畠中恵のレビュー一覧

  • ちょちょら(新潮文庫)

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    接待や、袖の下や、根回しや、前例に従うことが、正しく、有益である社会というのは、そうかこういうものかと。
    そのものが悪いわけではなく、使い方や解釈が下手な故に非難される慣習や制度というのは、素人が安易に手を出してはいけませんなぁ。

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    2014年01月13日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ10作目。

    ●こいしくて  
    長崎屋のある通町界隈で、なぜか恋の病が大流行、
    おまけに若だんなのもとへ、次々と疫病神が訪ねて来るというお話です。

    ●やなりいなり
    狐の神様特製の「やなり稲荷」を食べている長崎屋の離れに
    こっそりと横からいなりに手をつける幽霊が現れました・・・

    ●からかみなり
    長崎屋の主人藤兵衛が街に出たまま三日帰らないため、
    お店の面々はそれぞれの推理を話しあいます。

    ●長崎屋のたまご
    空からおちてきた青い玉を拾った若だんな。
    眼を放したすきに玉がどこかへ行ってしまい、
    それを捜し魔物がきたから、さあ大変。

    ●あましょう
    親友に会うために安野屋に出向い

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    2017年11月09日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    少なくとも、レギュラーの過去話が時空を超えて妙に暗く語られたりしていなかったので、今回は気分よく楽しく読み終えた。
    久し振りのシリーズだったけれど、作者が非常にプロらしくなってきたのを感じる。
    デビュー作に大喜びしたあの頃と比較すると、いいころあいに肩の力が抜けた「面白い読み物」としてのスタンスがしっかり確立されている。
    シリーズの数作は、読み飽きて、お義理になりつつあったのだけれど
    もうすっかり安心して、このマンネリを楽しめる気がする。
    てか早く文庫化してちょ。

    2015年4月再読、再読参照

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    2015年04月17日
  • 若様組まいる

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    江戸の流れがまだ身分には残る明治維新から20年の世の中で理不尽なことや自分ではどうしようもないことと向き合いながら生きていく道を探していく若様とその仲間たちがすごく好きです。

    今の世よりも自分ではどうにもできないことも多く、親や周りから期待も大きい、その中での恋模様は切なく、普段の生活は厳しい。

    でも、それでも必死に楽しく生きていく姿がとっても、羨ましく愛しいなと思いました

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    2014年01月02日
  • ゆめつげ

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    畠中恵さんのいつもの作品のように、和やかな話かと思ったら、思いの外物騒な話。

    手に汗握る展開で、ドキドキしながら一気に読みました。

    とりあえず無事に終わって良かった。

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    2014年01月01日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    おもしろかった!

    新米留守居役の主人公・新之介の成長物語。
    帯に「お江戸のサラリーマン」とあったけれど、予算のない中で藩のために接待して情報を掴んだり、人脈作りをしたり、身分は高くないのに重要な仕事ばかり。確かに現代のサラリーマンに通じるものがあるかも。

    この作品のおもしろさは、一見何の繋がりもないと思っていたことが、後から繋がって更にもう一捻りあるところ!

    ラストはこう来るとは思わなかった。
    このあとどうなったのか、続きが気になる終わり方で続編を期待してしまう。

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    2013年12月30日
  • 若様組まいる

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    連作短編かな、と思ってましたが、長編でした。
    それぞれの章の描写が面白く、また、作者らしくあたたかく、その描写で読み進めました。ストーリーの展開はゆっくりで、まぁ、その分、主要な登場人物をじっくり書き込んだっていうことなのでしょう。なんだか、この登場人物たちなら、もう少しストーリーがテンポよく進む連作短編の方があっているような気もしました。
    読み終わった直後、棚から「アイスクリン強し」を引き出し、再読しています。

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    2013年12月26日
  • つくも神さん、お茶ください(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「しゃばけ」の作者:畠中さんのエッセイ集。お江戸にちなんだ文体がなんとも言えず、“妙”な雰囲気を醸し出していて読んでて面白かったです。
    しゃばけシリーズを読んでて思った、とっても食事のシーンが魅力的(食欲をそそる)だなぁという原因は、やはり作者の趣向なんだとはっきりわかりました。ぜひ続けていただきたい。。。豆大福が食べたくなりました。

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    2013年12月10日
  • ゆめつげ

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    江戸後期の話。しゃばたけシリーズのつもりで買ったのですが、どうやら違ったらしい。
    しかし、怪奇話と推理話が適度に混ざって最後まで飽きずに読めました。

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    2013年12月03日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    いやぁ、面白い。
    あっという間に、物語に引きこまれます。
    平々々凡々々の主人公が、意外や意外と言うのが、
    この物語の面白いところ。

    どう考えても、続編が有る終わり方になっています。
    続編早く出ないかな。

    それにしても、江戸時代のサラリーマンも大変ですね。
    NHKの木8辺りでドラマ化して欲しいです。

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    2013年11月12日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    江戸時代のお武家の役職いろいろ、知らなかった世界を見せてもらっておもしろかったです。
    藩が違っても協力しあったり、デキル先輩にきちんと教育してもらえたり、身分が違っても平等に集える趣味の会があったり、良いものですね。
    菓子が重要な存在となるところ、畠中さんらしくて笑いました。

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    2013年10月12日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    [ちょちょら]どんな妖怪が出て来るのかと、思っていたら、平々凡々の次男坊新之介が兄の仙太郎が、急死したため江戸留守居役になり先輩の留守居役達に鍛えられながお家の一大事を何とか切り抜けて行く。
    テンポが良くて一気に読んでしまいます。

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    2013年09月30日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    畠中さんの妖怪モノではない時代モノ。とてもコミカルな癖に人情物としての完成度も高い。また、御留守居役というあまりスポットライトの当たらない職業に目をつけ、その諜報戦の中で次々に襲いかかってくる難題に悪戦苦闘しながらも成長していく主人公の姿の描き方も見事。成長度合いが早過ぎる気がしないでもないけれど、もともとの間の抜けたキャラは相変わらずなのでそれほど違和感はない。
    次作が楽しみ。

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    2013年09月26日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    兄よりは出来の悪い弟。でも兄とは違う良さがある。江戸留守居役って大変なんですね。情報収集と折衝、知力体力時の運そして自らの柔軟性が必要なんですね。まごつきながらも真摯に向き合う新之介さんは見守りたい人です。

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    2013年09月21日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    時代背景は、11代将軍家斉の頃、洒脱な『化政文化』が爛熟した時代で、家斉の小姓であった老中水野忠成が幕政を牛耳り、金権腐敗政治をした時代、この後に、水野忠邦が、質素倹約・綱紀粛正を旨した天保の改革が実施されることになる。

    そんな時代背景を考えると、資金がない江戸留守居役はどんなに大変なことか。そんな中、人のつながりを大切にし、なんとかかんとか難局を切り抜けていく主人公は、応援したくなるキャラクタだ。 がんばれ新之介。

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    2013年09月14日
  • 若様組まいる

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     安定の畠中さん。ミステリと時代物がうまく融合していて、勉強になりながら楽しめます。個人的に、やはりこの明治シリーズの方が江戸ものや現代ものより合っているかもしれません。けどアイスクリンの方が好きだったかな。ところでこの若様組、出番が多い長瀬・園山・福田以外のメンバーの見分けがつかないのは私だけだろうか……真次郎くんのがよっぽど活躍してるし。

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    2013年08月26日
  • 若様組まいる

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    「アイスクリン強し」の前日譚です。
    若様たちの生き生きとした様子が伝わってきました。

    個人的には、土屋さんを説得するシーンにちくりと来ました。
    友達から酒を分けてもらえなくなるような人間にならないように気を付けないと^^;

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    2013年08月20日
  • こいしり

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    問題が解決する度に あぁよかったぁって ホッとあったかい気持ちになれる。

    麻之介はずーーっと おゆうとの事を後悔してるんだ…わかるけどさ…

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    2013年08月18日
  • 若様組まいる

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    正統派エンタテイメント小説。
    派閥により仲の悪かった同士が次第に仲良くなっていくのは、これぞ学園物という感じで清々しい。舞台が明治の巡査訓練学校というのも目新しくて良かった。当時の様子が分かって面白い。

    若様組はちょっと人数が多すぎて、活躍していない人がいて勿体なかった。

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    2013年08月06日
  • 若様組まいる

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    これはこれで面白い。いつも畠中さんのはよく調べたなぁ…と感心してしまうぐらい時代背景がきちんとしているから、どっぷりこの世界に浸かれる。
    「あいすくりん前夜」として読むよりは、「また別のお話」として読むほうが楽しいかも。

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    2013年08月05日