畠中恵のレビュー一覧

  • おにがわらう

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    不老不死では倫理観が問われ、鬼には今の日本を思ってしまう。
    妖が人に手を下す話は初めてでは?
    後味が初期寄りで好き。
    馴染もうとする者は、ゆっくりでも紛れられるが乗っ取ろうとするものは?現代の日本国には寿真様も小鬼もいない。
    兄や達の出番が少なく、特に屏風のぞきや金次、おしろがメインとなって動く回が多くて、近年はよく動くなあキャラクターの世代交代の印象がある。
    『なんでどうして』は前巻と同じようなお話だったかな。
    白丸様は若だんなにあんな偉そうなのに兄やにぶたれないのか……。
    若だんなの明日はどこまで本当なんだろう。

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    2026年07月29日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    言わずと知れた人気シリーズ。やっと手をつけました。映画化されたものを見たことがあったと思い、読みながら全く別物だな…と思っていたら、それもそのはず違う映画(「妖怪大戦争」)でした。

    起きている事件は物騒ですが、一太郎と妖たちとのやりとりには癒されるし、何よりファンタジーにありがちな「狙っている感」がなくて良かったです。

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    2026年07月26日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    長編だったので読みごたえがあった。
    若だんな初めての旅は災難続きでちょっとかわいそうだった。
    最後は一件落着したので良かった。

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    2026年07月24日
  • 猫君

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    今一つ盛り上がりに欠けますが、猫好きなのでシーンを想像すると胸がほっこりする。
    織田信長と明智光秀なあ、、、うーん、、っていう設定ではありますが、また時間をおいて再読してみたら変わるのかも。

    でもまたこの子達に会いたいという気持ちは残ったのできっとまた再読すると思います。

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    2026年07月20日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    高校の時友達が激ハマりしていた。
    もっとファンタジーかと思ったら、いや、ファンタジーではあるけれと、少しミステリーな感じなのね。

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    2026年07月15日
  • おやごころ

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    今回はちょっと悲しいお話が多かったかな。悲しいと言うかそれぞれ身勝手と言うか。おやごころも生まれてくる子供にデレデレの麻之助の話だと思いきや、とんでも家族のお話で
    お和歌さんと宗吾、麻之助がこれから繋いでいく家族の未来はどんな感じでしょうか。

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    2026年07月12日
  • なりたい(新潮文庫)

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    タイトルどおり「なりたい」をテーマに各章の物語が紡がれる。
    妖になりたい:長崎屋と取引がある養蜂家の甚兵衛さんは妖になりたい
    人になりたい:料理屋の百さんの世話で江戸甘々会という集まりに紛れた勇蔵さんは実は元道祖神。好きなお菓子の職人(人)として暮らしていきたい。
    猫になりたい:手ぬぐいの染屋、年配の紅松屋と若い青竹屋の春一。春一は一度命を落とし、鳥、朝顔、虫に生まれ変わり、最後には猫になり弟に可愛がられて長生きをした結果猫又になったのだった。そこに戸塚宿の猫又 虎と藤沢宿の猫又 熊市が長を争うことになり、ひと騒動。
    親になりたい:長崎屋の女中おように縁談が舞い込む。しかし、お相手には手のかか

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    2026年07月09日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    移り変わっていく中でそれぞれが選択する未来。
    主人公も含めて、各々がどんな道に進むのか悩みながらも自身の意思で選ぶのが印象的だった。

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    2026年07月07日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日
  • わたしの名店

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    28名の著者によるエッセイ。もう一度行きたいと思わせてくれる一皿の数々。一編ずつにお店の情報とイラストが添えられている。この本をガイドに名店巡りをしてみたくなった。

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    2026年07月01日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第13弾
    本のタイトルであるすえずえというお話はなくてあれれ?と思ったが「時間的に後であること。これから先。将来。行く末。のちのち。」をあらわすそうです。
    栄吉の来年、寛朝の明日、おたえの、としえ、仁吉と佐助の千年、妖等の来月
    どれも時間をテーマにしていてやっと納得。
    千年以上生きる妖等と人間では時間の感覚が違うけれど今を楽しくお互いに慈しみながら生きててほのぼのする。

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    2026年06月30日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第12弾
    跡取り三人:江戸の若い跡取り3人の器量を競う。
    こいさがし:数組の組み合わせによるお見合いと恋模様
    くたびれ砂糖:栄吉が奉公している安野屋に3人の後輩ができたが生意気で喧嘩ばかり
    みどりのたま:仁吉が記憶喪失になってしまい、老狐の古松と行動を共にする
    たぶんねこ:神の庭に住まう月丸という幽霊が江戸へ戻りたいと願う

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    2026年06月30日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    シリーズ10作目。今回は4つの短編が収録されており、それぞれの冒頭には物語の舞台である江戸の料理のレシピが載っていて、どれも美味しそうで読む楽しみが増した。いつものように妖や少し不思議な出来事が描かれつつ、主人公・若旦那の優しさや気転、そしてどこか天然な一面に思わずほっこり。世知辛さや忙しさを感じる毎日の中でも、このシリーズを読むと心がふっと軽くなり、穏やかな気持ちになれる。今回も癒やしの時間を与えてくれる一冊だった。

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    2026年06月27日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第10弾。一つのお話にそれぞれお料理レシピ付き。時間は鳴家が数えて測る。今回は神様、幽霊など、浮世離れしたモノがテーマだったかな?最後は良い話と思うけど、おれんさんへの言いようが、、、

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    2026年06月19日
  • あやかしたち

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    体が弱い若だんなと妖たちが互いを思いやり日常を紡ぐ“いつもの長崎屋”にほっとする。そんな長崎屋は確かに、妖たちに憧れられる場所になるだろうなあとも納得した。長崎屋に居場所を求め勝負を挑んでくる妖の相手をしつつ、相手のために何ができるか考える若だんなは本当に心が温かく、安らげる場所が欲しいのは人も妖も同じなのだとほろりとする。悪夢ではなく楽しい夢を食べようと奮闘する場久さんのお話も好きだった

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    2026年06月04日
  • 猫君 りんねの輪

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    猫君シリーズ第2弾

    初っ端から、猫宿の長が殺される衝撃の展開
    すぐに輪廻し、あっという間に子猫で誕生

    みかんたち、今の2年生の中に猫君がいると言うが、転生した長猫が子猫でありながらも一番強そう

    登場する猫も多いし、首玉の変化も多いし、なんか全体的にワチャワチャしすぎ
    江戸城の力関係なんか話に入れず、ひたすら猫がモフモフしている方がいいのに残念

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    2026年05月31日
  • あやかしたち

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    長崎屋で楽しく暮らす妖たちの噂を聞き、自分たちと入れ替われと沢山の妖が集まってくる話。確かに若旦那に関わった新妖は自分の居場所を得て江戸で暮らし始めることが多い。妖も人も自分の居場所は欲しいよね

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    2026年05月31日
  • なぞとき

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    少し間をおいたが、つい読んでしまった。しゃばけシリーズ第23巻。
    お馴染みの…という感じ。
    兄やたち推しとしては、もうちょっと活躍して欲しかったけど。

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    2026年05月28日
  • こころげそう

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    作家買い。江戸の青春ミステリ。色々ありながらも若者たちが前を向いて生きていく姿に切なさを感じ明るい話ではないけれど読後感は良い。タイトルの「こころげそう」、知らない言葉だったけれど意味を知ってなるほどと納得。

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    2026年05月27日
  • 猫君 りんねの輪

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    ネタバレ

    猫君シリーズ第二弾。

    猫又達が暮らす江戸の町、みかんたち新米猫又達は猫宿で学び中。
    みかんたちの成長物語かと思いきや、みかんたちはすでに二年生。
    とはいえ、まだ首玉は上手く使えていない。
    いきなり織田信長でもあった猫宿の長、長猫が殺され、
    二年生以外の猫又達はそれぞれの猫里に呼び戻され、
    猫宿に残った二年生は正体不明の者に襲われるという不穏な展開。

    若年寄が将軍の世継ぎを変えようとしていて、
    正体不明の男にも、見知らぬ猫又にも襲われる。
    猫又が江戸城内にいるのはよろしくないと断じる怪僧は天海。

    本猫たちも言っているが、若年寄は罰せられることもなくもやもやする結末だし、
    殺された長猫はすぐ

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    2026年05月11日