畠中恵のレビュー一覧

  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    しゃばけの2巻目、今回は短編集でした。
    アニメを観て、興味を持ったしゃばけの世界。
    1巻では語られなかった話を、うまく盛り込んだストーリーになっていたんだな、と2巻を読んで気が付きました。
    主な登場人物が、皆好ましい人達で、仁吉や佐助はもとより、松之助や栄吉も、良い感じで物語を盛り上げてくれています。
    特に、松之助はこの巻で幸せになれて良かったな。
    今後もきっと重要なサブキャラとして登場し、どんどん幸せになっていくのかな、と期待しています。
    こんな良い人達や憎めない妖達に囲まれて、若だんなは、幸せだなと思います。
    もちろん、身体が弱い事や大店の跡取りという重積もありましょうが。
    そして、ただた

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    2026年01月15日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    娘がアニメで観てたな…と、思い手に取った一冊です。
    妖が見える主人公と、彼を取り巻く妖達とのお話。
    話としては、ベタベタな展開で、ミステリーというか日常系?な感じの話でした。
    キャラがもう少し立ってたらもっと話にのめりこめたかな?
    主人公が病弱であるって言う特徴も話に充分に活かされてない感じがしました。
    極論言うなら病弱である必要あったのかな?って思ったくらいです。
    シリーズ化してるみたいなので、これ以降の作品に期待ってとこですかね。

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    2026年01月14日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第3弾。ほんわかだけじゃない、若だんなはどうなるのか、ハラハラドキドキした。犬神の昔話も良かった。

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    2026年01月11日
  • 若様とロマン

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    三作まとめて読みましたが、とても良い時代設定で、文明開化のスピード感をヒシヒシと感じられました

    若様たちやその周りにいる今まで会った人物たちも、みんなキャラがたってきて、引き込まれました。


    園山・運動会
    “もじょか”
    ひょうひょうといけめん園山さんのお見合い話からはじまる

    小山と小沼・川開き
    地味ーず2人、カッコよかったです。これはお見合い相手の娘さんたちも惚れちゃうな
    江戸と明治では、“時が違う”
    「勿論、嫁に貰います」最後にギュンきた

    加賀・百花園
    へたれな加賀の進化のとき。
    誰に頼み、いかに考え、どういう方向へ進めるかを決める。段取りの付け方を覚えるのだ。

    長瀬・居留置
    長瀬

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    2026年01月11日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    アニメ観て読みました。

    付喪神怖すぎ!って感想ですね。
    一太郎の言う通り、人の手で作られて百年近くも大切に扱われてきたのに、壊されて血を浴びたら元持ち主刺殺して更に首切り落とすサイコパスになるとか、作者あの世で泣いてるぞ…笑
    やっぱり神と名が付くだけあって、悪いことすると人に祟りがあるのかな?
    複数人殺害と大火事ともなると、流石に盛り沢山過ぎますが。

    アニメもまったりしていて良かったですが、小説はよりまったりしていました。
    妖について詳しくないから色々調べながら読まないといけませんでしたが、おこしが江戸時代からあるとかちょっと勉強になる部分もありました。

    栄吉の将来が心配なので続編も読み

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    2026年01月09日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    妖含め、登場人物みんな素直というか一見ずうずうしく見える事も全部口に出す笑 それに寄り添ってくれる若だんなは優しい。本人に体が弱くて出来ない事が多いからこそ相手の気持ちを考えられるのだろうか。周りを助け、助けられて生きているんだなあ。

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    2026年01月07日
  • 若様組まいる

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    アイスクリンの前日譚。アイスクリンを経て本作めちゃくちゃ面白い~~~

    歩く凶器、いや狂気の美男、園山さん。絶対ビジュいいじゃんだよ。




    若様たちは上官たちに目をつけられても同期と仲良くできなくても万が一巡査の先輩たちに煙たがられても、積極的に懐に入りにいこうと手を打つことはしない、できない。いや同期とは少し歩み寄ろうとしつつうまくいかなかったり。
    “せいぜい嫌味を気にするなと、注意しあうくらいが関の山だ。”“何というか、そういう所が士族なのだ。”(真次郎曰く)
    ふふ。そう。商売人にはない、若様たちらしさ。可愛いぞ。

    明治維新後20年たった、旧幕臣の子息たち。旗本のお坊ちゃん。若殿様た

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    2026年01月06日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第5弾。今回は一冊丸ごとの長編。廻船問屋長崎屋の一人息子(若だんな)の一太郎が箱根へ湯治に行くことになった。お供は妖の仁吉(白沢)と佐助(犬神)と腹違いの兄松之助。
    旅の途中で二人の兄いがいなくなり、宿では人攫いにあい、天狗に襲われる、湯治に来たはずなのに災難ばかりがふりかかる。
    箱根神社、芦ノ湖、塔ノ沢等箱根の見所が物語の各所で描かれていて読者自身が箱根をひと回りしている感覚になった。

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    2026年01月05日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    映画化、ドラマ化、アニメ化、漫画化された長期シリーズ1作目。江戸の街で巻き起こるゆるめの日常妖怪ミステリー。

    ドラマやアニメの第一話の様な構成で、キャラクターもシンプル。その後長くシリーズが続いた理由も分かるし、影響受けた作品も多そう。

    物語が二転三転するわけでもないので、ミステリー好きよりも日常系が好きな人向きかも。


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    2026年01月03日
  • まろ丸伊勢参り

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    もっとほのぼのした感じと思って読み始めたら、意外と不穏な雰囲気で、でも基本大悪人はいないので、細々した問題をあたふたと解決していく江戸〜お伊勢さんまでのロードムービー的構成になっている。新聞連載のためか行き着く暇なく色々なことが起きて、読んでいてせわしなく感じはしたが、飽きずに読めたのは、自分が今旅をしたい気分だからだったのかもしれない。

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    2026年01月03日
  • アイスクリン強し

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    文明開化の年表のような「序」から良かった

    長瀬やミナたちが幾つか明言されてない(若者たち)けど、明治二十三年でざっくり23歳とかだとすると、夏目漱石や正岡子規なんかと同い年同世代なんだよなぁなんて考えながら読みました。時代背景想像できるのがおもろい


    西洋菓子をはじめとした銀座の街のキラキラした部分、文明開化が花開き成金が金儲けに勤しんでいる、
    居留置のこと、
    貧民窟という江戸から東京に変わったことによる負の部分
    そして戦争の影が忍び寄る時代背景


    “サーベルよりもアイスクリンが強い”
    権力よりも最新情報

    「ゼリケーキ儚し」あたりからぐっと惹き込まれてきて、長瀬、真次郎、沙羅のスリーマ

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    2026年01月03日
  • まろ丸伊勢参り

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    犬連れで伊勢、大阪に向かう畠中流東海道の旅もの。
    畠中さんの話は設定が入り組んで頭に入ってこないことが多いが、これは縁者の店の名前が多いくらいで比較的シンプルな登場人物設定。

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    2025年12月31日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    こわい:仲間の妖からも忌み嫌われる狐者異(こわい)に声をかけずにいられなかった若だんな。でも、狐者異は「なんだい、優しいような口を聞くと思ったのに、お前も嫌な奴なのか!」「なんで皆、おいらに優しくしてくれないんだ!我慢なんて嫌なこった。酷いよ。離れにいる妖達なんて、嫌いだよっ」といって遠ざかっていった。
    畳紙:紅白粉問屋の孫娘お雛は厚化粧で素顔を隠す。屏風のぞきには左官の漆喰仕事みたいと言われるほどだが、止めることができない。許嫁の正三郎が薄化粧の美しい女性と話していたのをみてなんだかモヤモヤ。
    動く影:一太郎が5つの時の話。菓子屋の跡取り栄吉との絆が深まった出来事であり、一太郎初めての謎解き

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    2025年12月24日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今回も楽しました(笑)『こわい』『ありんすこく』は少し変わった感じがしたかな。良かったのは『畳紙』『おまけのこ』(笑)こういったシリーズ物の短編集はわき役たちの物語ができるのがいいですね(笑)屏風のぞきや家鳴達の活躍(?)がいいですね(笑)『動く影』のような昔の話もいい(笑)ここに登場した子供たちが大きくなって登場してくるとまた面白そうですね~(笑)

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    2025年12月21日
  • まんまこと

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    江戸時代の江戸古町名主の息子が江戸で起こったいろんな事件の謎解きをして町名主の代理としてうまい具合に調停をしていく短編6作。
    江戸っ子らしく人情に富んだ裁定をするのが小気味良い。
    ただ、主人公は遊び人という設定だが、ちょっと女言葉になっているのが気になった。

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    2025年12月18日
  • まろ丸伊勢参り

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    60年に一度のおかげ参りの年。
    西の大きな米問屋へ養女の話が出た姪を連れて、伊勢へ旅する九郎の物語。
    まだ6歳の姪の結、仔犬のまろ丸、荷物持ちの平八と共に伊勢へと向かいます。
    遠縁の結をわざわざ養女に迎える意図は?
    三男坊で身の振り方の定まらない九郎の将来は?
    奉公人として先の見えない平八の今後は?
    伊勢への道中の様々な事柄を経て、それぞれの人生を見つめ直し、身の振り方を考えていきます。
    旅の終わりには、旅の終わりの寂しさと、それぞれが明日へ向かって一歩踏み出す勇気を感じてぐっときました。

    お伊勢参りと言うと漠然とその時代の一大イベント、憧れのレジャーのように考えていましたが、本当に大変な旅

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    2025年12月18日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    父の藤兵衛が倒れる話。
    狂骨は過去イチヤバかった。あの若だんなも動けなくなるほど。
    今までは、最後は解決したり仲間になったりしてたけど、そういうことばかりじゃないよね…

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    2025年12月17日
  • 人生を豊かにする 歴史・時代小説教室

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    多分、「人気作家」の、どうやって作家になったか、どういうことを考えて著作しているかを編集者が聞き手になって書いている。

    多分というのは、三人とも知らないから。

    時代/歴史小説、また、この作家さんが好きな人が読めば違うんだろう。
    なんか昔の、漫画家になろう!的な本みたいな感じ。

    以前読んだ、流行作家?になるには見たいな本の成金的な臭いは少なかったし素直にすげえな、やっぱりプロは、と思ったのだが、一人だけやっぱり臭ってた気がした。

    もっと、古典的な有名な作品を取り上げて論評してくれるようなもんかと思ってたので、拍子抜け。

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    2025年12月15日
  • あやかしたち

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    ネタバレ

    妖界で話題になる長崎屋(の離れ)。
    何かとトラブルに巻き込まれる一太郎。
    毎回、話の終わりどころは予測がつくものの、読まずにはいられない本。

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    2025年12月12日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    シリーズを読み過ぎて馴染むと同時に間延びしてるなぁと思わんでもない。
    でも後ろ2章の読後感はよかった。
    若だんなの周りに色んな妖がいて賑やかだけど安心できるなぁと思ったり、みんな成長していくんだな、人間は有限だなと思ったり。

    兄や2人はお互いどう思ってるんだろうと思ってたので、その話も面白かった。

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    2025年12月12日