畠中恵のレビュー一覧
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しゃばけシリーズ第9作。途中までなんだかよく理解できない感覚で読み進めるが、「始まりの日」で伏線回収。もし、あの時違う選択をしたら、というSF的な要素のあるお話だった。
ゆんでめて:長崎屋の若だんな一太郎は弓手(ゆんで)は行方不明の屏風のぞきを探して、噂の鹿島の事触れに屏風の行方を占ってほしいと依頼
あの時、弓手(左の方)に行くはずだった。馬手(めて)に行なければと若だんなは悔やむ
こいやこい:唐物屋小乃屋の跡取り七之助に婚礼の話が持ち上がるが当の七之助は困って一太郎に相談に来た。許嫁であり幼なじみの千里を当ててみよと5人の千里が江戸にやってきたのだ
花の下ひてかっせんしたる:離れの庭の桜の古木でしか花見をしたことがない長崎屋の若だんなが飛鳥山で花見をすることになった。宴の余興に狐と狸が化け比べて盛り上がっているところ幔幕に強い術がかかり不思議な所に迷い込む。一体誰の仕業なのか、花見に同道した寛朝が護符を書いて解決!
一太郎「ああ、今日の宴。あれこれ起こったけど面白かった。これが花見の宴というものだったんだね」
雨の日の客:お江戸が長雨に見舞われ町中の人々が上野などへ避難する事態。そんなところに背が高く喧嘩がめっぽう強いおねという謎の娘。
始まりの日:時売り屋という不思議な商売を営む八津屋勝兵衛が若だんなに奇妙な相談を持ち込んでくるところから話は始まる -
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ネタバレ順番通りに読んでいないので、やっと久しぶりに初期(2巻目)に戻って読んでみると、やはり、それぞれのキャラクターが、ずいぶん変わっていっていたんだな、ということに気付く。
一番印象が変わったのは、鳴家かもしれない。初期は、小鬼という設定通り、少しいかついが、後半になるにつれ、なんだか可愛いペット感覚が強くなってくる。喋り方も違う(印象的な「きゅい」が少ない)。
兄やたちも、若だんなへの対応が少し違う。なんとなく粗さがある感じ。その一番が末尾の「虹を見し事」だ。若だんなが言うことを訊かなかったからといって、お灸を据えるなんて、考えられない。
長崎屋に来る前の松之助兄さんの話、仁吉とおぎんさまとの昔話もある。 -
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しゃばけシリーズ第8弾は、若だんなが目が見えなくなった怪事に皆が奔走する通しのお話。
はじめての:廻船問屋長崎屋の跡取り一太郎12歳の時の初恋めいたお話
そっと見守る兄や達が優しい。
ほねぬすびと:『骨盗人』相手の骨折りを盗む。ただ働きさせる者。ある日突然目が見えなくなった若だんな一太郎。病気がちな上に目まで見えなくなり役立たずになったと気を落とす一太郎だが、見えない分鋭敏になった聴力で長崎屋の危機を救う。
ころころろ:仁吉は目の見えなくなった若だんなのために生目神の玉をもつカッパを探していると妖となった人形小ざさ、見世物小屋で囚われていたろくろっ首に出会い保護することになる。若だんなの目を治したいだけなのに厄介ごとがどんどん増えて困る仁吉。最後にみんなハッビーで終わって良かった。
けじあり:小間物屋多喜屋の主人となった佐吉の身の回りで奇妙なことばかりが起こる。これは一体誰の夢の中なのだろう?
物語のつづき:若だんなの目が治らないので仁吉と佐助は罠を張って神様を捕らえようというのだ。神様なのに罠にかかっちゃうところがしゃばけシリーズのほっこりするところ。
神様が若だんなの目を治すために出したお題は、ある物語のつづきを当てよ、だった。
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しゃばけシリーズ第七弾。
いっちばん:兄の松助が世帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修行にでた。途端に寂しさを感じる若だんなを元気づけるために贈り物を探す妖達。
いっぷく:京の小間物屋小乃屋、西岡屋が江戸の大店廻船問屋の長崎屋に品比べを一緒にやらないかと持ちかけてくる。
この話は若だんなが三途の川から一緒に抜け出した冬吉が関わっていて読者としては楽しめる仕掛けがあった。
天狗の使い魔:大天狗、狐、狛犬による三つ巴の若だんな争奪戦。人質の若だんなが三方よしの解決案でなんとか丸く収まる。
餡子は甘いか:主役は日本橋の北にある菓子司安野屋に修行に出ている栄吉が主役。弟弟子の八助は器用に菓子作りを覚えるのに栄吉は上達の兆しが見えない。とうとう、菓子作りを諦めて他の職を探した方がいいのでは、とまで思い詰める。
ひなのちよがみ:紅白粉問屋一色屋の一人娘お雛は塗り壁と揶揄されるほどの厚化粧だったが大火事の貰い火で贅沢もできず薄化粧になった。すると婿の話が舞い込んでもおかしくないほど可愛いお嬢さんなのだ。商売立て直しのために取引を始めた錦絵屋の秀二郎が急接近し、許嫁の正二郎は気が気じゃない。 -
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しゃばけシリーズ6作目
鬼と小鬼:大火事の煙を吸い込んでしまい死にかけた一太郎は賽の河原にやって来る。現世に戻れるのか?
ちんぷんかん:妖退治で有名な高僧 寛朝がいる上野広徳寺に預けられ寛朝の弟子となった秋英が主人公。本の挿絵の男の人に惚れてしまった娘を救う依頼に困る秋英。
男ぶり:廻船問屋長崎屋の女房おたえ(一太郎の母)の若かりし頃の恋の話。
今昔:一太郎の腹違いの兄 松之助の縁談話、陰陽師の式神使いがなにやらあるようで謎解き
はるがいくよ:長崎屋の若だんな一太郎の住まう離れに植えられた桜の古木、花びらの妖 小紅の短く儚い一生が切ない -
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しゃばけの2巻目、今回は短編集でした。
アニメを観て、興味を持ったしゃばけの世界。
1巻では語られなかった話を、うまく盛り込んだストーリーになっていたんだな、と2巻を読んで気が付きました。
主な登場人物が、皆好ましい人達で、仁吉や佐助はもとより、松之助や栄吉も、良い感じで物語を盛り上げてくれています。
特に、松之助はこの巻で幸せになれて良かったな。
今後もきっと重要なサブキャラとして登場し、どんどん幸せになっていくのかな、と期待しています。
こんな良い人達や憎めない妖達に囲まれて、若だんなは、幸せだなと思います。
もちろん、身体が弱い事や大店の跡取りという重積もありましょうが。
そして、ただただお花畑のようなほんわかした雰囲気だけではなく、人殺しの事件が出てきます。
その犯人を若だんなが推理したりする流れなのが、ミステリー好きの私にはお気に入りです。
推理自体に重きを置いてるわけではありませんが、良いスパイスになっていて、読んでいても飽きが来ない。
これからも、続きを楽しみに読んでいきたいと思います。