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寝込まなくなった・という事は丈夫になった・という事だろうか?キャラが崩れる~あの佐吉が全身に熊にでも引っ掻かれたような傷ができたのか?料理屋同士の縁組みが壊れたのは嫁を迎える姑が妬いたから!白黒毛むくじゃらの子犬は油問屋の奉公人によって盗みの手助けをするように仕込まれていた!神田の武家が悪夢に悩まされ、長崎屋の離れに女のお化けが現れ、食べようとした天麩羅に足が生えて逃げ出すのはどうして?長崎屋を辞めていこうとする番頭二人と小僧はそれぞれ悩みを抱えている~なぜ、佐吉は願興寺を庇った?どうやって子犬に鍵への執着を持たせられる?古着屋から紐が盗まれ、漬け物屋から樽が盗まれた訳は?武家が書いた本からどうして怪しが現れる?謎が解けるどころか深まった!願興寺(がごぜ)とは、その名の寺の下働きが妖怪になったものだった
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江戸を舞台に、妖(あやかし)たちと、彼らが身を寄せる大店の”若だんな”が活躍する、『しゃばけ』シリーズの第23弾です。
妖界の大物を祖母にもつ若だんなは体が弱く、二人の屈強な妖が“兄や“として付き添っています。
ある日、その一人である佐助が、血らだけになった姿で、若だんなの前に現れます。
「大したことはない」と言い張る佐助ですが、周囲の妖たちは、その理由をあれこれと詮索し始めます。
「誰が佐助の怪我の理由を突き止めるか、賭けをしよう」ということになり、聞き込みを始める、妖たち。
誰が、この賭けに勝つのか・・・
このように始まる表題作『なぞとき』を含め、5つの連作短編が収められています。
今回も、若だんなや妖たちによるなぞ解きや騒動の解決を、楽しく読ませてもらいました。
本作は『しゃばけ』シリーズとして、オーソドックスな内容のように、感じました。
しかしその中には、熱を出さない日が続いたり、店の問題の解決を任せられたりと、若だんなの「成長」も感じられるエピソードもありました。
まだまだ続いて欲しいけれども、変化も欲しい。
長編シリーズが求められるニーズに応えてくれていると感じた、今回の作品でした。
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Posted by ブクログ
今回初めて文庫でなく単行本で読みました。まだ文庫になってないからね。いよいよ次で既刊は最後。さみしくなるなぁ。
さて、たいてい一番最後のお話が一番よかったと思ってる気がします。
連載→単行本化だからたまたま?あるいはここらで本になるなと見越して書いておられるのかな?
舞台は江戸時代だけど、現代劇のようなものだから当たり前かもしれないけど、今に通ずることが多い。
「里を捨てると自分を覚えていてくれる人がいなくなる」というセリフにはドキッとしました。
今は人と色んな繋がり方があるし、昔と比べたら毒親なんかと縁を切るのも容易になったように思うけど、それでもさみしい人、多いよね。
結局人心なんてものは数百年では変わらないのかなと思ったり。
Posted by ブクログ
〔なぞとき〕あの佐助を血まみれにしたのは鳴家? まさかね。若だんなは《佐助には、見栄を張らない強さがあるから》たいしたことではないのだろうと心配はしておらず皆でその原因探りの賭けを始める。
〔かたごごろ〕おしろの三味線の弟子、小島屋のお照の縁談が破談になったのはなぜ? ふたたび謎解き合戦が始まる。
〔こいぬくる〕鍵好きの仔犬が迷い込んできた。
〔長崎屋の怪談】妖たちに気付かれず若だんなの枕元に立った女(の幽霊?)や逃げ出した蕎麦や天麩羅(のタネ)。
〔あすへゆく〕藤兵衛から、今度長崎屋を辞めることになった三人の相談相手を命じられた若だんなだが、それぞれ面倒事が持ち上がる。
〔感想〕今回のテーマは「なぞとき」? でもいつもそうやからなあ。
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