畠中恵のレビュー一覧

  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    弓手(ゆんで=左)馬手(めて=右)
    という題名。若だんなが4年前右に行ったばかりにいろんなことが起こる第9作。
    最初、お話の展開がわからず、2度繰り返して読みました。
    結局、何事も起こらなかったことになったらしく
    火事でいなくなった屏風のぞきも次回作ではちゃんといます(笑)
    ちょっと理解しにくいストーリー展開だったし
    せっかくの素敵なキャラ(今で言うなら宝塚の男役のような)の
    禰々子さんとも会ったことを忘れてしまうのですが
    一つ一つのお話は面白かったです。
    やはり、9作目ともなるといろんなことが起こりますね〜
    これからも楽しみです。

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    2020年09月05日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    今回の短編5編は、生と死とそれに伴う時間がテーマの作品という感じでした。
    一太郎の父であり、長崎屋の主・藤兵衛が、病に倒れてしまったことを発端に一太郎が毎度おなじみの妖たちと父の病を治すべく奮闘するのが物語のベースになりつつ、それぞれの登場する妖たちや人々を通して、生と死とそれに伴う時間について、ひどく重苦しくはならないけど、考えさせられる内容でした。
    特に「しんのいみ」「長崎屋の主が死んだ」には物語全体や結末に切なさが混じっており、「めでたし、めでたし」だけでは終わらないところが、しんみりしつつも面白かったです。「長崎屋~」の方は、久々にぞっとする妖の登場で、ちょうど真夏に読んでいたせいもあ

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    2020年08月30日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    どっぷりハマって第8弾。

    今回は若だんなの淡い初恋からはじまり、
    ほのぼのとしたお話かと思いきや
    次のお話では
    突然若だんなの目が見えなくなり、
    世の中で若だんなだけが無事でいれば良いと思っている
    手代2人と長崎屋に巣食っている妖たちが
    若だんなのために奔走することになる。

    イケメンクールな仁吉が妖に頼られて
    困りつつも助けてあげるお話や
    若だんな命で女の人に見向きもしないような
    佐助が夢の中で恋女房を助けてあげるお話が
    うまくつながって
    若だんなの目に光を取り戻すことができる。
    第8弾まで読んだけど
    どれもうまくお話ができていて
    ほんとに飽きない。
    やっぱり作家さんってすごいなぁ、と思い

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    2020年08月22日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    ネタバレ

    若旦那以外の主要キャラの話

    佐助が手代として引き入れられる経緯に大変興味があったので、
    読んでて思わず「なるほど!!」ってなった!

    好きなのは親分のおかみさんかなぁ…
    精神的に強くならざるをえない環境が、
    体もおっついて強くなってくれるといいな
    親子そろって幸せになってほしいと願う

    あと!とにかく最後!
    仁吉…!!良かったねぇ〜!!!
    生まれ変わっても、若旦那はきっと若旦那なんだろうなと思う

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    2020年08月04日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    20200801〜0803 しゃばけシリーズ第5段は初の長編。鳴家たちが何気に大活躍。自分の不甲斐なさに悩み、怯え、守り達の優しさにもつらくなり、、若旦那とお比女の憂いと苦しみは、なんか読んでいる私にも刺さってくる。でも、勇気を出して進むしかないのよね、頑張れ!

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    2020年08月23日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    「しゃばけ」シリーズ第5弾は初の長編。
    まめに死にかけている若だんながなんと!湯治に出かける。
    出かける前から不穏な空気が漂っているけど
    出かけた途端、頼みの綱の手代2人がいなくなり……
    いろんな人や妖が登場し、いろんなことが起こる。
    そのいろんなことが徐々に繋がっていき、無事に
    解決されて、所々でまたまた寝込んだりしている若だんなもようやく湯治ができそうなところで終わります。
    新しく登場したお侍の勝之進と孫右衛門、雲助の新龍、山神の娘のお比女ちゃんたちもそれぞれに訳ありで、
    個性豊かで魅力的でした。
    今月、第19巻が発売されたようで
    まだまだ先は長いです。

    ………私もどれだけ不味いのかとい

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    2020年07月27日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    どっぷりハマって第4弾。最近、新潮社の「しゃばけ倶楽部」というサイトも見つけて、キャラクター紹介とか、いろいろ見てます。
    もうすっかりマニアの域に達しているのでしょうか(笑)
    第4弾もとても面白くて、特にお雛ちゃんの塗り壁のようなお化粧にまつわるお話は、屏風のぞきがとってもかっこよくて優しいし、ほろりとさせられる良いお話です。
    最後の鳴家が主人公のお話も鳴家がとても可愛くて、
    若だんなとの絆にじーんとくる。
    柴田ゆうさんの挿絵もほんとに可愛いですね。

    これからもどんどん読み進めなければ。

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    2020年07月24日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    20200706-0711 どの話も何処かホロリとさせられるけど、可愛らしい。おまけのこ、は鳴家の小鬼の大冒険が微笑ましい

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    2020年07月11日
  • ひとめぼれ

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    ネタバレ

     『まんまこと』シリーズ第6作。麻之助はまだ町名主・高橋家の跡取りのままだが、盟友・清十郎は既に後を継いでおり、吉五郎は同心の養子となっていた。悪友三人組の周囲でも、時は容赦なく移ろいゆく。

     「わかれみち」。解決したはずのある事件が蒸し返された。読んだ記憶はあるようなないような…。短編にしては入り組んだ真相だが、懲りていないばかりか、この大物たちを敵に回す恐ろしさを知らなかったとは。

     「昔の約束あり」。毎度毎度、麻之助にはやっかいな話が持ち込まれる。ということは吉五郎も巻き込まれ…。男三人はともかく、女三人も無茶をする。結果的に助かったのだから、あまり強く責めることもできないか。

     

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    2020年06月22日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    助けて下さいという木札に引き寄せられた若旦那は船箪笥、爆、雛小町、かっぱの惚れ薬から出てくる、侍の離婚騒動。
    結果的にその奥方の夢の中に取り込まれた若旦那たち一行がそれを解決してその木札の文字が消える。短編がいくつもあるが、前の階からだんだん、一体の話が増えてきていて構成が非常に良いね。

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    2020年06月21日
  • ひとめぼれ

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    わかれみち/昔の約束あり/言祝ぎ/黒煙/心の底/ひとめぼれ

    麻乃助、清十郎、吉五郎。いつものトリオが事に当たる。慌てたり辛かったりあきれたり、三者三葉に向き合っていく。周りのおなごも少しばかり存在感を増して、あたふたする男たちの様子も面白い。
    一葉の心向きは? 麻之助のお相手は?
    さて 楽しくなるかな?

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    2020年06月18日
  • ひとめぼれ

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    麻之助たちは、親世代から支配町の揉め事への対応の教育を受ける。お気楽でいたい麻之助もそのままではいられない。
    また、吉五郎もこれまでと同じではいられない。
    悪友三人組も少しずつ変わり、一歩一歩成長していく。

    次はどう成長、変化しているのか楽しみ。

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    2020年06月14日
  • ひとめぼれ

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    ネタバレ

    まだまだお寿ずさんのことが忘れられない麻乃助。
    それでも仕事も厄介事もやってくる。
    今巻は身内にかかる厄介事が多かったからなー。
    忘れるのではなく、思い出になる話を早く読みたい。

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    2020年06月13日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    解説に書かれていてやっと内容が理解できました。はじめが4年後、次3年後、2年後、1年後そして今というストーリーの流れでしたか。 屏風のぞきが黒焦げ、という話でなかが進んでいくとそうでもない、どうなってんのか思っていました。 確かに義理兄の子供が何歳とあるので、それで年代が変わっていることが分かるのですが。まあ、それにしてもストーリーが非常に凝っていて一話ずつでも結構味がある。
    今後の展開も面白そうです。

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    2020年04月30日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    ネタバレ

     今回もどったんばったん大騒ぎだったり、生きるて難しいなあってなったり。でも気楽に読めるのは良きかな。
     「こわい」はどうにもならない、出来ないもどかしさしか残らなくて後味の悪い感じ。でも若だんなは優しい。
     「ありんすこく」もどうにもならない事だったり理不尽さだったりがテーマになってるんだけれど、かえでを助けるために佐助が投げるっていうのが、おもしろすぎて強烈に印象に残った。それに合わせて受け止める仁吉もすごいけど。

     「畳紙」は珍しく(?!)屏風のぞきがイケメン。お雛さんの化粧がもっと良くなるといいね。「おまけのこ」は鳴家の大冒険の方が気になって、事件が全然頭の中に入ってこなかった(ひど

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    2020年04月24日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    若旦那の目が見えなくなる、なぜだ!? どうも生目神の仕業らしい。仁吉、佐助が原因を探るがその生目神が若旦那の光を持っていった様だ。そのため捕まえるための罠をかけるがおバカなことにささっと引っかかり上野広徳寺の寛朝とともに光を戻すために問答を試すことになり見事若旦那は生目神の問答に合格する。無事に光が戻ってめでたし、めでたし。やっぱりほのぼの。

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    2020年04月18日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    「しゃばけ・若だんな」シリーズの第5弾。安定の面白さに加え、初の長編ということでじっくり楽しめる。純粋に歴史小説的なものとしても面白いのだが、人間の恐ろしさ・暗い部分も描かれていて心を動かされる。主人公である若だんなの中立的・冷静な視点が妙に馴染みやすく、自分の目を通して体験しているかのような読み心地。

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    2020年04月07日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

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    人間と妖との交わりで、人の命の儚さと、そのためにいかに生きるかを考えさせる話がいっぱい詰まっている。
    だんだん妖怪どもとの話の中で人がいかに生きて行くかをしっかり読者に考えさせる話だ。

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    2020年03月12日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    若旦那一太郎が家から出て箱根に湯治に行く話。 ただ湯治をする前に雲助だの侍だのに捕まってしまう。ただよくよく確認するとそれぞれに事情がある様で、わかだんな一太郎はなんとか、解決してやりたいと活躍。山の主だとか天狗とか出て来てまた箱根の山は大騒ぎ。ただ若旦那の何か世のやめ人のために自分は何をしているのだようかと思い悩み、成長して行く。久々のいい話だった。

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    2020年02月27日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    藤兵衛さんが死んでしまう!?とびっくりしたのですが、どうやら違って良かったです。でもこんなに若だんなが忙しかったことあったかな?というくらいの大活躍でした。大切な誰かを思う気持ちがどの短編にもちりばめられていて、私の気持ちも浮いたり沈んだりでした。

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    2020年01月19日