畠中恵のレビュー一覧

  • やなりいなり(新潮文庫)

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    シリーズ10作目。今回は4つの短編が収録されており、それぞれの冒頭には物語の舞台である江戸の料理のレシピが載っていて、どれも美味しそうで読む楽しみが増した。いつものように妖や少し不思議な出来事が描かれつつ、主人公・若旦那の優しさや気転、そしてどこか天然な一面に思わずほっこり。世知辛さや忙しさを感じる毎日の中でも、このシリーズを読むと心がふっと軽くなり、穏やかな気持ちになれる。今回も癒やしの時間を与えてくれる一冊だった。

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    2026年06月27日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第10弾。一つのお話にそれぞれお料理レシピ付き。時間は鳴家が数えて測る。今回は神様、幽霊など、浮世離れしたモノがテーマだったかな?最後は良い話と思うけど、おれんさんへの言いようが、、、

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    2026年06月19日
  • あやかしたち

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    体が弱い若だんなと妖たちが互いを思いやり日常を紡ぐ“いつもの長崎屋”にほっとする。そんな長崎屋は確かに、妖たちに憧れられる場所になるだろうなあとも納得した。長崎屋に居場所を求め勝負を挑んでくる妖の相手をしつつ、相手のために何ができるか考える若だんなは本当に心が温かく、安らげる場所が欲しいのは人も妖も同じなのだとほろりとする。悪夢ではなく楽しい夢を食べようと奮闘する場久さんのお話も好きだった

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    2026年06月04日
  • 猫君 りんねの輪

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    猫君シリーズ第2弾

    初っ端から、猫宿の長が殺される衝撃の展開
    すぐに輪廻し、あっという間に子猫で誕生

    みかんたち、今の2年生の中に猫君がいると言うが、転生した長猫が子猫でありながらも一番強そう

    登場する猫も多いし、首玉の変化も多いし、なんか全体的にワチャワチャしすぎ
    江戸城の力関係なんか話に入れず、ひたすら猫がモフモフしている方がいいのに残念

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    2026年05月31日
  • あやかしたち

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    長崎屋で楽しく暮らす妖たちの噂を聞き、自分たちと入れ替われと沢山の妖が集まってくる話。確かに若旦那に関わった新妖は自分の居場所を得て江戸で暮らし始めることが多い。妖も人も自分の居場所は欲しいよね

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    2026年05月31日
  • なぞとき

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    少し間をおいたが、つい読んでしまった。しゃばけシリーズ第23巻。
    お馴染みの…という感じ。
    兄やたち推しとしては、もうちょっと活躍して欲しかったけど。

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    2026年05月28日
  • こころげそう

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    作家買い。江戸の青春ミステリ。色々ありながらも若者たちが前を向いて生きていく姿に切なさを感じ明るい話ではないけれど読後感は良い。タイトルの「こころげそう」、知らない言葉だったけれど意味を知ってなるほどと納得。

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    2026年05月27日
  • 猫君 りんねの輪

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    ネタバレ

    猫君シリーズ第二弾。

    猫又達が暮らす江戸の町、みかんたち新米猫又達は猫宿で学び中。
    みかんたちの成長物語かと思いきや、みかんたちはすでに二年生。
    とはいえ、まだ首玉は上手く使えていない。
    いきなり織田信長でもあった猫宿の長、長猫が殺され、
    二年生以外の猫又達はそれぞれの猫里に呼び戻され、
    猫宿に残った二年生は正体不明の者に襲われるという不穏な展開。

    若年寄が将軍の世継ぎを変えようとしていて、
    正体不明の男にも、見知らぬ猫又にも襲われる。
    猫又が江戸城内にいるのはよろしくないと断じる怪僧は天海。

    本猫たちも言っているが、若年寄は罰せられることもなくもやもやする結末だし、
    殺された長猫はすぐ

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    2026年05月11日
  • 御坊日々

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    【概要】明治維新から20年、一度廃寺になり再建された東春寺に様々なできごとが。
    【内容】>傾きかけた料理屋〈八仙花〉を立て直してほしいと、東春寺にやってきた女将が無茶振り。>母親が息子にお前は本当に私の子なのかと問う。悩んだ息子昌太郎が相談に来た。ダイナミックな展開。>辰馬ら貧民街の者たちがお宝を出せと寺に押し入ってきた。>二人の元武士がお宝を出せと襲ってきた。>師の宗伯が死んだ原因知ろうとした檀家たちの浅知恵がなんと成功して外務大臣を呼び出した。>明治という世はどんな世か。
    【感想】めんどくさい部分をすっ飛ばして大雑把にさらさら描かれる明治という世。>スカイエマさんの表紙カバー絵が凛々しい。

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    2026年05月08日
  • アイスクリン強し

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    ネタバレ

    しゃばけシリーズと比べてしまうと少し面白味には欠けてしまうけど面白いと思う(笑)真次郎、長瀬、園山と良いキャラクターが揃って入るけど物語がもう少しひねりが欲しかったかな。謎解き部分が小粒な感じがしてしまうので恋愛の要素とか少し増やしてみても良かったかも。シリーズにしてもっと読んでみたいな~(笑)

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    2026年05月04日
  • 忍びの副業(下)

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    ネタバレ

    うーん。面白いのか分からない。最後どう完結するのかは気になったけど、結局主は亡くなって、明日からの未来は戦国の忍びのように生きるか…。強い甲賀の上忍の戦いは面白かったけど、特に出世するわけでも、これから活躍出来るのかも分からないまま終わった。これがリアルなのだろうけど、何かアップダウンも行事も無く、淡々と進んで終わった印象。

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    2026年04月26日
  • 忍びの副業(上)

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    ネタバレ

    最初は何もそんなに起こらず、どんな内容になるのかさっぱり分からず、このままだと読むのが辛くなりそうと思ってた。後半からは甲賀が這い上がれる道が出て来て、これからは忍び同士の明日の戦いになりそう。どう決着が着くのか楽しみ。

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    2026年04月17日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    アニメがおもしろかったので、原作読んでみた。
    若旦那一太郎の話し言葉はアニメと一緒で品があり、一太郎の周りにいる妖たちもアニメを思い出して、いいキャラだった。
    長いシリーズみたいだから、ゆっくり楽しんでいこうと思う。

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    2026年04月14日
  • ときぐすり

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    ネタバレ

    江戸の町名主代理の、お気楽モノ麻之助が、お上にもっていくには軽い・大家たちではさばききれない諍い・争いを華麗にさばく時代物小説。

    前作では都合で結婚しただけだと思っていた連れ合いを亡くした麻之助。ところが喪失感が大きく、本作でも魂が半分抜けたrecklessな印象の浅之助でありました。

    ・・・
    独立短篇、「朝を覚えず」「たからづくし」「きんこんかん」「すこたん」「ときぐすり」の五篇からなります。

    今回はこれまでと比較して、ちょっとイマイチな感じがしました。

    ・・・
    いや、どれも面白かったのは事実。

    ただ、このシリーズものの面白さのベースは一見お気楽に見える麻之介の名探偵ぶりでありまし

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    2026年04月11日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ、外伝。
    『すえずえ』の後、『なりたい』の前に出版された。

    本編とは別の時間軸、過去や未来の話。
    本編が完結した時、もう一度読んでみたいと思った。
    そして「えどさがし」のその先も。

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    2026年03月26日
  • 猫君

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    20年生きた猫又となったみかんは江戸城内にある新米猫又の学び舎「猫宿」で学ぶことになる

    江戸で、猫なんだが、ちょっとハリーポッターっぽい
    みかん・ぽん太・白花がハリー・ロン・ハーマイオニー
    長がダンブルドア、江戸城がホグワーツ
    となると、名前を言ってはいけない人が猫君?

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    2026年03月26日
  • こいわすれ

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    ネタバレ

    江戸の町名主代理の、お気楽モノ麻之助が、お上にもっていくには軽い・大家たちではさばききれない諍い・争いを華麗にさばく時代物小説。

    言ってみれば、やる気なし刑事、兼、情け深い名裁判官、といった役どころの麻之助が主人公の時代小説。

    ・・・
    六編の短篇・一話読み切りの作品を収録する形もこれまで同様。

    新婚の麻之助、子どもが産まれる前ですが、そんな中でも難問珍問が降ってわいたように集まり、今回も親友兼悪友の清十郎と吉五郎らと解決にあたります。

    飄々としたユーモアあふれるやり取りはこれまで通り。謎を鮮やかに読み切る直観力・推理力も変わりなし。

    ただし、本作では表題が暗に示す通り、麻之助は大きな

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    2026年03月22日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    シリーズですからね、最初のものがいいので、それをそのまま引き継いだ本書
    ほんとうに気軽に読み進めていいです。

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    2026年03月19日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    長崎屋へ舞い込んだ謎の木札に書かれた「お願いです、助けてください」とかいた主を助けたいと考える若だんなだが誰が書いたかわからない。
    「ろくでなしの船箪笥」「ばくのふだ」「ひなこまち」「さくらがり」「河童の秘薬」それぞれに登場する困っている人が木札の主かと思うのだがなかなか見つからない。期限の5月10日までに助けることができるのか!個人的には悪夢を食べる貘が噺家になって高座にすわる「ばくのふだ」が特に面白かった。

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    2026年03月11日
  • わたしの名店

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    読んでいる度に食べたいなっと思いました☺️♡
    ひとつひとつの作品を読んでその後にごはんの絵が書いてあって、もっと食べたくなりました!
    読み応えがあってとても面白かったです!

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    2026年03月11日