畠中恵のレビュー一覧

  • 百万の手

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    親友正哉の家が火事になり、彼が焼死した。両親を助けようと夏貴の目の前で燃えさかる火のなかに飛び込んでいったのだ。不審火だった。嘆き悲しむ夏貴の耳に親友の声が聞こえてきた

    さくさく読めておもしろかった!!これは推理系なものが好きな人は好きかもしれない。すごく頭の中に風景がうかぶのね!読み応えアリです。

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    2009年10月04日
  • あやかしたち

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    ネタバレ

    妖界で話題になる長崎屋(の離れ)。
    何かとトラブルに巻き込まれる一太郎。
    毎回、話の終わりどころは予測がつくものの、読まずにはいられない本。

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    2025年12月12日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    シリーズを読み過ぎて馴染むと同時に間延びしてるなぁと思わんでもない。
    でも後ろ2章の読後感はよかった。
    若だんなの周りに色んな妖がいて賑やかだけど安心できるなぁと思ったり、みんな成長していくんだな、人間は有限だなと思ったり。

    兄や2人はお互いどう思ってるんだろうと思ってたので、その話も面白かった。

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    2025年12月12日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第3弾
    茶巾たまごは金次の飄々とした様子がなんとも面白く、長崎屋であまりにも厚遇されるので出ていってしまった貧乏神という設定が面白かった。
    ねこのばばは猫又になりかけている小丸という老猫が登場するものの主題は横領、エグい。
    5話のたまやたまやでは幼なじみのお春がいよいよ嫁入りしてしまい、一太郎にとってはちょっと切ないお話。

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    2025年12月08日
  • 猫君

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    ネタバレ

    ほんの少しだけ、しゃばけに出てくるキャラクターも出てきたのは胸が躍った。猫又のさらに新米猫又の知恵の出し合い、先輩たちとの戦いが面白かった。可愛らしく、少し癒やされた。

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    2025年12月08日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    療法のひとつとしていろいろなものを食わされてる若旦那、しれっと河童の甲羅なんぞも混ぜられてるけど妖のあいだでの食物関係ってどういう認識なんだろう

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    2025年12月08日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    変わった設定なのに違和感なく読めてしまう

    天地に祈ったからには、あとは己の責任っていい言葉だな
    宗教もなく祈りを続けるのは言い訳を無くすためかもしれない

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    2025年12月05日
  • ああうれしい

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    面白いんだろうけど、畠中さんの小説はこの頃設定が複雑で頭に入ってこないことが多い。
    結局何だったんだ?ってなる。

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    2025年12月04日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めてこのシリーズを読んだのは、もう10年以上前だったなー。まだシリーズが続いてると知って再読中。結構、内容忘れているな。今読むと、一太郎の親がワガママじゃないかい?付喪神になり損ねた墨壺との戦いだけど、関係ない人がたくさん亡くなったのがな…可哀想だよな。

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    2025年12月03日
  • まろ丸伊勢参り

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    まろ丸はお伊勢参りのおかげ犬。
    仔犬で家族とはぐれたところを結に拾われる。
    結は六つながら、疫病で跡取りを失った大阪の大店花沢屋の家付き娘に指名され、伊勢経由で大阪に向かうことに。

    各章ともまろ丸の独白で始まるが、本書の主人公は結に付き添う叔父の九郎。

    前半は摺りとか川渡りとか箱根の山越えとかいろいろな出来ごとに遭遇しながらの道中記。
    小田原の透頂香やお菓子のういろうが出てくるあたりは東海道中膝栗毛のオマージュか。

    後半同行するお以登とのやり取りが増えるにつれ、結の養女話の裏に潜む事情が透け始め、不穏な空気が漂う。
    とともに、九郎と結はお以登から何かにつけて試されるようになる。

    あれこ

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    2025年12月01日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    人間と妖のファンタジー小説。
    文体は読みやすく、内容も面白く読めたのだが、しかし、主人公の両親が我儘すぎてイライラしてしまった。
    捨てられた長男が不憫でならない。

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    2025年11月30日
  • いつまで(新潮文庫)

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    何と長編でした。どうりで一区切りで寝ようと思いつつ区切りがこなくて寝るタイミングが掴めませんでした(笑)
    寂しい・しんどい色んな思いがあるけれど終わりがわからないのは辛いですね。「いつまで」頑張れば「いつまで」待てばたくさんのいつまでを乗り越えて若だんな達は時を重ねていくんですね。

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    2025年11月24日
  • まろ丸伊勢参り

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    しゃばけシリーズ以外では久しぶりに読んでおもしろって思った1冊。

    旅の道中も美味しそうな食べ物や当時の旅のようすも見えてきたり、読んでて楽しかった。
    結ちゃんとまろ丸のイラストも可愛くてほっこり。

    九郎さんのその後についての続編があっても面白そう!

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    2025年11月23日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ドラマ化したりアニメ化したりしているのに、なんとなく納得。
    大江戸人情推理帖ってことだけど、表紙のイメージ通りで気負わず読みやすかったかな。
    妖怪たちも親しみやすくて可愛いというか。

    途中、若だんなの体が弱い故の苦悩がつらつらと描かれてばかりで、私的には犬神さんや白沢さんのこと、もう少し詳しく書いてもらいたいなぁ、と思いつつ…長崎屋にどうして妖がいるのかとか。その辺は、さらっと種明かしで終わってしまった…
    続きを読めばその辺も詳しく描かれているのかしら…終わり方的に、最初からシリーズ化の予定だったんだろうなぁ。謎を残しておかないと、続き読みたくならないもんね。お兄さんのこととかね。

    体の弱

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    2025年11月21日
  • まろ丸伊勢参り

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    今まで長屋ものを読んでいたので、いきなりこんなに羽ぶりのいい江戸ものに少し違和感。
    そんなにオヤツってしょっちゅう食べれるの?とか(笑
    タイトルの「まろ丸」がメインでいろいろ事件が起きるのかと思ったらそうではなかった。
    だいたい章の区切りなんかはそこで場が変わるものが多いなか、これはそのまま話が続いたり、かといって章が終わる時は唐突だったりで、初めての手法だったのでちょっと慣れずにフワフワした感じで読んでた。
    そんなに山はなかったなーと思ってたら最後の最後でちょっとヤバい事件が起きて、このページ数で終わるの⁉︎とハラハラ。
    しかし昔とはいえ、6歳の子が親といきなり離れて暮らせるもんなのかなぁ。

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    2025年11月18日
  • いつまで(新潮文庫)

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    若だんなのいない5年間を埋める、若だんなが戻った5年間も賑やかで平和なんだろうな、とほのぼの思う。ぜひ、於りんちゃんとほのぼの過ごしていて欲しい。

    今回は仁吉と佐助のツートップがあんまり若だんな最優先ではなかったのが新鮮というか物足りないというか・・・

    その分、活躍する妖のすそ野が広がって、これはこれでよかったのではないかと思います。

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    2025年11月17日
  • もういちど(新潮文庫)

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    「われは一回、凄く悪い子に、なってみたかったの」

    若だんなはずっとずっと、人並みの、元気な男の子になりたかったんだろうな。
    元気に走り回り、時には悪戯をして両親や兄やたちに叱られて。

    「おににころも」の話がちっちゃい若だんなとちょっと年上の男の子との交流と別れや、人身売買の話なんかも残ってて印象深い。

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    2025年11月02日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    オーディブルにて。
    前作「ゆんでめて」の流れを汲んだ屏風のぞきの行動が面白い。若旦那の夢と消えた恋はなにか発展するのだろうか。また1話完結に戻ってしまったのが残念。

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    2025年10月28日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    妖と仲良しな若だんなが、江戸を舞台に町人殺しの下手人と対決していくお話。
    なんと言っても妖の描写が可愛い^^
    挿絵も可愛くて、没入感に一役買ってます

    世界観も良かったんですが、
    個人的には、なりそこないの強さのバランスがちょっと気になりました^^;

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    2025年10月28日
  • あやかしたち

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    シリーズ24弾
    まさか、ここまで続くシリーズになるとは。まだまだ続きそうだけど...

    妖界で長崎屋が話題になっているらしく、今回はタイトル通り、妖たちがてんこ盛り
    母のおタエも大活躍

    短編もいいけど、1冊じっくりもたまには読んでみたい

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    2025年10月22日