畠中恵のレビュー一覧

  • ころころろ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1話目は、過去の、若だんなの淡い初恋の話かあ、なんてのんきに読んでいたら、なんと、2話目では、その絡みで、なんの非もない若だんなに大変なことが起こる。

    今回の災難は、大きくて理不尽。なのでいつもよりシリアス。それでも何とかしようと奔走する兄やたちが大活躍。というか、二人の行く手にも困難が待ち受けていた。

    私は二人の兄や達が大好きなので、珍しく単独行動で、語り手が兄や達であるのも、よかったです。二人を心配して、寂しがる若だんなもかわいい。

    仁吉はいつも冷静で冷たそうなのに、弱い者達に次々頼られてしまって、放っておけないところとか、佐助は危険とわかっていても、若だんなのために、躊躇なく怪しい

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    2017年05月29日
  • ゆめつげ

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    時代小説?ミステリー?ファンタジー?
    同カテゴリーするのが一番しっくりくるかわからないけど、自分が今まで読んだことないスタイルだと思う。

    弓月の心境の部分が初めは全然理解できなかったけど、ゆめつげの曖昧さや複雑さを考えると、あとからジワジワくる。

    好き嫌いがわかれそうな作品だけど、自分は好きな作品。
    伏線が深く張られてる感はあったけど、結末は呆気ない感じもしないでもない?

    表紙絵のポップな感じからは、想像できないような過激な内容でしたwww.

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    2017年04月09日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    この物語の仕掛けに感服.4年3年2年と遡る形でターニングポイントに戻っていく.あり得なかった未来の中で出会った人とこれからどう関わるのか,ねねと佐助もいい感じだし,次巻が楽しみ.

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    2017年03月24日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    ネタバレ

     一見短編集、でも実はつながっていて、全ての謎が解ける最後の短編「河童の秘薬」が面白かったです。特に、安吾さんと雪柳さんの正体を知ったときはカタルシスがありました。ああ、このための短編連作だったんだと、納得しました。
     屏風覗きは「あ、死んだ」のセリフと共に、明るくあっけなく、また死んでしまったかと思いました。生きててくれて、本当に良かったです。
     相変わらずやなりたち妖も可愛いし、兄や達のマジ喧嘩(一瞬だったけど)は興味深いし、佐助とねねこの今後がすごく気になりました。しゃばけシリーズは外れがなくて本当に楽しいです。

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    2017年03月11日
  • つくもがみ貸します

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    既にレビューごっそりなのでメモ的に。
    ・付喪神と、憑いているモノで成立する商売を絡めてストーリー展開、面白い着想!
    ・恋模様を幾つか絡めはじめ、そこが主張し過ぎないように段々と展開を強めていく。
    ・色恋沙汰・云々は余り得意でないが、伏線から段々と強く描かれていくので否応なしに引き込まれた。
    ・キャラの描写分けが面白く、素晴らしいなあと。
    ・時代をシフトしているからこそ広がるキャラの幅ばあるんだなあと実感。

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    2017年01月21日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    病弱な若旦那と、彼を守る妖怪たちのシリーズ12弾。
    短編連作。
    今回は、働いたことがない若旦那を含めた、大店の跡取り息子たちが盛り場での稼ぎを競うことになったり、お見合い騒動が起きたり、仁吉が記憶喪失になったりする。
    相変わらずのドタバタ妖怪騒動が面白い。

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    2016年12月08日
  • まんまこと

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    町名主、初めて知りました。

    しゃばけシリーズより好みかも。

    お気楽な性質、と見せかけつつかつての恋を忘れがたく引きずる主人公と。女にゃ滅法モテるその友人と。

    多くは語らない江戸の女たちが抱えた理不尽な思いと芯の強さと。

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    2016年11月15日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    ネタバレ

    わいわいがやがや
    毎度、妖たちが賑やかに楽しそうな
    ほっとする物語です

    確か以前にお花見してたような。。。
    別のところでですかね。
    若旦那に用意される食事は
    いつもいつも美味しそうで、お腹が空きます笑
    しかも豪華絢爛!!
    いつかあのお花見弁当を食べて見たい
    レシピ本でないかな。

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    2016年10月18日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    目次のような前フリから始まる第12作目。

    若旦那が仕事をやってみたり、
    栄吉がお店の若い者の面倒見る立場になったりと、
    物語の中でも微妙に時間が経過しているのを感じる巻。

    妖だけでなく幽霊も登場。
    準レギュラーになれるかどうか。

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    2016年08月06日
  • つくもがみ貸します

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    畠中さんの書く あやかしは、どの作品も、とにかく愛くるしい。
    出雲屋さんの付喪神達も、ちょっとツンデレで可愛いです。
    噂話が大好きで、いつもワイワイ騒いでるくせに、清次やお紅に話しかけられると、途端に黙っちゃう。
    それでも、「清次は若輩者でバカだから、心優しい我ら付喪神が助けてやるか」などと思っている所が、なんとも可愛い!癒されます。

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    2016年06月06日
  • 若様組まいる

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    私は面白かったです。
    「アイスクリン強し」も読みました。
    その前に、「明治・妖・モダン」「明治・金色・キタン」も読みました。時代が同じ頃です。

    「アイスクリン強し」は、この「若様組まいる」と主要な登場人物がかぶっていて、若様たちの友、皆川真次郎が主人公。若様たちの中には、園山さんのように、個性が強い人もいるので、気になっていて、「若様組まいる」で若様たちの一人一人が少しずつわかってきて楽しかったです。

    ピストルが一般の人にも、お金さえあれば買えたとか、まだ色んなことが、手探り、だましだましだったのだなあと思います。なんとなく納得いかない部分もあるけど、短編集の「アイスクリン強し」より読み応

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    2016年06月02日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2016/5/12
    安定の。
    仁吉の記憶喪失は新鮮でよかったな。
    佐助は仁吉にあんな風に思ってるんだ。とか。
    ムカつく新入りの話はそれはそれはムカついた。
    月丸さんはま今後も出てくるかな。
    楽しみ。

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    2016年05月13日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

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    「つくもがみ貸します」の続編。
    人間の側は主役が子供たちに世代交代しても
    つくもがみたちは相変わらず。

    しゃばけシリーズと比べて
    特別強力な味方がいないので、
    剣呑な事態に陥った時の
    ハラハラ感が大きい。

    考えてみれば日本の江戸時代版トイ・ストーリー。
    あと、清次はこんなしっかりものだったっけ(笑)

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    2016年05月08日
  • けさくしゃ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2016/3/12
    中間の時の善太が素敵。
    種彦・勝子夫婦もいい。
    ほのぼのした。
    ただ実在の人物を描かれると、その後どうなったんだろう…と調べてしまって、そういう人はたいてい死んでるし病気や不運に見舞われてたりして寂しい気持ちになって終わることが多い。
    フィクションの枠から出てこないほうがいいのに。
    あ、種彦さんイケメンやったんや。
    今気付いた。
    作家が語る作家の業も興味深い。

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    2016年03月13日
  • ゆめつげ

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    時代小説。
    夢の中で未来や過去を見ることができる、禰宜さんの話。
    とある依頼を引き受けたことから、わけのわからぬまま浪人に殺されかけたり、夢告のしすぎで血を吐いたりと大変な目に。
    死人もでて、話はますます複雑に……
    まあまあ面白かった

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    2016年02月13日
  • まんまこと

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    NHKの時代劇がきっかけで原作も読んでみましたが、単純に面白い!
    毎回起こるちょっとした事件の謎解きはもちろん楽しめますし、江戸時代の風俗も垣間見えて興味深い。
    また一話完結型ではあるけれど、麻之助がいかにして道楽ものになったのか?という謎などもあり、続きが気になる展開!!
    キャラが立っていて、さしずめ時代物の男子群像劇といった感じがします。

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    2015年12月26日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    待望の、シリーズ第12弾!
    夢の中で会える愛しい人…みたいな作品。
    抱えて布団に入ります(笑)

    『跡取り三人』
    店主の器って言うのは本当にそれぞれですね。

    『こいさがし』
    今時ギャルみたいな於こんちゃん。
    ベテラン女子社員が手を焼く、新入社員OLみたい!

    『くたびれ砂糖』
    こちらは、今時バイトくん?
    というか、栄吉も…ということは若だんなも、もう“若いもん”に手を焼く年齢になったということですよね?

    『みどりのたま』
    こういう、ちょっと迂闊なところにも萌えるな~仁吉さん。

    『たぶんねこ』
    全編通してですけれど、若だんなの優しさは計り知れないなあ、と思います。

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    2017年06月02日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2015/11/21
    今回は悲しいこともなくてよかった。
    若だんなが悲しいのは嫌だ。
    若だんなの成長に目を細める兄やたちに目を細めますよ、私は。
    表紙の溺れる屏風のぞきの絵が見るたびにくすくす笑えるすばらしい出来栄え。

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    2015年11月23日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    ネタバレ

    しゃばけの過去と未来のおはなし集。
    明治編はあんなところと繋がってる?とニヤリ。
    しゃばけ・明治編も是非是非読んでみたいです。
    書いてくれないかなぁ。

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    2025年05月28日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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     しゃばけシリーズ第11作。冒頭で『お願いです、助けて下さい』と書かれた謎の木札が出てくる。全5編とも、一太郎に困りごとが持ち込まれるというパターンである。

     「ろくでなしの船箪笥」。祖父の形見にもらったという箪笥が開かない。本家は中を確かめさせろという。この箪笥を一時預かっている店では、怪異が続出し…。こんなところに大ヒントがあったとは。最も困っていた者の正体とは…。

     「ばくのふだ」。怪談で評判の噺家。一方、おなじみの広徳寺の寛朝が、お札が効かなくなり困り果てる。噺家の正体と、どう繋がるのか。ミステリーとしても意外性があり面白いが、結局、一番怖いのは人間ということか…。

     「ひなこま

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    2015年09月25日