畠中恵のレビュー一覧

  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久しぶりに「しゃばけ」シリーズを読みました。
    今回のは、ちょっと切なかったなぁ。
    最後の話がそうだから、切なく思ったのかな。
    若だんな、病弱だけどお家がお金持ちだから不自由なくて、親や手代たちに愛されて、友達もいて、好きになってくれる子もいて……なんて、「いいご身分じゃないの」と多少の嫉妬も挟みつつ読んでいたけど、やっぱり体が弱いっていうのは一番のネックで、自由に出かけられないし、自分が長く生きられるかわからないから、想ってくれる子に「うん」と言えなくて……。
    そんな若だんなの思いがすごく切なくて、今回で若だんなに愛着がわきました。
    う〜む、しゃばけシリーズ読むのしばらくお休みしてたけど、もっ

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    2023年09月01日
  • 百万の手

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    中学生・音村夏貴は火事で親友を失った。嘆き悲しむ夏貴に、死んだはずの親友が携帯から語りかけてきた。不審火の真相を調べて欲しいという彼の悩みに夏貴は立ち上がり友の魂と二人三脚で真相を探り出す。ファンタジック・ミステリー。

    面白かったです。
    親友や仲のよくなった女の子が途中で退場してしまうのが違和感あったけど。
    あと、義父がホストクラブの経営者だとか病院の描き方などちょっとミステリーとしてのリアリティが薄いなとも感じましたが・・。

    そういう欠点をさしひいても読みやすく、スピーディーに話が進み最後の方はドラマティックで、全体として面白く読めました。生命工学も興味のある分野だし・・。

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    2009年10月07日
  • 百万の手

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    ミステリーです。途中で思わず「嘘…」って否定したくなる悲しい展開もあって吃驚。でも物語はそこで終わらず続いていくんです。ゾワゾワしました。

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    2009年10月04日
  • 百万の手

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    『しゃばけ』シリーズとは完璧に趣向が違った。だけどなんだか雰囲気が同じだと感じたし、主人公がやっぱり病弱なのには少し笑えた。読みやすくて面白かったけど、まさか話が人工授精やクローンの方に流れていくとは思わなかった。

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    2009年10月04日
  • 百万の手

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    親友正哉の家が火事になり、彼が焼死した。両親を助けようと夏貴の目の前で燃えさかる火のなかに飛び込んでいったのだ。不審火だった。嘆き悲しむ夏貴の耳に親友の声が聞こえてきた

    さくさく読めておもしろかった!!これは推理系なものが好きな人は好きかもしれない。すごく頭の中に風景がうかぶのね!読み応えアリです。

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    2009年10月04日
  • あやかしたち

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    ほんわか心が和む日々の暮らしと季節の移ろいの中で、時々ピリリと効く推理要素だったりミステリー要素だったり人情味だったりがしゃばけの連作短編の良さかなと思っている。

    ただもう惰性みも感じてきているから、そろそろ大きな転換を見せる長編も読みたいかなと思うけど、このぬるま湯のような短編から抜け出す怖さもあるんだよなあ…。

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    2026年02月09日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    みんなが将来について考える話。

    栄吉には修行中なのに縁談がきたが、その娘には気の強い妹と借金を抱えた男がいて、何やら揉めてしまう。
    広徳寺の寛朝さまは、天狗・黒羽坊に頼まれて、小田原で起きた怪事を解決に出向くが、それは片羽を切られて行く末を嘆く黒羽の策略だった。自分を喰っても何も解決しない、と腹をくくり、弟子がいないと嘆く寿真に黒羽を預ける裁きが見事。

    これまで、あまり話に出てこなかった母・おたえは、夫の留守に大阪の商人から長崎屋を契約不履行で店を明け渡せと凄まれるが、怯えるでもなく守り狐たちと対処する。行方知れずの父を探して真相を突き止めるべく、若だんなが大阪に出向く。

    仁吉と佐助の千

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    2026年02月02日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ろくでなしの船箪笥:七之介が祖父から譲り受けた、からくり仕掛けのある船箪笥が原因で、怪異騒動が起こる。

    ばくのふだ:初めて寄席に行くことにした若だんなと一行。寄席で評判の怪談の噺家・場久は悪夢を喰う獏で、語られたのは悪夢の一つだったが、武家の妻を殺して持参金を持った若い女を娶ったと、恨みを抱いて亡くなった女の幽霊が出現してしまう。

    ひなこまち:江戸の娘たちの美人番付を作り、一番の娘に似た雛人形を大名に治める、ひいては大名への側室入りも…などという、今だとジェンダー問題になりそうな話ではあるが、娘たちが着飾るための着物が繁盛するなど、江戸の町は盛り上がっている。そんな中、屏風のぞきは川に落ち

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    2026年01月29日
  • こいごころ(新潮文庫)

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    シリーズ21弾、詰めて読みすぎてマンネリ気味ではあるけど、つまり落ち着くということでもある。
    前作までの数作は若だんなの成長が著しく新しい雰囲気だったが、今回はまたいつもの感じだった。
    ただ最後のお話で、久々の定着しそうな新キャラが出てきたので今後楽しみ。

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    2026年01月27日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いっちばん:通町で多発する掏摸と、それはそれとして、松之助や栄吉がいなくなって寂しい若だんなを元気づけようと、妖たちがあちこちを走り回る。

    いっぷく:近江から江戸に出てきた新しい店が長崎屋に品比べの会を持ちかけてきた。でも、仕掛けたらしい息子の七之助は、若だんなに情報をくれたりもする。どこかで会ったか考えていた若だんなは、以前、三途の川で出会った少年冬吉を思い出す。
    品比べの会では、商売人として、会の一番を取るのではなく、しっかり顧客の心を掴み、商談を成立させる長崎屋が見事。

    天狗の使い魔:天狗と王子の狐、それに狛犬が、それぞれに思惑を持って若だんなを攫う。寒い夜空を連れまわされながら、知

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    2026年01月27日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第8弾は、若だんなが目が見えなくなった怪事に皆が奔走する通しのお話。
    はじめての:廻船問屋長崎屋の跡取り一太郎12歳の時の初恋めいたお話
    そっと見守る兄や達が優しい。
    ほねぬすびと:『骨盗人』相手の骨折りを盗む。ただ働きさせる者。ある日突然目が見えなくなった若だんな一太郎。病気がちな上に目まで見えなくなり役立たずになったと気を落とす一太郎だが、見えない分鋭敏になった聴力で長崎屋の危機を救う。
    ころころろ:仁吉は目の見えなくなった若だんなのために生目神の玉をもつカッパを探していると妖となった人形小ざさ、見世物小屋で囚われていたろくろっ首に出会い保護することになる。若だんなの目を治

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    2026年01月29日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第七弾。
    いっちばん:兄の松助が世帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修行にでた。途端に寂しさを感じる若だんなを元気づけるために贈り物を探す妖達。
    いっぷく:京の小間物屋小乃屋、西岡屋が江戸の大店廻船問屋の長崎屋に品比べを一緒にやらないかと持ちかけてくる。
    この話は若だんなが三途の川から一緒に抜け出した冬吉が関わっていて読者としては楽しめる仕掛けがあった。
    天狗の使い魔:大天狗、狐、狛犬による三つ巴の若だんな争奪戦。人質の若だんなが三方よしの解決案でなんとか丸く収まる。
    餡子は甘いか:主役は日本橋の北にある菓子司安野屋に修行に出ている栄吉が主役。弟弟子の八助は器用に菓子作りを覚える

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    2026年01月24日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    お金が必要な妖(銀次は神だけど)に富くじが当たって、若だんなも裕福だから特に頓着も執着もしない所がのんびりしていていい。

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    2026年01月21日
  • まんまこと

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    揉め事の裁定をする名主の息子・麻之助。支配町から上がってくる難問に幼馴染の色男・清十郎、堅物・吉五郎と取り組むが…
    新しい時代小説シリーズにチャレンジしてみたけど、キャラ設定が弱め・事件が控えめ・雰囲気が緩めで私には合わなかった…

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    2026年01月21日
  • またあおう(新潮文庫)

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    去年から読み進めているしゃばけシリーズ。
    発売順に読んでいます。
    この外伝は前回の『えどさがし』が面白かったので楽しみにしていました。
    いつもと違い若だんなはほとんど出てこず、時代も違ってたり。

    ですが今回は初っ端から若だんなが出てきて、妖達を紹介する趣。この最初の方がかつての黒歴史?評判があまりよろしくないエッセイを彷彿させゲンナリ…

    最後のお寺が代替わりして秋英さんがメインのお話は面白かったです。
    頼られること、真の独り立ちについて考えさせられました。

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    2026年01月20日
  • 忍びの副業 上

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    伊賀と甲賀の忍者
    名前しか知らないので
    ふーむと思いつつ読んだけど
    ちとぼんやり。まだエンジンかからぬ。
    後半に期待、かな。

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    2026年01月20日
  • わたしの名店

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    様々な著者一押しの名店紹介。
    居酒屋からカフェまで幅広く、
    食には皆さんこだわりを持っているもんなんだなぁ、と思いました。

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    2026年01月18日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ6作目
    鬼と小鬼:大火事の煙を吸い込んでしまい死にかけた一太郎は賽の河原にやって来る。現世に戻れるのか?
    ちんぷんかん:妖退治で有名な高僧 寛朝がいる上野広徳寺に預けられ寛朝の弟子となった秋英が主人公。本の挿絵の男の人に惚れてしまった娘を救う依頼に困る秋英。
    男ぶり:廻船問屋長崎屋の女房おたえ(一太郎の母)の若かりし頃の恋の話。
    今昔:一太郎の腹違いの兄 松之助の縁談話、陰陽師の式神使いがなにやらあるようで謎解き
    はるがいくよ:長崎屋の若だんな一太郎の住まう離れに植えられた桜の古木、花びらの妖 小紅の短く儚い一生が切ない

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    2026年01月18日
  • あやかしたち

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    雪女の話が面白かった。
    長崎屋が妖怪たちの間で広まり、様々なトラブルが巻き起こる。

    このシリーズは長いけど、まだまだ色んな事件が起こって面白い。
    これからも続いてほしい。
    若旦那は今はいくつぐらいかちょっと気になった。

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    2026年01月18日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第2作。連作短編集。
    江戸の廻船問屋長崎屋の一人息子一太郎。祖母は齢三千年の大妖で、身体の弱い若旦那の一太郎には、妖がたくさん守ってくれている。
    とぼけた妖たちが、なんとも可愛い。

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    2026年01月17日