畠中恵のレビュー一覧

  • ゆめつげ

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    ネタバレ

    小さな神社の神官を務めるのんびり屋の兄・弓月、しっかりものの弟・信行。
    弓月は夢からお告げをえることが出来る『夢告(ゆめつげ)』の力を持っていた。普段はあてが外れたことばかり見ていた弓月だったが、なぜか大店の一人息子である『新太郎』を探してほしいと頼まれ…

    主人公・弓月ののんびりだけど飄々としたところが憎めなくて良い。
    幕末の混乱と事件が交錯していく点は面白いが、説明が長いと思う。
    ただ、一気に読めた。
    出来たらこの弓月の活躍(?)の続きをまた見たい気がする。

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    2013年05月01日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【しゃばけシリーズ03】
    短編集。
    於りんちゃんとお雛さんがでてくる「花かんざし」が一番好き。
    相変わらず鳴家が可愛いし、於りんちゃんを助けようと抱きかかえて走る獺がいい。
    事件ごとに変わる登場人物の中で、お雛が一番のお気に入りです。

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    2025年04月10日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    【しゃばけシリーズ02】
    短編集。
    若だんなのまわりの主要な登場人物のキャラ(栄吉や松之助・仁吉)が際立つようなお話が多く面白かった。

    「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「空のビードロ」「四布の布団」「仁吉の思い人」「虹を見しこと」の6篇収録。
    何度読んでも面白い。

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    2022年11月04日
  • まんまこと

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    「しゃばけ」シリーズの畠中恵の江戸庶民ものの別シリーズ。
    両方とも町民の跡取り息子が主人公だが、しゃばけの一太郎が病弱で妖(あやかし=妖怪)に囲まれて暮らしているのに対し、まんまことの麻之助は、やんちゃな遊び人でお気楽に過ごしている。でも二人とも、賑やでいなせな江戸市井で活き活きと活躍していく。

    江戸は神田の町名主の跡取り息子麻之助は、嫌々ながら父親の名代として町内の揉め事の仲裁を任される。町内の者たちは、このお気楽ものが本当に仲裁を出来るのかと心配するが、意外とちゃんとした裁定を行っている。
    お、なかなか鋭い推理だね。えっ、そう裁定するの、憎いねぇ。う~ん、なかなか粋な計らいじゃないか・・

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    2019年01月16日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    若旦那の友達である菓子司三春屋の息子、栄吉が主人公の「餡子は甘いか」が泣かせます。菓子屋の跡取りなのに菓子作りが下手な栄吉ですが、それでも菓子を作るのが好きで、努力を続けていくのだと決心します。周りの大人たちが、栄吉のゆっくりした成長ぶりを認めて、急かさずに見守っている感じも好きです。
    巻末に高橋留美子との対談も掲載されていて、お得感がありますよ。

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    2019年01月16日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    相変わらず、鳴家たちが可愛いです。若だんなに愛されていますね~。
    その若だんなは、両親や妖の兄やたちに愛されていて…。
    長崎屋には、いつも愛が溢れています。

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    2019年01月16日
  • いっちばん(新潮文庫)

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     おなじみ畠中さんの「しゃばけ」シリーズの中の1冊です。文庫で発刊になったので買いました。
     若旦那を始め登場人物もなじみですし安心して楽しめる一冊です。

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    2019年01月16日
  • つくもがみ貸します

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    100年以上大切に使われてきた「モノ」だけがなれる「つくもがみ」。これを貸して商売をする姉弟(本当のではないが)の物語。つくもがみ達の自分勝手な解釈や会話が楽しい。
    若だんなシリーズの鳴家たちとはまた違った展開で、楽しく読めた。これまたシリーズ化して欲しいところ。

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    2016年07月31日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久しぶりに「しゃばけ」シリーズを読みました。
    今回のは、ちょっと切なかったなぁ。
    最後の話がそうだから、切なく思ったのかな。
    若だんな、病弱だけどお家がお金持ちだから不自由なくて、親や手代たちに愛されて、友達もいて、好きになってくれる子もいて……なんて、「いいご身分じゃないの」と多少の嫉妬も挟みつつ読んでいたけど、やっぱり体が弱いっていうのは一番のネックで、自由に出かけられないし、自分が長く生きられるかわからないから、想ってくれる子に「うん」と言えなくて……。
    そんな若だんなの思いがすごく切なくて、今回で若だんなに愛着がわきました。
    う〜む、しゃばけシリーズ読むのしばらくお休みしてたけど、もっ

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    2023年09月01日
  • 百万の手

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    中学生・音村夏貴は火事で親友を失った。嘆き悲しむ夏貴に、死んだはずの親友が携帯から語りかけてきた。不審火の真相を調べて欲しいという彼の悩みに夏貴は立ち上がり友の魂と二人三脚で真相を探り出す。ファンタジック・ミステリー。

    面白かったです。
    親友や仲のよくなった女の子が途中で退場してしまうのが違和感あったけど。
    あと、義父がホストクラブの経営者だとか病院の描き方などちょっとミステリーとしてのリアリティが薄いなとも感じましたが・・。

    そういう欠点をさしひいても読みやすく、スピーディーに話が進み最後の方はドラマティックで、全体として面白く読めました。生命工学も興味のある分野だし・・。

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    2009年10月07日
  • 百万の手

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    ミステリーです。途中で思わず「嘘…」って否定したくなる悲しい展開もあって吃驚。でも物語はそこで終わらず続いていくんです。ゾワゾワしました。

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    2009年10月04日
  • 百万の手

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    『しゃばけ』シリーズとは完璧に趣向が違った。だけどなんだか雰囲気が同じだと感じたし、主人公がやっぱり病弱なのには少し笑えた。読みやすくて面白かったけど、まさか話が人工授精やクローンの方に流れていくとは思わなかった。

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    2009年10月04日
  • 百万の手

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    親友正哉の家が火事になり、彼が焼死した。両親を助けようと夏貴の目の前で燃えさかる火のなかに飛び込んでいったのだ。不審火だった。嘆き悲しむ夏貴の耳に親友の声が聞こえてきた

    さくさく読めておもしろかった!!これは推理系なものが好きな人は好きかもしれない。すごく頭の中に風景がうかぶのね!読み応えアリです。

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    2009年10月04日
  • おやごころ

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    今回はちょっと悲しいお話が多かったかな。悲しいと言うかそれぞれ身勝手と言うか。おやごころも生まれてくる子供にデレデレの麻之助の話だと思いきや、とんでも家族のお話で
    お和歌さんと宗吾、麻之助がこれから繋いでいく家族の未来はどんな感じでしょうか。

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    2026年07月12日
  • なりたい(新潮文庫)

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    タイトルどおり「なりたい」をテーマに各章の物語が紡がれる。
    妖になりたい:長崎屋と取引がある養蜂家の甚兵衛さんは妖になりたい
    人になりたい:料理屋の百さんの世話で江戸甘々会という集まりに紛れた勇蔵さんは実は元道祖神。好きなお菓子の職人(人)として暮らしていきたい。
    猫になりたい:手ぬぐいの染屋、年配の紅松屋と若い青竹屋の春一。春一は一度命を落とし、鳥、朝顔、虫に生まれ変わり、最後には猫になり弟に可愛がられて長生きをした結果猫又になったのだった。そこに戸塚宿の猫又 虎と藤沢宿の猫又 熊市が長を争うことになり、ひと騒動。
    親になりたい:長崎屋の女中おように縁談が舞い込む。しかし、お相手には手のかか

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    2026年07月09日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    移り変わっていく中でそれぞれが選択する未来。
    主人公も含めて、各々がどんな道に進むのか悩みながらも自身の意思で選ぶのが印象的だった。

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    2026年07月07日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日
  • わたしの名店

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    28名の著者によるエッセイ。もう一度行きたいと思わせてくれる一皿の数々。一編ずつにお店の情報とイラストが添えられている。この本をガイドに名店巡りをしてみたくなった。

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    2026年07月01日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第13弾
    本のタイトルであるすえずえというお話はなくてあれれ?と思ったが「時間的に後であること。これから先。将来。行く末。のちのち。」をあらわすそうです。
    栄吉の来年、寛朝の明日、おたえの、としえ、仁吉と佐助の千年、妖等の来月
    どれも時間をテーマにしていてやっと納得。
    千年以上生きる妖等と人間では時間の感覚が違うけれど今を楽しくお互いに慈しみながら生きててほのぼのする。

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    2026年06月30日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第12弾
    跡取り三人:江戸の若い跡取り3人の器量を競う。
    こいさがし:数組の組み合わせによるお見合いと恋模様
    くたびれ砂糖:栄吉が奉公している安野屋に3人の後輩ができたが生意気で喧嘩ばかり
    みどりのたま:仁吉が記憶喪失になってしまい、老狐の古松と行動を共にする
    たぶんねこ:神の庭に住まう月丸という幽霊が江戸へ戻りたいと願う

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    2026年06月30日