畠中恵のレビュー一覧

  • やなりいなり(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第十弾。
    すべてレシピつきだが時間の測り方は鳴家に数えさせるという、鳴家がいないとできないレシピ(笑)
    今回は最後の最後にホロリ。

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    2014年10月11日
  • アイスクリン強し

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    ぅむ。
    別に、スリルがどうとか、手に汗握るとか、そういうのじゃないんです。だから、涙腺が緩むとかでもないし、感動した!!とかっていうのでもない。
    こういう類の本で4をつけることは、私にはなかなか珍しいんだけれども。
    なんていうか、新鮮だったんですよね。そしてなんというか、秀逸だった。
    なんのことのない青春群像という感じなのだけれども、部隊が江戸→明治に変わって少し経った頃。そして、そのころのお話って切った張ったになりやすいと思うのだけれどもそうではなくて、そのころの「一庶民」のおはなし。皆生活していて。歴史とか、お上に文句とか、そういうことじゃなくて、(ちょっと戦争の下りは唯一そういう意味で意

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    2014年10月02日
  • こいわすれ

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    ネタバレ

    日常ミステリー江戸版。
    主人公たちが庶民的な、ちょっとした『ご町内』の問題を解決していくシリーズ3作目。

    時代が違っても、お金に対する執着、親子関係、男女関係の悩みは変わらないものだったのかな、と思う。
    これが外国ものだったらちょっと違うかもしれないが、日本人の物の考え方、というのは確かに不変だと思うのだ。
    江戸時代が身近になる。

    …にしても切ない展開。
    主人公の恋の行方は、もしかしたらそっちへ向かうの???
    続編が待たれます。

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    2017年06月02日
  • つくもがみ貸します

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    はまりそう。江戸、楽しい!昔の言葉遣いって綺麗だ。神様だから人との一線はあるんだけど、つくもがみは人が日常使っているものだからかな。距離感が近くて可笑しい。

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    2014年08月15日
  • ゆめつげ

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    幕末、倒幕後の神仏のありようは?明治を予感させる内容がメインに?
    夢告ができる神官の息子、そしてそれを利用使用する人
    幕末の浪士と、資金調達を絡め、行方不明の札差の息子を絡めて進行する

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    2014年06月30日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    時代小説にファンタジーを取り込んだ作品で、読者に新しい世界を提供してくれている、畠中恵。
    その『しゃばけ』シリーズの第10作が、文庫本となって書店に並んでいたので、迷いなく?読んでみることにしました。
    今回も、大店「長崎屋」の若だんな、一太郎が主人公。
    病気がちで”離れ”で伏せている時間が長い彼の元に、やっかいな客や揉め事が、飛び込んできます。
    そしてその揉め事に、一太郎と、彼の昔からの馴染みの妖(あやかし)たちが立ち向かう、というストーリー。
    今作は5つの短編で構成されていて、それぞれの話は独立しています。
    ただし、共通のテーマとして「食べ物」が取り上げられていて、各話の冒頭に、その物語に登

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    2016年04月11日
  • こいわすれ

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    いろいろ切ない。
    主人公の麻之助もだけど、最初の話の父親の心情も、親として身につまされる。
    昔はいろんな意味で、人の命が現代より儚いものだったのだと、感じてしまう。
    いや、やはり今でも、儚いか……。

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    2014年05月18日
  • 若様組まいる

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    アイスクリン強し、からのシリーズ。明治というどこかアンバランスさを感じる時代を生きる人達を描くやはり好きな話。
    軽快な文章に先先読ませるストーリー展開、人物が生き生きと動く様にまたこのメンツで次作があれば読みたいと思わせる。

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    2014年05月05日
  • こいわすれ

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    やんわりと物事を解決していく麻之助さん。推理力は大したもんです。そんな彼にも哀しい事が起きてしまい……じんわりと泣いてしまいました。

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    2014年05月03日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    『しゃばけ』シリーズの畠中恵。
    シリーズとは違う長編小説が、文庫化されて平積みされていたので、読んでみることにしました。
    主人公は、新米の江戸留守居役。
    部屋住みとして平々凡々な生活を送っていた彼が、優秀な兄の後を継いで、藩の大事な役職、江戸留守居役に任命されます。
    右も左もわからない中、他藩の先輩留守居役たちの厳しい指導を受けながら、お役目を務めていく主人公。
    その日常における騒動が、この作家さんらしい温かいタッチで、描かれていきます。
    そして彼が役目を受けるきっかけとなった、兄に関する事件の謎解き。
    新米で頼りなかった彼が、藩のため、仲間の留守居役たちのために、いつのまにか中心的な役割を担

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    2014年04月21日
  • こいわすれ

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    人の情を主題にした短編6編
    その背景に流れる、主人公麻之助の、妻お寿ずへの想い
    最後の表題作「こいわすれ」が切ない

    ・おさかなばなし
    ・お江戸の一番
    ・御身の名は
    ・おとこだて
    ・鬼神のお告げ
    ・こいわすれ

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    2014年04月19日
  • つくも神さん、お茶ください(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズでお馴染みの、畠中さんの短文集。
    最初の方はちょっと文章が硬いかな?
    様々な雑誌に乗せられたコラムは、エッセイというより、もっとぎゅっと濃縮された感じがします。
    何に掲載されていたのかを見ると、ふむふむなるほど、と思える。
    日常のことや、青春時代のことなど、年代が近いので、しみじみ読ませていただきました。
    「あじゃれ よみうり」からの抜粋も面白い。

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    2014年03月09日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    やっぱり、馴染んだシリーズは、すぐに世界に入れてホッとします。
    最後の話が一番好きかなあ。
    若だんなの親友の栄吉、懐かしいです。
    懐かしい、とか言っちゃうほど、登場がまれになってきたってことでしょうか?
    いつまでも友情が続いて欲しいですね。

    で、橋姫様が気になるんですが・・・
    この話、まだ引っ張りますかね?

    お料理レシピも、面白い趣向でした。
    やなりいなりを作りたいけど、顔が難しそうだな~
    レシピが載っていない、本文中の若だんなのご飯も美味しそうです。

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    2017年06月02日
  • 若様組まいる

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    畠中さんは、しゃばけシリーズが最初の出会いで、以降見つければ買う感じ。
    易しく柔らかい文体で、とっても場景深く分かりやすいのに、しっかり残るのが好き。癖になる。

    続編ですが、過去話なので、単体で読んでも、こちらを先に読んでも問題ないと思います。
    江戸が終わり、明治の世になり20年。世が世なら「若殿様」と呼ばれたであろう坊っちゃんたちが、警官になるべく切磋琢磨し、挙げ句事件を解決する騒動記です。
    リーダー格の長瀬率いる若様組、薩摩から来た若者たち、士族、平民出の者たち、若様たちの知人と、登場人物はすこぶる多いのですが、ワクワクしながらページ進めていけるので、意外と頭に残ります。

    キャラクター

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    2014年02月07日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    接待や、袖の下や、根回しや、前例に従うことが、正しく、有益である社会というのは、そうかこういうものかと。
    そのものが悪いわけではなく、使い方や解釈が下手な故に非難される慣習や制度というのは、素人が安易に手を出してはいけませんなぁ。

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    2014年01月13日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ10作目。

    ●こいしくて  
    長崎屋のある通町界隈で、なぜか恋の病が大流行、
    おまけに若だんなのもとへ、次々と疫病神が訪ねて来るというお話です。

    ●やなりいなり
    狐の神様特製の「やなり稲荷」を食べている長崎屋の離れに
    こっそりと横からいなりに手をつける幽霊が現れました・・・

    ●からかみなり
    長崎屋の主人藤兵衛が街に出たまま三日帰らないため、
    お店の面々はそれぞれの推理を話しあいます。

    ●長崎屋のたまご
    空からおちてきた青い玉を拾った若だんな。
    眼を放したすきに玉がどこかへ行ってしまい、
    それを捜し魔物がきたから、さあ大変。

    ●あましょう
    親友に会うために安野屋に出向い

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    2017年11月09日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    少なくとも、レギュラーの過去話が時空を超えて妙に暗く語られたりしていなかったので、今回は気分よく楽しく読み終えた。
    久し振りのシリーズだったけれど、作者が非常にプロらしくなってきたのを感じる。
    デビュー作に大喜びしたあの頃と比較すると、いいころあいに肩の力が抜けた「面白い読み物」としてのスタンスがしっかり確立されている。
    シリーズの数作は、読み飽きて、お義理になりつつあったのだけれど
    もうすっかり安心して、このマンネリを楽しめる気がする。
    てか早く文庫化してちょ。

    2015年4月再読、再読参照

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    2015年04月17日
  • 若様組まいる

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    江戸の流れがまだ身分には残る明治維新から20年の世の中で理不尽なことや自分ではどうしようもないことと向き合いながら生きていく道を探していく若様とその仲間たちがすごく好きです。

    今の世よりも自分ではどうにもできないことも多く、親や周りから期待も大きい、その中での恋模様は切なく、普段の生活は厳しい。

    でも、それでも必死に楽しく生きていく姿がとっても、羨ましく愛しいなと思いました

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    2014年01月02日
  • ゆめつげ

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    畠中恵さんのいつもの作品のように、和やかな話かと思ったら、思いの外物騒な話。

    手に汗握る展開で、ドキドキしながら一気に読みました。

    とりあえず無事に終わって良かった。

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    2014年01月01日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    おもしろかった!

    新米留守居役の主人公・新之介の成長物語。
    帯に「お江戸のサラリーマン」とあったけれど、予算のない中で藩のために接待して情報を掴んだり、人脈作りをしたり、身分は高くないのに重要な仕事ばかり。確かに現代のサラリーマンに通じるものがあるかも。

    この作品のおもしろさは、一見何の繋がりもないと思っていたことが、後から繋がって更にもう一捻りあるところ!

    ラストはこう来るとは思わなかった。
    このあとどうなったのか、続きが気になる終わり方で続編を期待してしまう。

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    2013年12月30日