畠中恵のレビュー一覧

  • てんげんつう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今巻は最初から最後まで、若旦那が病弱な体を引き摺って駆け回って、全ての問題に関わっていて面白かったです

    若旦那は何も出来ないと凹むけど、関わろうと行動して手助けされるのと前巻のように、妖たちが先回りして動かれるだけなのは全く違うとよく分かる差分だった

    初っ端から仁吉が、千年の恋ゆえにいつもの落ち着きと判断力を持たなくなってる展開も新鮮でした

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    2022年09月22日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    一巻よりもこちらの方が好きだ。

    長編よりも短編集の方がこの物語には合っているのかもしれない

    妖と人、さて、本当に恐ろしいのはどちらだろうか。

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    2022年09月13日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    ページ数も少なく、もともとこの人のエッセイはギャグ要素が多いので本当にすぐ読める。

    本作も笑いの要素はあるのだが、ちょっと少な目だったか。

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    2022年09月12日
  • とっても不幸な幸運 〈新装版〉

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    心に訴えかけるような話ではないが、読み心地が良かった。癖があり色々抱えてそうな人たちが「酒場」では竹を割ったような雰囲気なのがすっきりとした文章から伝わってきて、余計な引っ掛かりを覚えず気を楽に読み終えられた。

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    2022年09月06日
  • なりたい(新潮文庫)

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    ネタバレ

    202207 願いを巡る五つの物語が詰まった「しゃばけ」シリーズ第14弾。猫じゃ猫じゃの踊りは見てみたいな

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    2022年07月20日
  • てんげんつう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2022/7/13
    毎回楽しく読むよ。
    好きな人に「しょうがないなぁ」っていいながら世話を焼くのは楽しいもんだよね。仁吉にとってさえも。
    若旦那、ずっとこのままでいて欲しいような、嫁とったり成長して欲しいような。
    いや、このままでいて欲しいのが勝つな。私は。

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    2022年07月19日
  • かわたれどき

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    内容(ブックデータベースより)

    大人気「まんまこと」シリーズ第7弾!

    町名主のお気楽跡取り息子・麻之助が、幼なじみの色男・清十郎と堅物の同心・吉五郎とともに、さまざまな謎と揉め事の解決に挑みます。

    本書には「きみならずして」「まちがい探し」「麻之助が捕まった」「はたらきもの」「娘四人」「かわたれどき」の6篇を収録。

    清十郎に子が生まれ、縁戚のおこ乃の縁談がまとまるなど、周囲で祝い事が続くものの、麻之助には揉め事ばかり。特に親しい料理屋の娘・お雪には何かと振り回される。

    ある時、野分けと呼ばれる大嵐が起こり、お雪が危ない目に遭う。間一髪助かるが、何やら一大事が……? そしてついに麻之助

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    2022年06月30日
  • なりたい(新潮文庫)

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    色々な『なりたい』がいっぱい。
    あ〜…私は鳴家が見えるようになりたい笑

    ・序
    ・妖になりたい
    長崎屋と馴染みの養蜂場の親分。
    本当に妖になりたい???さて、妖になれたのか?

    ・人になりたい
    甘々会なる会で奇妙な殺人事件?さて、どうなる?

    ・猫になりたい
    猫又の熊市vs.虎。戸塚宿の長はどちらが治めるか?

    ・親になりたい
    長崎屋の女中・おようと柿の木屋さんの縁談。
    さて、おようさんは無事に幸せになれるのか?

    ・りっぱになりたい
    近所の若だんなの葬儀中、妹が行方不明に!
    誘拐か?はたまた駆け落ちか?
    ・終

    解説…東雅夫さん。

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    2022年06月29日
  • 御坊日々

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    ネタバレ

    江戸から明治に変わった頃は大変だったのだろう。徳川慶喜が大政奉還を決断したことは英断だったとつくづく思う。支配しても大きな利益にならないから植民地にならなかったこともあるが、国を動かすものが躍起になってやれることは全部やって頑張って近代化を進め国を強くしようと努力したことがよかったのだろう。「何とかなる」時には相場師で稼ぐ貧乏なお寺のお坊さん冬伯の温かさ。これはシリーズになるだろうか?

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    2022年06月25日
  • まったなし

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    麻之助が単なる怠け者ではなく、実は他の人たちより知恵と優しさを持ってトラブルに対処していることが少しずつ周囲に認識されてきた感じがする。
    この時代の恋愛や結婚は不自由さと妙なおおらかさが面白い。
    最初の頃はイマイチ起伏が乏しいシリーズだと思っていたけれど、だんだん良さが分かってきた気がします。

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    2022年06月24日
  • しゃばけ 3巻

    購入済み

    可愛いです。かなりシリアスな展開なのに、キャラクターがもう可愛くて可愛くて…。お餅食べるだけで可愛い。小説で読んでいた時も可愛かった。続きが早く読みたいです。

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    2022年06月13日
  • しゃばけ 2巻

    購入済み

    あれ?原作と少し設定が違う?でも原作の小説をもう読んだのはずいぶん前のことだから勘違い?どっちも面白いです。漫画の若旦那も想像していた通り優しいお顔です。

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    2022年06月13日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ3巻目
    登場人物のサイドストーリー的なものが織り込まれつつ、キャラクターが深掘りされてきて、フィクションなのに、昔きっとこういう人がいたと思えてきました。
    シリーズ一気読みしたい所ですが、他にも読みたいものがあるので、少し期間をあけてから4巻に進もうと思います。

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    2022年06月02日
  • つくもがみ笑います

    購入済み

    しまった…、本をもう持っていました。でも持ち歩いて何度も読めるのでいいとします。作家さんが大好きで、しゃばけシリーズと似た感じのこのシリーズも大好きです。

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    2022年05月26日
  • またあおう(新潮文庫)

    購入済み

    しゃばけシリーズ全部大好きです。これはそのスピンオフみたいな感じなので若だんなの出番が少ないのが残念ですが、本当に面白かったです。ちょっと未来の話もあって嬉しかったです。

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    2022年05月26日
  • またあおう(新潮文庫)

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    若だんなの出ないお話。
    若だんながいなくても、何かいつも通り話が進む。
    むしろ、足手まといがいない分スムーズに事が運ぶようなゲフゲフン
    「かたみわけ」がちょっとだけグっと来た。

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    2022年05月23日
  • しゃばけ 2巻

    購入済み

    物語が動き始めた

    長崎屋のことや三春屋栄吉の事情や、まだ少しだけ状況説明的な話が出るけれど、その中には人情や思いやりが隠れていてグッときたりする。そして通りすがりの災難だったはずの事件まさかの火の粉が飛んできた?! 一太郎の隠し事って何?! 動き出した物語に続きが気になる~

    #深い #ほのぼの

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    2022年05月14日
  • またあおう(新潮文庫)

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    外伝は7年振りだそうで、一太郎が名前しか出て来ないのはやっぱ淋しい。でも、妖たち、頑張ってるね。見直したわ。河童のお話は好き ^_^

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    2022年05月13日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    安定の面白さ。様々な伏線が張られるが、後半でスッキリ回収される。通常、そこかで無理が出てくるものだが、この本は長期シリーズでもちゃんと整合性が取れているのがすごいし、一つ一つの物語だけでも単体で楽しめる。出版済みの本はまだ10冊くらいあるようなので、これからも楽しみ。

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    2022年05月09日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    安定の面白さ。
    若だんなが最初の頃より自信をもって行動するようになってきて、体力以外はかなり頼り甲斐のあるまさに若だんなって感じになってきた。
    まさか妖の仁吉が頭を打ったくらいで記憶を無くすとは。これもまた愛嬌でしょうか。

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    2022年05月04日