畠中恵のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    そのお店が好きなんだなぁと伝わる内容だったと思うけど、時間がたって、覚えているのは朝井リョウだけ…。

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    2024年10月27日
  • なぞとき

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    人間の短絡的で愚かなありようが哀しい。けれども、人も妖も、若旦那と関わりができると良いように収まるようだ。自分の身を案じてもらえると、ひとまず気が済むからかもしれない。しかも、そうこうするうちに仲間が増えたので、若旦那が手に余る問題でも、助け船が出るようになった。それもまた若旦那の人徳かな。

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    2024年10月19日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

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    <目次>
    略

    <内容>
    読んだ順番が逆なので、大久屋の登場とか十夜の生まれの謎とか知った上での話でした。つくもがみたちがどんどんしゃっべたり、活躍したり、ニヤニヤしながら読みました。

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    2024年10月12日
  • なぞとき

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    うっかり1巻飛ばして読んでしまった。

    なぞとき、と言いつつ謎自体はあっさり解けてその後の展開が面白かったりする。
    さすがだな。

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    2024年10月04日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    シリーズ12弾。
    今回も面白く読ませていただきました。
    お金を稼ぐ大変さ、後輩に教える大変さは昔も今も同じですね。
    お見合いもバタバタなりましたが収まるところに収まる。
    仁吉が記憶喪失になるのは意外でした。
    最後の話は幽霊より人間が怖いと思いました。

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    2024年09月30日
  • ちょちょら(新潮文庫)

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    「ちょちょら」とは弁舌の立つお調子者、との説明。「まんまことシリーズ」の主人公に近いかと思ったが、全然違う主人公だった。
    間野新之助は兄が留守居役だったが、その兄が自裁したため後任として留守居役になってしまった。優秀な兄と比較して劣等感を持っている新之助は失敗ばかりしてしまう。留守居役については上田秀人さんの『百万石の留守居役シリーズ』で詳しく知っていたので、同じ大名の留守居役組合の先輩方に相当虐められると思っていた。ところが、先輩方は愛情ある鉄拳指導で厳しくも教え導いてくれる。
    兄の元許嫁に対する憧れや、藩の上司である家老との剣を抜きあっての騒動とかてんこ盛りの内容。最後は印旛沼の開拓騒動で新人ながら全ての大名を巻き込み指導的役割を果たして行く。兄の死の真相探しなどミステリー的要素も盛り込まれていて、500ページ以上のボリュームながらなんとか読み終えられて良かった。

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    2024年09月25日
  • 猫君

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    どんとこい猫又!
    実際に猫と暮らしてる身としては20歳超えて猫又になってくれるならほんとに嬉しい。
    全体的に盛り上がりどころが今ひとつだったかな、という感じはした。猫たちは可愛いけど、問題の解決方法があっさりしてたかなぁ。

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    2024年09月13日
  • 新・しゃばけ読本(新潮文庫)

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    <目次>
    略

    <内容>
    2010年刊の「しゃばけ読本」(新潮文庫)に2006年刊の「みぃつけた」(しゃばけの絵本)を合本にしたもの。しゃばけの人物一覧や2010年まで(17巻むすびつき)までの各話あらすじ、長崎屋や裏長屋の平面図、などなどが載っている。コンパクトに「しゃばけ」シリーズを知りたい人によい!

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    2024年09月02日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    若だんなの為に色々な薬を試して倒れてしまった藤兵衛の為に一生懸命頑張る若だんなと妖たち。狂骨との戦いなどハラハラする場面がありつつ、最後はほのぼのとした気もちで終われるのがこのシリーズの良さだと思う。黒羽坊が寺に馴染んでいるのもホッとした。

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    2024年09月01日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    金次の富札が巻き起こした騒動は現代でも起こりそうな話…お金が絡むと人は変わってしまうのだと切なくなりつつも、金銭に執着がない妖達と若だんなの余裕っぷりがなんだか“ズレて”いる姿には心が和む。小僧時代の仁吉と佐助の初々しいお話も良かった。栄吉の菓子の出来不出来の落差がスゴすぎるw

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    2024年08月24日
  • いわいごと

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    ネタバレ

     これは意外な展開だった……! 巻末の解説でも触れられているとおり、江戸時代の結婚事情を考えれば「そういうものかもしれない」と腑に落ちるものではあるのですが、読者感情としてはなんとも複雑……この展開を手放しで喜ぶのは、正直、かなり厳しい気がします;
     巻が進むにつれて、麻之助たちの立場上、シリーズ初期のような馬鹿や無茶が減っているのをちょっと寂しく思う反面、個々の成長や変化をリアルに丁寧に書いているんだなぁとも思わされました。
     麻之助の嫁取りという一つの区切りもついたところで、はてさて、ここからどう展開させていくのやら……?

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    2024年07月27日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    前作の『やなりいなり』を読んだのが10年以上前。
    魅力的なので主要な登場人物のことはよく覚えていた。
    聡明な若旦那だけど、今まで病弱で弱気になることが多かったが、今回は「おっ」と思うところがあった。
    成長しているんだなあ。

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    2024年07月23日
  • いわいごと

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    生まれた時から名主の跡取りが決まっていてお決まりのお気楽な育ちの主人公。今回は麻乃介の再婚話。自分の意志は言葉にしない、相手の意志に任せる(尊重する)
    麻乃介。流れに任せる生き様。そんな主人公

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    2024年07月06日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    【2024年139冊目】
    長崎屋の若だんなはとかく体が弱い。故に周りの者はいつも戦々恐々、病に倒れないかと心配をする日々。そんな境遇に鬱屈とした感情を抱いていた若だんなは、ひょんなことから初めて江戸を出て、箱根くんだりまで湯治に赴くことになる。ゆったりと湯につかって体を強くするつもり――だったのだが。「しゃばけ」シリーズ第五弾。

    うっかり続きものを途中から読んでしまったぜシリーズです。ただの時代小説ではなく、妖怪も出てくる建付けで、物語としては結構いろいろあるんですけれども、なぜだが全編ゆったりと時間が流れる不思議なお話でした。

    テンポが悪いわけでも、良いわけでもなく、物語の展開も次々と変わっていくのですが、なぜだかゆったりと読める。一重に、主人公である若だんなの鷹揚さによるところなのかもしれませんが、話の展開的にもう少しハラハラする感情を抱きたかったな〜という感じ。

    テンポの合う、合わないは結構はっきりわかれそうです。そもそも途中から読むなよいう話かもですが。時代小説や妖怪小説が好きな方は、世界観が合うかもしれません。

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    2024年07月04日
  • 猫君

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    20年生きた猫は猫又になるそうな。

    ヒトの言葉を話し、化けることもできる猫又。
    うちの子たちが猫又になったらきっとこういう感じかなぁ...ニヤニヤと妄想が止まらない。

    猫と生活をともにするようになってから早5ヶ月、まさか私がこんなに猫にのめり込んでしまうとは。

    猫又でも化け猫でもなんでもいいから、とにかく長生きしておくれ。

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    2024年06月30日
  • さくら聖・咲く 佐倉聖の事件簿

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    ネタバレ

    中学生の弟拓を養うため、元大物政治家、大堂の事務所で事務員して働く聖。大学を出た後は政治などといういかがわしいものときっぱり縁を切ってサラリーマンとして真っ当で地道な未来を進みたいんだと就活中。議員たちが持ち込んで来る難題を体力もあり頭の切れる聖はクリアしていくのだが、自分は何者になりたいかという未来には迷ってしまう。聖は不良だった過去はあるが、弟の面倒はみるし、お世話になってる人にきちんと仁義を通すできた若者だからこそ、周りの大人たちが見守ってくれているんだ。最後の決め方には大堂の愛を感じた。

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    2024年06月25日
  • こいわすれ

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    江戸時代の神田町の話。ほのぼのだが謎解きミステリーあり。町人達のもめ事を調停する主人公やその周りの人達が面白い。ちょっと前の最新刊を読んだら面白くてまたシリーズ最初から読み直した。あっという間に読み終わった。ページを捲るのが止まらない。

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    2024年06月13日
  • またあおう(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ
    えどさがし以来の外伝。

    想像していた内容とは違っていたけれど、それなりにおもしろく読めた。
    ただ若旦那が出てこないのは、ちょっと寂しい。
    もちろんあらゆるところに、若旦那の存在感はあるのだけれど。

    妖達もそれなりに成長しており、「全ては若旦那の為」と一貫したポリシーのもと、様々なことに立ち向かっていた。
    普段はわちゃわちゃしているのに、なかなか頑張ったと思う。

    まぁ、若旦那がいないので、それ程込み入った内容にならないのは仕方ないが、かなり物足りなく感じた。


    2024/06/09 10:44

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    2024年06月09日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    心優しき若だんなと妖たちがちょっと訳ありの難事件に挑んでいく。「こわい」の話は“優しさ”を優しさとして素直に受け取れない心理が切なかったし不幸は自らの欲望が招いてることもあるのだなあ、と教訓になった。「畳紙」のお話は屏風のぞきとの飄々としたやり取りが心の厚化粧を落としていく過程が良い。妖たちと若旦那のやり取りが微笑ましい。

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    2024年05月31日
  • 猫君

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    時代小説はあまり普段読まないけど、これはわりと読みやすかったです。
    猫たちが主役のお話なので、癒されながら読めました。みかんが可愛くて、時に頼もしかった。新人猫又たちの成長も見どころで、楽しめた。

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    2024年05月19日