畠中恵のレビュー一覧

  • しゃばけ 1巻

    小説と面白かったけど、マンガにするとまた違って面白い

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    2019年07月18日
  • まことの華姫

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    しゃばけの作者なので。

    お華という美しい人形と会話をする芸人、月草。
    その盛り場を取り仕切る地回りの親分とその娘、お夏。

    目の付け所は悪くないと思うのだが、
    もうひとつすっきりしない。

    月草が過去をひきずる話が多いせいなのか、
    そこそこ大きいお華を連れ歩くのが無理過ぎるのか、
    月草とお夏の恋物語にならないのが不満なのか。

    まあ最も気になるのは、
    ヒーローの月草がヘタレなところか。

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    2019年07月12日
  • まことの華姫

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    ぱっと見で "あきひめ"と読んでいた!!
    "はなひめ"でした。

    おきゃんな華姫、めっぽう優しい月草、真剣に面白がるお夏。振り回される周りはたまったもんじゃない。けど、それが面白い。真実はどこにある?

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    2019年07月12日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第13弾の本作は、通常通りの短編5編の構成でしたが、今回は、一太郎若旦那の友人の栄吉の嫁取り話から始まり、長崎屋乗っ取り危機の話や若旦那の嫁取りの話に続き、若旦那と妖たちとの今後の距離感についてなど、今後の未来にも関わる重要かつ面白い話でした!
    今後どのような展開をみせるのかが、また楽しみです!

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    2019年07月07日
  • ゆめつげ

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    ネタバレ

    夢で占いをする家系に生まれた神官の弓月の元に、江戸の大金持ちの商家の子供の行方を探す依頼が舞い込んだ。
    その子は幼い頃に江戸の大火で行方知らずになったのだが、数年後に候補者が3名集まり、そのうちの誰が本物の子かを当てるという依頼だ。
    ただの占いの筈が、浪人に狙われ、監禁され、国に関わる大きな陰謀に巻き込まれていく。


    幕末の時代の神官職、商家の立ち位置を描いているが、この視点は考えたことがなかったため面白かった。
    江戸時代の謎解きもので、今作は夢告げというファンタジー要素がある。
    読みやすい文章で、スラスラと入り込めた。

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    2019年07月13日
  • とっても不幸な幸運 〈新装版〉

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    しゃばけシリーズで有名な畠中先生の本。シリーズ物は手を出すのに勇気がいるので、とりあえず読みやすそうなこちらから。新装版ということで平積みされていた。

    群像劇好きということもあり、とても楽しめた。
    ハードボイルド風の登場人物とSFというのもよかった。

    お気に入りはマジシャンの天野のお話。

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    2019年06月17日
  • まことの華姫

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    江戸時代から腹話術があったということに驚き。
    その人形、華姫と人形師の月草。両国をまとめる山越の親分の下の娘、お夏。
    二人と一体の謎解き。
    見事でした。
    久しぶりに畠中恵らしい楽しい作品でした。

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    2019年06月17日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    シリーズ第12弾は、めずらしく元気な日々が続く若旦那が兄や達と半年間5箇条を守ること約束したのだが、まさにその5箇条に関するトラブル?が次々と起こるという、その5箇条トラブルそれぞれの問題が5短編となっており、なかなか面白い展開でした!
    いつも通りの若旦那と妖たちとの大奮闘がたまらなく面白い仕上がりでした!

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    2019年06月15日
  • とっても不幸な幸運 〈新装版〉

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    畠中さんの現代小説は初めてだったが、なかなか良かった。解説にも書いてあった通り、各ストーリーが終わった時に優しい気持ちになれる感じがとてもいい。個人的には、しゃばけのような『仲間』という括りから離れたストーリー展開を期待したい。

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    2019年06月03日
  • なりたい(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2019/5/22
    安定の。
    サラッと流したけど若旦那が自分の強みを生かして新しい薬を開発したのは感動よね。
    親のリアクションが描かれてなかったけど、それはそれは喜んだことでしょう。
    現代人の感覚では薬で一発当てたらそれだけで成した人で、若旦那はもう大手を振って離れで寝込んでていいんだけど、この時代はそうでもないのかな。

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    2019年05月26日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズのスピンオフ作品5編で、若旦那を取り巻くおなじみのキャラをそれぞれ主人公にした作品でしたが、どの作品も面白かったです。個人的には最後の仁吉を主人公とした「しゃばけ」時代のその後の明治時代の話が好きで、これをベースとした第2シリーズ的な展開にも期待したいと思わせる作品でした!

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    2019年05月25日
  • まったなし

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    ネタバレ

    2019/5/19
    今回は清十郎の嫁取り騒動。
    いい人に出会えてよかったね。ちょっとうるっとしたよ。
    お気楽に見えても、お寿ずをずっと思ってるんだろうなぁっていう麻之助がせつない。
    麻之助にもいい人できて欲しいようなそれも寂しいような。
    親友に恋女房ができて、またお寿ずとの日々を思い出して悲しくなったりしないだろうか。
    いたたまれない気持ちになったりしないんだろうか。
    悲しいのはどうやったら癒えるのだろう。癒えたと言えるのだろう。
    この折り合いのつけ方がよくわからない。
    お寿ず殺した責任上、ここの神様にはその一つの形を見せて欲しい。
    そういうことかと唸りたい。

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    2019年10月30日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    シリーズ第11弾の本作は、「お願いです。助けてください」と書かれた謎の木札を中心に雛小町を選ぶ騒動が絡み、若旦那と妖怪たちが奮闘する短編5編なのですが、実は長編1編だったりして、さすがの安定感のある面白いストーリーでした。最後のオチには、ほっこりさせられました!

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    2019年05月18日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    シリーズ9作目の本作は、いつも通りの短編5編の構成で、屏風のぞきの修復に関する話や上方からの嫁騒動、化け合い合戦で盛り上がるお花見、豪雨騒動に巻き込まれる話、時間を売る謎の商売する男との話とどれも若旦那と妖との良い掛けあいが、なかなか面白かったです!

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    2019年04月21日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズの八作目の本作は、短編5編でしたが、実は全ての話が繋がった長編作品でした。
    若旦那が目が見えなくなったことが物語の中心で、なぜ目が見えなくなったのか?どうすれば目が見えるようになるのか?というところで手代の仁吉と佐助の奮闘など、なかなか面白い展開でした!
    続けて九作目にいきます!

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    2019年04月17日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    本作も短編5編でしたが、どの話もさすがの面白さでした。
    若旦那の親友栄吉の修業先での葛藤の話がなかなか深くて良かったですね!どんどんこのシリーズ作品を読み進めていきたいと思います!

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    2019年04月06日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    畠中恵だけど、妖怪が出てこない方w
    ミステリーというか、江戸の留守居役たちの物語。
    実際に江戸留守居役という役職は聞いたことがあったけど、実際にどういうことをするのか知らなかったので、なかなかそのあたりの話がもちろんフィクションも多分にあるだろうけど、たくさんの参考書籍をもとに書かれていたので、そういう意味で、面白かった。
    結局今の世の中でもネットワーキングというか、仕事って誰を知っているかって、結構大きいところがあるので、そういう意味では共感しましたね。
    結局は偉い人やパワーのある人、ツボを押さえて物事を頼んだり、回していくことが仕事をうまくやるポイントだと思うので、すごくそのあたりは共感出来たりしましたね。
    実際は格式を重んじる武家社会では、名前のないそんな小さな藩の人間に動かせるほど甘くはないだろうなとは思いましたがw

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    2019年04月02日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    おおあたり…新作菓子の辛あられが大ヒットした栄吉。だが、それ以外は壊滅的な腕な栄吉はおいしい餡子が作れるまで修行したいが、孫がほしい婚約者お千代の父親から祝言をあげろとせっつかれ、お千代に一目惚れした上方の商人紀助に、祝言をあげないなら自分も参戦する!と宣戦布告され、さらに新作辛あられの偽物が世に出回りてんやわんや。
    栄吉~!!!アナタもう餡子諦めても良いのでは(笑)お千代と父親の心変わりの早さにも吃驚。

    長崎屋の怪談…暑い夏の日。長屋で貘の場久が怪談をすることに。逃げても追いかけてくる女の情念について話した後、なぜか場久をつけ回す人間が現れる。そして怪談に参加していた才蔵が行方不明になり、おなじみ、日限の親分が疑いをかけられ追われる。
    親分と親しい若だんなの周りも騒がしくなり、二人の兄やがイライラして妖達は早期解決のために動き出す。
    追われる怪談を話した場久を事件に勘づいたと誤解した犯人が追い、犯人を疑った才蔵が後を追い堀に突き落とされた。場久を心配した若だんなに相談された日限の親分が調べはじめて焦った犯人は行方不明になった才蔵の容疑を親分に押し付けようとした。才蔵が生きていたことで、事が露見し、なんとも悲しい結末に。

    はてはて…おつかい中の金次がぶつかった詫びだともらった富くじがなんと300両のあたり札だった。ところがあたりの富くじが3つ出て来て、数があわない。
    金に興味がない金次は辞退しようとするが、周りは大金であるがゆえにあれこれと言ってくる。
    そのうち、3人のおなごが自分も金をもらいたいと主張する。
    ①お菊…長崎屋の客。富くじはお菓子の金を代わりに出した仁吉のものであり、お金がないが母の薬を買うためにどうか自分に欲しい。
    ②お琴…茶屋の看板娘。あたった富くじは、客の印判師が自分に買ってくれると言っていたものに違いない。自分がもらうはずだったのだから自分にももらう権利がある。
    ③お筆…富くじで当たった銭は天からの授かり物。ここで暮らす者達へ分け与えるべきで、捨て子を里子に出すために町へ寄付してほしい。
    という論理も何もない主張で騒ぐ。そんな騒ぎの中、当たりくじを複製した筆耕の一人が包丁を持って金次達の長屋に立てこもる。

    あいしょう…若だんな五歳。仁吉と佐助が長崎屋へ来たばかりの話。お互いにいけすかない、若だんなの面倒は自分1人で良いと思っていたが、若だんなが失踪。人さらいの噂があり、人間の仕業だと主張する佐助と、妖怪の仕業だと主張する仁吉は別々に調査する。若だんなは無理やり連れだされた同じ年頃の子供の窮地に気付き、無鉄砲にも助けに走る。ひ弱な若だんなが意外と無鉄砲だと知った二人は苦笑して互いに若だんなを守ろうと誓う。

    暁を覚えず…相変わらず臥せってばかりの若だんなは、跡取りとしての仕事をするべく、丸1日寝れば1日健康な体になれる猫又の薬に手を出す。
    若だんなが寝ている間に起きる事件の数々。栄吉の饅頭を手土産に現れた若だんなの兄松之助は妻の様子がおかしいと相談に来た。藤兵衛と松之助は妻の心変わりを心配し落ち込む。その栄吉の饅頭を使って、若だんなのお供を決めるロシアンルーレットゲームをしようとする長屋のあやかし達。鳴家が当たり饅頭を持ち去ったのに気づかず、猫いらず並の饅頭を食べ続ける。

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    2019年04月01日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    若だんな本人や周りの将来を見据えた連作短編集。

    若だんなや栄吉の許嫁が登場したり、若だんな周りの妖が若だんな離れの準備を始めたりと、何かと先を見据えた話が多かった。

    これまでの作品を通して、色んな所で妖や幽霊の居候が増えていたし、これからも増え続けるだろうと感じる巻でもあった。

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    2019年03月29日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

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    シリーズ第六弾の本作。短編5編の内容でしたが、主人公の若旦那一太郎が大火事の煙にのまれ三途の川までたどり着くという奇想天外な話から母のラブストーリー、兄の縁談、桜に関連した話など、どれも面白かったのですが、個人的には三途の川の話が一番面白かったです!
    次いで第七弾にいきます!

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    2019年03月26日