畠中恵のレビュー一覧
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しゃばけシリーズ第8弾は、若だんなが目が見えなくなった怪事に皆が奔走する通しのお話。
はじめての:廻船問屋長崎屋の跡取り一太郎12歳の時の初恋めいたお話
そっと見守る兄や達が優しい。
ほねぬすびと:『骨盗人』相手の骨折りを盗む。ただ働きさせる者。ある日突然目が見えなくなった若だんな一太郎。病気がちな上に目まで見えなくなり役立たずになったと気を落とす一太郎だが、見えない分鋭敏になった聴力で長崎屋の危機を救う。
ころころろ:仁吉は目の見えなくなった若だんなのために生目神の玉をもつカッパを探していると妖となった人形小ざさ、見世物小屋で囚われていたろくろっ首に出会い保護することになる。若だんなの目を治 -
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しゃばけシリーズ第七弾。
いっちばん:兄の松助が世帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修行にでた。途端に寂しさを感じる若だんなを元気づけるために贈り物を探す妖達。
いっぷく:京の小間物屋小乃屋、西岡屋が江戸の大店廻船問屋の長崎屋に品比べを一緒にやらないかと持ちかけてくる。
この話は若だんなが三途の川から一緒に抜け出した冬吉が関わっていて読者としては楽しめる仕掛けがあった。
天狗の使い魔:大天狗、狐、狛犬による三つ巴の若だんな争奪戦。人質の若だんなが三方よしの解決案でなんとか丸く収まる。
餡子は甘いか:主役は日本橋の北にある菓子司安野屋に修行に出ている栄吉が主役。弟弟子の八助は器用に菓子作りを覚える -
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しゃばけシリーズ6作目
鬼と小鬼:大火事の煙を吸い込んでしまい死にかけた一太郎は賽の河原にやって来る。現世に戻れるのか?
ちんぷんかん:妖退治で有名な高僧 寛朝がいる上野広徳寺に預けられ寛朝の弟子となった秋英が主人公。本の挿絵の男の人に惚れてしまった娘を救う依頼に困る秋英。
男ぶり:廻船問屋長崎屋の女房おたえ(一太郎の母)の若かりし頃の恋の話。
今昔:一太郎の腹違いの兄 松之助の縁談話、陰陽師の式神使いがなにやらあるようで謎解き
はるがいくよ:長崎屋の若だんな一太郎の住まう離れに植えられた桜の古木、花びらの妖 小紅の短く儚い一生が切ない -
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しゃばけの2巻目、今回は短編集でした。
アニメを観て、興味を持ったしゃばけの世界。
1巻では語られなかった話を、うまく盛り込んだストーリーになっていたんだな、と2巻を読んで気が付きました。
主な登場人物が、皆好ましい人達で、仁吉や佐助はもとより、松之助や栄吉も、良い感じで物語を盛り上げてくれています。
特に、松之助はこの巻で幸せになれて良かったな。
今後もきっと重要なサブキャラとして登場し、どんどん幸せになっていくのかな、と期待しています。
こんな良い人達や憎めない妖達に囲まれて、若だんなは、幸せだなと思います。
もちろん、身体が弱い事や大店の跡取りという重積もありましょうが。
そして、ただた -
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三作まとめて読みましたが、とても良い時代設定で、文明開化のスピード感をヒシヒシと感じられました
若様たちやその周りにいる今まで会った人物たちも、みんなキャラがたってきて、引き込まれました。
園山・運動会
“もじょか”
ひょうひょうといけめん園山さんのお見合い話からはじまる
小山と小沼・川開き
地味ーず2人、カッコよかったです。これはお見合い相手の娘さんたちも惚れちゃうな
江戸と明治では、“時が違う”
「勿論、嫁に貰います」最後にギュンきた
加賀・百花園
へたれな加賀の進化のとき。
誰に頼み、いかに考え、どういう方向へ進めるかを決める。段取りの付け方を覚えるのだ。
長瀬・居留置
長瀬 -
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ネタバレアニメ観て読みました。
付喪神怖すぎ!って感想ですね。
一太郎の言う通り、人の手で作られて百年近くも大切に扱われてきたのに、壊されて血を浴びたら元持ち主刺殺して更に首切り落とすサイコパスになるとか、作者あの世で泣いてるぞ…笑
やっぱり神と名が付くだけあって、悪いことすると人に祟りがあるのかな?
複数人殺害と大火事ともなると、流石に盛り沢山過ぎますが。
アニメもまったりしていて良かったですが、小説はよりまったりしていました。
妖について詳しくないから色々調べながら読まないといけませんでしたが、おこしが江戸時代からあるとかちょっと勉強になる部分もありました。
栄吉の将来が心配なので続編も読み -
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アイスクリンの前日譚。アイスクリンを経て本作めちゃくちゃ面白い~~~
歩く凶器、いや狂気の美男、園山さん。絶対ビジュいいじゃんだよ。
若様たちは上官たちに目をつけられても同期と仲良くできなくても万が一巡査の先輩たちに煙たがられても、積極的に懐に入りにいこうと手を打つことはしない、できない。いや同期とは少し歩み寄ろうとしつつうまくいかなかったり。
“せいぜい嫌味を気にするなと、注意しあうくらいが関の山だ。”“何というか、そういう所が士族なのだ。”(真次郎曰く)
ふふ。そう。商売人にはない、若様たちらしさ。可愛いぞ。
明治維新後20年たった、旧幕臣の子息たち。旗本のお坊ちゃん。若殿様た