畠中恵のレビュー一覧
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ネタバレ久しぶりに「しゃばけ」シリーズを読みました。
今回のは、ちょっと切なかったなぁ。
最後の話がそうだから、切なく思ったのかな。
若だんな、病弱だけどお家がお金持ちだから不自由なくて、親や手代たちに愛されて、友達もいて、好きになってくれる子もいて……なんて、「いいご身分じゃないの」と多少の嫉妬も挟みつつ読んでいたけど、やっぱり体が弱いっていうのは一番のネックで、自由に出かけられないし、自分が長く生きられるかわからないから、想ってくれる子に「うん」と言えなくて……。
そんな若だんなの思いがすごく切なくて、今回で若だんなに愛着がわきました。
う〜む、しゃばけシリーズ読むのしばらくお休みしてたけど、もっともっと読みたくなってしまった…。 -
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中学生・音村夏貴は火事で親友を失った。嘆き悲しむ夏貴に、死んだはずの親友が携帯から語りかけてきた。不審火の真相を調べて欲しいという彼の悩みに夏貴は立ち上がり友の魂と二人三脚で真相を探り出す。ファンタジック・ミステリー。
面白かったです。
親友や仲のよくなった女の子が途中で退場してしまうのが違和感あったけど。
あと、義父がホストクラブの経営者だとか病院の描き方などちょっとミステリーとしてのリアリティが薄いなとも感じましたが・・。
そういう欠点をさしひいても読みやすく、スピーディーに話が進み最後の方はドラマティックで、全体として面白く読めました。生命工学も興味のある分野だし・・。
義父の東さんがよかったです。出生の秘密を知り自分の存在意義に悩む主人公に「お前は一人の人間だ、一生懸命生きていればいいんだ、それだけだ」というシーン、犯人が主人公を消そうとするとき「どんなにもっともそうな意見があっても、他人の言葉を鵜呑みにするんじゃないぞ。人間なんだからな。誰かの頭を自分の脳みそ代わりにしてはだめだ」というシーンが好きでした。
ある意味理想のお父さんですね。
一気に読ませてくれたので4つ。
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ネタバレ変わった趣向がないとマンネリになっちゃうね~長崎屋の離れが妖にとって居心地が良いという噂が立ち極寒の日に雪女が訪ねて来るが黒羽が怪しからんという天狗がやってくる。修行不足の蝦蟇仙人は広徳寺で若い僧に追い掛けられているお付きの青蛙神を救い出せない。元妖の楽しい噺が得意な鬼之助の追悼のため楽しい噺を語らねばならない場久は苦しい。広まった噂は多くの妖が長崎屋古参の妖に挑戦するが若旦那は巧く他家で人と交わって暮らしを樹てる道を対戦から見いだしていく。寝込んだ若旦那に河童の大親分禰々子が唐から伝わった丸薬を与えると鳴家となり大名家で盗まれた宝の仔犬の発見に繋がる~安定のマンネリ?
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シリーズ3作の中でいちばん良かった。特に最後の「百年君」という付喪神の正体は、文章だからこそ想像が膨らみ妙な迫力があった。確かに名前の通りの凄みがあった。シリーズ1作目では人間とは関わらないが、人間の前で平気で喋るというスタンスの付喪神たち。シリーズ2作目では子供たちとのやりとりの中で、人間とも気軽に話すようになり、シリーズ3作目では初対面の人間の前でも結構ふつうに姿を現してくる。そしてちょこちょこ歩き回る様子を想像するだけでかわいい。思わず自分の膝の上に付喪神たちがいたら、、、と想像を膨らましてしまう。楽しく、気晴らしになる本でした。
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おおあたり:栄吉はあんこ作りは相変わらず下手なあんこで一人前になりたい。
長崎屋の怪談:一太郎の周りで夢に怖がる人が何名かでた。真相は?
はてはて:2つしかない当たりクジが3つあると分かってすんなり降りようとするのが若だんな(笑)
あいしょう:仁吉と佐助がこれから一太郎の兄やとして仕えようとする時期の話。仁吉と佐助が我こそと反目し合う様子がその後の2人を知って読むと可笑しい。
暁を覚えず:長崎屋の跡取りとして役目を果たしたい若だんな。父の藤兵衛もそれは分かっていて接待の場に同伴させる予定を入れるが肝心な時に寝こんでしまう若だんな。
栄吉のまずい饅頭で寝込む藤兵衛に代わって接待をこなすことができた若だんながちょっぴり自信を持つあたり母のような姉のような気持ちで読める。
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実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。
書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。
余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。
私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。
コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱり酔えんのよと思いながらも、おかげで読書が捗ったことを思い出します。