畠中恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2019/5/19
今回は清十郎の嫁取り騒動。
いい人に出会えてよかったね。ちょっとうるっとしたよ。
お気楽に見えても、お寿ずをずっと思ってるんだろうなぁっていう麻之助がせつない。
麻之助にもいい人できて欲しいようなそれも寂しいような。
親友に恋女房ができて、またお寿ずとの日々を思い出して悲しくなったりしないだろうか。
いたたまれない気持ちになったりしないんだろうか。
悲しいのはどうやったら癒えるのだろう。癒えたと言えるのだろう。
この折り合いのつけ方がよくわからない。
お寿ず殺した責任上、ここの神様にはその一つの形を見せて欲しい。
そういうことかと唸りたい。 -
Posted by ブクログ
畠中恵だけど、妖怪が出てこない方w
ミステリーというか、江戸の留守居役たちの物語。
実際に江戸留守居役という役職は聞いたことがあったけど、実際にどういうことをするのか知らなかったので、なかなかそのあたりの話がもちろんフィクションも多分にあるだろうけど、たくさんの参考書籍をもとに書かれていたので、そういう意味で、面白かった。
結局今の世の中でもネットワーキングというか、仕事って誰を知っているかって、結構大きいところがあるので、そういう意味では共感しましたね。
結局は偉い人やパワーのある人、ツボを押さえて物事を頼んだり、回していくことが仕事をうまくやるポイントだと思うので、すごくそのあたりは共感出来たりしましたね。
実際は格式を重んじる武家社会では、名前のないそんな小さな藩の人間に動かせるほど甘くはないだろうなとは思いましたがw -
Posted by ブクログ
おおあたり…新作菓子の辛あられが大ヒットした栄吉。だが、それ以外は壊滅的な腕な栄吉はおいしい餡子が作れるまで修行したいが、孫がほしい婚約者お千代の父親から祝言をあげろとせっつかれ、お千代に一目惚れした上方の商人紀助に、祝言をあげないなら自分も参戦する!と宣戦布告され、さらに新作辛あられの偽物が世に出回りてんやわんや。
栄吉~!!!アナタもう餡子諦めても良いのでは(笑)お千代と父親の心変わりの早さにも吃驚。
長崎屋の怪談…暑い夏の日。長屋で貘の場久が怪談をすることに。逃げても追いかけてくる女の情念について話した後、なぜか場久をつけ回す人間が現れる。そして怪談に参加していた才蔵が行方不明になり、おなじみ、日限の親分が疑いをかけられ追われる。
親分と親しい若だんなの周りも騒がしくなり、二人の兄やがイライラして妖達は早期解決のために動き出す。
追われる怪談を話した場久を事件に勘づいたと誤解した犯人が追い、犯人を疑った才蔵が後を追い堀に突き落とされた。場久を心配した若だんなに相談された日限の親分が調べはじめて焦った犯人は行方不明になった才蔵の容疑を親分に押し付けようとした。才蔵が生きていたことで、事が露見し、なんとも悲しい結末に。
はてはて…おつかい中の金次がぶつかった詫びだともらった富くじがなんと300両のあたり札だった。ところがあたりの富くじが3つ出て来て、数があわない。
金に興味がない金次は辞退しようとするが、周りは大金であるがゆえにあれこれと言ってくる。
そのうち、3人のおなごが自分も金をもらいたいと主張する。
①お菊…長崎屋の客。富くじはお菓子の金を代わりに出した仁吉のものであり、お金がないが母の薬を買うためにどうか自分に欲しい。
②お琴…茶屋の看板娘。あたった富くじは、客の印判師が自分に買ってくれると言っていたものに違いない。自分がもらうはずだったのだから自分にももらう権利がある。
③お筆…富くじで当たった銭は天からの授かり物。ここで暮らす者達へ分け与えるべきで、捨て子を里子に出すために町へ寄付してほしい。
という論理も何もない主張で騒ぐ。そんな騒ぎの中、当たりくじを複製した筆耕の一人が包丁を持って金次達の長屋に立てこもる。
あいしょう…若だんな五歳。仁吉と佐助が長崎屋へ来たばかりの話。お互いにいけすかない、若だんなの面倒は自分1人で良いと思っていたが、若だんなが失踪。人さらいの噂があり、人間の仕業だと主張する佐助と、妖怪の仕業だと主張する仁吉は別々に調査する。若だんなは無理やり連れだされた同じ年頃の子供の窮地に気付き、無鉄砲にも助けに走る。ひ弱な若だんなが意外と無鉄砲だと知った二人は苦笑して互いに若だんなを守ろうと誓う。
暁を覚えず…相変わらず臥せってばかりの若だんなは、跡取りとしての仕事をするべく、丸1日寝れば1日健康な体になれる猫又の薬に手を出す。
若だんなが寝ている間に起きる事件の数々。栄吉の饅頭を手土産に現れた若だんなの兄松之助は妻の様子がおかしいと相談に来た。藤兵衛と松之助は妻の心変わりを心配し落ち込む。その栄吉の饅頭を使って、若だんなのお供を決めるロシアンルーレットゲームをしようとする長屋のあやかし達。鳴家が当たり饅頭を持ち去ったのに気づかず、猫いらず並の饅頭を食べ続ける。