畠中恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルどおり「なりたい」をテーマに各章の物語が紡がれる。
妖になりたい:長崎屋と取引がある養蜂家の甚兵衛さんは妖になりたい
人になりたい:料理屋の百さんの世話で江戸甘々会という集まりに紛れた勇蔵さんは実は元道祖神。好きなお菓子の職人(人)として暮らしていきたい。
猫になりたい:手ぬぐいの染屋、年配の紅松屋と若い青竹屋の春一。春一は一度命を落とし、鳥、朝顔、虫に生まれ変わり、最後には猫になり弟に可愛がられて長生きをした結果猫又になったのだった。そこに戸塚宿の猫又 虎と藤沢宿の猫又 熊市が長を争うことになり、ひと騒動。
親になりたい:長崎屋の女中おように縁談が舞い込む。しかし、お相手には手のかかる三太という小さな子がおり、女中頭のおくまは反対する。
でも、おようは母親になりたかった。
りっぱになりたい:近所の大店 塩浜屋の若だんながみまかるが生まれ変わったら何になりたいか決めたいと幽霊の姿で長崎屋の若だんな一太郎に相談をする。