畠中恵のレビュー一覧
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ネタバレしゃばけシリーズ第5弾、これまでとは少し趣の異なる長編作品です。
今回は、病弱な若だんなが旅に出るお話になっています。
物語の序盤では、いつも頼りになる仁吉や佐助とはぐれてしまいます。
側にいるのは松之助ですが、彼は普通の人間なので、読んでいて思わずひやひやしてしまいます。
妖たちの助けがない状況は、やはり心細く感じられます。
このシリーズは、根っからの悪人があまり登場しないところも魅力のひとつです。
今回も単純な悪意ではなく、自分なりの正義のために起こした行動が、意図せず悪い結果を引き寄せてしまう、という展開です。
その切なさが物語に深みを与えています。
それでも最後は、若だ -
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しゃばけシリーズ第9作。途中までなんだかよく理解できない感覚で読み進めるが、「始まりの日」で伏線回収。もし、あの時違う選択をしたら、というSF的な要素のあるお話だった。
ゆんでめて:長崎屋の若だんな一太郎は弓手(ゆんで)は行方不明の屏風のぞきを探して、噂の鹿島の事触れに屏風の行方を占ってほしいと依頼
あの時、弓手(左の方)に行くはずだった。馬手(めて)に行なければと若だんなは悔やむ
こいやこい:唐物屋小乃屋の跡取り七之助に婚礼の話が持ち上がるが当の七之助は困って一太郎に相談に来た。許嫁であり幼なじみの千里を当ててみよと5人の千里が江戸にやってきたのだ
花の下ひてかっせんしたる:離れの庭の桜の -
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ネタバレ順番通りに読んでいないので、やっと久しぶりに初期(2巻目)に戻って読んでみると、やはり、それぞれのキャラクターが、ずいぶん変わっていっていたんだな、ということに気付く。
一番印象が変わったのは、鳴家かもしれない。初期は、小鬼という設定通り、少しいかついが、後半になるにつれ、なんだか可愛いペット感覚が強くなってくる。喋り方も違う(印象的な「きゅい」が少ない)。
兄やたちも、若だんなへの対応が少し違う。なんとなく粗さがある感じ。その一番が末尾の「虹を見し事」だ。若だんなが言うことを訊かなかったからといって、お灸を据えるなんて、考えられない。
長崎屋に来る前の松之助兄さんの話、仁吉とおぎんさまとの -
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しゃばけシリーズ第8弾は、若だんなが目が見えなくなった怪事に皆が奔走する通しのお話。
はじめての:廻船問屋長崎屋の跡取り一太郎12歳の時の初恋めいたお話
そっと見守る兄や達が優しい。
ほねぬすびと:『骨盗人』相手の骨折りを盗む。ただ働きさせる者。ある日突然目が見えなくなった若だんな一太郎。病気がちな上に目まで見えなくなり役立たずになったと気を落とす一太郎だが、見えない分鋭敏になった聴力で長崎屋の危機を救う。
ころころろ:仁吉は目の見えなくなった若だんなのために生目神の玉をもつカッパを探していると妖となった人形小ざさ、見世物小屋で囚われていたろくろっ首に出会い保護することになる。若だんなの目を治 -
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しゃばけシリーズ第七弾。
いっちばん:兄の松助が世帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修行にでた。途端に寂しさを感じる若だんなを元気づけるために贈り物を探す妖達。
いっぷく:京の小間物屋小乃屋、西岡屋が江戸の大店廻船問屋の長崎屋に品比べを一緒にやらないかと持ちかけてくる。
この話は若だんなが三途の川から一緒に抜け出した冬吉が関わっていて読者としては楽しめる仕掛けがあった。
天狗の使い魔:大天狗、狐、狛犬による三つ巴の若だんな争奪戦。人質の若だんなが三方よしの解決案でなんとか丸く収まる。
餡子は甘いか:主役は日本橋の北にある菓子司安野屋に修行に出ている栄吉が主役。弟弟子の八助は器用に菓子作りを覚える -
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しゃばけシリーズ6作目
鬼と小鬼:大火事の煙を吸い込んでしまい死にかけた一太郎は賽の河原にやって来る。現世に戻れるのか?
ちんぷんかん:妖退治で有名な高僧 寛朝がいる上野広徳寺に預けられ寛朝の弟子となった秋英が主人公。本の挿絵の男の人に惚れてしまった娘を救う依頼に困る秋英。
男ぶり:廻船問屋長崎屋の女房おたえ(一太郎の母)の若かりし頃の恋の話。
今昔:一太郎の腹違いの兄 松之助の縁談話、陰陽師の式神使いがなにやらあるようで謎解き
はるがいくよ:長崎屋の若だんな一太郎の住まう離れに植えられた桜の古木、花びらの妖 小紅の短く儚い一生が切ない