つ足りない」は神話を読むようでした。

    0
    2022年04月17日
  • またあおう(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    外伝なのでいつもより妖達の活躍が読めました。屏風のぞきが活躍しています。

    現在の時間軸より未来の秋英さんの話は、今の楽しい長崎屋に比べややしんみりしてしまいます。
    連載開始からだいぶ経ちましたが、物語内はそこまで時間が進んでないので、いきなり未来の話だとお馴染みの大人は既に鬼籍だったりで寂しいですね。

    0
    2022年04月16日
  • こいわすれ

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    江戸町名主の跡取り息子・麻之助が、幼なじみの色男・清十郎、堅物・吉五郎とともに、さまざまな謎や揉め事の解決に立ち向かう好評シリーズ第三弾!妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜びする麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており―江戸情緒とともに、切ない幕切れが心にしみる一冊。

    令和4年4月6日~10日

    0
    2022年04月10日
  • ひなこまち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    禰々子ねえさんの再登場が嬉しい
    力も意志も強いねえさんがいると、仁吉と佐助が本来の妖のヤバさが出ているのが面白かった

    0
    2022年04月06日
  • またあおう(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     しゃばけ外伝で、若だんな以外の視点が新鮮でした。

     一番のお気に入りは、若だんなが旦那になったラストの「かたみわけ」。
     妖退治で有名な寛朝が亡くなり、後を継いだ秋英は寛朝の形見を欲しがる人が多数居た。だが、その品の中には逃げた怪異があり、困り果てた秋英は長崎屋へ助けを求め…

     あの生真面目秋英が頑張る姿に成長を感じました。寛春と言う弟弟子もまだ若いけど、見込みがありそうで、今後が楽しみです。

     長崎屋の旦那になった一太郎の負担を軽くする為に、どこへでも兄や達のどちらかがついて行くのは納得ですね。於りんちゃんも長崎屋へ正式に嫁いだんですね。その頃の詳しい話も読みたいです!

    0
    2022年03月31日
  • かわたれどき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     『まんまこと』シリーズ第7作。毎度毎度とはいえ、今回の麻之助はあまりにも災難続きではないか? お寿ずに先立たれてどのくらい経ったか、町名主・高橋家の跡取りとして、縁談のプレッシャーも強まるばかりだが…。

     「きみならずして」。一言で言えば、悪意があろうとなかろうと、噂って怖いよねえという話。もちろんSNSなんてない江戸時代だが、人の口に戸は立てられぬ。だからこそ首謀者は許しがたい。彼女の幸せを願うのみ。

     扉絵にドキッとする「まちがい探し」。読んでみて、ああなるほどと納得。江戸時代でも現代でも、需要があるわけですねえ。時代背景を考えても、その夢は理解されることはないのだろう。そのショック

    0
    2022年03月25日
  • こいしり

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    町名主名代ぶりが板についてきた麻之助は、ついに祝言をあげることに。けれど花嫁を迎えに出ようとしたその時、悪友・清十郎の父が卒中で倒れてしまう。堅物の父・源兵衛から「かつて訳ありだった二人のおなごの境遇を確かめて欲しい」と頼まれた清十郎は仰天し―大人気「まんまこと」シリーズ第二弾。

    令和4年3月20日~23日

    0
    2022年03月23日
  • かわたれどき

    Posted by ブクログ

    きみならずして/まちがい探し/麻之助が捕まった/
    はたらきもの/娘四人/かわたれどき

    あれもこれも それもあって
    もめごとの方はついてゆき、麻之助の心にあって見えなかったものが形になってきた。
    さてさて 次が待ち遠しい

    0
    2022年03月21日
  • てんげんつう(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    しゃばけシリーズ第18弾。
    天狗の姫の騒動に巻き込まれ、おぎんの喧嘩の騒動に巻き込まれ、札差屋の騒動に巻き込まれ、てんげんつうのわがままに振り回され、花見に向かえば大量の毛虫をばら蒔かれ…
    散々な目にあった若だんな。「くりかえし」で、店の主としてどうあるべきか、学んで行かなくては、と語る。
    若だんなも成長してるんだね。
    相変わらず、鳴家達が随所でほっこりさせてくれて、楽しく読み終えた。

    0
    2022年03月16日
  • かわたれどき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どのお話も面白く良かった。
    麻之助が前へ一歩踏み出せたのは嬉しいけど、お雪かぁ。うーん。あまり好きになれないなぁ。

    0
    2022年03月15日
  • かわたれどき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まんまことシリーズ。

    このシリーズ、読んでいるような、読んでいないような。

    なにか、全体的に話があっさりしてる。
    人情噺がなければ江戸ものでないというつもりはないが。

    後妻をとることになるのかと散々を持たせておいて、
    結局、話は進んだような、進まないような。
    最後に突然野分けで川があふれて、
    後妻候補のひとりが流され記憶をなくす。
    いきなり深刻な展開に驚いた。

    0
    2022年03月13日
  • かわたれどき

    Posted by ブクログ

    相変わらずのもめ事続き。そして、麻之助のとぼけ振りと、彼を取り巻く人達の温かさと厳しさ。江戸の町並をゆっくりと旅しているような、そして自分も一緒にもめ事を解決しているような。
    相変わらずの、畠中恵節でした。

    0
    2022年03月06日
  • かわたれどき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第七弾。

    周囲の祝い事に、やもめの身の麻乃助に縁談がやたらと持ち込まれるようになる。

    それでも揉め事もやたらあり、仕事にも精を出すのだが……。

    麻乃助、お寿づさんのことをかなり引きずっていますね。わかる気もします。

    最後には思いがけない大団円でほっこりです。続きが楽しみ♪

    0
    2022年02月25日