畠中恵のレビュー一覧

  • しゃばけ(新潮文庫)

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    映画化、ドラマ化、アニメ化、漫画化された長期シリーズ1作目。江戸の街で巻き起こるゆるめの日常妖怪ミステリー。

    ドラマやアニメの第一話の様な構成で、キャラクターもシンプル。その後長くシリーズが続いた理由も分かるし、影響受けた作品も多そう。

    物語が二転三転するわけでもないので、ミステリー好きよりも日常系が好きな人向きかも。


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    2026年01月03日
  • まろ丸伊勢参り

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    もっとほのぼのした感じと思って読み始めたら、意外と不穏な雰囲気で、でも基本大悪人はいないので、細々した問題をあたふたと解決していく江戸〜お伊勢さんまでのロードムービー的構成になっている。新聞連載のためか行き着く暇なく色々なことが起きて、読んでいてせわしなく感じはしたが、飽きずに読めたのは、自分が今旅をしたい気分だからだったのかもしれない。

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    2026年01月03日
  • アイスクリン強し

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    文明開化の年表のような「序」から良かった

    長瀬やミナたちが幾つか明言されてない(若者たち)けど、明治二十三年でざっくり23歳とかだとすると、夏目漱石や正岡子規なんかと同い年同世代なんだよなぁなんて考えながら読みました。時代背景想像できるのがおもろい


    西洋菓子をはじめとした銀座の街のキラキラした部分、文明開化が花開き成金が金儲けに勤しんでいる、
    居留置のこと、
    貧民窟という江戸から東京に変わったことによる負の部分
    そして戦争の影が忍び寄る時代背景


    “サーベルよりもアイスクリンが強い”
    権力よりも最新情報

    「ゼリケーキ儚し」あたりからぐっと惹き込まれてきて、長瀬、真次郎、沙羅のスリーマ

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    2026年01月03日
  • まろ丸伊勢参り

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    犬連れで伊勢、大阪に向かう畠中流東海道の旅もの。
    畠中さんの話は設定が入り組んで頭に入ってこないことが多いが、これは縁者の店の名前が多いくらいで比較的シンプルな登場人物設定。

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    2025年12月31日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    こわい:仲間の妖からも忌み嫌われる狐者異(こわい)に声をかけずにいられなかった若だんな。でも、狐者異は「なんだい、優しいような口を聞くと思ったのに、お前も嫌な奴なのか!」「なんで皆、おいらに優しくしてくれないんだ!我慢なんて嫌なこった。酷いよ。離れにいる妖達なんて、嫌いだよっ」といって遠ざかっていった。
    畳紙:紅白粉問屋の孫娘お雛は厚化粧で素顔を隠す。屏風のぞきには左官の漆喰仕事みたいと言われるほどだが、止めることができない。許嫁の正三郎が薄化粧の美しい女性と話していたのをみてなんだかモヤモヤ。
    動く影:一太郎が5つの時の話。菓子屋の跡取り栄吉との絆が深まった出来事であり、一太郎初めての謎解き

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    2025年12月24日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今回も楽しました(笑)『こわい』『ありんすこく』は少し変わった感じがしたかな。良かったのは『畳紙』『おまけのこ』(笑)こういったシリーズ物の短編集はわき役たちの物語ができるのがいいですね(笑)屏風のぞきや家鳴達の活躍(?)がいいですね(笑)『動く影』のような昔の話もいい(笑)ここに登場した子供たちが大きくなって登場してくるとまた面白そうですね~(笑)

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    2025年12月21日
  • まんまこと

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    江戸時代の江戸古町名主の息子が江戸で起こったいろんな事件の謎解きをして町名主の代理としてうまい具合に調停をしていく短編6作。
    江戸っ子らしく人情に富んだ裁定をするのが小気味良い。
    ただ、主人公は遊び人という設定だが、ちょっと女言葉になっているのが気になった。

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    2025年12月18日
  • まろ丸伊勢参り

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    60年に一度のおかげ参りの年。
    西の大きな米問屋へ養女の話が出た姪を連れて、伊勢へ旅する九郎の物語。
    まだ6歳の姪の結、仔犬のまろ丸、荷物持ちの平八と共に伊勢へと向かいます。
    遠縁の結をわざわざ養女に迎える意図は?
    三男坊で身の振り方の定まらない九郎の将来は?
    奉公人として先の見えない平八の今後は?
    伊勢への道中の様々な事柄を経て、それぞれの人生を見つめ直し、身の振り方を考えていきます。
    旅の終わりには、旅の終わりの寂しさと、それぞれが明日へ向かって一歩踏み出す勇気を感じてぐっときました。

    お伊勢参りと言うと漠然とその時代の一大イベント、憧れのレジャーのように考えていましたが、本当に大変な旅

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    2025年12月18日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    父の藤兵衛が倒れる話。
    狂骨は過去イチヤバかった。あの若だんなも動けなくなるほど。
    今までは、最後は解決したり仲間になったりしてたけど、そういうことばかりじゃないよね…

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    2025年12月17日
  • 人生を豊かにする 歴史・時代小説教室

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    多分、「人気作家」の、どうやって作家になったか、どういうことを考えて著作しているかを編集者が聞き手になって書いている。

    多分というのは、三人とも知らないから。

    時代/歴史小説、また、この作家さんが好きな人が読めば違うんだろう。
    なんか昔の、漫画家になろう!的な本みたいな感じ。

    以前読んだ、流行作家?になるには見たいな本の成金的な臭いは少なかったし素直にすげえな、やっぱりプロは、と思ったのだが、一人だけやっぱり臭ってた気がした。

    もっと、古典的な有名な作品を取り上げて論評してくれるようなもんかと思ってたので、拍子抜け。

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    2025年12月15日
  • あやかしたち

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    ネタバレ

    妖界で話題になる長崎屋(の離れ)。
    何かとトラブルに巻き込まれる一太郎。
    毎回、話の終わりどころは予測がつくものの、読まずにはいられない本。

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    2025年12月12日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    シリーズを読み過ぎて馴染むと同時に間延びしてるなぁと思わんでもない。
    でも後ろ2章の読後感はよかった。
    若だんなの周りに色んな妖がいて賑やかだけど安心できるなぁと思ったり、みんな成長していくんだな、人間は有限だなと思ったり。

    兄や2人はお互いどう思ってるんだろうと思ってたので、その話も面白かった。

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    2025年12月12日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第3弾
    茶巾たまごは金次の飄々とした様子がなんとも面白く、長崎屋であまりにも厚遇されるので出ていってしまった貧乏神という設定が面白かった。
    ねこのばばは猫又になりかけている小丸という老猫が登場するものの主題は横領、エグい。
    5話のたまやたまやでは幼なじみのお春がいよいよ嫁入りしてしまい、一太郎にとってはちょっと切ないお話。

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    2025年12月08日
  • 猫君

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    ネタバレ

    ほんの少しだけ、しゃばけに出てくるキャラクターも出てきたのは胸が躍った。猫又のさらに新米猫又の知恵の出し合い、先輩たちとの戦いが面白かった。可愛らしく、少し癒やされた。

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    2025年12月08日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    療法のひとつとしていろいろなものを食わされてる若旦那、しれっと河童の甲羅なんぞも混ぜられてるけど妖のあいだでの食物関係ってどういう認識なんだろう

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    2025年12月08日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    変わった設定なのに違和感なく読めてしまう

    天地に祈ったからには、あとは己の責任っていい言葉だな
    宗教もなく祈りを続けるのは言い訳を無くすためかもしれない

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    2025年12月05日
  • ああうれしい

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    面白いんだろうけど、畠中さんの小説はこの頃設定が複雑で頭に入ってこないことが多い。
    結局何だったんだ?ってなる。

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    2025年12月04日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めてこのシリーズを読んだのは、もう10年以上前だったなー。まだシリーズが続いてると知って再読中。結構、内容忘れているな。今読むと、一太郎の親がワガママじゃないかい?付喪神になり損ねた墨壺との戦いだけど、関係ない人がたくさん亡くなったのがな…可哀想だよな。

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    2025年12月03日
  • まろ丸伊勢参り

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    まろ丸はお伊勢参りのおかげ犬。
    仔犬で家族とはぐれたところを結に拾われる。
    結は六つながら、疫病で跡取りを失った大阪の大店花沢屋の家付き娘に指名され、伊勢経由で大阪に向かうことに。

    各章ともまろ丸の独白で始まるが、本書の主人公は結に付き添う叔父の九郎。

    前半は摺りとか川渡りとか箱根の山越えとかいろいろな出来ごとに遭遇しながらの道中記。
    小田原の透頂香やお菓子のういろうが出てくるあたりは東海道中膝栗毛のオマージュか。

    後半同行するお以登とのやり取りが増えるにつれ、結の養女話の裏に潜む事情が透け始め、不穏な空気が漂う。
    とともに、九郎と結はお以登から何かにつけて試されるようになる。

    あれこ

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    2025年12月01日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    人間と妖のファンタジー小説。
    文体は読みやすく、内容も面白く読めたのだが、しかし、主人公の両親が我儘すぎてイライラしてしまった。
    捨てられた長男が不憫でならない。

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    2025年11月30日