畠中恵のレビュー一覧

  • おまけのこ(新潮文庫)

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    シリーズ4作目。

    安定感はある。
    読んでいて常に平均55点くらいの面白さはある。

    でも、めちゃくちゃ面白い訳では無い。

    芸人なら息が長い芸人になるだろう。

    作者の名前、畠中さんは「はたなか」さんだと思っていたら、「はたけなか」さんだった。それだけ。

    また続きはそのうちに。

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    2025年04月06日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    シリーズ3作目

    とりたてて面白い訳でも、かと言ってつまらない訳でもない。

    でも、シリーズ3作目。

    何だかんだ言いつつも、楽しんでいるのかもしれない。
    読んでいて安心感はある。

    またそのうち4作目も読むだろう。

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    2025年04月06日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    一作目を読み終わった時、あんまり好きじゃないかなぁと思ったのだが、本作はまずまずの好感触。

    何か二作目にして自分の中でキャラが立ってきた。

    そんなことより、

    若旦那みたいに甘やかされたい。

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    2025年04月06日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    江戸時代の妖と大店の跡取り息子のファンタジー。

    それぞれのキャラクターもたってるし、退屈しない。

    が、そんなに好きじゃないのは、時代劇だからか、ファンタジーだからか。

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    2025年04月06日
  • なぞとき

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    犬かわいい若旦那の23冊目
    短編5作、ちょっと個人的にはスッキリさが少ないと感じた。
    単に短編が苦手だからか。
    若旦那、結構元気になってきたので
    ちょっとアクティブではあるが、、
    もうちょっと元気になるか、
    もしくはもうちょっとひ弱でいてくれるか、
    どっちかになってほしいと思う(主観)

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    2025年04月02日
  • わたしの名店

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    有名な作家さんが実在する思い出のお店をエピソードとともに紹介してくれる。
    28名の作家さん(中にはルイ53世さん、バービーさんなどの芸人さんも)のエピソードの中で美村さんの鴨のロースト、塩谷舞さんのガパオライスはお店をブックマークするほど惹かれてしまった。

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    2025年04月02日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    しゃばけシリーズのサイドストーリー短編集。

    前作のしゃばけが1つのファンタジー作品として完結してもいいくらいに完成されていたけれど、その登場人物を順番にフィーチャーして掘り下げた話を読むことで、より人柄や関係性が見えて世界が広がった感じがした。

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    2025年03月22日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    身体の弱い主人公一太郎とその周りの妖怪達と街で起こった事件を解決していくお話。
    手代の仁吉と佐助が若旦那の一太郎をお守りしているが、妖と人間とでは少し会話にズレがあるので、天然みたいな発言をしている妖怪達。(アホっぽい)
    妖の世界にもカーストが存在したり、妖ならではの悩みがあったり。
    日本ファンタジー×ミステリー。
    とてもライトに読めます。妖達も可愛らしい。

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    2025年03月13日
  • こいごころ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ21冊目
    今見たら、私が読んだしゃばけ、外伝やら入れると23冊目?24冊目?

    毎年 年末頃に文庫化されるので
    今年のお正月に読むつもりで買っていたのだけど
    今年は読むのが3月になってしまった
    やっぱり読むと楽しい小説です
    1年ぶりにしゃばけファミリーに会えた

    「こいごころ」は切なかった

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    2025年03月07日
  • しゃばけ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。
    学生だった当時、江戸の言葉やものがよく分からず所々理解できないところがありました。
    今回はちゃんと読めた。
    家鳴が可愛いのを再確認。
    仁吉と佐助の過保護がすごかった。
    そして両親が思ったより身勝手だった。
    あとお母さんもきっと家鳴りとか見えてるんですよね?
    今回全然お母さん絡んできませんでしたが。
    今後のお兄さんとの関係が気になる…

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    2025年02月09日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    切なく苦い「こわい」以外は、どれもほのぼのとした話が続いたように思います。
    今までは比較的簡単に死人が出ていた本シリーズですが、今作では死人は出ませんでしたね。

    過去、吉原に近い地に住んでいたことがあったので、あぁ、自分の生活していたところの近くに若だんなが来ていたのか、と、まるで有名人が馴染みの店に来ていたかのような高揚する気持ちでした。

    (都内に住んでいたことがあるので、そもそも吉原に限らず、若だんなたちが暮らす辺りも、私自身徘徊したことがあるんですけどね)

    本シリーズは今後も短編なのでしょうか。それとも1作目のような、一冊通してのお話があるのでしょうか。
    それも含め、今後も楽しみで

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    2025年02月02日
  • かわたれどき

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    友に子が生まれるなど周囲で祝い事が続いているのに麻之介揉め事ばかり。どのお話も面白かったが「まちがいさがし」が1番好きだった。お雪に起こった一大事と麻之助が下した重大な決意がこれからどこに向かっていくのか楽しみ

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    2025年01月17日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

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    畠中恵はどうしてこんなに可愛らしい小さき者を描くのが上手いんだろう。
    付喪神という妖。妖なのに、可愛くて少しふてぶてしくてでも憎めない。
    幼馴染の子供達3人も平和で可愛らしい存在。
    少しだけストーリーに物足りなさもあったけど、読み終わった後に平和な心でいられる本。
    個人的に読むタイミングが良かったな。ハラハラドキドキするのよりも、ほっこりできるものが読めて安心できました。

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    2025年01月16日
  • なぞとき

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    タイトルどおり若だんなと妖達が長崎屋の身の回りで起きる謎に挑むお話。長崎屋の怪談話と独立する奉公人の世話を若だんなが担うお話が面白かった。いつもの時代の、いつもの日常にほっとする

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    2025年01月16日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    前作「ぬしさまへ」では、あやかしであり、手代の一人、仁吉の過去の話がありましたが、今作はもう一人のあやかしの手代、佐助の過去のお話を含む短編。

    ミスリードにうまくハマり、どういうことだろうと戸惑っている間にネタバラシされ、「してやられた!」と思わず膝を叩いてしまう。そんなお話でした。
    ネタバラシの後で思わずページを戻ったり、なんてことも。ミスリード系のミステリー小説あるあるです。

    お春の縁談と煙管探しのお話は、お春の真意がわからず、個人的には少しモヤモヤが残りました。

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    2025年01月12日
  • 忍びの副業 下

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    上巻では、淡々と何か事件が起きる雰囲気を残して終わり、下巻から、どんどん甲賀と徳川家を中心に
    陰謀が徐々に表に現れてくるのが面白い。

    ただ、話の盛り上がりが中々起きないので、そこで
    少し退屈しそうになってしまった。

    忍びという生き方は、江戸時代の平穏な時には中々
    自分の技や知識を活かすことが難しかったのかなと思ったけれど、自分たちの技や知識を少しでも生かそうと模索して生きていたのかなと思った。

    最後のシーンで主人公が語る言葉
    「最初はなかなか、考えたようにはいかないと思われます。ですが始めなければ、何も出来ませぬ」
    甲賀の忍びとしての覚悟を感じ、改めて、忍びとして生きようとする主人公の覚

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    2025年01月09日
  • ひとめぼれ

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    1作目から時が経ち、幼なじみ3人の立場も心持ちも変化していくのを感じてみんな大人になったなあとしみじみ。思い通りにならない、人の生死と色事に正面から立ち向かい最善の裁定をしていく姿も頼もしい。一葉さんの恋心のお話が切なかった

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    2025年01月08日
  • こいごころ(新潮文庫)

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    「こいごころ」は、途中までなぜこのタイトルなのか分からなかったけれど、最後に明らかになる。
    妖は、長生きの代わりに、各々独立した存在だと思っていたけれど、例外もあるのですね。
     新たに登場した妖の医師の火幻は、今後どんな役割を担うのだろう。

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    2025年01月04日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    しゃばけシリーズの第3弾!
    全5篇の中で若だんなの手代がメインとなる物語、「産土」が今までのシリーズの中では
    いつもと違った編成で面白かった。

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    2025年01月03日
  • まったなし

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    のほほんとしている麻之介がここぞというときにはビシッと裁定を下す姿に、頼もしさを感じる。今作は麻之介をずっと傍で支えてきた清十郎とお由宇さんに大きな動きが。みんながずっと同じところにいられないのは少し寂しいけれどそれぞれが自分の生きる道を定めて進んでいく姿が清々しく、感慨深い。

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    2024年12月30日