畠中恵のレビュー一覧
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「しゃばけ」シリーズの畠中恵の江戸庶民ものの別シリーズ。
両方とも町民の跡取り息子が主人公だが、しゃばけの一太郎が病弱で妖(あやかし=妖怪)に囲まれて暮らしているのに対し、まんまことの麻之助は、やんちゃな遊び人でお気楽に過ごしている。でも二人とも、賑やでいなせな江戸市井で活き活きと活躍していく。
江戸は神田の町名主の跡取り息子麻之助は、嫌々ながら父親の名代として町内の揉め事の仲裁を任される。町内の者たちは、このお気楽ものが本当に仲裁を出来るのかと心配するが、意外とちゃんとした裁定を行っている。
お、なかなか鋭い推理だね。えっ、そう裁定するの、憎いねぇ。う~ん、なかなか粋な計らいじゃないか・・ -
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに「しゃばけ」シリーズを読みました。
今回のは、ちょっと切なかったなぁ。
最後の話がそうだから、切なく思ったのかな。
若だんな、病弱だけどお家がお金持ちだから不自由なくて、親や手代たちに愛されて、友達もいて、好きになってくれる子もいて……なんて、「いいご身分じゃないの」と多少の嫉妬も挟みつつ読んでいたけど、やっぱり体が弱いっていうのは一番のネックで、自由に出かけられないし、自分が長く生きられるかわからないから、想ってくれる子に「うん」と言えなくて……。
そんな若だんなの思いがすごく切なくて、今回で若だんなに愛着がわきました。
う〜む、しゃばけシリーズ読むのしばらくお休みしてたけど、もっ -
Posted by ブクログ
中学生・音村夏貴は火事で親友を失った。嘆き悲しむ夏貴に、死んだはずの親友が携帯から語りかけてきた。不審火の真相を調べて欲しいという彼の悩みに夏貴は立ち上がり友の魂と二人三脚で真相を探り出す。ファンタジック・ミステリー。
面白かったです。
親友や仲のよくなった女の子が途中で退場してしまうのが違和感あったけど。
あと、義父がホストクラブの経営者だとか病院の描き方などちょっとミステリーとしてのリアリティが薄いなとも感じましたが・・。
そういう欠点をさしひいても読みやすく、スピーディーに話が進み最後の方はドラマティックで、全体として面白く読めました。生命工学も興味のある分野だし・・。
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Posted by ブクログ
タイトルどおり「なりたい」をテーマに各章の物語が紡がれる。
妖になりたい:長崎屋と取引がある養蜂家の甚兵衛さんは妖になりたい
人になりたい:料理屋の百さんの世話で江戸甘々会という集まりに紛れた勇蔵さんは実は元道祖神。好きなお菓子の職人(人)として暮らしていきたい。
猫になりたい:手ぬぐいの染屋、年配の紅松屋と若い青竹屋の春一。春一は一度命を落とし、鳥、朝顔、虫に生まれ変わり、最後には猫になり弟に可愛がられて長生きをした結果猫又になったのだった。そこに戸塚宿の猫又 虎と藤沢宿の猫又 熊市が長を争うことになり、ひと騒動。
親になりたい:長崎屋の女中おように縁談が舞い込む。しかし、お相手には手のかか -
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